高卒で施工管理職になるための情報をご紹介!資格や向いている人も解説

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「施工管理職に興味がある」という方に向け、施工管理職の仕事内容や向いている人の特徴をご紹介します。施工管理の仕事は高卒で就職する方も多く、キャリアを積める仕事です。キャリアアップには施工管理技士の資格取得がおすすめですが、施工管理の仕事自体は未経験かつ無資格でも就職できます。このコラムで、施工管理について確認しておきましょう。

この記事のまとめ

  • 施工管理は高卒から目指せるうえに手に職がつけられ、ニーズも大きい仕事
  • 高卒で施工管理を目指すなら、「未経験OK」「学歴不問」の求人に注目する
  • 施工管理技士になるために必要な実務経験年数は、大卒よりも高卒のほうが長い
  • 施工管理職は工事の計画や進行管理、報告書の作成などを行う仕事
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施工管理職の仕事は高卒から目指せる?

施工管理は、学歴不問の求人が比較的多く、高卒からでも目指せます。高卒からすぐに施工管理職を目指す際には、「学歴不問」「高卒OK」と記載されている求人を中心に探してみると良いでしょう。
また、施工管理技士の資格を取得すれば、キャリアアップや年収アップを望めます。しかし、資格の受験条件は学歴によって変わるため、高卒で施工管理になるか大学進学するかは、慎重に検討しましょう。

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施工管理の資格は学歴によって取得までの年数が異なる

施工管理の資格は、学歴によって取得に必要な実務経験の年数が違うのが特徴です。施工管理の資格の一つである「施工管理技術検定」には、第一次検定と第二次検定があり、受験条件が異なります。たとえば、2級建築施工管理技士技術検定の第一次検定は「17歳以上」であれば誰でも受検可能。しかし、第二次検定を受けるには、指定学科以外の大卒なら1年6カ月以上、高卒なら4年6カ月以上の実務経験が必要です。
また、指定学科以外の高卒者が「1級建築施工管理技士技術検定」の第二次検定を受ける場合は、11年6ヶ月以上の実務経験が必要になります。

施工管理は文系・理系を問わず目指せる

施工管理は文系・理系を問わずに目指せる仕事です。ただし、施工管理技士の資格は、卒業した学科によって、受験できる条件が異なるため注意しましょう。建築学科や農業土木学科など国土交通省が指定した学科を卒業したほうが、資格受験に必要な実務経験年数が短く済みます。国土交通省が指定した学科以外を卒業した場合でも、実務経験年数さえ満たせば受験が可能です。
なお、施工管理は「きつい」といわれやすい仕事なので、目指す前にどのような仕事かしっかり確認しておきましょう。「施工管理がきついと感じる理由とは?やりがいも紹介!」では、施工管理がきついといわれる理由を解説しているので、ぜひご覧ください。

施工管理職は未経験でできる仕事?

施工管理は未経験でもできる仕事です。施工に関する専門知識は、就職後に身につければ問題ありません。施工管理職が主に担うのは、工事現場の指揮監督。技術者が安全第一で工事をスムーズに進められるよう、電気工事や建設現場など専門の分野で指揮をとるのが主な業務です。ほかにも、施工計画やクライアントとの打ち合わせや、予算案・報告書の作成といった事務作業を行います。
工事が大規模になると関わる人数も多く、作業が終わるまで大きなプレッシャーを感じる場合も多いでしょう。しかし、その分、工事が無事に終わったときは大きなやりがいや達成感を味わえるため、高いモチベーションで業務に携われます。詳しい業務は「施工管理の仕事」をご覧ください。

未経験から施工管理を目指すなら選考対策をしよう

未経験から施工管理を目指す場合は、アピールできる資格や経験がないので、しっかりと選考対策することが大切です。自己PRや志望動機は曖昧な表現を避け、できるだけ具体的な内容を心掛けましょう。志望動機作りにお悩みの方は「施工管理の志望動機のポイントは?求められる人物像も紹介」を参考にしてみてください。

施工管理技士の7つの種類

施工管理技士になれば、主任技術者や監理技術者になれます。施工管理技士の種類は以下のとおりです。

1.建築施工管理技士
2.土木施工管理技士
3.管工事施工管理技士
4.造園施工管理技士
5.電気工事施工管理技士
6.電気通信施工管理技士
7.建設機械施工技士

上記のうち、建築や建設機械は1次検定の難易度が高め。しかし、いわゆる高難易度といわれる一級建築士や中小企業診断士などの国家資格に比べると合格率は高いので、対策をしっかりとすれば取れる可能性が十分ある国家資格です。
どの資格を取得するか迷っている方は、資格について解説している「施工管理の仕事内容をわかりやすく解説!やりがいは何?」のコラムを参考にしてください。

高卒で施工管理職を目指し高収入を得るには?

