高卒女子の就職事情!高収入を得るには?おすすめ職種や就活のコツを解説

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この記事のまとめ

  • 高卒女子の就職内定率は97.1%と高め
  • 高卒女子の初任給は低めだが、専門スキルの習得や転職により収入アップが可能
  • フリーターやニートの高卒女子は、キャリア構築のためにも早めに就活を始めよう
  • 高卒女子の就職先には、サービス業や飲食業といった業種がおすすめ
  • 高卒女子の就職には、簿記やMOSなどの資格が役に立つ

「高卒女子の就職は難しそう…」と、学歴を気にして就活を不安に思っている方もいるでしょう。実際のところ、高卒者の就職内定率は男女ともに高く、採用ハードルもそれほど高くありません。このコラムでは、高卒女子向けに、就職事情やおすすめの業種・職種、役立つ資格などをまとめています。これから就職活動をしようと考えている高卒女子は、ぜひ参考にしてください。

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高卒女子は就職できる?

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高卒女子の就職は十分可能です。文部科学省の「令和3年3月高等学校卒業予定者の就職内定状況(令和3年3月末現在)に関する調査について」によると、2021年3月における高校新卒者全体の就職内定率は97.9%でした。非常に多くの高卒者が安定して就職先を獲得している状況がうかがえます。

高卒と大学新卒の就職内定率

高卒と大学新卒の就職内定率を比較します。高卒は文部科学省「令和3年3月高等学校卒業予定者の就職内定状況」、大学新卒は同省「令和2年度大学等卒業者の就職状況調査」のデータを使用し、まとめた結果は以下のとおりです。

  高卒 大学新卒
女性 97.1% 97.2%
男性 98.4% 95%

引用:文部科学省「令和3年3月高等学校卒業予定者の就職内定状況」「令和2年度大学等卒業者の就職状況調査

学歴・性別で見ても、就職内定率に大きな差はありません。高卒も大学新卒もほとんどが内定を獲得していることが分かります。ただし、高卒の就職率が高いのは、在学中に就活しているからです。卒業後、高卒のニートやフリーターとして就活すると、通常よりハードルは高くなると考えられるでしょう。

参照元
文部科学省
トップページ

高卒の求職者数・求人倍率

高卒新卒の女子は、求人数や求人倍率もチェックしておきましょう。厚生労働省の「令和4年3月高校・中学新卒者のハローワーク求人における求人・求職状況」によると、2022年に卒業する高校新卒者の求人数は約34万6,000人、求職者数は約14万5,000人、求人倍率は2.38倍となっています(2021年7月時点)。

  求人数(人) 求職者数(人) 求人倍率(倍)
2018年 37万4,838 18万128 2.08
2019年 42万6,119 17万9,973 2.37
2020年 44万3,346 17万5,746 2.52
2021年 33万5,757 16万1,666 2.08
2022年 34万5,563 14万4,946 2.38

引用元:厚生労働省「令和4年3月高校・中学新卒者のハローワーク求人における求人・求職状況を公表します(7月末現在)(p.4)

2.38倍という結果は、働きたい高卒新卒者一人につき2件以上の求人があるということです。仕事の数が就活している人の数を大きく上回っているため、高卒女子が新卒として正社員就職することは十分可能といえるでしょう。
高卒でも就職のチャンスはある!おすすめの就職先や就活成功のコツを紹介」のコラムでは、高卒向けの就職方法を紹介しています。これから正社員に就職したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

参照元
厚生労働省
令和4年3月高校・中学新卒者のハローワーク求人における求人・求職状況を公表します(7月末現在)

高卒を含める女性の就職状況の変化

ここでは、高卒を含む女性の就職状況の変化を解説します。女性が活躍しやすい社会へと進んでいることを知って、前向きに就活を始めましょう。

女性の正社員採用に力を入れる会社が増えている

最近は、女性の雇用に力を入れる会社が増えてきています。正社員として採用されれば、安定した収入を得られるでしょう。「無期雇用で長く働きたい」「キャリアアップを叶えたい」などと考える高卒女子は、女性の活躍をバックアップしている会社を就職先に選ぶのがおすすめです。

