高卒の初任給はどれくらい?収入アップの方法や職種も紹介!

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【このページのまとめ】

  • ・高卒の初任給は学歴や職種によって大きく異なる
  • ・高卒の初任給が高めの職種には、建設業や情報通信業などがある
  • ・都道府県によって高卒の初任給額は異なり、東京や大阪などは比較的高め
  • ・高卒で収入アップを狙うなら資格取得や同職種の転職がおすすめ
  • ・高卒で高収入が期待できる職種は建設業や営業職などがある

高卒の初任給や手取りはいくらなのか気になる人は多いでしょう。
初任給の額は学歴や職種によって大きく異なります。しかし、高卒の場合でも高い額の初任給を得られることも。このコラムでは、高卒の平均的な初任給や想定される手取り額をご紹介します。業種や企業規模別の初任給についても解説。これから就職を考えている高卒者は、ぜひ参考にしてみてください。

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高卒を含めた近年の初任給の引き上げ状況

2020年に行われた初任給調査の結果から初任給の引き上げ状況をまとめまると、下記のような結果になります。

・4月新卒者の初任給を引き上げた企業は、昨年より10.9ポイント減の39.7%
・すべての学歴の初任給を上げた企業の割合は80.1%
・企業の規模が大きいほど初任給の引き上げ率は高くなっている
・一律に初任給額を決定している企業の水準額は、大卒は209,014円、高卒は169,687円

昨年よりも初任給を引き上げた企業は少なくなっていますが、人材不足の影響で引き上げている企業はいまだ多いようです。

参照元
産労総合研究所
2020年度決定初任給調査の結果

高卒の初任給は手取りで13~14万円が平均的

高卒の初任給が16万である場合、手取りは13~14万円台が平均となるでしょう。
学歴・男女別に見る高卒の初任給でもご紹介したとおり、高卒から社会人になった場合の初任給の平均額は約167.000円であることが分かります。しかし、初任給は後で差し引かれる控除額や会社から支払われる支給額もすべて含めた総額です。そのため、手取りで考えるともらえる金額はさらに減ります。
控除額と支給額の大まかな内訳は以下のとおりです。

控除額

社会保険、所得税など、給与から差し引かれる税金や保険料。

支給額

基本給のほか、住宅手当や資格手当、残業手当といった諸手当などの会社から支給される金額。

以上のことを踏まえ、手取りは「総支給額-総控除額」でおおよその金額を割り出すことができます。
高卒の基本的な初任給は13~14万円であることから、新入社員のうちはあまり高い給与は期待できない可能性があるでしょう。新入社員の平均的な初任給について知りたい人は「気になる!新入社員の年収・初任給事情」も合わせて一読ください。

パターン別で見る高卒の平均初任給の比較

ここからは、学歴・男女別、企業規模別、高卒・大卒別、平均額が高い職種、都道府県、平均額が低い職種、都道府県の7つのパターン別に見たそれぞれの高卒の平均初任給の目安や比較を行っていきます。

1.学歴・男女別に見る高卒の初任給

高卒の人が正社員として就職した場合、初任給はどのくらいになるのかを、厚生労働省の「令和元年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況:1 学歴別にみた初任給」を参考にまとめました。

男性

男性の学歴別の初任給は以下のとおりです。

・大学院修士課程卒…約239,000円
・大学卒…約212,8000円
・専門、短大卒…約184,000円
・高卒…約168,9000円

上記のとおり、高卒の初任給は大卒や大学院卒と大きな差があります。

女性

女性の学歴別の初任給は以下のとおりです。

・大学院卒…約238,300円
・大学卒…約206,900円
・専門、短大卒…約183,400円
・高卒…約164,600円

女性の場合も、大学院卒と高卒では初任給の額に大きな差があります。

統計

男女合計で見る学歴別の初任給は以下のとおりです。

・大学院卒…約238,900円
・大学卒…約210,200円
・専門、短大卒…約183,900円
・高卒…約167,400円

参照元
厚生労働省
令和元年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況:1 学歴別にみた初任給

上記のとおり、学歴によって初任給に大きな差があるようです。高卒の初任給の額は、大学院卒とは約71,000円、大卒とは約43,000円程度の差があります。

2.企業規模別に見る高卒の初任給

この項目では、企業規模別に見る高卒の初任給をご紹介します。
厚生労働省の「令和元年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況:2 企業規模別にみた初任給」によると、高卒の初任給は以下のとおりです。

