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20歳ニートが就職するためのコツ!若さを武器に正社員になろう
更新日
この記事のまとめ
- 20歳ニートの人は「卒業後3年以内の既卒者」として新卒枠で応募できる可能性が高い
- 20歳でニートの場合、新しい環境や業務に対応しやすいと評価されることが多い
- 正社員は生涯賃金が多いため、20歳と若いうちから就職したほうがメリットが大きい
- 面接ではニートである理由を明確にし、志望理由やキャリアプランに自信を持って答える
- ニート脱出のため、コミュニケーションの練習を兼ねてエージェントに相談するのも良い
20歳でニートの場合、就職できるのかと悩む人が多いでしょう。新卒のほうが採用されやすいのは事実ですが、20歳のように若ければ正社員に就職できる可能性は十分あります。20歳の人の多くは学校を卒業後3年以内なので、新卒枠で応募できる可能性が高いのがメリット。また、経験よりポテンシャルで採用されやすい年齢でもあります。30代になると即戦力を問われるため、20代のうちに就活するのがおすすめです。
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20歳ニートを取り巻く環境
15歳~34歳の若年層ニートの数は2014年から50万人前後で横ばいとなっており、2018年時点では全国で53万人います。
「20歳ニート」の多くは、高校中退・高卒・大学中退後に就職していない人ということになりますが、その内訳は以下のとおりです。
<20歳ニートの内訳>
・高校中退 4.3%
・高卒 3.0%
・大学など高等教育中退 8.2%
学校を卒業した人に比べて、中退した人のほうが無職の割合が高い傾向にあります。就活市場では、新卒の一括採用が主流であるのが要因と考えられるでしょう。
20歳ニートは新卒枠?
20歳でニートの人のほとんどが新卒枠に当たります。学校を卒業後、就職した経験がない人は既卒者になりますが、2010年に「卒業後3年以内の既卒者を新卒枠で受け入れるように」と厚生労働省が通達を出したことから、既卒者も新卒枠で募集する企業が増えました。
2018年時点では、既卒者を新卒枠で募集する企業は69%あります。また、卒業後の経過期間に「上限を設けない」とする企業が83%あり、2010年の64%に比べて増えているようです。
一方で、「1年以内」や「1年~2年以内」とする企業も合計14%あるのは事実。空白期間が短いほうが、より選択肢が多いことが分かるでしょう。
既卒者が新卒枠で採用される割合は?
新卒枠で既卒者の応募を受け付けた企業のうち、実際に採用した企業は32%で、「採用に至らなかった」とする企業は36%でした。
また、厚生労働省が調査した「フリーターが正社員になれた割合」によると、フリーター期間が6カ月以内の場合は64%ですが、3年を超えると48.9%に減っています。
ニートとフリーターは違いますが、空白期間の長さが就職に影響するという事実は参考になるでしょう。
参照元
厚生労働省
人材開発統括官 若年者雇用対策の現状等について
3年以内既卒者は新卒枠で応募受付を!!~「青少年雇用機会確保指針」が改正されました~
若年者雇用対策 ~フリーターの現状に関する若者への周知・広報事業~
若いうちに就活したほうが良い理由
正社員を目指すなら、若いうちに就職するのがおすすめ。少子化の影響で若手人材が不足している企業が多いため、20代を採用したい企業が多いといわれています。
雇用対策法では、求人に年齢制限を設けるのは禁止されていますが、「長期勤務によるキャリア形成をはかるため」という理由であれば、「35歳以下」と上限を設定して良いことになっています。これは「人材育成」「キャリア形成」「技能・ノウハウの継承」には時間がかかることを意味しており、それだけ時間に猶予のある若い人材が求められているのが現状です。よって、正社員になるのは若いうちが良いと考えられるでしょう。
学歴やスキルではなくポテンシャルで採用されやすい
20歳はポテンシャルで採用されやすい年齢です。年齢が上がるほど即戦力を求められるようになりますが、20歳なら就職してから教育すれば良いと考える企業が多いでしょう。
未経験のまま30歳を過ぎてしまうと、経験豊富な中途採用者がライバルとなるため、その分就職が難しくなってきます。企業が求めるスキル・経験が不足していると見なされる可能性が高く、20代に比べて正社員への就職は難しくなるでしょう。
教育しやすいため採用の可能性が高い
