高卒フリーターでも就職できますか?

2018/10/26

高卒フリーターでも就職できますか?

年齢が若ければ学歴・経歴に関わらず就職することは可能です。早めに就活を始めましょう。

就活アドバイザーに詳しく聞いてみました!


高卒フリーターでも就職できますか?

◆高卒フリーターで生活していける?

今、高卒フリーターの方が不安に思っているのは、就職しないでいると収入がどうなっていくかではないでしょうか。

厚生労働省の賃金構造基本統計調査の結果を基に、2018年6月の賃金を正社員と比較して見てみましょう。

 

【正社員とフリーターの平均賃金の差】

正社員・正職員 323,900円

正社員・正職員以外 209,400円

 

フリーターの賃金は、平均すると正社員の6~7割程度。「正社員・正職員以外」には高卒以外のフリーターも含みますが、正社員の方が給与が高い傾向は変わらないと考えられます。

 

また、正社員とフリーターの賃金格差は、年齢が上がるほど広がる傾向にあります。

 

【年齢別の賃金差】

・20~24歳

正社員・正職員 213,200円

正社員・正職員以外 182,100円

 

・30~34歳

正社員・正職員 282,400円

正社員・正職員以外 204,900円

 

・40~44歳

正社員・正職員 342,100円

正社員・正職員以外 205,600円

 

・50~54歳

正社員・正職員 400,000円

正社員・正職員以外 204,300円

 

正社員が年齢と共に昇給していくのに対し、フリーターの賃金にはほとんど変化がありません。

20代では数万円の違いしかありませんが、最も差が大きい50~54歳では2倍近くの開きがあります。

 

【厚生年金と国民年金の差】

給与だけではなく、退職後に受け取る年金にも正社員とフリーターの格差が表れてきます。

正社員は厚生年金に加入しますが、フリーターは国民年金であることが多いでしょう。厚生年金と国民年金の平均受取額はそれぞれ以下のとおりです。

 

・老齢年金の平均年金月額(2017年度)

厚生年金 147,051円

国民年金 55,615円

 

厚生年金受給者は、平均で国民年金の2.5倍以上の金額を受け取っています。

 

では、若いうちに支払う年金保険料は厚生年金と国民年金で違いがあるのでしょうか。

国民年金は加入者全員が一律の保険料(2019年度で月額16,410円)を支払いますが、厚生年金の場合は報酬額によって変わってきます。厚生年金の方が高くなることも多いため、受取額の差は保険料に見合ったものだとも考えられるでしょう。

しかし、厚生年金との差を埋めるだけの金額を老後のために貯金しておくのは難しいもの。厚生年金に加入できるなら、若いうちに入っておいた方が安心だといえます。

 

また、年金の種類には、年を取ったときの老齢年金のほかに遺族年金や障害年金があります。遺族年金や障害年金の支給条件は、国民年金よりも厚生年金の方が有利。単純な受取額ではない部分にも違いが出ると覚えておきましょう。

 

参照元:厚生労働省 - 

平成30年賃金構造基本統計調査 結果の概況 https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2018/index.html

厚生年金保険・国民年金事業の概況 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000106808_1.html



◆高卒フリーターでも就職できる

収入の面では、高卒フリーターを長期間続けるのは避けた方が良いでしょう。

では、現実問題として高卒フリーターは就職できるのでしょうか。

 

【学歴が高卒でもチャンスはある!】

高卒という学歴を理由に「正社員就職は難しい」と考える方がいますが、実際にはそのようなことはありません。大企業では大卒のみを採用する会社もありますが、学歴を気にしない企業もたくさんあります。

また、企業が採用で注目するのは学歴とは限りません。未経験者の採用において重視されるのは「年齢」で、年齢が若ければスキルがなくても入社後の成長が見込まれ採用に至るケースが多々あります。

高卒の場合は、卒業後の年齢は18歳。大卒なら卒業した時点で22歳になっているため、若さやポテンシャルを評価してくれる企業なら高卒フリーターにもチャンスがあるといえます。

 

一方で30代、40代と年齢を重ねると即戦力が求められ、正社員としての就職はかなり厳しくなるようです。

このような理由から、正社員を目指すなら早めに就職活動を始めることが大切。フリーター期間は職歴とみなされないため、アルバイト生活が長引かないうちに就活を始めましょう。

 

【自分の意志で就職しよう】

正社員就職を成功させるには、自分の意志でモチベーションを上げて取り組むことが大切です。

 

「なかなか就職できない」という高卒フリーターの中には、他人に言われたから就活を始めた、という人がいるようです。

親や知り合いに言われるままに面接に行っても、自分の意欲を伝えることはできません。前向きな姿勢を示せなかったり、志望動機がうまく説明できなかったりして、採用には至らないというケースが多いのではないでしょうか。

 

就活に対する主体性のなさは、応募先の企業にも伝わってしまいます。

自分で行動するのが苦手な人は、「○月まで」と期間を決めて就活に挑む、まずは1社応募してみる、など目に見える目標を立ててみてはいかがでしょうか。



◆高卒フリーターが就職する方法 

高卒フリーターは、具体的にどうやって就職先を探せば良いのでしょうか。

 

【正社員登用や知人の紹介】

高卒フリーターが就職するには、アルバイト先で正社員登用されたり、知人や家族に仕事を紹介してもらったりする方法があります。

ただし、職場に正社員登用の制度がなければアルバイトを続けても就職に結びつかないので注意が必要。また、企業によっては登用の基準が厳しく、試験に合格する、もしくは何らかの実績を出すことを条件としている場合もあります。