施工管理で高収入を得たい高卒者は、大手の会社に注目しましょう。大手であれば、施工の規模が大きいため、高収入が期待できます。
ただし、大手の施工管理の求人は、施工管理技士の資格取得を条件としているものが多い傾向です。施工管理で高収入を狙うなら、資格は取っておきましょう。また、大手企業は大卒や大学院卒のみを募集対象としている場合もあるので、進学も視野に入れてみてください。

施工管理技士1級/2級の取得がおすすめ

高収入を得たいなら、施工管理技士の1級と2級、両方取得するのがおすすめです。1級は受験に必要な実務経験年数が2級よりも長いため、まずは2級施工管理技士に挑戦すると良いでしょう。
2級施工管理技士を取得すれば、請負額4,000万円以下の施工を主任技術者として担当できます。1級施工管理技士になるための準備をしながら、2級施工管理技士として経験を積めば、無資格で働くよりも高収入を期待できるでしょう。
施工管理の年収については「施工管理職の年収はどれくらい?業界全体との比較も」や「施工管理技士の資格があると年収は上がる?キャリアアップのコツ」をご覧ください。

施工管理技術検定は2021年から改正がある

これまで、施工管理技士になるには「学科試験→実地試験」という流れでしたが、2021年から「第一次検定→第二次検定」へと名称が変更になりました。それにともない、第一次検定に合格した時点で「1級/2級施工管理技士補」という称号が付与されます。なお、資格の難易度は変わりません。

施工管理職に向いている人の3つの特徴

施工管理職に向いているのは、リーダーシップや判断力のある人です。以下、施工管理職に向いている人の3つの特徴をご紹介します。

1.リーダーシップがある人

施工管理職にはリーダーシップが必要。安全に工事できるよう、全体を俯瞰して指示を出すことが大切だからです。統率力を発揮するには、責任感を持って行動し、スケジュール管理に気を付ける必要があります。

2.コミュニケーション能力がある人

施工管理の仕事では、自分の意見を押し通すのではなく、現場スタッフの声に耳を傾けたうえで施工を進めることが大切です。相手に傾聴する姿勢や、考えをわかりやすく伝えられるコミュニケーション能力があれば、円滑に仕事ができます。コミュニケーション力に自信がない方は「知っておこう!仕事に必要なコミュニケーション力を解説」をご覧ください。

3.判断力がある人

工事が計画どおりに進むとは限らないため、施工管理には危険を察知して対策を講じる判断力が求められます。経験を積む中で一連の流れを把握し、適宜調整できるようになることが大事です。

また、施工管理を目指す方のなかには、男性中心の風潮が強い建築業界に不安を持つ女性もいるでしょう。「女性が施工管理になるときつい?メリット・デメリットを解説!」では施工管理に向いている女性の特徴を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

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施工管理の仕事に関するQ&A

ここでは、施工管理の仕事についてよくある質問と回答をまとめました。

施工管理とはどういう仕事?

施工管理とは主に工事の施工計画や工程管理、安全管理を行う仕事です。工事現場に関わるすべての事柄を管理するのが主な業務。施工管理の仕事は建築のほか土木・造園・電気通信など7つの種類に分かれており、それぞれ経験を積みながら資格を取得するのが一般的です。施工管理の仕事についてより詳しく知りたい方には「施工管理技士とは?1級・2級でどう違う?資格の種類や難易度を詳しく解説」のコラムが参考になるでしょう。

施工管理職は高卒から目指せる?

施工管理の仕事は学歴による制限はないので、高卒から目指すことは可能です。しかし、施工管理技士の資格を取る際の要件である実務経験の年数や年収は、学歴によって異なるようなので進学も視野に入れつつ検討してみると良いでしょう。建設作業員の年収について興味のある方は「建設作業員の仕事内容とは?平均年収や求人の特徴も解説」のコラムも参考にしてみてください。

施工管理に向いている人の特徴は?

施工管理に向いているのはリーダーシップやコミュニケーション能力、判断力に優れた人といえます。また、大勢の人々が関わる工事現場で納期や安全に気を配りつつ指揮を取る仕事なので、協調性や気配りといった能力も必要でしょう。もし、自分が何に向いているのか分からないのであれば「自分に向いてる仕事の探し方!転職先の選び方と診断方法」のコラムを参考に適性を探ってみてください。

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