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高卒の悩み

高卒正社員のボーナス平均額は?大卒との差や企業規模・職種別支給額を解説

高卒

2025.02.12

この記事のまとめ

  • 令和5年の高卒正社員のボーナス平均額は、男性が約83万円で女性が約48万円
  • 年間ボーナス平均額は、基本的に大卒のほうが高卒より高いことが多い
  • 新卒のボーナスは、入社1年目の冬季から支給されるのが一般的
  • インフラ業や大企業は、給与もボーナスも平均以上の傾向にある
  • 高卒者がボーナスを増やすなら、スキルを身につけたり転職したりするのが効果的
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高卒正社員のボーナス平均額が気になる人もいるでしょう。2023年の高卒の年間ボーナス平均額は、72万3,100円でした。ただし、職種や年齢によっても異なるので、参考程度に留めましょう。このコラムでは、高卒正社員のボーナス事情を詳しく解説。賞与平均額や夏季と冬季の違い、業界・会社規模ごとの傾向など、実際の統計を見ながら紹介します。「平均以上の年収を目指したい」と考えている方は参考にしてください。

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目次

  • 高卒正社員のボーナス平均額
  • 高卒1年目のボーナス支給事情
  • そもそもボーナスとは?
  • 高卒と大卒で年間ボーナス平均額の差はある?
  • 【業種・規模別】高卒のボーナス平均額
  • 公務員と民間企業でボーナスの平均額は変わる?
  • 高卒正社員のボーナス受給額を上げる方法

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高卒正社員のボーナス平均額

政府統計の総合窓口(e-Stat)の「令和5年賃金構造基本統計調査 学歴、年齢階級別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額」によると、2023年の高卒の賞与平均額は72万3,100円です。なお、高卒男性のボーナス平均額は83万5,200円、高卒女性は48万4,200円となっています。

学齢、年齢、性別を問わない場合のボーナス平均額は90万9,000円なので、高卒のボーナスは平均より低めといえるでしょう。ただし、ボーナスは職場の規定や個人の能力、業界や職種などによって異なるので、平均額は参考程度に留めてください。

高卒1年目のボーナス平均額

同調査によると、高卒1年目のボーナス平均額は低いことが分かります。年齢による賞与平均額の推移は以下のとおりです※企業規模計(10人以上)。

 男女計男性女性
~19歳15万8,400円16万7,400円14万6,200円
20~24歳48万9,600円54万1,500円40万3,700円
25~29歳54万1,900円60万3,700円39万3,400円
30~34歳66万9,300円76万2,100円45万1,400円
35~39歳71万4,000円81万1,600円47万1,400円

引用:政府統計の総合窓口(e-Stat)「令和5年賃金構造基本統計調査 学歴、年齢階級別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額」

高卒1年目に比べて、2、3年目、4年目のボーナス平均額は大幅に上がります。高卒男性は37万4,100円、高卒女性は25万7,500円、男女計では33万1,200円も上昇していました。

高卒のボーナス額だけでなく初任給や手取りも知りたい方は、「高卒の初任給はどれくらい?収入アップの方法や高収入を狙える職種を紹介」をご参照ください。今の職場で前回のボーナス額や年収アップが期待できない、と考える方はスキルを身に付け転職を考えるのも一つの選択。前回の収入と比較して年収がどれだけ増えるのかも考えて、自分に合った業界や職種を慎重に見極めることが大切です。

参照元
政府統計の総合窓口(e-Stat)
令和5年賃金構造基本統計調査

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高卒1年目のボーナス支給事情

一般的にボーナスは「支給日より前の期間の評価」が反映されるため、新卒のボーナスは「入社した年の冬季」から支給されるのが一般的です。ボーナス額の査定対象となる期間は、基本的に支給前の半年間。夏季のボーナスなら前年の11月から4月までの成績を考慮して6月に支給、冬季なら5月から11月までの期間中の成績を評価して12月に支給する場合が多いとされています。この期間が、いわゆる「ボーナス査定」「査定期間」です。