・大企業…約168,500円
・中企業…約166,100円
・小企業…約168,600円
・企業別計…約167,400円

参照元
厚生労働省
令和元年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況:2 企業規模別にみた初任給

上記のとおり、高卒の場合は企業規模によって初任給に大きな差はないという結果が出ています。

学歴別に見る初任給の平均について詳しく知りたい人は「専門卒の初任給平均はいくら?大卒との差は大きいの?学歴別に給与を比較!」でもご紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。

3.職種ごとの高卒の初任給比較

高卒の初任給が高めの職種は以下のとおりです。

・建設業…約176,100円
・情報通信業…約171,000円
・卸売業・小売業…約168,400円

一方で、高卒の初任給が低めの職種は以下のとおりです。

・金融業・保険業…約158,500円
・医療・福祉…約165,400円
・製造業…約166,300円

​参照元
厚生労働省
令和元年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況:3 主な産業別にみた初任給

​上記で分かるとおり、高卒の初任給は建設業、情報通信業、卸売業・小売業が比較的高めとなっている一方、金融業・保険業の初任給は低い傾向にあるようです。初任給が高めの建設業と比べると、約18,000円の差があります。

4.都道府県ごとの高卒の初任給比較

高卒の初任給が高めの都道府県は以下のとおりです。

・東京…約178,100円
・神奈川…約175,600円
・大阪…約176,100円

上記の結果から見ると、初任給は東京が一番高く、大阪と神奈川も170,000円を超えています。

一方で、高卒の初任給が低めの都道府県は以下のとおりです。

・青森…約150,500円
・秋田…約149,900円
・沖縄…約145,200円

参照元
厚生労働省
令和元年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況 付表3 都道府県、性、学歴別初任給及び都道府県間格差

上記のとおり、初任給が低いのは沖縄という結果に。東京と比べると約33,000円の差があります。

大卒と高卒で初任給に差がある5つの理由

先ほどお伝えしたように、大卒は約210,000円、高卒は約170,000円とその差は40,000円ほどです。なぜこれほどの違いが生じるのか、その主な理由について5つほどお伝えしていきます。

1.問題解決能力を見られるため

大学では高校よりも専門的な知識を学ぶことになり、自主性を求められることも多いため、自分で課題を見つけてそれを解決する能力があると評価されやすくなるようです。働いていくうえで、問題に直面する場面は必ず出てきます。その難所を素早く乗り越えることができるということは仕事の効率も上がるということなので、優秀な人材として評価される傾向があるようです。

2.忍耐強さを見られるため

大学に入学しているということは、そのための受験勉強を長い時間努力してやり遂げたという経験があります。企業側はその忍耐の強さを評価し、社会でもその忍耐強さであらゆる場面を乗り越えることができる人材として高卒より優遇されやすくなるようです。

3.目標達成へ向けた姿勢を見られるため

高校でも目標を決めて努力することはありますが、大学で学びを深めることでその経験をより多く積むことになります。企業側はその豊富な経験を買い、ノルマの達成などに対して十分に取り組むことができる優秀な人材として評価するようです。

4.知識量を見られるため

大学と高卒の1番の違いは、知識の豊富さです。もちろん高卒でも豊富な知識を蓄えることはできます。しかし、企業側がその知識量を知ることは難しいため、より深いことを学んでいる大卒のほうが知識があるという一般的な認識から評価することになるようです。

5.大学卒の資格をとったこと自体の評価があるため

大卒という学歴はその肩書きだけで、単純に高卒よりも経験や能力が秀でているという一般的な認知から高く評価されやすいです。そのため、大学という1つの関門を突破したこと自体に十分な価値があると企業側から認められます。