20歳は企業にとって教育しやすいのがメリット。社会人経験が浅く、仕事のやり方が確立されていないため、新しい業務や環境に対する柔軟性があると評価されやすいようです。
また、少子化の影響で将来を担う人材が不足している企業が多く、若いうちから教育できる20歳は採用されやすいと考えられます。
正社員に就職するメリット
20歳のように若いうちは、同年代の正社員と比較しても社会的信用の差はそれほどなく、ニートでも問題ないように思えますが、年齢が上がるにつれて違いの大きさを感じるでしょう。
この項では、正社員に就職するメリットを解説。いきなり正社員になるのはハードルが高いという人は、アルバイトから始めても良いですが、最終的には正社員になるのがおすすめです。
雇用が安定している
正社員は雇用期間の定めがなく社会保障も充実しているため、身分が安定しています。一方、アルバイトや派遣社員などの非正規雇用者は有期契約なので、何かあれば雇い止めになる可能性があるでしょう。
また、正社員は充実した社会保障や福利厚生によって、病気やケガのときもいきなり無収入になることがないので安心です。
正社員の身分が保障されているのは、それだけ企業から期待されているということ。非正規雇用者に比べて、責任ある重要な仕事を任されるのが多いのもそのためです。正社員で積んだスキルや経験は転職の際にも評価され、将来に渡って雇用が安定しやすいのもメリットです。
生涯賃金が増える
正社員は非正規雇用者に比べて生涯賃金が多いのがメリット。20代のうちは非正規雇用者と正社員の収入差はそれほど大きくありませんが、年齢を重ねるほど差が開いていきます。
厚生労働省の調査によると、雇用形態による賃金格差は以下のとおりです。
<20~24歳>
・正社員 214,600円
・正社員以外 180,800円
賃金差 330,800円
<35~39歳>
・正社員 317,100千円
・正社員以外 207,600円
賃金差 109,500円
正社員は昇給・昇格の制度が整っている場合が多いため、長く働けば年収が増えていくのが特徴。一方、非正規雇用者は制度の適用がなく、大きな昇給は見込めない場合がほとんどです。
また、正社員は住宅手当や家族手当などの各種手当や賞与をもらえる可能性もあります。若いうちに正社員にあるとそのぶん生涯賃金が増えるので、若いうちに就職したほうがメリットが大きいといえるでしょう。
参照元
厚生労働省
令和元年賃金構造基本統計調査 結果の概況 雇用形態別
社会的信用を得られる
正社員は雇用が安定しているため、社会的信用が高いです。住宅ローンや自動車ローン、クレジットカードの審査が通りやすくなり、やりたいことが実現できる可能性が高まるでしょう。
一方、非正規雇用者は雇用や収入が不安定なため、各種審査に通りにくいといわれています。住宅ローンや教育ローンが組めずに、結婚が難しくなることも。
20歳のように若いうちは社会的信用の差を感じる機会は少ないですが、年齢が上がるにつれてその差が辛く感じる可能性があります。
20歳ニートが就職するためのコツ
20歳でニートの人が正社員に就職するためにはコツがあります。20歳は就職しやすい年齢ですが、新卒の一括採用とは違うため、できる限りの対策をしましょう。
志望理由やキャリアプランは自信を持って答える
学校中退や早期離職でニートになった人は、自信をなくしてしまうことが多いといわれています。
しかし、面接では自信を持ってポジティブに答えるのが重要です。
20歳の人に企業が求めるのは経験ではなく、ポテンシャル。自信がなさそうな受け答えでは、ポテンシャルを感じてもらえず、マイナス評価になる可能性があります。
志望理由や「入社後はどのような仕事がしたいか」などをアピールし、仕事への意欲を示しましょう。
ニートである理由を明確にする
面接ではニートになった理由を聞かれる可能性が高いです。嘘をついたり、ごまかしたりせず、ニートである理由を正直に話すのがポイント。また、ニート経験から得たものや、「反省していて、今後はしっかり働きたい」などの意思表示も重要です。
たとえば、ニートになった理由が「やりたいことが見つからなかったため」なら以下のような回答が考えられるでしょう。
<回答例>
高校を卒業後、やりたいことが見つからずニートになりました。
ニートになってから、少しでも興味のある分野について、本や専門誌を読んで情報収集を心がけています。
また、自分と向き合う時間ができたこともあって、やりたい仕事が見つかりました。
ニートになったことは反省していますが、自分にとって必要な時間だったように思います。