新卒の場合は4月の入社です。夏季ボーナスまでの期間は研修などが中心のため査定対象にならず、試用期間を設けている会社なら、本採用が夏になることもあります。以上のことから、新入社員のボーナスは「入社した年の冬季」から受給できると覚えておきましょう。

高卒1年目で夏のボーナスをもらえる可能性もある

前述したように、大卒・高卒に関わらず、入社1年目は夏ボーナスを貰えないのが一般的です。会社によっては支給される場合もありますが、先輩社員と同じように勤務態度や成績を評価した額が貰えることは少ないでしょう。

新入社員の夏ボーナスとして多いのが、「寸志」です。寸志とは「お世話になった人へお礼や感謝の気持ちを表すために用意する、物品や金銭」のこと。ビジネスシーンでは、目上の人から目下の人に対して使用されるものです。

「ボーナス査定には満たないが、働いてくれた感謝を伝える」といった目的で支給されます。あくまでも職場からの「感謝の気持ち」なので、平均ボーナス額以上の金額に満たないことが大半です。職場や経営者の考え方、職種によって異なりますが、新入社員に支給される夏の寸志は5~10万円ほどでしょう。

新入社員のボーナスについては「新入社員のボーナスはいつからもらえる?支給のタイミングと平均額を紹介」のコラムでも触れているので、確認してみてください。新入社員が貰えるボーナスの 年間支給額や、冬季のボーナスの特徴について詳しく解説されています。

公務員は例外

公務員は、新入職員であっても賞与が支給されるようです。公務員の賞与は、在籍期間が加味される「期末手当」と、個々の勤務成績が加味される「勤勉手当」から構成されています。

新卒職員の場合、夏の手当(ボーナス)基準日となる6月1日までの在籍期間は2ヶ月です。基準日以前に半年間勤務することで上限のボーナス額が受給できると考えると、公務員の新卒職員は通常ボーナス額の3割程度を受給できることになるでしょう。

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そもそもボーナスとは?

ボーナスとは、毎月支払われる給与に追加して支給される臨時賞与のこと。厚生労働省が実施している就労条件総合調査内の「主な用語の定義」に掲載されている「賞与」の定義は以下のとおりです。

定期又は臨時に労働者の勤務成績、経営状態等に応じて支給され、その額があらかじめ確定されていないものをいう。

ボーナスの目的や支給回数について、次の項目で紹介します。

ボーナスの目的

企業がボーナスを支給する大きな目的は、会社が得た利益を従業員に還元することです。そのため、会社の経営が不安定だったり十分な利益が出なかったりすれば、ボーナスがカットされることもあります。

ただし、会社の経営状態が厳しい状態であっても、社員のモチベーションを上げたり奮い立たせたりする目的でボーナスを支給する会社もあるようです。

ボーナスの支給は義務ではない

ボーナス(賞与)の支払は義務ではないため、有無は会社によって異なります。また、業績によって支給の有無や金額が変わることもあるので、「去年は支給されたのに今年はない」「前回より△万円上がった・下がった」というケースも珍しくないでしょう。

なお、企業の就業規則にボーナスの支給が定められている場合は、企業が一方的に支給を取りやめたり、減額したりすることはできません。

ボーナスの支給は夏季と冬季が一般的

前述したように、ボーナスの支給回数は夏季と冬季の2回が一般的です。
ただし、業界や会社によって支給回数は異なります。たとえば、「年度末賞与」として年1回ボーナスを支給する場合や、決算のタイミングに合わせて夏季、冬季にプラスして決算賞与の年3回支給している会社もあるようです。

また、ボーナスの支給額は「業績による」としている会社もあれば「基本給1ヶ月分」のようにあらかじめ決めている会社もあります。自分の職場のボーナス事情については、就業規則を確認しましょう。

冬のボーナスの平均額は?

