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高卒ニートとは?正社員になれる?就職に向けてやるべきことをご紹介!
更新日
この記事のまとめ
- 高卒ニートには、最終学歴が高校卒業で現在も職業に就いていない方が該当する
- 2023年のニート(15~34歳の無業者)の数は59万人
- 高卒ニートとして生活をする理由は「自分に自信がない」「やりたい仕事がない」など
- 高卒後すぐニートになった場合は、まず短時間のアルバイトから始めてみるのも手
- 1人で就活するのが不安な高卒ニートの方には就職・転職エージェントの利用もおすすめ
「高卒ニートは就職できるの?」「このままではやばい?」と不安に感じている方もいるでしょう。自己分析をして自分の強みを見つけたり、幅広く企業の情報を集めたりすることで高卒ニートの就職成功の可能性を高められます。
このコラムでは、高卒ニートの方が就職を成功させるコツを解説。また、就職するメリットやおすすめの就職支援サービスも紹介するので、内容を参考にして就活をスタートさせましょう。
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高卒ニートとは?
高卒ニートとは、最終学歴が高校卒業で現在職業に就いていない方を指すのが一般的です。なお、厚生労働省の「ニートの状態にある若年者の実態及び支援策に関する調査研究」によると、「ニートとは15~34歳の非労働力(仕事をしていない、また失業者として求職活動をしていない者)のうち、主に通学でも、主に家事でもない独身者」と定義しています。
ニートと混合しやすい「無職」や「フリーター」との違いについては、「無職とフリーターの違いは?将来のために有効的に時間を使おう!」をご覧ください。
以下で、高卒ニートの現状をご紹介します。
参照元
厚生労働省
報道発表資料2007年6月 ニートの状態にある若年者の実態及び支援策に関する調査研究
ニートの割合
高卒ニートとは限りませんが、国は国内のニートに該当する無業者の数を調査・公表しています。
総務省統計局の「労働力調査(基本集計)2023年(令和5年)平均結果の概要」によると、2023年のニート(若年無業者)の人数は59万人でした。
【ニートの人数と割合の推移】
ニートの人数(15~24歳) | ニートの人数(25~34歳) | 人口に対するニートの割合 | |
---|---|---|---|
2023年 | 26万人 | 33万人 | 2.4% |
2022年 | 26万人 | 31万人 | 2.3% |
2021年 | 27万人 | 31万人 | 2.3% |
2020年 | 37万人 | 32万人 | 2.7% |
2019年 | 24万人 | 32万人 | 2.2% |
引用:総務省統計局「労働力調査(基本集計)2023年(令和5年)平均結果の概要」
上記のデータには病気やケガなどの療養のために、やむを得ず仕事をしていない方も含まれています。なお、独立行政法人労働政策研究・研修機構の「資料シリーズNo.217」によると、ニート状態にある人のうち最も割合が多かった学歴は高卒でした。
参照元
総務省統計局
労働力調査(基本集計) 2023年(令和5年)平均結果
資料シリーズNo.217 若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状③―平成29年版「就業構造基本調査」より―
ニートの期間
厚生労働省の「ニートの状態にある若年者の実態および支援策に関する調査研究報告書(概要)」で公開されているニートの期間と、就労達成率の割合は以下のとおりです。このデータは厚生労働省が運営する、「若者自立塾」を利用したニートの方を対象とした調査となります。
なお、ニートの方の就労支援を行っていた若者自立塾は2009年に廃止されており、やや古い資料となるのであくまで参考程度に確認しましょう。
ニートの期間 | 就労を達成した割合 |
---|---|
5年超 | 42.3% |
3年超~5年以下 | 50.7% |
1年超~3年以下 | 45.1% |
1年以下 | 44.2% |
引用:厚生労働省「ニートの状態にある若年者の実態および支援策に関する調査研究報告書(概要)」
ニートからの就労を達成している人のうち、ニート期間が3~5年の方が最も多く、50.7%という結果でした。
高卒ニートから就職を目指す際は、後述する「高卒ニートからの就職先はどうやって見つける?」でご紹介している就職支援サービスを参考にしてみてください。
参照元
厚生労働省
「ニートの状態にある若年者の実態及び支援策に関する調査研究」
高卒ニートとして生活している理由
高卒ニートとして生活している方には、以下のような理由があると考えられます。
- ・自分に自信がない
・スキルに自信がない
・人と関わるのが苦手
・規則正しい生活を送るのが苦手
・やりたい仕事がない
・面接が苦手
・家庭の事情で働けなくなった
他者とのコミュニケーションや、働くことそのものへの不安から、就職活動に踏み切れない高卒ニートの方もいるでしょう。しかし、ニートの年数が長期になるほど、就職に対する苦手意識や恐怖心が増幅する恐れも。高卒ニートを続ける理由が病気やケガ、あるいは家庭の事情など、やむを得ない場合を除き、できるだけ早めに就活への一歩を踏み出してみることをおすすめします。
- 向いてる仕事あるのかな?
- 自分と同じような人はどうしてる?