これからは、働きながらプログラミングの知識を深め、企業や社会に貢献したいと思っています。
社会人としてのマナーを身につけておく
20歳でニートの人は社会人経験がないものの、就活ではマナーを守るのが重要です。ライバルには社会人経験がある人も含まれます。経験やスキルの面で不利なニートの人は、さらにマナーが悪いとマイナス評価になる可能性があるでしょう。
就活には、ビジネススーツで面接に行くのはもちろん、「面接会場に着いたらコートを脱ぐ」「控室では下座に座る」「面接室のドアは両手で閉める」などのマナーがあります。
20歳ニートにおすすめの職業
この項では、20歳でニートの人が就職しやすい職業を紹介します。未経験でも採用されやすい人手不足の業界や、アルバイトから正社員になりやすい職業を選ぶのがおすすめです。
飲食業
飲食業は休日・夜間の勤務や、不規則なシフトに対応できる従業員が不足しているため、未経験でも採用されやすい職業です。体力が必要な仕事なので、若い人材を採用したい企業が多いといわれています。
また、社員登用制度を利用して正社員になる人が多いのも特徴。最初から正社員を採用するよりも、アルバイトで仕事に慣れた人を採用したいと考える企業が多いようです。
いきなり正社員になるのが不安という人は、アルバイトから始めてみるのも良いでしょう。
介護職
介護職は成長産業の一つ。少子高齢化の影響で慢性的な人手不足といわれています。未経験でも採用されやすく、就職後に資格取得をサポートしてくれる企業も多いようです。
また、キャリアプランの選択肢も多いのが特徴。介護福祉士やケアマネージャーの資格を取得して、管理職になったり、訪問介護事業に携わるなどのキャリアプランが考えられます。
今後も需要の増加が見込まれる業界なので、転職もしやすいでしょう。
営業職
営業職は学歴や経験よりもポテンシャルで採用されやすい職業です。仕事の結果が売上として分かりやすく出るため、過去の経歴よりも未来のポテンシャルが重要視される傾向にあります。
また、どのような業界でも営業職はあるため、安定した求人数の多さが特徴。営業職を経験するとビジネススキルが身につき、転職にも有利です。扱う商品が変わっても、営業スキルは活かせるので、将来の選択肢が広がりやすいでしょう。
ドライバー
オンラインショッピングが急激に増えた影響で、ドライバーは深刻な人手不足といわれています。厚生労働省や全日本トラック協会が支援助成金を出しているため、就職後に大型免許を取得させてくれる企業が多いのが特徴です。
また、ドライバーの高齢化が進んでいるため、積極的に若手を採用したい企業が多く、福利厚生の充実や労働環境の改善に取り組む企業が増えています。
1人で仕事をする時間が長い傾向にあるので、コミュニケーションが苦手という人におすすめです。
IT業界
IT業界は急速な技術の進化にともない、人手不足の業界といわれています。2030年にはIT人材が約59万人不足するという予測も。そのため、未経験でも就職してから学べば良いと考える企業が多いようです。また、プログラミング教育は必修ではなかったため、学歴が関係ないのも就職しやすいポイント。企業によっては、就職後に数ヶ月の研修を実施してくれるところもあります。
将来は、専門技術を深めてスペシャリストになったり、大手企業の社内SEになったりするなど選択肢もさまざま。ITコンサルタントやディレクターとして、フリーランスで働いている人もいます。
参照元
経済産業省
IT人材需給に関する調査(概要)
こんなときどうする?ニートからの就活に関するお悩みQ&A
ここでは、ニートから正社員を目指す方に向けて、想定される就活に関するお悩みをQ&A方式で解決していきます。
就職するために何から始めたらいいですか?
生活リズムが乱れている方は、まず生活習慣を見直し改善しましょう。また、働くうえでは体力が必要です。「ニートからの就職を成功させたい!何から始めるべき?」では、生活リズムの見直すべき項目をご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
ニートにおすすめの仕事はありますか?
ニートにおすすめの仕事は、介護職・接客業・プログラマーなど、未経験からも挑戦しやすい職業です。介護職は、少子高齢化によって需要が増加し、人手不足になっています。そのため、経歴はあまり重視されない傾向が強め。「ニートから就職できる職業は?働きやすい仕事について」では、そのほかの就職しやすい職業も紹介しているので、ぜひご参考にしてください。
資格を取得したほうが就職に有利ですか?
