高卒でも取れる資格はある?高収入・キャリアアップを目指そう

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高卒で就職する方のなかには、高収入・キャリアアップを目指すために資格を取りたいと考える方もいるでしょう。就職先や業務内容に適した資格があれば、同期よりも早く出世できたりより待遇の良い会社に転職できたりする可能性があります。そこで、このコラムでは高卒で取れる資格を紹介。就職に役立つおすすめの国家資格や民間資格を一覧でまとめているので、ぜひチェックしてみてください。

この記事のまとめ

  • 高卒で取れる資格は大きく分けて「国家資格」と「民間資格」の2種類がある
  • 専門の学校や塾に行かなくても、独学で取れる資格もある
  • 秘書技能検定やMOSは、高卒で取れる業種・職種に関わらずおすすめの民間資格
  • 高卒で取れるおすすめの国家資格は、宅地建物取引士や介護福祉士
  • 高卒で高収入・キャリアアップを目指すなら、医療・福祉系の資格がおすすめ
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高卒でも取れる資格はある?

高卒から取得できる資格は多くあります。「宅地建物取引士」「中小企業診断士」「FP技能士」など、大卒以上ではなくても取得可能です。志望業界や職種の仕事に活かせる資格を取得すれば、業務への能力や熱意もアピールでき、就職・転職活動時にも活かせるでしょう。

このコラムでは、国家資格は「高卒で取れるおすすめの国家資格・試験一覧」、民間資格は「高卒で取れるおすすめの民間資格一覧」でご紹介するので、参考にしてみてください。

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高卒で取れるおすすめの国家資格・試験一覧

国家資格は、法律に基づいて各分野での個人の能力・知識を証明する試験に合格した際に取得できます。大まかな分類は「業務独占資格」「名称独占資格」「設置義務資格」です。国家資格がないと就けない仕事や名乗れない職種があり、取得していると就職・転職で有利になります。
ここでは、高卒で取れる国家資格をまとめているので、チェックしてみましょう。

宅地建物取引士

不動産関係の仕事で働く高卒には、宅地建物取引士がおすすめです。宅地建物取引士は業務独占資格で、不動産取引の重要事項を説明したり、説明書や契約書に押印・サインしたりする業務を唯一認められています。建築や金融の仕事に携わるときも、宅地建物取引士の資格があると業務に役立つのでおすすめです。

宅地建物取引士の試験に受験資格はありません。そのため、高卒からも受験可能です。マークシート方式の筆記試験で合格率は約15%とされています。業務独占資格のなかでは比較的合格しやすい試験といえるので、興味がある方はチャレンジしてみましょう。

中小企業診断士

中小企業診断士は高卒も取れる国家資格です。企業経営に関する知識を身につけられるため、キャリアアップや転職を目指す方に人気があります。また、中小企業診断士は起業したい方にもおすすめの資格です。

中小企業診断士になるには、1次試験と2次試験の両方に合格し、実習を受ける必要があります。1次試験は7科目の選択式筆記試験で、2次試験は4科目の記述式試験と面接です。すべての試験に合格したのち、15日間実習を行えば中小企業診断士として名前が登録されます。
中小企業診断士の1次試験の合格率は年度によって差が激しく、約18%のときもあれば約42%のときもあるようです。なお、2次試験の合格率は例年18〜19%程度となっています。

参照元
中小企業診断協会
参照元中小企業診断士試験 申込者数・合格率等の推移

FP技能士(ファイナンシャル・プランニング技能士)

FP技能士は、FP技能検定に合格すると得られる国家資格です。1級・2級・3級があり、学科試験と実技試験があります。合格した等級によって、「1級ファイナンシャル・プランニング技能士」というように名乗ることが可能です。経済的な面から個人、もしくは家庭の将来設計をアドバイスできるので、ファイナンシャルプランナーとして働きたい方は、FP技能士の取得を検討してみましょう。