- 資格は取るべき?
高卒ニートになったきっかけ
高卒ニートになったきっかけは、「就活に失敗した」「やりたい仕事が見つからなかった」「一度就職したがすぐ辞めてしまった」など人それぞれです。共通しているのは、「働きたい気持ちはあるけれど、過去の出来事や周囲からの評価がトラウマとなり一歩踏み出せない」という点ではないでしょうか。
なかには、きっかけは病気やケガだったものの、回復後も就職に対して意欲的になれず仕事をしていない方もいるかもしれません。以下では、一般的にどのようなきっかけで、高卒ニートになる方がいるかを解説します。
就活がうまくいかなかった
就活の経験はあるものの就職先が決まらず、そのまま高卒ニートとして生活を送っている方もいるようです。複数の企業で面接を受けたにもかかわらず、採用が決まらなかった経験から自信を失う方、面接時の失敗や採用担当者から言われたネガティブな言葉が忘れられず、面接に対し恐怖心を抱いている方もいるでしょう。
具体的には、緊張のあまり「応募先の企業名を間違えてしまった」「質問に対しスムーズな回答ができなかった」などの失敗が挙げられます。就職したい気持ちがあっても、当時の苦い経験によって一歩踏み出せないといった高卒ニートの方は少なくないようです。
職場の人間関係に不安がある
高卒ニートの方のなかには、人間関係を構築することへの不安から、就職をためらっている方もいるでしょう。仕事に限らず、過去に人間関係のトラブルや孤立を経験した場合、他者と関わることに対し恐怖心や苦手意識が芽生えることがあります。
職場の人間関係に不安を感じ、就活をためらっている高卒ニートの方は、「『働くのが怖い』理由は人間関係やトラウマ?対処法を知って克服しよう!」で解説している克服法を試してみてください。
やりたい仕事が分からない
やりたい仕事が分からず、「就活に対し前向きになれない」という高卒ニートの方もいるでしょう。なかには、自分の興味を引くような仕事や企業を見つけられず、就活を諦めてしまった方もいるかもしれません。
ハタラクティブの「若者しごと白書2023」にある、仕事のやりがいに関するアンケートを見ると、正社員として働く若者のうち「興味のある仕事ができること」と回答した人は全体の6.9%、「夢を実現できること」が1.6%にとどまっています。
引用:ハタラクティブ「若者しごと白書2023」
「自分のやりたい仕事は何か?」を自問したり、自分に合う企業を調べたりするのは大切なことです。ただし、やりたい仕事に就くことだけにこだわり過ぎると、ニートの期間が長くなり、年齢を重ねるとともに求人の選択肢が狭まる恐れも。仕事は、働き始めてから働く楽しさに気づける場合もあるので、「やりたいこと」にこだわり過ぎないようにしましょう。
やりたい仕事が分からず就活へ踏み出せない高卒ニートの方は、「何がしたいかわからないニートから脱却!悩む理由や就職のポイントとは?」のコラムで解説している就職のコツを参考にしてみてください。
一度就職したがすぐ辞めてしまった
「就職した経験はあるけれど、すぐ辞めてしまい高卒ニートになった」という方もいるかもしれません。たとえば、就職先の仕事内容や職場の雰囲気に違和感をおぼえ、「働くこと自体が自分には向いていないのでは」と、就活を断念してしまった方もいるでしょう。
また、前職での経験から、「二度と同じ思いはしたくない」「自分に合う企業なんてない」と考え、高卒ニートになるケースもあるようです。
たとえ同一の職種・業界であっても、職場の雰囲気や人間関係まですべてが同じということはありません。後述する「高卒ニートから目指しやすい職業9選」も参考にしながら、興味のある仕事がないか考えてみましょう。
高卒ニートから就職することは可能?