女性の働きやすい環境が整ってきている

出産後も仕事へ復帰する女性が多く、女性が働きやすいように環境を整える会社が増加。男性・女性に関わらず、育児休暇を取得しやすい環境を整えることで、女性の子育ての負担を軽くして女性が長く働ける職場へと改善されています。

女性活躍推進に力を入れる企業の見分け方

女性活躍推進に対する取り組みを実施し、優良と認められた企業は、厚生労働大臣が定める女性活躍推進法認定マーク「えるぼし認定」を受けられます。高卒女子は、女性が活躍しやすい就職先を見極める一つの目安として、えるぼしに認定された企業を探してみるのも良いでしょう。また、「女性活躍中」と求人で記載のある企業も、女性活躍推進に力を入れている企業です。
管理職にはまだまだ女性が少ないのが現状

管理職や役員は、女性よりも圧倒的に男性が多いのが現状です。女性は妊娠・出産をすると、一定期間仕事を休む必要があるため、男性の方がキャリアを積み上げやすいことが理由の一つ。いずれはキャリアアップしたいと考えている高卒女子は、求人に応募する際、女性管理職がどれだけいるかに注目すると良いでしょう。

参照元
厚生労働省
女性活躍推進法特集ページ(えるぼし認定・プラチナえるぼし認定)

高卒女子が就職すると給料はどれくらい貰える?

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ここでは、初任給と平均給料を学歴・男女別で比較していきます。高卒として就職するか、大学へ進学するか悩んでいる女性は、ぜひ参考にしてください。

学歴・男女別の初任給

厚生労働省の「令和元年賃金構造基本統計調査結果」による、学歴別の初任給は以下のとおりです。

  高卒の初任給 大卒の初任給
全体 16万7,400円 21万200円
男性 16万8,900円 21万2,800円
女性 16万4,600円 20万6,900円

引用:厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況:1 学歴別にみた初任給

高卒女子の初任給が16万4,600円であるのに対し、高卒男子の初任給はやや高めの16万8,900円となっています。大学新卒の場合は、女性の初任給が20万6,900円、男性は21万2,800円です。高卒の初任給は男女ともに大学新卒よりも3〜4万円程度低いことが分かります。

参照元
厚生労働省
ホーム

学歴・男女別の平均給料

厚生労働省の「令和3年賃金構造基本統計調査」によると、学歴・男女別の平均賃金は以下のとおりです。

  高卒 大卒
男性 29万5,100円 38万6,900円
女性 22万円 28万8,900円

引用元:厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査

このデータでは、高卒女子の給料が最も低いことが分かります。ただ、あくまで平均なので、この給料しか得られないというわけではありません。これから就職を検討する高卒女子は、高卒就職の現状を知っておくことが大切です。

参照元
厚生労働省
令和3年賃金構造基本統計調査 結果の概況

男女では雇用形態の割合も異なる

正社員のほうが非正社員よりも給料が高い傾向があるため、雇用形態の違いは、給料の差に影響しています。総務省統計局の「2022年 労働力調査」によると、男女別の正社員・非正社員の割合は、以下のとおりです。

  正社員 非正社員
女性 46.7% 53.3%
男性 78% 22%

引用:総務省統計局「2022年 労働力調査

男性の正社員が約7割に対し、女性は半数にも満たない割合であることが分かります。ただし、女性のなかには、家事や育児をするために、あえて比較的自由に働ける非正社員として働いている人もいるでしょう。そのため、一概に女性が正社員になりにくいというわけではありません。

参照元
総務省統計局
労働力調査(基本集計) 2022年(令和4年)2月分結果

高卒の給料は男女差よりも学歴による差が大きい

前述のとおり、高卒の給料は「高卒男子」「高卒女子」といった性別だけでなく、「高卒」「大卒」の学歴による差もあるのが現実です。とはいえ、就職後は学歴や性別よりも実績やスキルによって昇給する会社が多いといわれています。高卒女子も若いうちに就職して活躍すれば、結果によって収入アップが叶うこともあるので、「高卒女子は頑張り次第で給料アップできる」とポジティブに考えましょう。

【給料の基本用語】求人の月給・月収とは?

