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百貨店業界の仕事とは?将来性や志望動機のポイントも紹介
この記事のまとめ
- 百貨店業界とは衣料品や食品、雑貨などの幅広い商品を大型店舗で販売する業界
- 百貨店業界は、インターネットショッピングの利用率の上昇が大きな影響を与えている
- 「販売スタッフ」「バイヤー」などが、百貨店業界の具体的な職種として挙げられる
- コミュニケーション能力や目標に向かって努力できる人は、百貨店業界に向いているといえる
あなたにおすすめ!
百貨店業界に興味がある方もいるでしょう。百貨店業界とは、衣料品や食品、雑貨など幅広い商品を大型店舗で販売する業界です。
このコラムでは、百貨店業界の種類や現状、今後の業界動向について解説するとともに、百貨店で働く際に求められるスキルや志望動機でアピールすべきポイントを紹介します。百貨店業界の企業に興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。
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百貨店業界とは
百貨店業界とは衣料品や食品、雑貨など幅広い商品を大型店舗で販売する業界です。
総務省の「日本標準産業分類(令和5年7月告示)(p.375)」によると、百貨店は「衣食住にわたる各種商品を扱う設備と応接要員を備え、他主体による各種専門店を配置しつつ、階別に異なる主要商品の展示を基本に、主として衣料、宝飾品、インテリア用品などの高単価商品を小売する業態の事業所(従業者が常時50人以上)をいう」と定義されています。
地域や企業ごとに特徴を打ち出し、顧客ニーズに応じたサービスや商品展開を行っている点が魅力です。
参照元
総務省
日本標準産業分類(令和5年7月告示)
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百貨店業界の具体的な職種
百貨店業界の職種には「販売スタッフ」「バイヤー」「販売支援」「外商営業」が挙げられます。以下で詳しく説明するので、仕事内容とあわせて確認してみましょう。
販売スタッフ
百貨店での仕事を聞いて、一番に思い浮かぶのが販売スタッフという方もいるでしょう。多くの店舗では、売り場での接客や販売、商品の発注・在庫管理、伝票の処理などを行います。ほかにも、販売スタッフの指導や研修、売り場全体の管理などを担っているようです。
販売スタッフの具体的な仕事内容は、「販売職の仕事内容とは?活躍できる場・向いている人について解説」のコラムで紹介しているので、あわせてご覧ください。
バイヤー
商品の選定や仕入れ、新規ルートの開拓を行うのがバイヤーの主な仕事です。また、顧客の動向の変化などを敏感に察知し、売れる商品を仕入れることも大事なポイントといえるでしょう。
販売支援
販売支援の仕事は、より多くのお客さまを集めて、商品の販売につなげていくことです。イベントや物産展などを企画・運営したり、商品の陳列計画を立てたりします。
外商営業
外商営業とは、商品を多く購入する個人や法人に対して、直接顧客の元に訪問して商品を販売する仕事です。法人やお得意さま個人向けに、お歳暮やギフトの営業を担当します。
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百貨店業界の現状と課題
日本の百貨店業界は、バブル経済崩壊以降、長期的な売上減少に直面しています。消費者のライフスタイルの変化やEC市場の台頭により、従来の商業モデルの見直しを迫られているようです。近年では、新型コロナウイルスの影響も加わり、さらなる経営環境の悪化が進んでいるといえます。
百貨店業界の市場規模
日本の百貨店業界の市場規模は、2021年度において約4兆円規模となっています。これは、ピーク時である1991年の約9.7兆円から大きく減少した水準です。市場規模の縮小は、消費者の購買行動の変化やEC市場の成長が主な要因となっています。
直近では、新型コロナウイルスの影響で2020年度に大幅な落ち込みを記録しましたが、2021年度以降は緩やかな回復傾向にあるでしょう。ただし、インバウンド需要に支えられていた都市部の大型店と、地方店舗では回復度合いに大きな差が生じているようです。
百貨店業界の現状と課題
日本の百貨店業界は、消費者の購買行動の変化とデジタル化の波に直面し、厳しい経営環境が続いているといえます。コロナ禍以前から続く売上減少に加え、EC市場の急成長により、従来の百貨店ビジネスモデルは大きな転換点を迎えているでしょう。
また、「主要顧客である中高年層の購買力低下」や「若者の百貨店離れ」などが、課題として挙げられるようです。
百貨店業界の将来性
百貨店業界の将来性を考える上で重要なのは、リアル店舗ならではの価値創造です。商品を直接手に取って確認できる場としての機能に加え、文化的な情報発信拠点としての役割も期待されています。富裕層向けの高級品販売やカスタマイズサービスなど、専門性の高いサービス提供にも活路を見出すことができるでしょう。
今後の動向