高卒ニートから就職することは可能です。「正社員になるのは難しいのでは…」と悲観し過ぎないようにしましょう。文部科学省の「令和6年3月高等学校卒業者の就職状況(令和6年3月末現在)に関する調査について」によると、高卒者の就職率は98.0%でした。また、厚生労働省の「令和6年3月大学等卒業者の就職状況(4月1日現在)を公表します」を見ると、大卒者の就職率は98.1%です。
どちらのデータも調査対象が新卒者ではあるものの、高卒者・大卒者ともに高い確率で正社員として就職していることが分かります。
ただし、ニートのまま年齢を重ねると就職難易度が上がる点には注意しましょう。空白期間が長いほど、企業側から就職意欲の低さやスキルの習得までに時間が掛かることを懸念されやすいためです。また、30代・40代と年齢を重ねると、社会人としての経験やスキルを重視されることが増えていきます。正社員就職を考えている高卒ニートの方は、年齢が若いうちに行動に移したほうが良いでしょう。
参照元
文部科学省
令和6年3月高等学校卒業者の就職状況(令和6年3月末現在)に関する調査について
令和6年3月大学等卒業者の就職状況(4月1日現在)を公表します
高卒ニートからの就職も大丈夫
正社員としての経験や仕事そのものの経験がなくても、就職することは可能です。「就活のやり方が分からない」「自分に合う仕事が見つかるか不安」といった方は、就職エージェントのハタラクティブへご相談ください。専任のキャリアアドバイザーがマンツーマンで丁寧にカウンセリングを行い、あなたの強みと弱みを理解したうえで、無理なく続けられるファーストキャリアのご案内を行います。また、はじめて就職する高卒ニートの方にとって無理が生じないよう、セカンドキャリアを含めた求人のご提案も可能です。
ハタラクティブでは、ニートやフリーターなど、あなたと同様の経歴をもつ方の就職実績があります。高卒ニートの方が求人の選択肢を増やすためのアドバイスも行っているので、ぜひご利用ください。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
高卒ニートの就職先がなかなか決まらない3つの理由
ここでは、高卒ニートの方が「なかなか就職先が決まらない」と感じる理由として考えられることをご紹介します。正社員として就職を目指す際の参考にしてみてください。
高卒ニートの就職先がなかなか決まらない理由
- 最終学歴によって求人の選択肢が限られる
- アピールできるスキルや経験が少ない
- 社会経験が乏しいことを不安視する企業がある
1.最終学歴によって求人の選択肢が限られる
最終学歴が高卒の場合、基本的には大卒以上の人材を募集している求人に応募できないため、そのぶん選択肢が限られます。就職したい企業や挑戦してみたい仕事があったとしても、募集要項に「大卒以上」と記載があれば除外せざるを得ないためです。
さらに、高卒ニートの方が就職先を探す際は、最終学歴に加えて未経験者を募集している求人に絞る必要があります。そのため、大卒者と比べると求人の選択肢が狭まり、就職先が決まるまでに時間がかかる場合があるようです。
2.アピールできるスキルや経験が少ない
高卒ニートかどうかに関わらず、就活では自分のスキルや経験を効果的に面接官へ伝えることが重要なポイントとなります。しかし、働いた経験がない、もしくは少ない場合「アピールできるスキルや経験がない」と感じる高卒ニートの方もいるでしょう。
面接では仕事上での経験以外に、高校時代のアルバイトや部活動、習い事などを通じて得たものをアピールするのも一つの方法です。努力したことや苦難を乗り越えた経験、成功体験などを振り返ったうえで、仕事に活かせるものがないかを考えてみましょう。
「自己PRが書けないときは視点を変えよう!ニート経験があっても大丈夫?」のコラムでは、ニートの方におすすめの自己PRの作成方法をご紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。
3.社会経験が乏しいことを不安視する企業がある
高卒ニートの方に対し社会経験が乏しい点を不安視し、採用を避ける企業もあるでしょう。なぜなら、ニートの方のなかには家族以外の人と接点をもたずに生活をしている人もいるからです。すべてのニートの方に該当するわけではないものの、「社会人としてのスキルが身についていないのでは」と懸念される場合があることを念頭に置きましょう。
企業では新卒者に対し、ビジネスマナーや仕事の基礎知識などの研修を、一から行うのが一般的です。一方で、新卒以外の応募者に対しては、「基礎的なことは社会人ならできて当然」と考えている企業も。「高卒ニート」という経歴でネガティブな印象を与えないよう、面接の際はあいさつや言葉遣い、身だしなみなどに気を配ることが大切です。
マナーに自信がない場合は、「面接の流れやマナーを受付・入室・退室の場面別で解説!」のコラムで確認してから面接に臨みましょう。
高卒ニートから目指しやすい職業9選
高卒ニートの方には、営業職や工場作業員など資格なしで未経験から挑戦しやすい仕事、介護職やプログラマーなど需要が高い職業がおすすめです。また、就職・転職サイトを見るときは、「学歴不問」「未経験OK」と記載されている職業に注目すると良いでしょう。
以下で、これらに該当する9つの職業の主な仕事内容をご紹介します。職種ごとに平均年収や、実際に働いている人の高卒者の割合もまとめているので、仕事探しの参考にしてみてください。
1.介護職