高卒のみのデータではありませんが、厚生労働省による「毎月勤労統計調査 令和6年2月分結果速報等」には冬季のボーナスの平均支給額があります。参照すると賞与支給のある事業所では、一人あたりの令和5年年末賞与の平均支給額が39万5,647円でした。基本給など、決まって支給される給与への割合で見ると1.05ヶ月分です。令和4年年末賞与の平均支給額は39万2,975円であり、前回の冬季と比べると0.7%の増加となっています。産業や職種によっても賞与は異なるものの、冬季ボーナスの目安として参考になるでしょう。また、ボーナスは平均何ヶ月分支給されるのか気になる方は「ボーナスは何ヶ月分?支給額が変動する理由も解説」のコラムもぜひご覧ください。

参照元
厚生労働省
就労条件総合調査
毎月勤労統計調査 令和6年2月分結果速報等

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高卒と大卒で年間ボーナス平均額の差はある?

厚生労働省が公表している「令和5年賃金構造基本統計調査 学歴、年齢階級別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額」によると、大卒のボーナス平均額は121万2,700円でした。高卒と大卒の年間ボーナス平均額の比較は以下のとおりです※企業規模計(10人以上)。

 男女計男性女性
高卒72万3,100円83万5,200円48万4,200円
大卒121万2,700円137万3,500円84万2,200円

引用:政府統計の総合窓口(e-Stat)「令和5年賃金構造基本統計調査 学歴、年齢階級別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額」

高卒と大卒では、大卒のほうがボーナス支給額が高いです。平均額の差は男女計で48万9,600円、男性では53万8,300円、女性では35万8,000円でした。

高卒と大卒は初任給にも差がある

厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況 新規学卒者」によると、高卒の初任給は18万6,800円なのに対し、大卒は23万7,300円です。高卒と大卒では、入社1年目から5万500円の差があることになります。年間ボーナスは基本給をもとに計算されるため、高卒のほうが大卒よりも平均額が低い傾向にあるようです。

一概に「差がある」とはいえない

高卒と大卒のボーナス額は業界や職種によって異なるため、一概に「大卒のほうが高い」とはいえません。基本給の額が年間ボーナスの額に影響する場合もありますが、学歴だけでボーナスが査定されるわけではないでしょう。
学歴に自信がない人は、成績や活躍次第でボーナスの額が変動する企業を選ぶのも一つの手段です。

参照元
政府統計の総合窓口(e-Stat)
令和5年賃金構造基本統計調査
厚生労働省
令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況

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【業種・規模別】高卒のボーナス平均額

高卒のボーナス平均額は、業種および企業・事業の規模などによっても異なります。それぞれのボーナス額を以下で確認してみましょう。

業種別のボーナス額

厚生労働省が公表している「令和5年賃金構造基本統計調査 学歴、年齢階級別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額」をもとに、高卒のボーナス平均額を業種別にまとめました※企業規模計(10人以上)。

業種高卒の平均賞与額全体平均
建設業81万7,500円109万5,100円
製造業93万7,700円105万5,500円
卸売業、小売業60万8,800円86万2,700円
宿泊業、飲食サービス業24万1,700円33万6,900円
金融業、保険業81万500円153万1,400円
不動産業、物品賃貸業85万8,600円127万700円
運輸業、郵便業55万3,400円62万3,500円
電気・ガス・熱供給・水道業161万9,200円142万9,400円
情報通信業104万700円113万4,800円
学術研究専門・技術サービス業112万3,500円136万3,600円
医療、福祉52万3,700円71万7,200円
複合サービス事業94万4,800円99万7,100円
サービス業(他に分類されないもの)50万3,600円61万8,300円

引用:政府統計の総合窓口(e-Stat)「令和5年賃金構造基本統計調査 学歴、年齢階級別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額」