月給とは、基本給に各種固定手当(資格手当や住宅手当など)を加えたもの。月収とは月給に変動手当(残業手当や休日出勤手当など)を加えた1ヶ月の給与の総支給額を指します。高収入を得たいと考える高卒女子は、求人募集の内容をきちんと読み取れるように、「月給」「月収」の違いを理解しておきましょう。詳しく知りたい方は、「月給と月収の違いとは?手取りや基本給といった給与の基本用語を解説」のコラムをご参照ください。

高卒女子が就職して高収入を得る4つの方法

高卒女子が高収入を得るには、専門的なスキルを習得したり、年収の高い業種に就職したりする方法があります。すぐに高収入を得られなくても、今の自分にできそうなことからチャレンジすれば、将来的に収入は増えていくでしょう。

1.専門的なスキルを身につける

高卒女子が専門職や技術職などに就職して収入アップを目指すなら、専門的なスキルが必要です。会社によっては、業務に必要な資格を身につければ、キャリアアップできるだけでなく、資格手当が付与されることもあります。得意分野や興味のあるものから、仕事に役立つスキルを習得するのがおすすめです。

2.高収入を得られる業界を目指す

高収入を得やすい傾向がある業界へ就職する方法もあるでしょう。高年収が期待できる業界には、IT業界や金融業界、不動産業界、建設業界などが挙げられます。高収入を得られる業界について詳しくは、「高収入の仕事に就くにはどうしたら良い?稼げる職業の共通点も紹介!」のコラムをチェックしてみてください。

3.就職先で着実に成果を出す

就職先の仕事で着実に成果を出すのも、高卒女子の収入アップにつながります。実力主義の風土がある職場やインセンティブ制度を導入する企業では、評価次第で収入アップを図れるでしょう。「インセンティブ制度って何?」という高卒女子は「お金以外にもある!インセンティブとは?」をご覧ください。

4.業務経験を積んだうえで転職する

一定期間業務に従事したうえで、身につけたスキルを役立てられる業種・職種に転職するのも高卒女子が高収入を得る方法の一つ。即戦力となるスキルや実績があれば、転職採用の場で評価されやすくなります。

高卒女子が卒業後に就職しなかったらどうなる?

ここでは、厚生労働省の「正規雇用へ転換した方の特徴と影響」をもとに、高卒女子が就職しないリスクを解説しています。高校卒業後、就職をしようか悩んでいる方は参考にしてください。

年齢を重ねるほど就職のハードルは高くなる

高卒女子に限らず、採用の場では年齢が上がるほどスキルや経験が求められるようになります。「いつか正社員になろう」と就職を先延ばしにしていると、スキルや経験のない状態で採用してもらうことは難しくなるでしょう。少しでも若いほうが採用のハードルは低いため、すぐに就職活動をすれば比較的スムーズに就職できるはずです。

正社員雇用転換者比率は30代後半から低くなる

正社員就職を目指す高卒女子は、30代後半になると正社員雇用転換者比率が下がり始めることも確認しておきましょう。以下は、2017年の厚生労働省「労働経済分析レポート」から、男女・年齢別に非正規雇用から正規雇用へ転換した人の割合を示した表です。

  女性 男性
15~24歳 6.4% 14.9%
25~34歳 8% 14.6%
35~44歳 4.5% 12.7%
45~54歳 2.2% 9.3%
55~64歳 1.4% 5.9%

引用元:厚生労働省「正規雇用へ転換した方の特徴と影響(p.2)

上記では、男女とも年齢の上がるごとに正社員移行率が減少。なかでも女性は、25〜34歳をピークに急激に下がっています。このことから、年齢を重ねるほど正社員になる人が少なくなることが分かるでしょう。フリーター・ニートの高卒女子は、今の状況をできるだけ早く脱することをおすすめします。

参照元
厚生労働省
労働経済分析レポート

フリーターやニートの高卒女子が早めの就職をすべき理由

現在フリーターやニートの高卒女子は、できるだけ早く就職活動をスタートしましょう。高卒女子の就職は、年齢が上がるほど採用ハードルも上がります。正社員を目指すなら、今すぐにでも行動に移すことが大切です。