介護職は少子高齢化に伴って慢性的な人手不足にあるため、求人が豊富です。介護職の主な仕事内容は、利用者の食事や入浴、排泄など生活のサポートをすること。「誰かの役に立ちたい」「人と関わることが好き」という高卒ニートの方におすすめの仕事です。
介護の仕事に関しては「就活アドバイザーが教える!社会福祉士・介護士・ホームヘルパーのお仕事」で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
厚生労働省の職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag「施設介護員」と「訪問介護員/ホームヘルパー」によると、施設介護員の全国平均年収は約371.4万円、訪問介護員/ホームヘルパーが約390万円でした。
実際に働いている人の学歴は、いずれも高卒が最も多く、施設介護員が43.8%、訪問介護員/ホームヘルパーは35.3%。入社後の研修や資格取得支援制度が整っていることが多いので、経験や資格がない高卒ニートの方も働きながらスキルを身につけられるでしょう。
正社員
サービススタッフ(介護職)
-
年収 277万円 ~ 327万円
-
大手企業,未経験OK,残業少なめ,賞与あり,学歴不問,安定的な仕事,昇給あり,諸手当あり
2.工場の作業員
工場作業の仕事で扱う商品は工場ごとに異なるものの、マニュアル化されている業務が多いのが特徴です。たとえば、部品の組み立てや製品の梱包、検品、清掃、搬出作業などがあります。1人で黙々と取り組めるので、「人と関わるのが苦手」「決まった作業に集中するのが好き」といった高卒ニートの方におすすめです。経験を積むことでリーダーや管理職などへ昇進し、収入がアップする可能性もあります。
工場勤務の詳細は「工場に就職するメリットを紹介!仕事内容と向いている人の特徴も解説」をご覧ください。
厚生労働省の職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag「工場労務作業員」によると、工場労務作業員の全国平均年収は約340.1万円、実際に働いている人の学歴は高卒が56.1%でした。
また、入職前の実務経験も「特に必要ない」が53.7%となっていることから、未経験から就職を目指す高卒ニートの方におすすめの仕事といえるでしょう。
正社員
電気、電子、機械技術者
-
年収 277万円 ~ 353万円
-
未経験OK,賞与あり,学歴不問,昇給あり,諸手当あり
3.営業職
営業職は幅広い業界で必要とされる存在です。「未経験歓迎」や「学歴不問」の求人も多いため、高卒ニートの方も挑戦しやすいでしょう。営業活動は個人で行う場合がほとんどなので、自分でスケジュールを組んで働きたい方に向いています。また、成績に応じて給与以外にインセンティブ(成果報酬)をもらえる企業もあるので、努力次第では高収入も目指せるでしょう。
営業職は、取引先に自社の商品やサービスをアピールし、契約を取るのが主な仕事です。営業職の詳しい仕事内容や就職するコツについては、「未経験から営業の仕事につくには?」でも解説しています。
一例として、厚生労働省の職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag「自動車営業」を見てみると、自動車営業の全国平均年収は約533.5万円でした。また、実際に働いている人の学歴は、大卒が45.5%で最も高いものの、高卒も31.8%なので、高卒ニートの方も比較的挑戦しやすい仕事といえるでしょう。
正社員
営業職(キャリアコーディネーター/キャリアコンサルタント)
-
年収 300万円 ~ 480万円
-
未経験OK,賞与あり,学歴不問,昇給あり,諸手当あり
4.プログラマー
プログラマーは、アプリケーションやゲームソフトの開発などの現場におけるプログラミングが主な仕事です。パソコンやゲームが好きな方にとっては、趣味を活かせる職業といえるでしょう。プログラマーは需要が高く、技術や経験のある人材を募集している企業がある一方で、スキル・実績・学歴を問わない求人も多くあります。
研修制度がある企業を選択すれば、入社後に働きながら知識とスキルを身につけられるので、IT職未経験の高卒ニートの方にもおすすめです。
IT関連の仕事については、「IT業界は未経験者も挑戦できる?おすすめな職種と転職成功のコツをご紹介」で詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。
厚生労働省の職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag「プログラマー」によると、プログラマーの全国平均は約557.6万円でした。実際に働いている人の学歴は、大卒が最も多く64.6%、次いで専門学校卒が25.0%です。高卒は8.3%なので高いとはいえないものの、需要が高く将来性が見込まれる仕事です。
就職を目指す際は、事前に業務で使用するプログラミング言語や専用システムなどの専門知識を学んだり、資格を取得したりすると良いでしょう。
正社員
社内PG/SE
-
年収 279万円 ~ 432万円
-
未経験OK,賞与あり,学歴不問,昇給あり,諸手当あり
5.警備員
警備員は商業施設やオフィスビル、工事現場などで人々の安全を守るのが仕事です。基本的に学歴や職歴を問われないので、高卒ニートの方が目指しやすい職業といえるでしょう。配属場所によっては、休憩時間以外は屋外で立ちっぱなしという場合もあるため、体力に自信がある方に向いています。また、非正規雇用の人材を募集している警備会社もあるので、まずはアルバイトとして働いてみるのも良いでしょう。
