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高卒就職はやばい?内定率や成功させるためのコツ・おすすめの職業を紹介!
公開日
この記事のまとめ
- 高卒就職者の内定率は約75%なので「やばい」とは言い切れない
- 高卒就職が「やばい」といわれる理由は、大卒と比べて収入が低い傾向にあるから
- 高卒就職におすすめの職業は飲食業や公務員、IT系の職業など
- 高卒就職はやばい訳ではないが、自分の知識やスキルを高めることが大切
高卒就職を目指す方のなかには、「やばいと思われる?」「就職内定率は?」と疑問に感じる方もいるのではないでしょうか。高卒者の就職内定率は約75%なので、一概に「やばい」とは言い切れません。ただし、一般的には大卒よりも高卒のほうが、収入が低い傾向にあるのは事実です。このコラムでは、大卒と高卒の賃金を紹介。高卒就職が「やばい」といわれる理由もまとめているので、参考にしながら前向きに就活を進めましょう。
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高卒就職はやばい?
高卒で就職することを「やばい」と考える必要はありません。文部科学省の調査によると、2022年3月の高卒予定者の就職内定率は全体で75.1%でした。男女別では男性が76.3%、女性が73.2%です。「高卒就職はやばい」と言い切れるほど低い就職率とはいえないでしょう。
一方で、高卒と大卒では、収入に差が出るという調査結果もあります。詳しくは「高卒就職が「やばい」といわれる4つの理由」の項目で解説するのでご覧ください。
参照元
文部科学省
令和4年3月高等学校卒業予定者の就職内定状況(令和3年10月末現在)に関する調査について
高卒就職のメリット
高卒就職には以下のメリットが挙げられます。
・大卒よりも4年多く社会人経験を積める
・学費が掛からず、収入を得られる
・入社後に細やかなサポートを受けられる企業がある
高卒で就職すると、技術や知識などを身につけながら収入を得られます。また、経験を積み実績を出せば、活躍できる場面が広がる可能性もあるでしょう。高卒就職者向けのサポート体制を整えている企業もあるので、「高卒者はやばいと思われるかも?」といった心配をすることなく、働きはじめられます。
高卒就職のデメリット
高卒就職のデメリットとして考えられる点は、以下のとおりです。
・応募要件に「大卒以上」と記載がある求人には応募できない
・高卒は大卒よりも年収が低い傾向にある
・就職後に大学で学びたくなった場合、学業と仕事の両立が必要
最終学歴を一つの判断材料としている企業もあります。いくら興味があり就職したいと思っても、企業の求人の応募要件に「大卒以上」と記載があれば、高卒者は応募できません。転職する場合も同様です。また、高卒就職後に「やっぱり大学で学び直したい」と考えたとき、仕事をしながら学習の時間を確保しなければなりません。社会人になってから、通信や夜間の大学で学ぶ人もいますが、授業や課題提出と仕事を両立させるのは、心身ともに容易なことではないでしょう。
高卒就職で後悔する人としない人の違い
「『大卒以上』の企業・業界へ就職したい」「勉強だけに集中したい」「幅広い選択肢から就職先を選びたい」と考える人が、高卒就職をすると後悔してしまう可能性があります。反対に、「1年でも早く経済的・社会的に自立したい」「学費という出費をしたくない」と考える人は、高卒就職しても後悔しない傾向があるでしょう。自分がどちらの考え方に該当するかを、見つめ直してから判断することが大切です。「高卒が大手企業に就職しやすい業種とは?ポイントや注意点もご紹介」のコラムでは、大手企業に就職したい高卒者におすすめの業界や、注意点などを紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。高卒就職が「やばい」といわれる4つの理由
ここでは、高卒就職が「やばい」といわれる理由を4つ紹介します。
1.大卒と比べると収入が低い傾向にある