FP技能士3級の受験は学歴や職歴を問わないため、高卒も取れる資格です。3級合格後は2級以上にチャレンジし、日本FB協会認定資格の取得を目指すこともできます。ファイナンシャルプランナーとしてキャリアアップしたい方は受験してみるのも良いでしょう。

司法書士

司法書士は高卒からも取れる国家資格です。不動産登記や商業登記を行える業務独占資格でもあります。司法書士は弁護士よりも身近な法律の専門家です。故人の遺産相続をサポートしたり財産管理を代行したりするのが主な仕事で、依頼者からの法律相談に乗ることもあります。司法書士は独立開業しやすい職種といえるので、資格を取って経験を積んだあと、自分の事務所を構えることも可能です。

司法書士試験は、筆記試験と口述試験で構成されています。法律に関する国家資格ということもあり、試験の難易度が高く合格率が5%未満の年もあるようです。

行政書士

行政書士は、「権利義務関係の書類」「事実証明に関する書類」「官公署に提出する書類」の作成、手続きの代理を唯一行える業務独占資格です。書類作成に関する相談業務も行政書士が担当します。個人にも企業にも必要とされる仕事で、就職先に困ることはありません。独立して事務所を構えることも可能です。

行政書士試験は難易度が高く、実施年度によっては合格率が10%を切ることも。1回の受験で合格するのは難しい場合もありますが、高卒も高収入・キャリアアップが目指せる資格なので、ぜひチャレンジしてみましょう。

介護福祉士

介護福祉士は介護職で働く際に役立つ国家資格です。実務者研修を修了し3年の実務経験を積むことで試験の受験資格を得られます。学歴に関わらず取得できる資格なので、高卒で働く方にもおすすめです。
介護福祉士の資格があると、ケアマネージャー試験を受けられたり資格手当がついたりするため、キャリアアップや高収入を目指せます。介護職は有資格者を歓迎する傾向にあるので、介護福祉士の資格を取得していると就職・転職に有利です。

介護福祉士は合格率が高い国家資格で、毎年約7割の人が試験に受かっています。社会の高齢化によって人手不足が深刻な介護職は、学歴問わず働ける需要の高い職種のため、高卒の就職先としておすすめです。介護職を長く続けるつもりなら、介護福祉士の資格取得は視野に入れておいたほうが良いでしょう。

ITパスポート

「ITパスポート」とは、IT(情報技術)を利用するすべての人が持っておくべき、基礎知識が備わっていることを証明できる国家資格です。受験資格はないため、高卒だけでなく、中学生以下の人も挑戦しています。技術や管理、経営など幅広い分野におけるITに関する知識を身につけられるでしょう。

あらゆる業界でIT化が進んでいる昨今では、多くの企業でITリテラシーの高さが評価されます。企業によっては、IT業界でなくても従業員にITパスポート取得を推奨する場合もあるようです。一方、IT系の業界・職種では知っていて当然の知識となります。よって、就職に大きく有利になることは少ないでしょう。しかし、基本的な知識は「ゆくゆくはITを極めたい」という人にとっても重要です。IT関連の勉強をする入門編として、取得しておいても良いでしょう。

基本情報技術者

「基本情報技術者」とは、高度IT(情報技術)社会を支えるために必要な、基礎知識・技術・活用能力を備えた人材であると証明する国家資格です。「ITパスポート」の上位試験ともいえるでしょう。基本情報技術者試験に合格していると、IT技術職の就職が有利になることも。そのため、SE(システムエンジニア)やプログラマーなどを目指す、高卒の方にもおすすめです。
基本情報技術者試験は年に2回、上期・下期に実施されます。試験は午前と午後の2部制で、選択問題をマークシートで回答する方式です。

警察官採用試験

警察官採用試験は、合格すれば警察官としての採用が決定する国家資格です。高卒の場合は3類(高校卒業程度)の類別の試験を受けます。なお、警察採用試験の受験資格は各都道府県によって異なるため、あらかじめ確認が必要です。特に身体要件は細かく定められているので、基準をクリアしているか確認しておきましょう。試験に合格すれば警察学校に入校し、警察官になるために必要な教育を受けられます。