警備員のやりがいや年収などは、「警備員の仕事」のコラムをチェックしてみてください。
厚生労働省の職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag「施設警備員」を一例に見てみると、施設警備員の全国平均年収は約376.1万円。また、実際に働いている人の学歴は、高卒が最も多く39.1%でした。
正社員
常駐警備員
-
年収 310万円 ~ 479万円
-
大手企業,未経験OK,賞与あり,学歴不問,安定的な仕事,昇給あり,諸手当あり
6.タクシー/トラック運転手
タクシーやトラックの運転手は、商品または人を目的地まで届けるのが主な仕事です。特に昨今では、インターネットで手軽に商品購入が可能になったため、運送ドライバーが不足しており求人も豊富にあります。前提として、ドライバーとして働くには普通自動車免許が必要です。加えて積載量や重量に応じた免許が必要な場合があります。
ただし、就職活動時に免許がなくても、入社後に免許取得支援制度を利用して会社の援助を受けながら取得を目指せる場合も。ドライバーを目指したい高卒ニートの方は、就職・転職サイトを見るときに、免許取得支援制度があるかどうかに注目してみましょう。
厚生労働省の職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag「タクシー運転手」と「トラック運転手」によると、タクシー運転手の全国平均年収は約419万円、トラック運転手が約485万円。実際に働いている人の学歴を見ると、高卒が最も多く、タクシー運転手は32.6%、トラック運転手が68.8%でした。
正社員
配達ドライバー
-
年収 345万円 ~ 439万円
-
大手企業,未経験OK,賞与あり,学歴不問,安定的な仕事,昇給あり,諸手当あり
7.Webライター
パソコンを使用し、企業や個人から依頼された文章を書くのがWebライターの仕事です。たとえば、コラムやブログ、商品説明など依頼内容は多岐に渡ります。文章を読んだり書いたりすることが好きな方に向いているでしょう。Webライターは企業に所属するほか、フリーランスとして働く方法もあります。会社以外の場所で仕事ができる場合もあるので、1人で集中して作業を進めたい方や、在宅ワークを探している高卒ニートの方にもおすすめです。
「Web系の仕事7つを紹介!SIerとの違いや必要なスキルについても解説」のコラムでは、WebライターをはじめWeb系の職種を紹介していますので、ぜひご覧ください。
8.事務職
事務職は、文書作成やデータ入力、来客時の対応などが主な仕事です。また、社内にある書類の整理や管理を行います。業務でパソコンを使用するため、パソコン操作の基礎知識のほか、ExcelやWordなどのスキルを求められることも。事務職は未経験者を募集する企業もあり、残業が比較的少ないといった特徴から、一般的に人気のある職種といわれています。
プライベートと仕事をきっちり分けたい、デスクワークをしたい高卒ニートの方におすすめです。「ニートから事務職の正社員になれる?抑えておきたいポイントを紹介」のコラムでは、ニートから事務職を目指す際のポイントを解説しているので、あわせてチェックしてみてください。
厚生労働省の職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag「一般事務」によると、一般事務の全国平均年収は約510万円です。入職前の実務経験は、「特に必要ない」が54.2%と半数を超えていることから、未経験者も挑戦しやすいといえるでしょう。
実際に働いている人の学歴は大卒が41.7%、高卒は20.8%にとどまっているものの、事務職では学歴を不問とする企業もあります。
正社員
コーポレートスタッフ(一般事務職)
-
年収 309万円 ~ 353万円
-
未経験OK,残業少なめ,賞与あり,学歴不問,昇給あり,諸手当あり
9.機械系エンジニア
機械系エンジニアは機械の製作や設置、運用を行うのが主な仕事で、「メカニカルエンジニア」と呼ばれることもあります。既存の機械だけでなく、新しい機械を提案したり、デザイン設計を行ったりする場合もあるようです。扱う製品は企業によって異なり、自動車や航空機、家電、産業ロボット、医療機器など多種多様。「機械をいじるのが好き」「社会の役に立つ機械を開発したい」といった高卒ニートの方におすすめです。
「エンジニアとは何をする人?仕事内容や求められる能力をわかりやすく解説!」のコラムでは機械系エンジニアを含め、エンジニアの仕事の種類や、就職を目指す際の勉強方法などをご紹介しています。
一例として、厚生労働省の職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag「自動車技術者」を見てみると、自動車技術者の全国平均年収は約712万円でした。実際に働いている人の学歴は、大卒が最も多く56.9%、高卒は23.5%。学歴や資格を不問とする企業もあるので、機械系エンジニアに必要な知識を自分で学び、選考時に意欲をアピールできれば、就職は不可能ではないでしょう。
正社員
モデルベース開発エンジニア
-
年収 304万円 ~ 469万円
-
大手企業,未経験OK,残業少なめ,賞与あり,学歴不問,安定的な仕事,プライベート重視,昇給あり,諸手当あり
高卒ニートから公務員を目指したい場合は?