百貨店業界の今後の動向として、従来の総合小売業態からの脱却が進むと予想されます。専門性の高い商品やサービスに特化した店舗づくりや、富裕層向けの高級路線への転換を図る企業が増えていくでしょう。
また、デジタル技術を活用した新たな顧客体験の創出にも注力が必要です。
百貨店業界に向いている人の特徴
ここでは、百貨店の企業販売員に求められる人物像をまとめてみました。自分に適性があるかどうかを、以下で確認してみましょう。
百貨店業界に向いている人の特徴
- コミュニケーション能力が高い人
- 目標に向かって努力できる人
- 行動力がある人
コミュニケーション能力が高い人
コミュニケーション能力が高い人は百貨店業界に向いている可能性があります。百貨店では、ショッピングモールやスーパーといったほかの小売業ではなく、百貨店を選んで来店するお客さまが何を求めて来店するのかを考え、的確な接客をしていく力が必要といえるでしょう。
そのため、お客さまのニーズを引き出せるようなコミュニケーション能力がある方は、百貨店業界で活躍が期待できます。
コミュニケーション能力を向上させたい方は「コミュニケーション能力を鍛えるには?具体的な方法をご紹介」のコラムを参考にしてみてください。
目標に向かって努力できる人
目標に向かって努力できる人も、百貨店業界に向いている可能性があります。百貨店業界に限ったことではありませんが、商品を販売するときに「ノルマ」を課されることもあるようです。そのため、ノルマ達成に向かって努力したり、ときには新たなことに挑戦する力も必要になるでしょう。
行動力がある人
行動力がある人も、百貨店業界での活躍が期待できるでしょう。企業が成長するためには、実際にお客さまと触れ合う販売員の力が必要です。お客さまが「何を求められているか」「自分には何ができるか」などを考え、率先して自分から動いていく力が求められるでしょう。
接客業で求められるスキルとやりがいについては、「接客業とは?どんな職種がある?必要なスキルや志望動機の書き方も解説」のコラムも参考にしてみてください。自分が接客業に向いているのか、どのようなスキルを身につけると役立つかなど確認をしてみましょう。
百貨店業界への就職・転職を目指すための志望動機例
志望動機では、企業ごとの特徴や業界の動向を踏まえ、自分がその会社でどのような特徴を活かし貢献できるかを具体的に伝えることが大切です。
以下に、接客経験の有無に分けて志望動機の例文を紹介します。
接客経験がある場合
接客経験がある場合は、「なぜ応募先企業を選んだのか」を明確にしましょう。また、これまでの経験をどのように活かすかを述べることで、採用担当者が入社後の姿をイメージしやすくなります。
飲食店でフロア担当として働くうちに、「お客さまにとって居心地の良い場所でありたい」という思いを抱くようになりました。お客さまから「ありがとう」の言葉や笑顔をいただいた際は、何よりも嬉しく、さらにお客さまに喜んで欲しいという思いが強くなりました。
「おもてなしの心」を大切にしている貴社でなら、よりホスピタリティの高いサービスを提供できると感じたのが、貴社への志望を決めたきっかけです。接客業で身についたスキルを活かし、そしてより知識を深めながら、貴社のために、お客さまのために取り組んでいく所存です。接客経験がない場合
接客経験がない場合は、「なぜ百貨店業界に転職したいのか」を明確にすることが大切です。また、これまでの経験のなかで活かせるスキルがある場合は、積極的にアピールしましょう。
幼いころから、デパートという場所は私にとって特別な場所です。言葉遣いや所作の美しい販売員の方々は、とても輝いて見え、私の憧れの存在となりました。現代の百貨店は、人々にとってあまり特別感のあるものではないかもしれません。それでも、貴社のお客さまに対するホスピタリティ精神の高さは、目を見張るものだと確信しています。
私が貴社で働くことになった際には、小さいお子さまから高齢の方までの特別な思い出づくりに貢献できるよう取り組んでいきたいです。志望動機の書き方については、「志望動機の書き方はどうする?履歴書で使える例文を新卒・転職別に紹介」のコラムでも詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
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百貨店業界に関するQ&A
ここでは、百貨店業界に関する質問に対し、Q&A形式で回答します。
百貨店業界はどのような課題に直面していますか?
百貨店業界はバブル崩壊後に店舗の縮小や閉店、経営破綻、大手企業の統合などが相次ぎ、大幅に市場規模が縮小しました。また、近年ではインターネットショッピングの利用率が上がり、百貨店を利用する人が減少したことも大きな影響を与えています。
百貨店業界の現状や課題について詳しくは、このコラムの「百貨店業界の現状と課題」をご覧ください。
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京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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