警察官採用試験の倍率は各都道府県で異なりますが、警視庁がある東京都は特に応募者が多く合格するのが難しいようです。試験を受ける前に、あらかじめ例年の倍率を調べておくことをおすすめします。

消防官採用試験

消防官採用試験は、公務員である消防官になるために必要な国家資格です。受験資格は各自治体によって異なりますが、学歴で受験を制限されることはほとんどありません。そのため、高卒も取れる資格といえるでしょう。

消防官採用試験は1次試験と2次試験で構成されており、筆記試験や口述試験だけでなく適性検査、体力検査なども行われます。学力だけでなく体力も求められるので、受験を検討している方は文武両道を心掛けて試験勉強に取り組みましょう。

保育士試験

保育士試験に合格すると、保育士として働くために必要な国家資格を得られます。専門学校や短大、大学を出て保育士資格を得るのが一般的ですが、保育士試験に合格すれば高卒も保育士になれるのです。

保育士試験は、筆記試験と実技試験で構成されています。子どもの保育に必要な知識のほか楽器の演奏技術も求められるので、試験当日まで研鑽を積みましょう。なお、演奏する楽器はピアノ以外にアコースティックギターとアコーディオンが選べます。

調理師免許

調理師免許は飲食店のキッチンで働く際にあると役立つ国家資格です。調理師免許がなくても自分の店を持ったりキッチン業務に従事したりすることは可能ですが、応募時の必須条件としている求人もあります。
料理人として働きたい高卒は、自分自身のキャリアのために取得を目指してみましょう。
調理師免許を取得するには調理師学校に通う方法が一般的ですが、2年以上調理業務を行い、調理試験を受けることでも資格取得が可能です。資格手当がつく職場もあるので、収入アップを目指す高卒は受験を前向きに検討してみましょう。

製菓衛生師

製菓衛生師の国家資格は、パティシエを目指す際に取得しておくと役立つ資格です。製菓衛生師の資格があると、飲食物を扱う職場に必要な食品衛生責任者になれます。また、店舗運営にも役立つ資格なので取得して損はありません。

製菓衛生師の試験は指定の製菓専門学校で1年以上勉強しているか、「菓子製造営業」の営業許可を得ている施設で2年以上成菓業務に従事していれば受験できます。約9割の人が合格する試験なので、きちんと勉強していれば問題なく製菓衛生師の資格を取得できるでしょう。

クリーニング師

クリーニング師は高卒も取れる国家資格です。クリーニング所には、必ず1人以上のクリーニング師がいなくてはいけません。

クリーニング師の試験は学科試験と実技試験で構成されています。洋服のクリーニングに必要な知識と技術だけでなく、公衆衛生への理解度もチェックされるのでしっかり勉強しましょう。クリーニング師の試験は各都道府県ごとに行われるため合格率は一概にはいえませんが、50〜70%くらいの自治体が多いようです。

旅行業務取扱管理者

国内旅行業務取扱管理者試験に合格すると、旅行業務取扱管理者という国家資格を得られます。旅行業務取扱管理者とは、旅行業界における唯一の国家資格です。旅行代理店が商品(旅行プラン)を販売するには、旅行業務取扱管理者を1名以上配置しなくてはなりません。
販売できる旅行商品の範囲によって、資格は「総合旅行業務取扱管理者(海外旅行含む)」「国内旅行業務取扱管理者」「地域限定旅行業務取扱管理者資格」の3種類に分類されます。試験によって実施元が変わるので注意しましょう。

旅行業務取扱管理者の資格を所有していれば、「旅行業を熟知している」という証明になります。そのため、旅行業界での就職・転職に役立ったりキャリアアップにつながることも。受験資格は特に設けられていないので、高卒も受験可能です。