高卒で高い収入を得る5つの方法

この項目では、高卒で高い収入を得る方法についてご紹介します。以下を参考にしてみてください。

1.キャリアプランを持って就職先を選ぶ

高卒で高収入を目指すなら、キャリアプランをしっかり持って就職先を選びましょう。
キャリアプランが明確になっていないと、仕事に対するやりがいを感じられなかったり、モチベーションを保てなかったりする可能性があります。仕事に対するモチベーションが低いと、仕事を通じて良い結果を残せず、キャリアアップが難しいでしょう。
高卒者はキャリアプランを明確に定めることで、目標や意欲を持ちながら仕事に取り組めみやすくなります。高卒の人が就職先を決める際には、自分の将来についてよく考えておくことが大切です。

2.資格を取得する

高卒であっても、資格を取得することで高い収入を得られる可能性があります。
資格を持っていることにより、業務内容の幅が広がるため、収入も高くなると考えられるでしょう。また、職種によっては資格が必要な仕事もあるようです。そのような資格を「業務独占資格」といい、建築士や行政書士などが当てはまります。資格が必要な仕事は需要があることから、高収入を狙うことが可能です。
しかし、そのような資格は取得難易度が高く、膨大な勉強時間が必須。そのため、資格取得までにそれなりの期間がかかることを覚悟のうえで挑む必要があります。

3.経験やスキルを積む

高卒の人は、経験やスキルを積むことで高収入を目指せるでしょう。
社会人として働き始めたばかりのころは、携われる業務範囲も限られるため、高卒・大卒といった学歴に関係なくもらえる収入も少ない傾向にあります。しかし、スキルを身につけ、経験を積んでいくことで、収入も高くなる可能性があるでしょう。
初任給が低くても努力し続けることで頑張りが給与に反映されることもあるため、高収入を目指す高卒者はスキルを磨き、経験を積みましょう。

4.就職エージェントを利用する

高卒でも高収入の会社に入りたいけど不安だという方は、就職エージェントを利用してみるのがおすすめです。エージェントサービスを使えば、面接対策や履歴書の添削、求人紹介など初めて就職する方でも安心できるサービスが充実しています。またこのサービスはすべて無料なので、確実に就職したいという方は1度利用してみるのがおすすめです。
またエージェントによって特色が異なるので、事前に調べてみて自分に合うと思ったエージェントサービスを利用するようにしましょう。

5.同職種への転職を視野に入れる

今の職場に満足できていない、また入社したばかりだけど続けていけるか不安などという方は、同じ職種での転職を考えておくと良いでしょう。転職することで今よりも高い収入を得られる可能性があり、スキルアップも狙えます。

高卒で高収入を目指すには、上記の点を踏まえて学歴を重視していない会社に就職するのがおすすめです。「高卒で稼げる職業ってどんな仕事?」では、高卒で高収入を狙える職種について詳しくご紹介しているので、合わせて確認してみてください。

高卒におすすめの収入が高い4つの職種

ここでは、高卒でも高収入が狙えるおすすめの職種を4つ紹介します。大卒でなくとも活躍できる職種は十分にあるので、自分に合う職種を見つけて高収入を狙いましょう。

1.営業職

営業職は学歴ではなく人柄を重視している傾向があるため、高卒者が挑戦しやすい職種です。
営業職の場合、成果が直接給与に反映されるのが特徴。仕事を通して成果を出した人が出世する職種なので、高卒といった学歴に関係なく高収入を目指せます。しかし、ノルマを達成しなければいけないこともあり、負担を感じる場面もあるでしょう。営業職を目指すなら、ある程度の覚悟を持つことが大事です。