2023年の高卒のボーナス平均額が最も高いのは「電気・ガス・熱供給・水道業」で、その額は161万9,200円 。最も低いのは「宿泊業、飲食サービス業」で、その額は24万1,700円です。なお、全体平均では「金融業、保険業」が153万1,400円と最も高額でした。

同一業界でも条件によってボーナス事情は変わる

業界は同じでも、会社の特性や経歴・学歴などによってボーナスの年間支給額は変動するため、上記は一つの目安として参考にしてください。「ボーナスの平均額は20代でいくら?職種ごとに異なる支給額を解説」では、さらに細かい分類でボーナス額の平均を紹介しているので、あわせて確認してみましょう。

参照元
政府統計の総合窓口(e-Stat)
令和5年賃金構造基本統計調査

事業所規模別のボーナス額

政府統計の総合窓口(e-Stat)の「令和5年賃金構造基本統計調査 学歴、年齢階級別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額」では、事業所規模による高卒のボーナス平均額が抽出されています。

従業員年間賞与その他特別給与額
10~99人51万5,200円
100~999人73万7,300円
1,000人以上96万6,200円

引用:政府統計の総合窓口(e-Stat)「令和5年賃金構造基本統計調査 学歴、年齢階級別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額」

この結果から、事業所の規模が一定以上大きくなると、ボーナス支給率が高くなることが分かります。これは、企業規模が大きいほど経営基盤が堅かったり、売上が多かったりするため。ボーナス額が平均以上の企業への就職や転職を望んでいる方は、事業所や会社の規模にも注目してみるのがおすすめです。

参照元
政府統計の総合窓口(e-Stat)
令和5年賃金構造基本統計調査

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公務員と民間企業でボーナスの平均額は変わる?

公務員のボーナスは、民間企業以上のボーナスが得られる傾向にあります。公務員のボーナスの支給月数をもとに計算し、2023年の民間企業におけるボーナス平均額と比較してみましょう。

冒頭でも説明したとおり、政府統計の総合窓口(e-Stat)の「令和5年賃金構造基本統計調査」によると、民間企業における年間ボーナス平均額は90万9,000円(男性107万3,400円、女性62万8,100円)です。また、同年の高卒の年間ボーナス平均額は72万3,100円(高卒男性83万5,200円、高卒女性48万4,200円)となっています。

公務員のボーナス額とどれほどの差があるのか、以下で確認してみましょう。

参照元
政府統計の総合窓口(e-Stat)
令和5年賃金構造基本統計調査

公務員のボーナス

公務員は民間企業のように「経営が厳しい」「売上が減った」という状況になりません。経営状況に左右されず、中小企業や大企業といった区分もなく、賃金は民間企業を基準に定められているため民間企業以上のボーナスが得られるようです。

また、公務員は大卒や高卒といった学歴に関係なく挑戦できるので、ボーナスの平均額以上を目指す高卒者は検討するのも良いでしょう。「公務員になるのに学歴は必要?給料は異なる?試験対策のポイントもご紹介」のコラムで公務員の目指し方を解説していますので、参考にしてみてください。

国家公務員のボーナス

人事院の「本年の給与勧告のポイントと給与勧告の仕組み」を参照すると、令和6年に勧告された期末・勤勉手当の支給月数は4.6ヶ月でした。
同年における国家公務員全体の平均月給は、人事院の「令和6年国家公務員給与等実態調査の結果 Ⅰ 調査結果の概要」で41万4,801円と明示されています。国家公務員の平均月給と期末・勤勉手当の支給月数をもとに単純計算した場合、ボーナス額は41万4,801円×4.6ヶ月=190万8084.6円と予想できます。

国家公務員と民間企業のボーナス額を比較すると、国家公務員は民間企業以上の約2倍の額が受け取れます。次に、地方公務員のボーナス額を見てみましょう。

参照元
人事院
令和6年人事院勧告
国家公務員給与等実態調査結果

地方公務員のボーナス

令和4年における地方公務員一般行政職のボーナス額は、総務省の「令和4年地方公務員給与の実態 第5表 職種別職員の平均給与額(p254)」で、期末手当が87万3,560円、勤勉手当が68万6,408円と明示されています。手当を合計すると約156万円です。ボーナス額と比較すると、地方公務員のボーナスのほうが民間企業以上で、年間に受け取れる額は約1.8倍高くなっています。

