ニートの履歴書の書き方は?嘘をつかずに空白期間で不利になるのを防ぐ方法

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この記事のまとめ

  • ニートの方は、履歴書をとおして働く意欲を伝える必要がある
  • ニートの方は資格欄を充実させたり新しいことに挑戦したりすると良い
  • ニートの方は履歴書作成の前に企業研究や自己分析をすると良い

履歴書の書き方が分からず、「職歴欄に何を書けば良いの?」と戸惑うニートの方もいるのではないでしょうか。「職歴欄が空欄の履歴書は評価されない」と思う方は多いですが、大切なのはそのぶんをほかの項目で補い就職への意欲を伝えることです。
このコラムでは、職歴がない場合の職歴欄の書き方や、就職への熱意が伝わる志望動機・自己PRの書き方をまとめました。これから就職活動を始めるニートの方はぜひ参考にしてください。

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ニート期間が不利にならない履歴書の書き方

ニート期間があることで就職活動が不利になるのを防ぐには、職歴欄以外の項目を充実させるのがポイントです。

資格欄を充実させる

ニート期間中に資格を取得した場合は履歴書の資格欄に記載しましょう。資格が複数あって書ききれない場合は、応募先の仕事に関連する資格を優先して記入するようにします。
現在資格取得に向けて勉強している方は、資格欄に「△△資格の取得に向けて勉強中」と記載しましょう。応募する企業や業界、職種に関連する資格を目指していると伝えることで入社意欲をアピールできます。

資格欄の正しい書き方については、「履歴書の資格欄の書き方とは?記載する順番や免許との違いも解説」をご覧ください。

新しいことに挑戦する

履歴書に書くことがないと感じるニートの方は、これから何かにチャレンジしてアピール材料をつくる方法があります。仕事に役立つ資格を目指しても良いですし、IT系の企業を志望する場合はプログラミングの勉強を始めるのも有効です。
働くことに慣れるために、アルバイトにチャレンジしてその経験を履歴書でアピールするのも良いでしょう。

志望動機や自己PRで熱意を伝える

職歴や資格欄に書く内容が少ない場合は、志望動機や自己PR欄を使って就職への熱意をアピールしましょう。
志望動機を作成するポイントは、応募先の事業内容や社風についてよく調べ、数ある企業のなかからなぜその企業を選んだのかを説明することです。ほかの会社にも通じる内容だと、「うちでなくても良いのでは?」と思われてしまうため、応募先だからこそ魅力に感じた点を説明しましょう。そのうえで、自分がどのように会社に貢献できるかを述べると就職への意欲を伝えられます。

「仕事に活かせるスキルがない…」という場合は、「1日も早く業務に慣れてお客さまに価値を提供できるようになりたい」といった入社後の目標を盛り込むのがおすすめです。
自己PRをつくる際は、次の項目で紹介する自己分析・他己分析を行い、自分の長所や短所、価値観を把握したうえで企業で活かせそうな強みをアピールしましょう。アピールできそうな強みが複数見つかった場合、応募先の仕事で活かせそうなものを優先して記載します。

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企業がニートの採用にあたって抱く懸念

企業は職歴がない方、ブランクが長い方を採用するにあたって、「すぐに辞めるのではないか?」「途中で仕事を投げ出してしまうのではないか?」といった懸念を抱くことがあります。そのため、ニートの就職活動は難しいと指摘されますが、反対に考えるとこうした企業の懸念を払拭できれば就職を成功させられるでしょう。
今まで働いた経験がなくても、履歴書をとおしてこれから働く意欲があると伝えることが大切といえます。

未経験者可の求人を探そう

働いた経験がないニートの方は、未経験者歓迎の求人を中心に仕事を探しましょう。未経験者を歓迎する企業は入社後の教育制度が充実している場合があり、働きながらスキルを身につけられます。また、未経験者採用を行う企業は応募者の現状のスキルではなく、「入社後に成長してくれそう」というポテンシャルを評価してくれるので、履歴書をとおして自分の意欲を伝えれば評価される可能性が高いでしょう。

未経験でもできる仕事は?正社員として就職しやすいおすすめの業界・職種」 では、未経験者歓迎の求人が多い仕事をまとめているので、ぜひご覧ください。

ニートが履歴書で空白期間を説明するには?

履歴書を書く際、働いていない期間の書き方に迷うことがあるでしょう。職歴がないニートの方は、職歴欄には「なし」と記載するのが一般的です。しかし、「空白期間があると不利になりそうだから」という理由で嘘を書くのはおすすめできません。
空白期間を埋めるために、かつて自分が勤めていた職場の在籍期間を延ばしたり、実際にはやっていないアルバイトを職歴として書いたりするのは職歴詐称にあたります。職歴詐称が明らかになると、せっかく採用されても内定取り消しになったり、入社後にペナルティを科せられたりします。また、面接で詳しい内容を聞かれた際にうまく回答できず、面接官に不信感を与えることが考えられるでしょう。

短期間のバイト経験は書いても大丈夫

アルバイト経験がある場合は、短期間で合っても職歴欄に記載して問題ありません。その際は、「株式会社△△入社(アルバイト)」という風に雇用形態が分かるように記載しましょう。
アルバイトの種類が多い場合は、応募先の仕事で活かせるアルバイト経験を優先して記載するのがおすすめです。

履歴書で空白期間を説明する方法について知りたい方は、「履歴書に空白期間はどう書く?フリーターやニートなど状況別に解説」のコラムも参考にしてみてください。状況ごとの空白期間の書き方や書くときのポイントなどをまとめています。

