運輸業界の仕事業界図鑑

運輸業界とは

食品や生活雑貨、石油など、さまざまなものを運ぶ運輸業界。運ぶものや場所によって、運搬の方法が異なるのが特徴です。

主に、空運・海運・陸運による運送が行われています。

各運送別に簡単に説明していきましょう。

●空運

飛行機を用いて航空運送を行う高速性が高めの輸送方法。

航空貨物の輸送は世界各国で行われており、各航空会社による航空物流サービスが展開されています。

航空物流業界で有名なのは、日本唯一の貨物専門航空会社としての実績を持つNCA(日本貨物航空株式会社)です。

●海運

国際間貿易には欠かせない物流方法の一つ。

コンテナ船やタンカーなどの大型船舶を用いて、海上輸送を行っています。

日本国内で海上輸送事業を担っている主な企業は、日本郵船と商船三井、川崎汽船の3社です。

●陸運

・鉄道輸送

大量の荷物が運搬可能とされている鉄道コンテナ輸送。

貨物輸送で知られる代表的な企業は、JR日本貨物鉄道株式会社です。

運輸業界の中でも、一番地球にやさしいと言われている鉄道貨物輸送。二酸化炭素の排出量が最も少なく、環境によい輸送手段として注目されています。

・自動車輸送

主にトラックを使って内陸地を輸送。また、貨物や海上コンテナを積載して輸送する大型トレーラーも自動車輸送に欠かせない存在です。

路線トラックとして同エリアへの一括配送を主流としているのは、西濃運輸や福山通運など。宅配業界で名を連ねているのは、ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便の3社です。

運送業界に欠かせない主な総合物流会社は、日本通運や日立物流が挙げられます。

・バイク便

バイクを利用した輸送サービスは、都心部でニーズが高め傾向にあります。

すぐに必要な書類や早急に届けたい資料の郵送をバイクで素早くお届けするサービス形態です。

運輸業界の志望動機例

運輸業界に興味を持つ人はどのような人なのでしょうか。

社会情勢や世界経済の動きが顕著にあらわれてくる運輸業界。

空・海・陸のどの輸送業に従事するのかによっても、向き不向きは違ってくるでしょう。

では、全体的な輸送業において言える、向いているタイプについてお話していきましょう。

配送部門であれば、飛行機や船舶、鉄道、自動車、バイクなどの運転が好き、という人に最適です。

運転業は人との関わりが少ないため、黙々と仕事をしたい人に向いているといえるでしょう。また、集中力が高い人や責任感の強い人もドライバー向きかもしれません。

入搬出の仕事は、機械の免許を活かしたい人や体力がつく仕事に就きたい人に向いている業務だといえます。

未経験者の募集を行っている企業も多く、運輸業界の中でも比較的はじめやすい仕事の一つです。新しい業界で一から経験を積みたいという人も挑戦するチャンスがあるでしょう。

運輸業界への参入では、「英語を活かしたい」「やりがいある仕事をしたい」「有名企業で働きたい」「ドライバーの仕事に就きたい」「世界・全国規模の会社に勤めたい」といった気持ちをお持ちの方に向いている業界であるといえるでしょう。

【上記を踏まえた志望動機例】

運輸業界の中には、各運送業別の企業とさまざまな業務があります。

それぞれに合った志望動機を考えることが大切です。

各運送業別の志望動機例をご紹介しましょう。

(一例)

・空運業のパイロットとして働きたい場合

旅客機での飛行経歴を活かして、運送専門のパイロットとして活躍したいと思いました。培った経験を糧に、豊かな世界経済の力になりたいと思い志望いたしました。

・海運会社に就職したい場合

私は、海外に拠点をもつ御社に強く惹かれました。大学時代に1年間語学留学をしていたのですが、そこで培った語学力を活かして、ぜひゆくゆくは海外でキャリアを磨きたいと思っております。

・陸運業のトラックドライバーとして活躍したい場合

以前は、◯◯会社にて△年専属ドライバーとして働いていました。運転することがとても好きなことと、商品を届ける使命感に大きなやりがいを感じたので、御社を志望いたしました。

面接では、応募した動機となる経験談や明確な理由があると、採用の可能性が広がることでしょう。

運輸業界の現状・課題、今後の将来性

【現状・課題】

経済の動きによって大きな影響を受けている運輸業界。

資源価格の高騰や世界経済の落ち込みなど、国内外の市場にも大幅な影響をもたらしています。

また、自動車関連の部品やスマートフォン関連商品の推移による経済動向も要注目です。運輸業界は、経済の動きによって見られる国際物流市場の回復や鈍化の影響も大きいと考えられます。