なお、上記はあくまでも単純計算で算出したボーナス額です。公務員のボーナス額も、勤める地域や諸手当などによって変動することを頭に入れておきましょう。

一般企業と公務員のボーナス額は「ボーナスの平均額は?何ヶ月分支給されるの?」でも詳しく紹介しているので、あわせてご確認ください。

参照元
総務省
令和4年 地方公務員給与の実態

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高卒正社員のボーナス受給額を上げる方法

この項では、高卒正社員の賞与額を上げる方法を3つ紹介します。今よりボーナスや年収を上げたいと考えている方や今の職場に限界を感じる方は、転職を考える際の参考にしてみてください。

高卒正社員のボーナス受給額を上げる方法

  • 基本給を上げる
  • 資格を取る
  • ボーナスが多い会社に転職する

基本給を上げる

ボーナスは基本給をベースにして計算されるのが一般的です。多くの企業では勤続年数や年齢に応じて基本給が上がる仕組みのため、年齢を重ねるごとにボーナスも上がっていくでしょう。

また、定期的な昇給のほかに「ベースアップ」によるボーナスアップにも期待できます。ベースアップとは、全労働者を対象に賃金水準をアップさせること。詳しくは「昇給とは?いつ実施される?ボーナスに影響は出る?意味や疑問を解決!」をご覧ください。

資格を取る

ボーナスを上げるため、それぞれの職種で活かせる資格を取得する方法もあります。資格を取得してできる仕事の範囲を広げたり、特定の業務を行えるようになったりすることが基本給アップにつながる可能性があるからです。

さらに、資格を取得することで「資格手当」に期待できる可能性も。ただし「資格手当とは?相場はどのくらい?注意点とあわせて資格別一覧でご紹介」でも説明しているように、資格手当は継続的なものと一時的なものに分かれます。

ボーナスが多い会社に転職する

ボーナスが多い会社に転職するのも、ボーナス受給額を上げるうえで有効な手段でしょう。前述したように、一般的にボーナスが多いとされているのは企業規模が大きい会社です。また、業種によっても異なるので「高卒正社員のボーナス平均額は?大卒との差や企業規模・職種別支給額を解説」や「給料が高い仕事とは?男性・女性別に平均収入が多い職業のランキングを紹介」のコラムをご覧ください。

就職・転職先を選ぶときの注意点

単に「貰えるボーナスが多い」「高年収が期待できる」などの点だけを重視して転職するのは避けてください。どれだけ前回の職場以上の年収が得られても、職場環境が劣悪だったり仕事内容が自分に合わなかったりする恐れがあります。転職してボーナスが増えても職場が合わなければ、長期的に働き続けるのは難しいでしょう。自分にとって「働くうえで何が重要なのか」を明確にして業種や職種を慎重に選び、就職・転職活動を進めることが大切です。

年収・ボーナスの額に不満があって就職や転職を考えている方は、ハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブは、第二新卒やフリーターなど、20代の若手を対象にした就職・転職エージェントです。転職相談から内定までマンツーマンで支援をしています。前回のボーナス額が平均を下回っていると感じた方や、現在の職場でのキャリア形成に限界を感じている方にもおすすめ。平均以上の年収や前回以上の賞与を得たいと考える方にも最適です。

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後藤祐介
監修者:後藤祐介キャリアコンサルタント

一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!

京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。

資格
  • 国家資格キャリアコンサルタント
  • 国家資格中小企業診断士
メディア掲載実績
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  • 「働く」をmustではなくwantに。建設業界の担い手を育て、未来を共創するパートナー対談
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