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オンライン面接の流れは?マナーやコツを押さえて就職・転職を成功させよう
更新日
この記事のまとめ
- オンライン面接は「URLにアクセス→挨拶→面接→退出」の流れが一般的
- オンライン面接を受ける前に、面接場所を決めたり必要な機材をそろえたりしよう
- オンライン面接でトラブルが起きたら、面接官にできるだけ早く連絡するのがおすすめ
「オンライン面接の基本的な流れは?」という疑問を持つ方も多いでしょう。オンライン面接は、「企業から教えてもらったURLにアクセスする→挨拶をする→面接を進める→面接が終わり次第退出する」という流れで進むのが一般的です。このコラムでは、オンライン面接の流れだけでなく、事前準備やトラブルの対処法も紹介しているので、面接前にチェックしておきましょう。
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オンライン面接の基本的な流れ
オンライン面接は、以下の流れで進むのが一般的です。
・面接開始5分前にURLにアクセスする
・面接官に挨拶をする
・面接官の指示に従って面接を進める
・面接終了後に接続を切る
段階ごとのポイントは下記をご参照ください。
1.応募企業から渡されたURLにアクセスする
オンライン面接当日は、企業から渡されたURLにアクセスします。面接開始5分前にはアクセスし、待機しておくのが基本です。待機中は、カメラの映り具合を確認したり、背景が乱れていないか確認したりしましょう。面接時間ギリギリにアクセスすると、インターネットの接続不良や音声の不具合があった際にすぐ対応できないため、余裕を持って準備するのがおすすめです。
身だしなみは通常の面接と同じように整えよう
オンライン面接でも、服装は対面面接のときと同じように整えましょう。「どうせ上半身しか見えないから…」といって適当な服装をすると、ふとした瞬間に下半身が映った際、だらしない印象を与える恐れがあります。一度ついたイメージを挽回するのは難しいので、面接を受ける際は細部にまで気を配りましょう。面接における身だしなみのポイントは「面接の流れやマナーを理解しよう!受付・入室・退室の場面別に解説!」のコラムでご確認ください。
2.面接官がログインしたら挨拶をする
オンライン面接用のURLに面接官がログインしたら、「はじめまして、○○(フルネーム)と申します。本日はよろしくお願いいたします」と挨拶します。チャット機能が付いている場合は、「面接準備が完了しました。よろしくお願いいたします。」とメッセージを送るのも良いでしょう。
3.面接官の指示に従って面接を進める
挨拶が済んだら、面接官の指示に従って面接を進めます。オンライン面接では、声が聞こえづらかったり、表情が読み取りづらかったりする場合があるので、対面面接のときよりも「はっきり・明るい表情で」話すことを心掛けましょう。
オンライン面接中はカメラ目線で話そう
オンライン面接中は、カメラを見ながら話しましょう。対面面接では面接官の目を見て話すのが基本ですが、オンライン面接の場合は、面接官と目を合わせようとするとうつむいた表情になってしまうからです。カメラ目線で話すのを忘れてしまいそうな方は、カメラの横に「ここを見る!」と書いた付箋を貼るといった工夫をしてみてください。
4.面接が終了したら接続を切る
オンライン面接が無事に終了したら、「本日は貴重なお時間を頂きましてありがとうございます。失礼いたします」と言ってルームから退出します。接続を切るときは、相手が退出するのを待つのがマナーです。ただし、相手側もこちらが切るのを待っていたり、「どうぞご退出ください」と指示されたりした場合は、「お先に退出させていただきます。」と言って退出しましょう。
「転職活動における面接の流れは?基本的なマナーやよくある質問について解説」では、転職活動における対面面接の流れを紹介しているので、気になる方はぜひご一読ください。
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オンライン面接をする前の4つの準備
オンライン面接を受ける前は、「面接場所を決める」「必要な機材をそろえる」「ツールの動作確認をする」「不要なアプリを閉じる」といった準備をしましょう。面接をスムーズに進めるためには、以下の項目を最低限押さえておくのがおすすめです。
1.オンライン面接をする場所を決める
面接日時が決まったら、オンライン面接をする場所を決めましょう。面接場所を決めるうえで重要なポイントは、「インターネットの通信環境が整っているかどうか」です。通信環境が悪いと、お互いの声が届かなかったり、通信が途中で途切れてしまったりする可能性があります。特に、フリーWi-Fiを利用する場合は、ルーターとの距離が遠い・同時に使用する人が多いといった理由で接続が弱まることがあるので注意が必要です。
オンライン面接の際は背景にも気を配ろう
オンライン面接をするときは、背景にも気を配りましょう。物はできるだけ置かず、シンプルな壁を背にして面接するのがおすすめです。物が乱雑に映り込んでいると、だらしない印象を与えてしまうので注意してください。また、バーチャル背景は、「部屋をきちんと片付けていない」と思われる可能性があるので、避けるのが無難です。
2.オンライン面接に必要な機材をそろえる
面接場所が決まったら、オンライン面接に必要な機材を準備しましょう。オンライン面接で使用する主な機材は以下のとおりです。
・面接用のデバイス
・有線イヤホン
・カメラ
面接用のデバイスとしては、パソコン・スマホ・タブレットなどが挙げられます。パソコンは、比較的画面が大きいので相手の顔が見やすく、単体でも安定して設置できるため、特におすすめです。
有線イヤホンは、マイク付きのものを選ぶと良いでしょう。マイク付きのイヤホンは、スピーカーよりも環境音が入りにくく、自分の声が相手に伝わりやすくなります。
また、デバイスにカメラが内蔵されていない場合は、別途用意が必要です。
応募企業の資料も念のため用意