高卒ニートから公務員になるには、公務員試験に合格する必要があります。公務員の種類は大きく分けて「国家公務員」「地方公務員」の2種類です。基本的に学歴は問われないものの、目指す分野や自治体によって年齢制限が設けられている場合もあるので、事前に確認しましょう。公務員への就活に関しては、「ニートから公務員になるには?試験の内容や面接のコツ、注意点を解説!」で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag「地方公務員(行政事務)」によると、地方公務員(行政事務)の全国平均年収は約478.3万円でした。実際に働いている人の学歴は、大卒が77.8%、高卒は31.1%です。
参照元
厚生労働省
職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag
高卒ニートが就職する3つのメリット
高卒ニートの方が就職すると、「収入や雇用が安定する」「社会的信用が得やすくなる」「キャリアアップを目指しやすくなる」などのメリットがあります。以下で詳しく解説しているので、今後の進路を決めるための参考にしてみてください。
高卒ニートが就職するメリット
- 収入や雇用が安定する
- 社会的信用が得やすくなる
- キャリアアップを目指しやすくなる
1.収入や雇用が安定する
高卒ニートの方が正社員として就職することで、収入や雇用の安定が見込めます。正社員は月給制が多く、毎月一定の収入を得ながら働き続けられるため、生活も安定するでしょう。
また、契約期間が定められている派遣社員やアルバイトとは異なり、正社員は無期雇用です。無期雇用は基本的に定年まで勤務可能なので、契約終了時期や契約更新されるかどうかを不安に感じることなく仕事ができます。
2.社会的信用が得やすくなる
社会的信用が得やすくなることも、高卒ニートから正社員になるメリットの一つです。正社員は、経済力や社会的地位の安定性によって信用を得やすい傾向があります。
社会的な信用度が高いと、ローンやクレジットカードの審査に通りやすいのが利点です。マイホームや車などの大きな買い物を考えている方にとっては、魅力的であるといえます。
3.キャリアアップを目指しやすくなる
高卒ニートの方が正社員として就職することで、キャリアアップを目指しやすくなるというメリットもあります。正社員は非正規社員に比べて業務の裁量や責任が大きいぶん、専門的な知識やスキルを身につけられるのが特徴です。
出した成果が評価されれば、昇進・昇給する機会も。習得した知識やスキルを活かして転職すれば、さらなる高待遇も望めるでしょう。
正社員に就職するメリットを知りたい方は、「正社員のデメリット・メリットとは?派遣や契約社員についても解説!」のコラムもチェックしてみてください。
状況別!高卒ニートは就職に向けてまず何をやるべき?
ここでは、高卒ニートの方が就職に向けて何をやるべきかを紹介します。高卒ニートになったからといって「人生終わり」ということは決してありません。以下を読んで、できることから始めてみましょう。
高卒後すぐニートになった場合
高卒後すぐニートになった方は、就職する前にアルバイトや派遣社員などの非正規雇用で働いてみるのがおすすめです。たとえば、週3日で1日3~5時間程度であれば、「いきなりフルタイムで働くのはハードルが高い」と感じる方もスタートしやすいでしょう。
非正規雇用であっても、業務に関するスキルや経験を身につけることは可能です。また、家族以外の人と会話をする機会が増えるので、コミュニケーション能力の向上も図れるでしょう。働くことで得たものは、その後の就職活動でもアピールできるうえ、達成感や自信にもつながります。
高卒後フリーターを経験してからニートになった場合
フリーターとしてアルバイトを経験したあとに高卒ニートになった方は、まず自分の特性や仕事に対する価値観を探ってみましょう。学生時代や過去のアルバイト経験を振り返り、「好き/嫌いだった作業」「嬉しかった/不満に感じていたこと」などを書き出してみるのがおすすめです。
仕事に何を求めるかが明確になれば、就職・転職サイトで求人を探すときも応募する企業を絞りやすくなります。自分自身を深掘りする自己分析のやり方は、後述する「自己分析をしてアピールポイントを見つける」で解説しているので参考にしてみてください。
高卒後に一度就職してからニートになった場合
高卒後、一度就職してからニートになった場合は、退職を決意したきっかけや「なぜ仕事を継続できないと感じたか」を考えてみましょう。たとえば、人間関係のトラブル・給与や福利厚生に対する不満・仕事が合わなかったなど、きっかけは人それぞれです。退職理由を明確にしたうえで企業の情報を集めれば、再び同じ理由で退職することを避けられます。
なお、正社員として働いていた経験は職務経歴書に記入できるので、就職活動の際は自信をもってアピールしましょう。
退職理由の伝え方のコツは、「前向きな退職理由で好印象を与えよう!転職時の面接のコツや例文を紹介」のコラムで詳しく解説しています。
高卒ニートの方は就職前に資格取得するのもおすすめ
資格があると高卒ニートからの就職が有利になる可能性もあります。たとえば、介護職を目指す方には「介護職員初任者研修」、経理職に就きたい方には「日商簿記」がおすすめです。ほかにも、システムエンジニアには「基本情報技術者試験」、不動産業界では「宅地建物取引士」の資格が役立ちます。「ニートは資格を取れば就職できる?おすすめの勉強法もご紹介!」では、おすすめの資格と勉強法を紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。