通関士

「通関士」とは、輸出・輸入などの手続きに関する国家資格です。この資格があると、貿易のスペシャリストであることを証明できます。受験資格は設けられていないため、高卒も取れる資格です。
取得できれば、貿易業界での就職を有利に進められるでしょう。ほかにも、海外との取引がある商社やメーカーなどの選考において、優秀な人材として扱われる可能性が期待できます。

取りやすい国家資格とは?取得するメリットや選ぶときのポイントを解説」では、ほかにも挑戦しやすい国家資格をまとめています。就職のために国家資格の取得を検討している高卒者は、あわせてチェックしてみましょう。

普通自動車第一種運転免許も国家資格

多くの人が取得している「普通自動車第一種運転免許」も、国家資格の一つです。普通自動車・小型特殊自動車・原動機付自転車の3種類を運転できます。運転免許は業種や職種に関わらず、持っていると就職に役立つ資格です。特に、公共交通機関が少ない場所に職場があったり業務で運転の必要があったりする場合は、運転免許があると採用されやすくなります。18歳から普通自動車第一種運転免許を取得できるので、高卒の方はチャレンジしてみましょう。

高卒で取れるおすすめの民間資格一覧

ここでは、高卒におすすめの民間資格を紹介します。民間資格とは、企業や民間団体が独自の審査基準で認定を行う資格です。国家資格と同レベルで知名度が高かったり合格が難しかったりする民間資格もあるので、キャリアプランにあわせて受験することをおすすめします。

秘書技能検定

秘書技能検定はどの仕事でも役立つ民間資格です。検定に合格すれば敬語やビジネスマナー、名刺の扱い方など、社会人として身につけるべき能力があることを証明できます。秘書検定には1級・準1級・2級・3級があり、社会人だけでなく大学生や高校生も受験している資格です。初めて受験する方は、3級からチャレンジしてみましょう。

マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)

「Microsoft Office Specialist(通称:MOS)」は、PCを使う仕事に就く方におすすめの民間資格です。受験資格はなく、高卒も挑戦できます。WordやExcelを利用した資料作成業務は、職種問わず多くの社会人に必要なスキルです。基本的な操作やスキルを証明できるため、就職に役立つでしょう。大規模な会社の事務や経理といった職種では、MOSの取得を必須条件とする場合もあります。

MOSの試験は、コンピューターで行う実技試験です。MOSの試験区分は全23種類。WordやExcel、PowerPointなどといったソフトがバージョンごとにレベル分けされているので、自分の能力に応じて受験しましょう。毎月1~2回開催されている「全国一斉受験」のほか、認定のパソコン教室や試験会場で随時募集している「随時試験」があります。どちらで受けても試験内容は同じなので、自分に合った方法で受験しましょう。

インテリアコーディネーター

インテリアコーディネーターも高卒におすすめの資格です。インテリアショップや工務店、家具メーカー、住宅メーカーへの就職を検討している方はインテリアコーディネーターの取得を目指してみましょう。
建築や空間デザインを学んでいる大学生や専門学生は、インテリアコーディネーターとして採用されやすい傾向にあります。無資格の高卒は選考で不利になる可能性も考えられるので、インテリアコーディネーターの資格を取ったりスクールに通ったりしたほうが良いでしょう。

ベビーシッター(JADP認定)

「ベビーシッター資格」は、保育に携わるスペシャリストとしての知識やスキルを証明する資格です。日本能力開発推進協会(JADP)が運営しています。ベビーシッターとして働くのに、学歴や資格は関係ありません。そのため無資格の高卒もベビーシッターになれますが、信用できる情報がなければ依頼を得るのは難しいのが現実です。
そこで、客観的にベビーシッターとしての能力を証明するために、資格を取ることをおすすめします。ベビーシッター資格の取得には、JADP指定の講座受講が必要です。試験は、カリキュラム修了後に自宅にて受験してください。

JADPのほかにも、「公益社団法人全国保育サービス協会」が運営する「ベビーシッター認定資格試験」という資格もあります。受験には、指定の研修を受講して修了証を有していなければなりません。ベビーシッターとして信頼度を高めたい方は、資格の取得をおすすめします。