ニートの方が効果的な志望動機や自己PRを書く方法

ここからは、履歴書に効果的な志望動機や自己PRを書くためにできることや、書き方の注意点を紹介します。

企業研究を行う

履歴書を書く前に、必ず企業研究を行いましょう。企業研究とは、就職・転職活動の際に興味がある企業や応募する企業について調べることです。企業研究の目的は、企業の特徴を知ることで自分との相性を見極め、入社後のミスマッチを防ぐこと。また、企業が求める人物像を把握すると、志望動機や自己PRで何をアピールするかを考える参考になります。

企業研究は、まずは企業の公式Webサイトを参照して事業内容や社風、理念などを調べましょう。採用情報ページがある場合は、教育制度や福利厚生、休暇・休業制度の情報を得られるので、チェックするようにしてください。

志望動機で「他社ではなく応募先企業を選んだ理由」を説明するには、同じようなサービスを提供するほかの企業との違いを知ることが重要です。業界内での位置づけや事業規模、取引先の種類にも注目すると、同業他社との違いを見出しやすくなります。また、競合他社の詳細な事業内容を調べることで、応募先との違いを理解できるでしょう。

履歴書は使い回さない

履歴書はすべての企業で同じ内容を使い回すのではなく、必要に応じて企業ごとに内容をアレンジしましょう。特に、志望動機は「他社でなく応募先を選んだ理由」を伝える必要があるので、企業研究を行い企業の特徴を踏まえた内容にする必要があります。

自己分析・他己分析を行う

自己PRで何をアピールすれば良いか分からない方は、自己分析と他己分析を行いましょう。

自己分析とは

自己分析とは、自分の過去を振り返り自分の性格や価値観、長所・短所を把握する作業のことです。自己分析を行うと、自分の仕事選びの軸が明らかになり、本当に自分と合った企業に就職できる可能性が高まります。特に、今まで働いた経験がないニートの方は、自己分析で自分が何を重視するのかを明確にして、就職後のミスマッチを防ぎましょう。

また、自己分析を行うと自分の強み・弱みを相手に分かりやすく伝えられるようになります。自己PRには基本的に強みを書きますが、面接では弱みを聞かれることがあるので、どちらも答えられるようにしましょう。
自己分析の詳しいやり方は、「自己分析とは?実施のメリットと就活・転職活動での必要性を解説」のコラム内の動画を参考にしてみてください。

他己分析とは

他己分析とは、他人から見た自分の特徴を知って自分への理解を深めることです。他己分析のメリットは、自己分析と比べてより客観的な視点で自分を知れること。客観的な意見を取り入れることで、自己分析の内容により説得力をもたせられます。
他己分析では、回答が偏らないよう複数人にお願いするのがおすすめです。

話の流れに気をつける

志望動機や自己PRを書く際は、相手に伝わりやすい話の流れを意識しましょう。両者ともに、基本的には「結論→理由→まとめ」の順にまとめます。
自己PRであれば、冒頭で「私の強みは△△です」と述べたあとに、詳しい理由や強みが発揮されたエピソードを述べましょう。そして、最後に「この強みを活かして1日も早く貴社に貢献できるよう頑張ります」というまとめの文を入れます。

ハタラクティブの「若者しごと白書2024 3-11. 就職活動・転職活動における選考中の不安度(p.41)」によると、就職活動をしている方のほとんどが履歴書や職務経歴書の準備、書き方などに不安を抱えていることが分かります。「履歴書をうまく書けない」「一人での履歴書作成が不安」というニートの方は、就職エージェントに相談してみてください。

参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2024

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ニートの方の就職に関するQ&A

「履歴書の職歴欄に書くことがない…」「そもそも正社員として就職できる?」など、就職に不安を抱えるニートの方の疑問をまとめました。

ニートが履歴書を書くとき職歴欄はどうしたら良いですか?

ニートの方の場合は、過去に就職やアルバイトの経験があれば、その職歴を履歴書に記載しましょう。職歴が全くない場合は、職歴欄には「なし」と記載すれば大丈夫です。職歴でアピールできる内容がない場合は、自己PRや志望動機などの項目をとおして意欲を伝えましょう。
ニートの場合の職歴の書き方を知りたい方は「ニートの履歴書の書き方を例文つきで解説!就職活動を成功に導く方法とは?」のコラムも参考にしてみてください。

ニートは正社員として就職できますか?

もちろんニートから正社員として就職できます。職歴がない、ブランクが長い場合は就職活動に不利といわれますが、未経験者歓迎の求人を探したり、資格を取得したりすることで就職できるでしょう。
ニートから正社員就職を目指す方は「ニートから正社員を目指そう!受かるための方法やおすすめの仕事を紹介」のコラムもチェックしてみてください。

ニートから就職したいけど働くのが怖いです

いきなり就職するのが怖いときは、短期・単発のアルバイトから働くことに慣れる方法があります。アルバイトは正社員よりも採用のハードルが低いので、自分が興味のある仕事にチャレンジしてはどうでしょうか。人と関わることに抵抗がある場合は、工場のライン作業や清掃など個人プレーでできる仕事から始めても良いでしょう。
「仕事をするのが怖い」という方は「ニートが「仕事が怖い」を乗り越えるコツを解説!おすすめの職業も紹介」のコラムもご一読ください。

一人で就職活動する勇気が出ません

一人での就職活動がうまくいかない場合は、就職エージェントやハローワークに相談するのがおすすめです。
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