2.IT業界

IT業界の多くの会社は、未経験の高卒者を積極的に採用しているようです。
IT業界はインターネットの普及によって、サービスが増加し、それに伴い会社の数も増えています。そのため、多くの人材を確保する必要があるため、学歴に関係なく高卒者も採用しているようです。
IT業界は研修制度が整っている会社も多く、未経験の高卒者が十分に活躍できる環境といえるでしょう。知識やスキルを身につけることで、将来的に独立も目指せるので、高卒であってもより高い収入を得られる可能性があります。

3.建設業

人手不足を抱える建設業は、若年層のニーズが高まっており、高卒者が就職しやすい職種です。
現場職では技術が必要となりますが、未経験でも働きながらスキルを磨くことが可能。大卒や高卒などの学歴よりも実力が重視される業界なので、スキルを身につけることで給与アップが期待できます。また、仕事をしていく中で資格を取得すれば、業務の幅が広がり、高収入を目指すこともできるでしょう。

4.不動産関係

実力主義である不動産業界は、学歴を重視しません。入社したての頃は大卒で就職した場合よりも収入が低いかもしれませんが、頑張り次第では実力の差を大幅につけることが可能です。
不動産関係といっても業務内容はいくつかに分かれます。賃貸の仲介や不動産の売買を行う営業職、ビルや商業施設を作る企画・開発職、またこれらの中にもさらに細かい業種があり、自分の適性に合った業種を選ぶことが重要です。
また、在職中に資格を取るなどのスキルアップをするとさらに高収入を狙えるので、コツコツ努力することが得意な方は不動産関係の仕事をおすすめします。

高卒でも活躍できる仕事は十分にあります。それでも1人で転職・就職できる自信がないという方は、エージェントサービスのあらゆるサポートを活用することで安心して活動できるでしょう。
就職エージェントのハタラクティブは、高卒の方も活躍できるような求人が豊富です。また、初めての方や若い世代の就職・転職活動をしっかりとサポートしてくれます。悩んでいる方もまずはお気軽にご相談ください。

高卒の初任給についての疑問を解消するQ&A

高卒で就職した場合、大卒に比べて初任給や生涯年収はどのくらい違うのかと気になる人は多いでしょう。高卒の初任給についての疑問をQ&A方式で回答します。

初任給が高いと生涯年収も高いのですか?

高卒と大卒の生涯年収の差は数千万円といわれています。しかし、初任給が低くても生涯年収が高い人がいるのも事実。高卒でも専門技術を身につけたり、社内トップの実績を残したりすることで、高収入を得られる可能性はあるでしょう。「高卒と大卒の生涯賃金の差はいくら?」でも生涯年収についてご紹介していますので、参考にしてください。

手取り13万円で一人暮らしはできますか?

首都圏の中心地では家賃が高額になるので厳しいですが、郊外や地方であればで可能です。そのほか、スーパーの安売りを利用したり、携帯電話を格安SIMに変更したりするなどの工夫をすれば、一人暮らしができるでしょう。「手取り13万円だけど一人暮らしがしたい!貯金はできる?家賃の目安額は?」で生活費の内訳などを解説していますので、ご覧ください。

学歴不問で高収入の仕事はありますか?

プログラマーやシステムエンジニアのようなIT系の仕事のほか、建設業や営業職などの仕事があります。IT系の仕事は学歴よりも技術重視なので、努力次第で高収入が狙える仕事です。建設業は体力が必要なので、若手の人材確保のため給料を高めに設定しています。また、インセンティブ制を導入している営業職の仕事では、努力次第で高収入が可能でしょう。「高卒で高収入を得られる職業とは?おすすめの資格や就職・転職のコツを紹介」でも詳しく紹介していますので、ご一読ください。

高卒でも転職で給料アップは狙えますか?

学歴以外にアピールできるポイントがあれば狙えるでしょう。特に20代前半の若いうちは、社会人経験の長さで差をつけることが可能です。たとえば、プログラマーのように経験がものをいう職種では、大卒よりも経験が長い高卒の人が有利になることもあるでしょう。給料アップのために転職を検討しているなら、ハタラクティブに相談するのもおすすめです。経験よりもポテンシャルで採用する企業もご紹介していますので、ぜひご相談ください。

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