 

【ハローワーク】

地元での就職を考えているなら、ハローワークもおすすめです。

ハローワークは全国に544カ所(2018年時点)あり、地域の情勢に応じた雇用対策をしています。「就職したい」と希望する全ての人が対象なので、フリーターへの支援にも力を入れているようです。

しかし、ハローワークの求人には企業の情報がやや少ないのがネック。職場の様子や社員のコメントなどはほとんど掲載されていません。入社してから「イメージと違った」ということにならないよう、事前に確認が必要です。

 

参照元:厚生労働省 - ハローワーク https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/hellowork.html

 

【就職エージェントの利用】

ほかには、就職サイトを利用して未経験者歓迎の正社員求人を探すのも良いでしょう。求人数はハローワークの方が豊富ですが、写真やおすすめポイントが掲載されていて求人を比較しやすい点がメリットです。

第三者のアドバイスをもらいながら就活をしたいなら、就職エージェントが有効です。エージェントには就職に詳しい担当者が在籍するため、入社後のミスマッチやブラック企業への就職を防ぐことができるでしょう。



◆高卒フリーターにおすすめの業界

高卒フリーターの就職では、無資格でも始められる仕事や人材不足の業界が狙い目。ここでは4つの業界をピックアップしました。

 

【サービス業】

飲食店や小売店、宿泊施設などは販売・接客に当たる人員が大量に必要なため、比較的就職しやすい業界です。

店頭での業務には、大学で学ばなければいけないような専門知識も基本的に必要ないので、高卒フリーターに向いているといえるでしょう。

 

【介護】

超高齢社会である日本では、介護業界での人手不足が深刻になっています。求人が多く、仕事が探しやすい業界の1つです。

介護というと資格がないと働けないと思う方もいるようですが、無資格でも問題ない仕事も多数。社員の資格取得を支援してくれる企業もあるので、資格がない高卒フリーターもチャレンジできるでしょう。

 

【IT】

IT業界で働くには専門知識が求められますが、スキルさえあれば学歴は問わないという企業も多いのが特徴。IT系の専門学校で学ぶ人がいる一方、独学でプログラムやWebの知識を身につける人も少なくありません。

IT技術の進歩により、IT業界も人材の確保に苦心しています。パソコンが得意な方は挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

【運送】

ネット通販の普及で、運送業界のニーズも上昇。学歴不問の求人が多く、高卒フリーターの就職にも適しています。

ただし、ドライバー業務には運転免許が必須。もし今から免許を取得するなら、「準中型免許」を狙うのがおすすめです。

準中型免許があると、いわゆる2tトラックが運転できます。18歳から取得できる免許の中では唯一トラック系の自動車が運転できるので、運送業界で強みになるでしょう。



◆面接に合格するコツ

最後に、高卒フリーターが面接に合格するためのコツを解説します。

 

【嘘をつかない】

高卒フリーターは学歴や職歴が充実していないため、面接で嘘をついてしまいたくなることもあるでしょう。

しかし、虚偽の経歴を告げるのは経歴詐称に当たり、採用されたとしても最悪の場合は解雇されてしまう恐れも。面接官はたくさんの応募者と接しているため、嘘は簡単に見破られてしまいます。言いにくい経歴があっても正直に話すようにしましょう。

 

【就職の目的を明確に伝える】

就職の目的は、「御社の○○の業務に興味がある」「○○のアルバイト経験を活かしたい」というように具体的に伝えましょう。

 

高卒フリーターへのよくある質問の1つに、「なぜ就職しようと思ったのですか?」というものが挙げられます。

しかし、「安定した仕事がしたいから」「フリーターを辞めたいから」というような回答では、正社員になること自体が目的になっていて、実際にやる仕事への意欲が見えてきません。

「この企業に就職したい」という気持ちを伝えるためには、入社後にやりたい業務をアピールすると効果的です。

 

【アルバイト経験をアピールする】

フリーターの方は「職歴がないからアピールすることがない」と思いがちですが、面接ではアルバイト経験も立派なアピール材料になります。

接客業の経験があればコミュニケーション能力をアピールできますし、リーダーの経験があるならマネジメント能力が強みになるでしょう。

目立った実績がなくても、仕事中の心がけやこだわりを伝えることで、あなたの人柄や仕事への意欲をアピールできます。

 

また、フリーターは定職に就いていないというイメージから、「正社員になってもすぐに辞めてしまうのでは?」と思われてしまう可能性があります。長期アルバイトの経験があれば、勤続年数を伝えると粘り強さを証明できるでしょう。

 

【就職しなかった理由を説明できるようにしておく】

フリーターは「なぜ就職せずにフリーターをしていたのか」と質問される頻度が高いため、あらかじめ回答を考えておきましょう。

このとき、「何となくフラフラしていた」と答えると、企業側は「入社後ちゃんと働いてくれるだろうか?」と心配になってしまいます。

面接では、「資格取得の勉強をしていた」「○○という夢を追っていた」「自分に合った仕事が何かアルバイトをしながら考えていた」というように、企業が納得できる回答が必要です。

 

理由が特に思い浮かばない人は、今まで将来のビジョンを持っていなかったことを反省する姿勢を見せた上で、今後はこうなりたいという目標を伝えてください。

企業が注目しているのは「入社後貢献してくれそうか」という点なので、今現在の意欲を示せれば内定がぐっと近づきます。

 

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