年齢が若ければ資格なしでもポテンシャルが武器になる

年齢の若い高卒女子は、資格やスキル、キャリアなどがなくてもポテンシャルを評価してもらえる可能性があります。学生時代やアルバイト先での経験、自身の長所など、就職活動でアピールできることを探しましょう。自分の強みや熱意をきちんとアピールできれば、就職成功の可能性が高まります。

高卒で就職すれば安定した収入を得られる

高卒で正社員として就職すれば、早くから安定した収入を得られます。先述のとおり、高卒女子の初任給は大卒と比較すると少ないですが、早く働き出した分、安定した収入を長期間得ることが可能です。正社員にはボーナスや諸手当、昇給などもあるため、大卒者が新卒として入社するころには、大卒者の初任給よりも高い給料を貰えるようになっている可能性もあるでしょう。

若いうちから正社員として経験を積める

高卒で就職すると、大学に進学した同世代よりも早い段階で社会人経験を積めます。社会に出てマナーを身につける、スキルを磨く、キャリアを積むといった経験を若いうちにできるため、大卒者が新卒として入社するころには一足先に社会人として成長できます。就職に不安を感じている高卒女子は、「若いうちに経験を積めるチャンス」と前向きに捉えましょう。

女性の働きやすい会社を選べばキャリア形成しやすい

結婚後も働きやすい会社を選べば、高卒でも着実にキャリアアップできます。働く女性のなかには、結婚・出産・子育ての理由からアルバイトや派遣社員といった非正規社員になる人もいるでしょう。最近は女性活躍をバックアップしている会社が多いので、働きやすい環境を選べば、ブランクがあっても復帰後にしっかりとキャリアを積んでいけるはずです。
女性の仕事選びで大切なことは?おすすめの職種や資格の種類をご紹介」では、女性の仕事の選び方を解説しています。あわせてご覧ください。

就職で「資格なし」が不安な高卒女子におすすめのスキル

就職で「資格なし」が不安な高卒女子におすすめのスキルの画像

高卒女子が持っていると就職に役立つおすすめの資格を6つご紹介します。高卒女子が目指しやすい職種で活かせる資格を中心にまとめたので、ぜひご参考にしてください。

1.普通自動車免許

普通自動車免許は、営業職や運送ドライバーなどの仕事に役立ちます。会社によっては免許の取得が応募条件に含まれている場合もあるので、就職先の幅を広げたい高卒女子におすすめです。
自動車免許を取るには、教習所に通う方法と、合宿で取得する方法の2種類があります。合宿は最短2週間で取得することが可能です。ただし、満18歳以上であることや、両眼0.7以上の視力があること(矯正視力可)の条件を満たす必要があります。取得後は、仕事に活かせるよう運転に慣れておくことも大切です。

2.日商簿記検定2級

日商簿記検定は、経理事務として就職したい高卒女子におすすめの資格です。企業の財務諸表を作成するための知識や技術を証明できて、会計事務所や一部上場企業、中小企業などで役立てられます。
簿記の資格は、日商簿記・全経簿記・全商簿記の3種類。一般的なのは「日商簿記」です。日商簿記は1級、2級などと階級が分かれており、実務で求められるのは2級以上といわれています。簿記について勉強する高卒女子は、3級から目指すと良いでしょう。

3.MOS

パソコンを使用する仕事に就きたいと考えている高卒女子は、MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)がおすすめ。MOSは、WordやExcel、PowerPointなど、マイクロソフト社のソフトの操作スキルを証明する資格です。複数のソフトを使えるようになるため、作業効率や生産性の向上につながるでしょう。
パソコンを使用する仕事は、IT職や事務職、営業職など幅広くあります。使いこなせるソフトが多ければできることも増え、仕事で成果を得やすくなるでしょう。

4.調理師免許

調理師免許は、調理師法によって定められた国家資格です。適切な調理方法や栄養、衛生管理など、食のプロとしての知識や技術を証明できます。調理関係の仕事に就職したい高卒女子は取得を検討すると良いでしょう。調理師免許は調理の仕事に必須ではないものの、採用担当者から高評価を得やすかったり、資格手当が支給されたりと、取得するメリットは多数あります。
調理師免許を取得する方法は主に2つ。1つは、養成学校や調理師学校に1年以上通う方法です。この場合、国家試験は免除され、卒業と同時に調理師免許を取得できます。もう1つは、飲食店で調理経験を2年以上積み、調理師試験を受ける方法です。どちらの方法も取得には時間が掛かることを覚えておきましょう。