オンライン面接の際は、応募企業の資料やパンフレットなどを念のため手元に置いておきましょう。事前に用意しておけば、企業から業務内容に関する確認事項があった際にすぐ確認できます。ただし、資料はあくまでも確認用なので、面接中に資料を見ながら話すのは避けましょう。
3.オンライン面接で使用するアプリの動作確認をする
面接で使用するアプリの動作確認は、オンライン面接本番までに行いましょう。動作確認を事前にしておけば、面接当日もアプリをスムーズに起動できます。使用するアプリによっては会員登録が必要な場合もあるので、あわせて確認しておきましょう。
身近な人に頼んでビデオ通話をするのもおすすめ
オンライン面接で自分の姿がどう映るか・声がどう聞こえるか不安な方は、身近な人に頼んでビデオ通話をするのがおすすめです。表情や声のトーン、目線などを確認してもらい、どういった印象を受けるか教えてもらえば、実際の面接に活かせます。
4.オンライン面接に必要ないアプリを閉じておく
オンライン面接で使用しないアプリは、面接前に閉じておくか、非通知設定にしておきましょう。面接中に通知音が鳴ってしまうと、集中力が途切れてしまったり、企業に「準備不足」と判断されてしまったりするので注意が必要です。なお、面接中は、使用するデバイス以外の通知音も念のため切っておくのがおすすめです。
オンライン面接でトラブルが起きたときの対処法
ここでは、オンライン面接で音声の不具合やデバイスの故障といったトラブルが起きたときの対処法を紹介しています。事前に対処法を把握しておけば、万が一トラブルが起きたときも落ち着いて対応できるため、以下でしっかりと確認しておきましょう。
1.音声が聞こえない/届かないとき
オンライン面接中に、相手の声が聞こえない・自分の声が届かないといった音声の不具合が発生したときは、「イヤホンとデバイスがしっかり接続できているか」「デバイスが消音設定になっていないか」など、基本的なことを確認してください。それでも改善されない場合は、面接官に電話で連絡しましょう。
2.面接用のデバイスが壊れたとき
オンライン面接中にデバイスが壊れてしまった場合は、別の媒体から面接用のURLにアクセスしましょう。その際、デバイスが故障した旨や別媒体からアクセスする旨は、面接官に必ず伝えてください。パソコンで面接しようと考えている方は、面接用のツールをスマホやタブレットに事前インストールしておくと、万が一パソコンが故障してしまったときに役立つでしょう。
3.話す内容を忘れてしまったとき
オンライン面接中に、緊張し過ぎて話す内容を忘れてしまったときは、一度深呼吸をして気持ちを落ち着かせましょう。そして、考えていたことと全く同じ内容でなくても良いので、話せることから話してみてください。なお、「話す内容を忘れる」というトラブルは、アピール内容を暗記していることが原因で起こる場合が多いので、面接で話す内容は大まかに考えておくのがおすすめです。
「オンライン面接の流れがもっと詳しく知りたい!」「オンライン面接を成功させるコツが知りたい」という方は、ぜひ就職・転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブは、フリーターやニート、既卒、第二新卒といった若年層向けの就職・転職支援サービスです。プロのアドバイザーが、求人紹介や応募書類の添削、模擬面接などを行うので、就職・転職活動を効率的に進められます。サービスはすべて無料なので、お気軽にお問い合わせください。
オンライン面接に関するQ&A
この項では、オンライン面接に関するお悩みをQ&A方式で解決します。「オンライン面接と対面面接で流れは異なる?」「オンライン面接でカンペを読むのはアリ?」といった疑問を持っている方は、以下の回答を参考にしてみてください。
オンライン面接と対面面接の流れは違うの?
オンライン面接でも対面面接でも基本的な流れは同じで、「挨拶→求職者のアピール→企業からの質問→逆質問→挨拶」の順に進みます。ただし、対面面接の場合は入室・退室も含まれるので、ノックの仕方やお辞儀のタイミングも知っておかなければなりません。「対面面接の流れやマナーを解説!入退室の仕方や持ち物も確認しよう」では、対面面接におけるマナーを紹介しているので、あわせて確認しておきましょう。
挨拶は「こんにちは」で良いの?
オンライン面接では、名前を述べたあとに「よろしくお願いいたします。」と挨拶しましょう。ただし、決まった挨拶はないため、面接官が「こんにちは」と言ったら「こんにちは」と返しても問題ありません。挨拶の仕方は、このコラムの「2.面接官がログインしたら挨拶をする」でも解説しているので、チェックしてみてください。
オンライン面接でカンペを読むのはアリ?
オンライン面接でカンペを読むのは、避けるのが無難です。カンペを読むと、面接官と目線が合わなくなってしまったり、「読んでいる感」が出てしまったりします。面接では、熱意を一生懸命伝えようとする姿勢が大切です。上手く言葉が出なくても、自分の言葉で思いを伝えましょう。オンライン面接でカンペを読もうか悩んでいる方は、「Web面接でカンペを見るのは良い?メリット・デメリットや使い方を解説」のコラムもご参照ください。
オンライン面接は自宅以外でしても良い?
オンライン面接は、自宅で行うのが基本です。どうしても自宅でできない事情がある場合は、インターネット環境が整っている静かな場所で面接を行いましょう。なお、自宅以外で行うときは、面接の際に「○○といった事情があるため、こちらで面接を受けさせていただきます。」と伝えると丁寧です。「オンライン面接をどこで受けたら良いか分からない…」という方は、「Web面接を受けるのに最適な6つの場所!必要なマナーも合わせて紹介」のコラムをお役立てください。
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京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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