高卒ニートからの就職を成功させる5つのコツ
高卒ニートの方が就職を目指すときは、自分のアピールポイントを見つけたり、職種を幅広く調べたりするのが成功のコツです。「高卒ニートはやばい?」「就職できるの?」と不安を感じている方は、以下の解説を参考にして就職活動を進めましょう。
高卒ニートからの就職を成功させるコツ
- 思い立ったらすぐに行動する
- 自己分析をしてアピールポイントを見つける
- さまざまな職種の求人を見てみる
- 企業の情報を集める
- 面接の練習をする
1.思い立ったらすぐに行動する
「高卒ニートから就職することは可能?」でも述べたように、高卒ニートから正社員を目指す場合は早めに行動することが大切です。特に、20代のうちであれば「未経験でも採用してから自社で教育すれば良い」と考える企業もあるため、高卒ニートからの就職を成功させやすいでしょう。
30歳以降は即戦力となり得るようなスキルのある人材が重宝される傾向にあるため、就職を思い立ったらすぐに行動に移すことをおすすめします。早めに就活するべき理由は、「20歳ニートが就職するコツは!若さを武器に正社員になろう」のコラムでも紹介しているので、ぜひご一読ください。
20代のうちはポテンシャル採用の可能性がある
20代の高卒ニートの方は、ポテンシャル採用の可能性があります。ポテンシャル採用とは、スキルや経験よりも将来性を重視する採用方法のこと。そのため、就職活動の際は「働きたい」「成長したい」という意欲をアピールしましょう。詳しくは、「20代のニートが就職する方法は?正社員の目指し方やおすすめの仕事を紹介」のコラムをご覧ください。
2.自己分析をしてアピールポイントを見つける
就職活動の際は、自己分析をして自分のアピールポイントを見つけることが大切です。把握した内容は、説得力のある志望動機や自己PR、面接での回答を考えるのに役立ちます。
とはいえ、「アピールできる要素がない」と感じている高卒ニートの方もいるでしょう。そのようなときは、過去の出来事から自分の長所や短所、困難に対しどのような解決策を見出したかを洗い出すと自分の強みが見えてきます。
自己分析は、「自己分析とは?実施のメリットと就活・転職活動での必要性を解説」で紹介している動画を参考に行ってみてください。また、「ニートの履歴書の書き方を例文つきで解説!就職活動を成功に導く方法とは?」では履歴書作成のポイントを解説しています。
3.さまざまな職種の求人を見てみる
就職したい企業や業界を絞り過ぎている高卒ニートの方は、一度興味のある仕事以外にも目を向けてみるのがおすすめ。自分がやりたい仕事や、企業に求める条件をもとに就職先を決めるのは間違いではありません。
しかし、こだわり過ぎると就職のチャンスを逃してしまう可能性も。思わぬ職種が自分に合っていることもあるので、「A社だけに応募しよう」「自分には●●しか向いていない」などと決めつけず、視野を広げて求人を見てみましょう。
4.企業の情報を集める
就職活動の際は就職・転職サイトだけでなく、企業のWebサイトやSNSなどから情報を集めることも重要です。これを「企業研究」といいます。事業内容や企業理念、求める人物像などが把握できれば、自分がその企業にマッチしているかを見極められるでしょう。
就職・転職サイトの情報だけでは分かりにくい、社内の雰囲気や実際の業務内容を知りたい場合は、就職・転職エージェントを活用するのもおすすめ。若者を対象とした就職・転職エージェントのハタラクティブでは、企業に直接インタビューを行った求人を取り扱っています。
5.面接の練習をする
応募する企業が決まったら、ニートになった理由や志望動機などをスムーズに回答できるよう面接の練習をしましょう。就職活動の面接では、入退室時のマナーや声の大きさなども評価の対象となります。本番で緊張したり回答につまったりしないためにも、入室から退室までの流れを何度も練習しておくのがポイントです。
なお、「高卒ニートという事実を伝えたくない」と感じても面接で嘘をついてはいけません。学歴や経歴を偽ることは経歴詐称に該当します。発覚すれば内定取り消しや解雇になる恐れも。ニートの期間を、前向きな言葉に変換させたうえで入社意欲を伝えましょう。
面接練習のやり方や空白期間の効果的な伝え方は、「ニートの就職面接対策!ブランクの説明や苦手意識をなくすコツ」のコラムをご参照ください。
就活では服装や髪型にも気を配ろう
就活には清潔感のある服装や髪型で面接に臨むのが、社会人としてのマナーです。面接にはビジネススーツを着用するのが基本。企業側から「面接時の服装自由」といわれた場合も、一般的な企業であれば男性はスーツ、女性はビジネスカジュアルで臨むのが無難でしょう。高卒ニートの方のなかには、「スーツを持っていないから面接の日だけ知人に借りれば良い」と考える人もいるかもしれませんが、自分のサイズに合っていないと見栄えが悪くなる可能性も。また、面接が一度で終わるとは限らないため、自分のサイズに合ったものを準備しておくことをおすすめします。
髪は顔が隠れないよう、適宜カットしたりまとめたりします。身だしなみは第一印象を決める要素となるため、不安な場合は「正社員の面接の服装はどうすれば良い?男女ごとに詳しく解説!」を参考に整えましょう。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
高卒ニートからの就職先はどうやって見つける?