5.介護職員初任者研修

介護職員初任者研修は、介護に関する基礎的な知識やスキルを証明する資格です。誰でも挑戦できる、介護の入門資格ともいわれている資格で、介護業界に興味がある高卒女子は取得して損はありません。基礎的な知識やスキルがあれば、実務にも冷静に対応できるでしょう。
介護施設によっては、資格の保有を応募条件として定めている場合もあります。また、介護職員初任者研修課程を修了していれば資格手当が支給されることもあるので、給与アップを目指したい方にもおすすめです。

6.販売士

販売士は、販売職としての基礎があることを証明する資格です。資格を取得すれば、就職後に即戦力として活躍できます。販売職のプロフェッショナルとして顧客のニーズに合わせた商品を提供できるようになるでしょう。
販売士には1級・2級・3級の段階があり、3級では現場の販売職における基礎を身につけられます。誰でも受験ができるので、高卒女子もチャレンジしやすい資格です。小売業や卸売業、サービス業、商社などの幅広い業種で活用できます。

資格なしの高卒女子は就職できない?

無資格の高卒女子も就職することは可能です。とはいえ、取得しておくと採用選考でアピールする強みが増えたり、即戦力になるイメージを与えられたりするため、有利になることが多いでしょう。詳しくは、「高卒で取れる資格を紹介!就職や高収入につながる?」のコラムをご覧ください。

高卒女子の就職におすすめの業種4選

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高卒女子の就職におすすめの業種は、サービス業や飲食業、通信業などです。それぞれの業種の特徴をチェックして、就職先探しの参考にしましょう。

1.サービス業

サービス業は、学歴不問や未経験者歓迎とする企業が多く、社会人未経験の高卒女子が就職しやすい業種です。サービス業は、ホテルや旅館、美容など職種が豊富。自分が好きなことに関連する業種なら、仕事のモチベーションがアップします。
また、研修体制が整っている企業では、言葉遣いや電話対応といった接客マナーを学べるため、社会人に必要な基礎知識を習得できるのも魅力です。ただし、土日祝日やGW、お盆、年末年始などに出勤する可能性が高くなることは知っておきましょう。

2.飲食業

飲食業は、活気のある職場に就職したい高卒女子におすすめの業種です。飲食店での仕事は、大きく分けてホールとキッチンの2種類があります。ホールスタッフは、オーダーや食事の配膳、レジ打ちなどを担当。キッチンスタッフは、調理や皿洗いをメインに担当します。お店によっては、すべての調理を任せられる場合と、揚げ物担当や焼き担当というように、調理を分担する場合があるようです。
ホールスタッフは、専門スキルをほとんど求められないため、学歴不問・未経験者歓迎の求人が多くあります。キッチンスタッフは、調理師の免許があると有利ですが、無資格・未経験でも始めることも可能です。

3.卸売・小売業

卸売・小売業のなかでもアパレルやコスメ、インテリアの販売は高卒女子に人気の仕事です。自動車の小売業や食料品の小売業もこの業種に含まれます。小売店の接客や販売業務は、高卒女子でも挑戦しやすいでしょう。販売職は学歴不問・未経験者歓迎とする求人が多いので、高卒からでも正社員就職が叶いやすい仕事といえます。小売業界が気になる方は「小売業界の仕事」をご覧ください。

4.運輸・通信業

高卒女子の就職には運輸・通信業もおすすめの業種です。運輸・通信業は、トラックを運転し荷物を配送先まで届ける貨物配送業や、一般のお客さまを目的地まで送る旅客運送業などがあります。貨物配送業の場合、経験や学歴は問われない場合が多いので、普通自動車免許があれば高卒女子も採用されやすいでしょう。
なお、大型のトラックを運転する場合は、別途中型免許や大型免許が必要になります。運転中は一人の空間なので、人と接することが苦手な方にもおすすめです。運送業界は、女性が働きやすい環境の整備や情報を発信する「トラガール推進プロジェクト」により、女性ドライバーも増えつつあります。体力に自信がある高卒女子は、就職先として検討しても良いでしょう。