ネイリスト技能検定試験

美容系の仕事に興味がある方は、ネイリスト技能検定試験の取得がおすすめです。ネイリスト技能検定試験には1級・2級・3級があります。3級は義務教育を修了していれば誰でも受験できるため、高卒も取れる資格です。3級に受かれば2級、1級と挑戦できるのでスキルアップも目指せます。
ネイリストとして働くのに資格は必須ではありません。しかし、資格があれば選考の際に有利になる可能性があります。

調剤事務管理士技能認定試験

医療系の民間資格に興味がある高卒には、調剤事務管理士技能認定試験の受験がおすすめです。調剤薬局で働く事務員は、処方箋受付や保険請求分の調剤報酬明細書の作成、そのほか事務を行い薬剤師をサポートします。未経験・無資格歓迎の求人もありますが、調剤薬局の事務員は専門性の高い仕事なので、資格があると就職の際に有利です。
調剤事務管理士技能認定試験は学科試験と実技試験に分かれています。試験は年6回実施されるので、好きなタイミングで受験可能です。

医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)

「医療事務技能審査試験」とは、医療事務の基礎的な知識・スキルを確かめる試験です。医療事務の仕事自体は資格を必須とはしておらず、無資格で働けます。しかし、未経験や無資格者の求人は倍率が高くなるため、資格を取得しておいたほうが就職で有利に働くでしょう。
医療事務の知識があれば、病院や診療所に就職しやすくなります。そのほか、歯科や美容クリニック、調剤薬局など、幅広い施設から需要のある仕事です。医療事務の仕事内容については、「高卒から医療事務になるには?求人選びのコツや役立つ資格をご紹介」もご覧ください。

「医療事務技能審査試験」の試験内容は、学科と実技です。学科試験では、医療制度や医事業務などに関する問題が出題されます。実技試験突破には、窓口・電話対応や、カルテとレセプトの正誤チェックの技術が必要です。受験資格は不問なので、高卒も試験を受けられます。専門の学校に行かなくても、独学で取れる民間資格なので、興味がある方はチャレンジしてみましょう。

登録販売者試験

登録販売者は、薬剤師不足を補うために創設された公的資格です。公的資格とは国家資格に準ずる民間資格のことで、登録販売者試験は各都道府県が実施しています。もともとは薬剤師がいなければ薬の販売が禁止されていましたが、法改正により登録販売者がいれば第2類・第3類医薬品の販売が可能になりました。そのため、市販薬を扱う薬局やドラッグストアでは、登録販売者の資格を持つ人材を歓迎しています。

大学の薬学部を卒業しなければ取得できない薬剤師と違って、登録販売者は高卒からも取れる資格です。キャリアアップや高収入につながる資格なので、取得して損はありません。医療系の仕事やドラッグストア勤務を検討している方は、登録販売者試験の受験をおすすめします。

介護支援専門員(ケアマネージャー)

ケアマネージャーは、介護職でキャリアアップを目指す高卒におすすめの公的資格です。介護従事者の高卒がケアマネージャーの試験を受けるには、国家資格である介護福祉士を取得し、5年以上実務経験を積む必要があります。
なお、医師や看護師、作業療法士、理学療法士といった資格を持っている人も5年以上の実務経験があれば、ケアマネージャーの試験を受験可能です。多くの受験者が働きながら試験勉強をしていることもあり、十分な対策が難しく、ケアマネージャー試験の合格率は例年20%前後とされています。取得を目指す方は、気を引き締めて試験勉強に臨む必要があるでしょう。

就職で資格があると有利に働くと知っていても、何を取れば良いのか悩むことも。実用性の高い資格が知りたい方は、このコラムとあわせて「就職に有利な資格とは?種類やアピール方法を紹介」をチェックしてみましょう。資格が就職活動でどのように有利に働くか、面接官に好印象を与えるアピールと一緒に紹介しています。