業界全体で見てみると、ここ数年で飛躍的に需要が伸びているのは、陸の輸送業を占めている宅配便業者です。

現在、アマゾンや楽天といったネットショップを利用した配送受注が増加傾向にあります。「本1冊から配送可能」「送料無料」などのネット通販効果もあり、軒並み増え続けているようです。

しかし、運送業界ではドライバー不足が問題視されています。仕事は増え続けているのに、人手が足りていない状況が続いているようです。

需要と供給のバランスがとれていない人員問題ときちんと向き合うことで、今後の運輸業界の動向も変化を見せることでしょう。

【今後の動向】

現状では個人向けの輸送業務が増加傾向にありますが、今後もネット通販による受注は増え続けると予測されます。

配送注文時の細かい時間帯指定により起こる「再配達」問題。この問題により、さらに人手不足は深刻になりつつあります。

その打開策として取り組まれているのは、「受け取りロッカー」と呼ばれる配送システム。ヤマト運輸と日本郵便が導入している、駅や郵便局に設置された宅配ロッカーから受け取る方法です。また、コンビニや郵便局で受け取れるサービスもあり、ユーザーが選択できる方法が増えてきています。また、各家庭に備え付けられるような金庫型の外付け宅配ボックスの設置を提案している住宅会社もあるようです。

その他の対策として、巨大な物流センターの建設が進められているエリアもあります。

「メガ倉庫」とも呼ばれている巨大物流センター。

数十億とも言われる建設費用をかけ、都心に次々に建設されているようです。

最新の機器が導入された倉庫内には忙しく動き回る人の姿はなく、商品が保管されている場所から目的地まで素早く運ぶロボットや器械の姿があります。

商品を保管する倉庫と入出荷する物流センターの機能を合わせ持っているメガ倉庫。時間短縮や作業の効率化、人手不足解消にも繋がるため、近年ではメガ倉庫型のセンターを利用する企業も増えつつあるようです。

企業側にとってコスト削減は頭を抱える問題でしょう。しかし、配送品質の向上や管理レベルのアップ、システムの最適化などを続けていくことがよりよい飛躍に繋がるのかもしれません。

一人暮らしや共働き世帯が多い日本社会の中で、さまざまな進化を遂げながら、より快適な輸送手段を探っていくことでしょう。

その中でも注目されている、ドローンを使った配送方法。

運輸業界の未来は少しずつ変わりつつあります。

また、今や多くの人が利用しているピーチやバニラエラなどの格安航空機LCC。

さらなる路線拡大が期待されており、空運業界の激しい競争へと発展する可能性もあります。

運輸業界は、世界経済の動きによって左右される部分が大きく、円高や日経平均株価の動向にも影響を及ぼすと考えられます。国内外の市場状況に目を見張ることで、運輸業界の今後の推移も見えてくるでしょう。

運輸業界の仕事内容

運輸業界で代表的な職種と仕事内容についてご紹介します。

・配送業務

商品を目的地まで運搬する仕事です。

ドライバー自らが荷役業務を行い配送する場合と、配送専門スタッフとして配送のみに従事する場合があります。

・荷役業務

商品の入搬出と仕分け作業をメインに行います。

輸送機器(飛行機、船舶、トラックなど)への荷物の積み込みや荷下ろしなどの作業を行う仕事です。

大型の荷物を取り扱うときには、フォークリフトやクレーンなどの機器を使用して作業を進めます。そのため、就職先によっては資格が必要な場合もあります。

・保管業務

物流や配送、在庫などの管理業務を行う仕事です。

発注から配送完了するまでのスケジュールを組み立てたり、商品の在庫をチェックしたりします。

・流通加工業務

企業側から発注をいただいた場合に、加工業務を行います。

加工業務の仕事内容は、検品や検査、検針、タグ付け、梱包、包装、熨斗造り、伝票整理などです。

・フォワーダー業務

商品を出荷する人からの荷物を預かったり、他の運送手段への取り次ぎを行ったりします。

主に、貨物を利用した運送業者が行う仕事です。

・情報処理業務

商品の発注から納品までの流れの中で発生する伝票の処理や在庫のチェック、伝票整理などを行います。

・出荷、配送

入庫してきた商品の仕分けや検品、出荷準備などを行います。

主に倉庫の中で作業を行う場合が多いため、天候に左右されない働き方が叶う仕事です。

職歴がない、バイト歴が長い方も大丈夫!事実、多くの方が就職に成功されています。

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