「就職できるか心配」「仕事の探し方が分からない」という高卒ニートの方は、就職・転職サイトだけでなく、ハローワークや就職・転職エージェントなどの支援サービスを活用するのがおすすめです。以下で、それぞれの特徴を解説します。
就職・転職サイト
就職・転職サイトは、スマホやパソコンなどから手軽に求人を検索できます。また、勤務地や職種のほか、「未経験OK」や「高卒」「学歴不問」のように、条件を絞って自分に合う仕事を探すことも可能です。
多様な求人を多数掲載している就職・転職サイトのほか、特定の職種や年代に特化しているもの、女性向けのサイトなどさまざまな種類があります。「どれを選べば良いか分からない」という場合は、複数の就職・転職サイトで求人を見てみるのがおすすめです。
ハローワーク
ハローワークは、国が運営する就職支援サービスです。全国各地にあり誰でも無料で利用できます。求人検索や窓口での就職相談、職業訓練を受けることも可能です。また、ハローワークは地元の求人が豊富といった特徴もあるので、住まいの近くで働きたい高卒ニートの方は利用してみると良いでしょう。
ハローワークの利用方法をさらに詳しく知りたい方は、「ハローワークが初めてのニートも仕事を探せる!利用方法や支援内容を解説」もチェックしてみてください。
また、高卒ニートの方には、働くことに不安を感じている15~49歳向けの就職支援を行っている、地域若者サポートステーションを利用してみるのもおすすめ。地域若者サポートステーションは通称「サポステ」と呼ばれており、ハローワークと同様、国が運営する就職支援サービスです。
サポステの利用方法は、「サポステとは?就職支援サービスの内容や利用方法を解説」で解説しているので、あわせて参考にしてみてください。
参照元
厚生労働省
地域若者サポートステーション
就職・転職エージェント
就職・転職エージェントとは、民間の就職支援サービスです。エージェントごとに得意とする業界や、対象とする年齢層が設定されているのが特徴です。無料で利用可能な場合が多く、求職者一人ひとりにアドバイザーが付き、求人を紹介してもらえます。また、就職・転職エージェントでは、就活支援のプロの視点から応募書類や面接に関するアドバイスも受けられるので、「アピールの仕方に不安がある」という高卒ニートの方も安心です。
高卒ニートの就活支援を行っているエージェントを選ぼう
就職・転職エージェントのハタラクティブでは、高卒ニートやフリーター、第二新卒など20代の若年層を中心に就活支援を行っています。専任のアドバイザーが丁寧にカウンセリングを行い、あなたの希望や不安を聞いたうえでピッタリの求人をご紹介。また、履歴書の添削や面接対策、企業との交渉などを一貫してサポートします。
就職したいとお考えの高卒ニートの方は、ぜひハタラクティブをご利用ください。非公開求人も豊富に取り扱っているので、自分では見つけられなかった企業に出会える可能性もあるでしょう。また、ハタラクティブで取り扱う求人は、企業へ直接インタビューしているので、応募前に詳しい仕事内容や社内の雰囲気などをお伝えすることも可能です。
経験豊富なプロのキャリアアドバイザーが、あなたの経歴や希望に合う仕事をご提案、応募書類の書き方アドバイス、自己分析のサポートなども行っています。登録・利用は完全無料なので、ぜひお気軽にご相談ください。
高卒ニートからの就職に関するお悩みQ&A
ここでは、高卒ニートの方によくあるお悩みをQ&A形式で紹介します。
職歴なしの高卒ニートは就職できる?
職歴がない高卒ニートの方も就職は可能です。高卒後すぐにニートになった18歳や19歳、あるいは数年経過した24歳や25歳であっても、年齢が若いうちは意欲やポテンシャルを評価してくれる企業は多くあります。
就職を成功させたい高卒ニートの方は、「ニートで職歴なしの人は就職できる?おすすめの仕事や就活の進め方をご紹介」のコラムも参考にしてみてください。
高卒ニートにおすすめの職種は?
高卒ニートの方は、IT関連や介護職などが狙い目です。これらの職種は需要が高い一方、人手不足の傾向にあるため多くの若い人材を募集しています。また、未経験者向けの研修制度が整っている企業が多いのも特徴です。
「ニートにおすすめの職業11選!就職するための方法も紹介」のコラムでは、ニートの方におすすめの仕事を紹介しているのでチェックしてみください。
高卒ニートがやるべきことは?
正社員として就職することをおすすめします。20代であれば、スキルや経験がなくても応募可能な求人を見つけやすいでしょう。19歳や20歳などの場合は、大学へ進学するのも一つの方法です。また、興味のある分野や仕事で活かせる資格の取得を目指してから、就活をスタートするのも良いでしょう。
就職のハードルは年齢ごとに変化するので、「ニート脱出のためにできることは?社会復帰しやすい人の特徴も紹介」を参考に、できるだけ早く就活の準備を進めましょう。
やりたいことがない高卒ニートの仕事の探し方は?
高卒ニートの方でやりたいことがない場合は、第三者の意見を聞いてみるのがおすすめです。家族や友人のほか、プロの目線でアドバイスを受けられる就職・転職エージェントを利用してみるのも良いでしょう。
就職・転職エージェントのハタラクティブでは、専任のアドバイザーがマンツーマンでカウンセリングを行い、一人ひとりの適性に合った求人をご紹介します。「自分に合う仕事が分からない」「就職・転職サイトでは見つけられなかった」という高卒ニートの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。
※2014年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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