高収入を目指すなら医療・福祉系の資格がおすすめ

高卒で高収入を目指す方には、医療・福祉系の資格取得をおすすめします。医療や福祉に携わる仕事では、学歴よりも実力が重視される傾向にあるため、資格があると就職・転職に有利です。また、入社後資格に応じて手当がついたり役職に就けたりすることもあるので、収入アップも実現できます。資格があれば内定を得られる可能性が高まり、収入アップにもつながるため取得して損はありません。

高卒で取れる資格は独学での取得も可能

高卒で取れる国家資格・民間資格の多くは、通信講座や予備校に通わず独学で勉強して取得することも可能です。独学なら学習費用を抑えられるので、経済的な理由で資格取得をあきらめる必要はありません。昨今では動画サイトを使った勉強方法もあるので、無理なく試験対策を行えます。無事に試験に合格し資格を取得したら、スキルを活かせる職場を探しましょう。

ハタラクティブでは、20代の就職・転職支援を行っています。「高卒で働ける職場を探したい」「資格を活かして働きたい」という方は、ぜひご相談ください。求人紹介や応募書類の添削、本番を想定した面接対策など就職に必要なサポートをマンツーマンで実施しています。
利用の際に費用が発生することはありません。就職活動を成功させたい方は、ハタラクティブへの相談も視野に入れてみましょう。

高卒の就職と資格に関するお悩みQ&A

ここでは、高卒の就職でよくあるお悩みにお答えします。資格取得による就職活動への影響も紹介するので、参考にご覧ください。

資格があれば高卒の就職は有利になる?

有資格者は無資格者に比べて優遇される傾向にあります。特に、医療・福祉系の仕事の場合は資格を持っていたほうが採用率がアップするでしょう。また、就職後に資格手当がついたりキャリアアップしやすかったりとうれしいメリットも。「高卒から医療事務になるには?求人選びのコツや役立つ資格をご紹介」では、役に立つ資格や詳細な業務内容を解説しています。高卒で医療事務を目指す方は、参考にご覧ください。

高卒が独学で資格を取得するには?

1日のなかで学習時間を確保し、参考書や過去問題集を活用して資格取得に取り組みましょう。動画配信サイトや学習アプリを利用して、繰り返し動画を視聴したり、問題を解いたりするのもおすすめです。
職種によっては、社会人になってからも定期的な資格勉強が必要な場合もあるため、学習習慣を身につけることは社会に出てからも役立つでしょう。資格取得のための勉強法は「資格のおすすめを紹介!社会人が取得するメリットや勉強法も解説」でも紹介しているので、チェックしてみてください。

高卒で取れる「食いっぱぐれない資格」が知りたいです。

需要が高く将来性がある資格、社会的な信頼度が高い資格、専門性の高い資格などを取得することで、安定して長く働ける可能性が高くなるでしょう。国家資格なら行政書士や司法書士、民間資格なら秘書技能検定や登録販売者試験などは、就職や転職に役立つうえ、高収入・キャリアアップも目指せるのでおすすめです。
このコラムの「高卒で取れるおすすめの国家資格一覧」「高卒で取れるおすすめの民間資格一覧」では、高卒におすすめの資格をまとめています。

資格のない高卒も正社員就職できる?

可能です。無資格の高卒が正社員就職を目指すなら、営業職や介護職といった学歴不問・未経験者歓迎の求人が多い仕事から探してみると良いでしょう。若年層の就職サポートを行っているハタラクティブでは、無資格の高卒の支援も行っています。求人紹介から入社後のフォローまでマンツーマンでサポートするので、まずはお気軽にご相談ください。

高卒で取れる女性におすすめの資格は?

女性は結婚や出産、子育てなどライフスタイルの変化を視野に入れたうえで資格を選ぶのもおすすめです。保育士は、人手不足による需要が多く、職場に女性が多い傾向があるため、産休や育休への理解が得られやすいでしょう。
医療事務、登録販売者は全国に病院やドラッグストアがあり、地域を問わず就職しやすく、有資格者や経験者が重宝されやすいため社会復帰しやすいといえます。

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