職種や企業にもよりますが、資格の有無で選考に影響が出ることは少ないです。資格があるからといって必ず採用されるわけではありません。また、年齢が若ければ資格よりもポテンシャルが重視される場合も。「資格がないと就職できない?ニート脱出のポイント」で就活における資格について解説しています。
ニートが利用できる就職支援サービスは?
ハローワーク・ジョブカフェ・地域若者サポートステーション・エージェントが利用できます。働くことに悩みを抱えている方は、地域若者サポートステーションがおすすめ。15歳から39歳までを対象に職業的自立を促進している相談窓口で、協力企業で職場体験をすることができます。施設ごとの特徴は「ニートやひきこもりの就労支援機関は?具体的なサポート内容」をご覧ください。
ニートから就職を成功させるには?
ニートから就職を成功させるには、早めに行動することが大切です。年齢が若ければ、経験や実績よりも可能性を重視したポテンシャル採用をしてもらえるでしょう。就活の進め方が分からない方は、ハタラクティブにご相談ください。専任のアドバイザーが就活をサポートします。
ニート生活から抜け出す方法
正社員を目指して就活を始める前に、ニート生活から抜け出す方法を解説します。
ニート生活が長いと、朝早く起きられなかったり、人とのコミュニケーションが取りにくかったりすることがあるでしょう。
急に生活を変えるのは難しいので、就活前から改善し始めるのがおすすめです。
規則正しい生活をする
ニート生活では時間に縛られることがないため、昼夜逆転の生活になっている人が多いといわれています。正社員になると、就業時間が固定されていることが多く、早起きしなければならない可能性が高いです。就活を始める前から少しずつ、早寝早起きを習慣にすると良いでしょう。
また、散歩で外に出ることから始めるのもおすすめ。決まった時間の散歩は、規則正しい生活の練習になります。さらに基礎体力が身につき、良いリハビリになるようです。
アルバイトや派遣社員から始めるのも手
いきなり正社員になるのが不安という人は、アルバイトや派遣社員から始めるのも良い方法です。
その際は、少しでも興味のある職種を選ぶのがおすすめ。「長く働けそうか」「これからも続けたい仕事か」を判断するための良い経験になるでしょう。
また、アルバイトや派遣社員であっても、経験を積むと就活の際にアピールできる可能性もあります。
派遣社員の場合、紹介予定派遣から正社員になる方法も。紹介予定派遣は、一定期間を派遣社員として働き、双方が合意すれば正社員になれる制度です。職場の雰囲気や、仕事内容を理解したうえで正社員になれるので安心でしょう。
情報収集をしながら人とのコミュニケーションを取る
ニート生活では人とのコミュニケーションが減ってしまい、家族以外の人としばらく話していないという場合もあるでしょう。
就職すると一緒に働く社員との関係を円滑にしたり、仕事の指示を出したりするなど、人とのコミュニケーションは必須になります。また、就活では採用担当者に自分をアピールする必要があるため、笑顔で人と話す練習をしておくのがおすすめです。
若者の就労支援をしている施設では、「面接が怖い」「働くのが不安」などの悩みを専門スタッフに相談できるので、コミュニケーションの練習を兼ねて利用するのも良いでしょう。コミュニケーション講座やビジネスマナー講座を実施している施設もあります。
そのほか、就職エージェントに相談するのも良い方法です。就職エージェントでは、就活に関する悩みを相談できるほか、希望に合った求人を紹介してくれるサービスも。マンツーマンでカウンセリングをしてくれるエージェントがほとんどなので、コミュニケーション不足の人でも安心です。
ニート生活を脱出して正社員を目指すなら、20代の若者に特化した就職エージェントのハタラクティブに相談するのがおすすめ。専任の就活アドバイザーに悩みや疑問を相談しながら、就活を進めることができます。ハタラクティブでは、一人ひとりに合わせた面接対策を行い、あなたの長所を最大限アピールできるようにサポート。就活でのマナーや面接での話し方もアドバイスいたします。
まずはお気軽に、カウンセリングにお越しください。
就活アドバイザーとして数々の就職のお悩み相談をしてきました。言葉にならないモヤモヤやお悩みを何でもご相談下さい!
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