高卒就職が「やばい」といわれる理由の一つに、大卒と比べると収入が低い傾向にあるという点が挙げられます。2021年の厚生労働省の調査によると、高卒者の賃金(男女計)は20~24歳で19万9,000円、大卒者は22万9,400円でした。性別・年齢・学歴別の賃金は以下の表をご確認ください。
高卒男性 | 大卒男性 | 高卒女性 | 大卒女性 | |
---|---|---|---|---|
20~24歳 | 20万4,300円 | 23万1,100円 | 19万円 | 22万7,500円 |
25~29歳 | 23万4,500円 | 26万7,000円 | 20万2,000円 | 25万2,300円 |
30~34歳 | 26万1,100円 | 31万4,100円 | 21万2,000円 | 27万5,500円 |
35~39歳 | 28万4,700円 | 36万4,800円 | 21万6,000円 | 29万8,200円 |
40~44歳 | 30万7,700円 | 40万7,200円 | 22万2,300円 | 32万3,300円 |
引用:厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査結果の概況【学歴別】」
男女ともに年齢が上がるほど、高卒と大卒で収入の差が大きくなることが分かります。
賃金は就職する会社によって異なるので、一概に「高卒だから高収入は望めない」とはいえません。しかし、厚生労働省の調査からも分かるように、一般的には大卒者に比べ高卒者のほうが賃金が低いことから、「高卒就職はやばい」という印象をもつ人がいるのも事実です。
参照元
厚生労働省
令和3年賃金構造基本統計調査 結果の概況
2.就職・転職先の選択肢が狭まる
高卒は、大卒よりも就職・転職先の選択肢が狭まるため、高卒就職は「やばい」といわれることがあります。大手企業や専門的な知識が必要な業種では、高卒者の応募を受け付けていないことも。高卒者の応募が可能な企業であっても、大卒者と選考を争うことになるので、内定獲得は容易ではないでしょう。また、就職から何年か経ったあとに挑戦したい分野ができたとしても、「高卒以上」と記載のある求人にしか応募ができない、ということを覚えておく必要があります。高卒者が応募しやすい求人のなかには、労働環境が粗悪な企業もあるので注意しましょう。高卒就職におすすめの職業を、「高卒就職はやばくない!おすすめの職業5選」の項目で紹介しているので、参考にしてください。
3.昇進時に不利になる場合がある
高卒者は就職に成功しても、昇進時に不利になる場合があるようです。なかには、業務の経験年数よりも、最終学歴を軸として昇進時期を判断している企業も。昇進できなければ給与を上げるのは難しいので、「大学を卒業していれば…」と後悔する人もいます。一方、近年では学歴ではなく経験と実績をもとに、昇進・昇給を判断している企業も増えているようです。このような企業の場合は、大卒よりも高卒のほうが早く昇進できる可能性が高いため、「高卒で就職すれば良かった」と後悔する方もいます。職種や企業、あるいは経営者の方針などによって昇進の基準は異なるので、高卒と大卒でどちらが有利・不利とは言い切れません。
4.大卒・高卒といった学歴だけで判断する人もいる
世の中には多様な価値観をもった人が混在しています。なかには、大卒・高卒といった学歴だけで判断する人もいるでしょう。たとえば、「結婚するなら大卒以上が良い」「高卒やばい」といった考え方の人がいるのも事実です。また、パートナー自身がそのように感じていなくても、相手の親が学歴を重視している場合もあります。「高卒女子の就職事情!高収入を得るには?おすすめ職種や就活のコツを解説」のコラムでは、高卒女性が高収入を得る方法や就職を成功させるポイント、おすすめの職種などを紹介しているのでご覧ください。
高卒就職はやばくない!おすすめの職業5選
ここでは、高卒就職におすすめの職業、「飲食・サービス業」「公務員」「IT系の職業」「建設業」「介護・福祉業」の5つを紹介します。
1.飲食・サービス業
高卒就職には、飲食・サービス業がおすすめです。たとえば、レストラン・アパレル・会社の受付・娯楽施設のスタッフなどの仕事が挙げられます。専門的な知識や資格が必要な場合もありますが、無資格・未経験者も応募可能な求人が多いのが特徴です。