参照元
国土交通省
トラガール推進プロジェクト

高卒女子の就職におすすめの職種6選

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高卒女子の就職におすすめの職種は、事務職や介護職、販売職など。実力主義の職場で自分の力を試したい方には、営業職やITエンジニア職もおすすめです。自分の性格やスキルに合いそうな仕事を探してみましょう。

1.介護職

介護職は、日本の高齢化にともない需要が伸びており、高卒女子も採用されやすい傾向にあります。介護職は、介護施設や各家庭で高齢者の生活をサポートするのが仕事です。食事・入浴・排泄の身体介助やレクリエーションの実施など、仕事が多岐にわたるのでやりがいを感じられます。介護を受ける女性の高齢者は、同性にお世話を頼みたいと考える方も多いので、高卒女子のニーズは高めです。
介護職は、利用者に寄り添う必要があるため、コミュニケーション能力が高い人に向いています。未経験・無資格から就職を目指す場合は、研修制度や資格取得を支援してくれる施設を選びましょう。働きながら資格を取得すれば、資格手当で収入アップにつながる可能性もあります。

2.営業職

営業職は、学歴・経験不問の求人が多いので、高卒女子の就職に向いています。特におすすめなのは、化粧品業界や保険業界の営業職です。女性が多く活躍する業種のため、育児休暇や時短勤務の制度が充実している企業が多く、ライフスタイルの変化に合わせて柔軟に働けます。
また、営業職には給料を歩合制にしている企業もあるので、努力次第で収入アップを目指せるのも魅力です。営業職で身につけたコミュニケーションスキルは、転職市場でも役立ちます。

3.販売職

販売職も学歴・経験不問の求人が多い職業です。販売職の活躍場所は、アパレルショップやインテリアショップといった店舗。大型のショッピングモールや百貨店、路面店など、就職先によって多彩な選択肢があります。
販売職は基本的にシフト制なので、休日に友人や家族と合わせにくいこともありますが、土日祝日の休みを調整してくれる場合も。就職先によっては、福利厚生の一環として会社の商品を社員割引で購入できるので、ファッションが好きな高卒女子は、好みの店舗から就職先を考えてみましょう。

4.ITエンジニア職

人材不足の傾向があるITエンジニアは、採用の間口を広げている会社が多く、高卒女子の就職先におすすめです。ITエンジニアには、プログラマーやシステムエンジニア、Webデザイナーなど、さまざまな仕事の種類があります。IT業界は実力主義のため、あまり学歴を重要視しません。経験を積みスキルを磨けば、高卒女子もキャリアアップや収入アップが叶います。在宅でもできる仕事のため、子育てしながら働けて、ライフスタイルの変化に対応しやすい仕事でしょう。

5.工場の作業スタッフ

仕事とプライベートを両立させたい高卒女子には、残業の少ない工場の作業スタッフとして就職するのもおすすめです。工場の作業スタッフは、機械の部品や食品といった製造ラインを担当します。単純作業が多く、特別な経験や資格は必要ありません。黙々と作業することが好きな高卒女子に向いている職種です。
また、工場が24時間稼働していれば、自分の都合に合わせて日中・深夜問わずにシフトを組めます。作業スタッフ数が多いため、子どもの行事や体調不良などの理由でも休みを取りやすいでしょう。

6.公務員

公務員は、社会的信用を得て安定したい高卒女子におすすめです。高卒から公務員に就職するには、高卒者向けの試験に合格する必要があります。国家公務員を目指す場合、一般職なら「高卒者試験」、専門職なら「高卒程度試験」、地方公務員を目指すなら、「地方初級公務員試験」を受験するのが一般的です。ただし、公務員試験のなかには、年齢制限や受験条件があり、試験によっては受験できない可能性があります。
なお、高卒女子は国家公務員や都道府県事務職、警察官などの公務員を目指せます。公務員試験は一定の難しさがあるものの、福利厚生が充実しているため、女性に働きやすい職場環境が整えられているのが魅力です。

高卒女子の就職先には事務職も人気

高卒女子のなかには、「事務職に就きたい」と考えている方も多いでしょう。ここでは、事務職の仕事内容や種類、年収について解説します。事務職に興味がある高卒女子は、ぜひ参考にしてください。

事務職の仕事内容と種類

事務職はルーティンワークが基本のため、高卒女子が応募しやすい学歴不問や未経験者歓迎の求人があります。主な仕事内容は、電話対応や書類作成、資料の管理など。事務職の詳しい種類は、以下のとおりです。

・一般事務
・総務事務
・経理事務
・医療事務
・学校事務
・営業事務

事務職の種類によって、顧客対応やパソコン作業など、中心となる業務が異なります。事務職の仕事は、オフィスでのデスクワークがメインで、残業も少ない傾向にあるので、肉体的な負担が軽めといえるでしょう。出産後の職場復帰や再就職などもしやすく、女性に人気が高い職種です。

事務職の給料

人事院の「民間給与の実態 (表9職種別、学歴別、年齢階層別平均支給額)」によると、高卒の事務職の給料は、20〜24歳が平均で約22万2,500円、24〜28歳が平均で約27万1,700円でした。40〜44歳では、平均で約32万5,300円ほどで、徐々に金額は上がっています。それほど高収入というわけではありませんが、安定した収入は得られると考えて良いでしょう。

参照元
人事院
ホーム

高卒女子が就職を成功させる6つのポイント

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高卒女子が就職を成功させるには、「学歴を気にしない」「できるだけ早く就活を始める」「自己分析や企業研究を徹底して行う」などが大切です。

1.高卒の学歴は気にしない

学歴をコンプレックスに感じている高卒女子は、気にするのをやめましょう。「大卒以上」を条件に求人を出す会社もありますが、学歴や資格、経験を問わない会社も多数あります。
社会人になれば、学歴ではなくキャリアやスキルが重視されるため、ポジティブに行動するのがポイントです。視点を変えれば、高卒にも就職のチャンスは十分あるので、自分に合った会社を探しましょう。

2.できるだけ早く就職活動を始める

高卒女子は就職活動をできるだけ早く始めましょう。高校を卒業してしばらく経っている場合は、空白期間に注意が必要です。採用の場において、就業していない「空白期間」はマイナス評価になります。療養や勉強など明確な目的があった場合は、採用担当者に納得してもらいやすいでしょう。そうでない場合は、採用担当者が納得できる空白期間の理由を考えておく必要があります。

3.自己分析で自分のアピールポイントを知る

自分のアピールポイントが分からない高卒女子は、就職活動を始める前に自己分析を徹底しましょう。自分の強みや能力、価値観などを理解していなければ、面接で的確なアピールができません。自分の好きなことや得意なこと、苦手な分野などを書き出し、適性や能力を把握しましょう。得手不得手を知れば、自分に向いている業種や職種が見つけられます。
アピールポイントの伝え方は「アピールポイントを逃さない!「長所」の伝え方と例文」を参考にしてみてください。

自己分析がうまくいかないときは?

自己分析が難しいと感じる高卒女子は、家族や友人などの第三者に聞くのも手です。自分では気づかなかった魅力や得意分野について掴める可能性もあります。

4.企業研究で応募したい会社を詳しく知る

自分に向いている就職先を探したい高卒女子は、企業研究に取り組みましょう。応募先の企業が求める能力や人物像を知らないと、自分がそこで活躍できるかどうかを判断できません。企業のWebサイトや口コミサイト、SNSなどをチェックして、社風や福利厚生、従業員の男女比率などを調べることが大切です。企業研究の詳しい方法は、「企業研究ってどうやるの?基本的なやり方と目的を解説」をご覧ください。

就職先探しは広い視野が必要

高卒女子が応募する求人を探すときは、業界・職種を絞り過ぎず、視野を広げて探しましょう。志望業界や職種を決めることは大切ですが、「自分にはこの会社しかない」「この業界・職種じゃないとダメ」と条件を固め過ぎると、選択肢を狭めてしまいます。また、自分の好きなこと、やりたいことだけを見るのもおすすめできません。こだわり過ぎるとほかの可能性を潰してしまうことがあるので、幅広く探しましょう。