2.公務員
高卒で就職を目指すなら、公務員もおすすめです。公務員は、比較的収入が安定している仕事の一つ。ただし、公務員と一口にいっても、国家公務員や各市区町村役場の職員、警察官など種類はさまざま。そのため、高卒者も応募可能ではあるものの、職種や担当部署によっては、学歴や専門的な資格を求められる場合もあります。「公務員になるのに学歴は必要?試験や給料は異なる?」のコラムで詳しく解説しているので、公務員への就職を目指す方はチェックしてください。
3.IT系の職業
高卒の方には、IT系の職業への就職もおすすめです。たとえば、Webサイトの制作・スマホアプリの開発・オンラインショップの運営などがあります。IT系はスキルを重視する傾向にあるので、業界未経験者や高卒者の求人も多くあるようです。パソコンやプログラミングに関する資格を取得したり、勉強したりしておくと就職の際に役立つでしょう。
4.建設業
体力に自信のある高卒の方には建設業もおすすめ。マンションや一戸建てなどの家屋、あるいは橋やトンネルといった建造物の建設に携わる仕事です。少子高齢化により人手不足がつづく建設業界では、体力のある若年層を求める企業が増えています。
5.介護・福祉業
高卒で介護・福祉業への就職を目指す方もいます。主な仕事内容は、高齢者の自宅や施設などで、食事・入浴・排泄といった生活のサポートをすること。介護や福祉に関連する資格をもっていない高卒の方も応募可能な求人も多くあります。また、就職後に、資格取得のサポートをしてくれる企業もあるようです。
高卒で就職を成功させるコツやおすすめの職業については、「高卒で就職するのにおすすめの仕事は?就活を成功させるための方法も紹介!」のコラムでも詳しく解説しています。高卒におすすめできない職業も紹介しているので、就職活動の際にあわせてご参照ください。
高卒就職を成功させる3つのコツ
ここでは、高卒就職を成功させるコツを、「専門的な知識やスキルを身につける」「自己分析を行い得意なことを見つける」「就職エージェントを利用する」の3つに分けて解説します。
1.専門的な知識やスキルを身につける
高卒就職を成功させるには、専門的な知識やスキルを身につけるという方法があります。就職したい企業や業界を探し、入社後に業務で活かせる知識を学んでおきしょう。また、資格は取得済みのものだけでなく、勉強中のものも履歴書に記入することができます。面接の際、意欲を示すアピールポイントにもなるので、積極的に取り組みましょう。
普通自動車の運転免許も資格の一つです。求人のなかには、運転免許を必須条件としている場合があるので、選択肢を広げるためにも取得しておくと良いでしょう。
2.自己分析を行い得意なことを見つける
高卒就職の際は自己分析を行い、自分の得意なことを見つけるのも大切です。自分の内面と向き合うことによって、やりたい仕事・やりたくない仕事が明確になるでしょう。就職後のミスマッチや早期離職を避けるためにも、自己分析を行うことは重要です。「自己分析のやり方が知りたい!ノートを使った簡単でおすすめの方法をご紹介」のコラムを参考にしながら、自己分析を行ってみてください。
3.就職エージェントを利用する
高卒で就職することに不安を感じている場合は、就職エージェントを利用するのも一つの手です。就職エージェントには、プロの就活アドバイザーが在籍しているので、疑問や不安に対し的確なアドバイスをもらうことができます。また、「自分にどのような仕事が向いているのか分からない」という場合でも、相談にのってもらえるでしょう。
若年層向けの就職・転職サービスを行うハタラクティブでは、企業選びや面接対策、入社後のフォローなどのサポートを行っています。また、「高卒就職ってやばい?」と不安に感じている方にも、面接での自己アピール方法や、面接時のマナーなどを無料で丁寧にアドバイス。カウンセリングはマンツーマンで行うので、お悩みの方はぜひ一度ご相談ください!
就活アドバイザーとして数々の就職のお悩み相談をしてきました。言葉にならないモヤモヤやお悩みを何でもご相談下さい!
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