5.「就職活動の軸」を明確にする

「高卒だから」と妥協しないために、就職活動の軸を明確にしましょう。高卒女子のなかには、「高卒だから仕事は選べなさそう」「正社員で就職できるならどこでも良い」と妥協してしまう人がいますが、その必要はありません。
「年収○○○万円以上」「特技を活かした仕事をしたい」「働きやすい職場が良い」など、就職先に求める条件を洗い出し、入社後も長く働ける会社を見つけましょう。ただし、すべての希望を満たす職場を見つけるのは難しいため、優先順位をつけるのが賢明です。

就職活動の軸を決めるメリットとは?

就職活動の軸を決めると、希望する業界や職種の傾向が定まりやすくなるメリットがあります。手当たり次第に応募して志望動機が曖昧だと、面接官から「熱意がない」と思われる可能性も。就活の軸に沿って、求人に応募できれば、会社から「行動や思考に一貫性がある」と信頼を得られ、好印象を与えられます。

6.就職・転職エージェントを活用する

一人の就活が不安な高卒女子は、就職・転職エージェントを活用しましょう。就職・転職エージェントとは、アドバイザーから個別のサポートを受けられる民間サービスです。求職者一人ひとりの希望に合わせた求人紹介や、就活に関するアドバイスなどのサポートがあります。「学歴に不安がある」「初めての就活で自信がない」という高卒女子は、利用を検討してみてください。

就職・転職エージェントのハタラクティブは、「高卒」の学歴に不安のある方に向けて、就職支援サービスを実施しています。専任の就活アドバイザーがヒアリングを行い、適性や希望に沿った仕事をご紹介し、マンツーマンで内定獲得をバックアップいたします。
また、履歴書の添削や面接対策など、基本的な就活のサポートも実施。学歴不問や未経験者歓迎の求人を豊富に取り揃えているので、高卒女子も安心してご利用いただけます。すべてのサービスは無料なので、まずはお気軽にお問い合わせください。

高卒女性の就職に関するお悩みQ&A

就職活動に取り組む際、何に注意すれば良いか気になる高卒女子もいるでしょう。ここでは、高卒女性の就職に関するお悩みをQ&A方式で解決していきます。

採用側がチェックしているポイントを知りたい

採用側は、学歴や性別よりもフリーターやニート期間の長さを見ています。フリーターやニート期間が長いほど就職の意思が低いと思われてしまう場合も。ブランクが長い高卒女子は、その期間に何をしていたのかを前向きに伝えましょう。高卒女子が就職を成功させるヒントについては、「高卒もアピールポイント?女性が活躍できる就職先」をご一読ください。

高卒から事務職になるにはどんなスキルが必要ですか?

高卒者が事務職を目指すには、コミュニケーション能力や基本的なパソコンスキルが求められます。社内外とのやり取りが多いので、周囲と円滑に交流できる人に向いているでしょう。事務の仕事は複数の作業を同時進行するため、コツコツと取り組める能力も大切です。詳しくは「高卒で事務職に就くには?種類ごとの仕事内容やおすすめの資格を紹介」を参考にしてください。

高卒者が面接を受けるときのコツはありますか?

高卒者が採用面接を受ける際は、志望理由やよくある質問への回答をしっかりと用意しましょう。就職に対して前向きな姿勢を示せると、採用担当者へ意欲をアピールできます。また、就活マナーに沿って身だしなみを整えることも重要です。採用面接における服装やマナーは、「高卒就職の面接を成功へ!よくある質問や自己PRの対策をしよう」をご確認ください。

高卒女性ですが優良企業へ就職できますか?

大企業以外でも、福利厚生やスキルアップ体制が整備されているところはあります。会社名や企業規模にこだわらずに中小企業まで視野を広げれば、高卒から目指せる優良企業が見つかるでしょう。高卒者が優良企業を探す方法は、「高卒で入れる優良企業はある?おすすめの就職先や探し方のポイントを紹介!」で詳しくまとめています。就職のプロに希望条件に合った仕事を紹介してもらうなら、ハタラクティブへご相談ください。

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