何がしたいかわからないニートから脱却!悩む理由や就職のポイントとは?

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この記事のまとめ

  • ニートをしていて、何がしたいかわからないという気持ちは珍しいものではない
  • 何がしたいかわからないニートの方は、原因を探り必要な対処法を考えてみよう
  • ニートとして生活している中で、徐々に何がしたいかわかる人もいる
  • 何がしたいかわからないために仕事が見つけられないなら、プロへ相談するのも手

社会復帰をしたいけど、何がしたいかわからないとお悩みのニートの方も多いでしょう。悩む理由は人それぞれ違うため、まずは自分の答えを見つけることが大切です。このコラムでは、ニートが抱える悩みの種や、やりたいことを見つける方法を解説しています。具体的な就活の方法も紹介しているので、現状から社会復帰を目指したいニートの方は、ぜひ参考にしてみてください。

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ニートが「何がしたいかわからない」と悩む理由

現在ニートとして生活している人の中には、「何がしたいかわからないから就職できない」と考えている人も多いでしょう。まずは、なぜ「何がしたいかわからない」と思ってしまうのか、その原因を以下で探ってみてください。

自分の気持ちをうまく表せない

何がしたいかわからないニートの中には、自分の「本当の気持ち」を心のうちに閉じ込めがちな方もいるようです。SNSやインターネット上では自分の気持ちや価値観を発せられるものの、実生活ではうまく表現できないという場合もあります。思いや考えを思うように表せず、自分の気持ちを認識しづらい生活をしていると、何がしたいかわからない状況に陥ることがあるでしょう

他人の評価が気になり実行できない

何がしたいかわからないと思っているニートの中には、本当はやりたいことが明確になっている場合もあります。自分の興味のある仕事や業界がわかっているにも関わらず、親や兄弟、友人など周囲の評価が気になって、やりたいことをなかなか実行できない人もいるでしょう

自分で限界を決めている

何がしたいかわからないと思っているニートの方は、自分自身で限界を決めてしまっていることもあるようです。他人から見れば「そんな特技や趣味があるなら仕事に活かせそうなのに」という分野があっても、本人は「仕事にできるほどではない」と自分の可能性を狭めている場合があります。

人との関わりが少なく相談相手がいない

自分は何がしたいかわからないニートの方は、小さな悩みが深刻化してしまうこともあるでしょう。ニートとして生活を送っていると、社会との繋がりが希薄になり、人と関わることが少なくなる傾向にあります。そのため、悩みを共有できる相手がおらず、自分の中だけで抱え込んでしまう場合も。客観的なアドバイスを受ける機会がないと、自分一人で解決の糸口を掴めないときに、やりたいことややるべきことを見失ってしまう可能性があります。

人生を他人の行動や決断に委ねがち

自分の人生を他人の行動や決断に委ねる傾向があると、何がしたいかわからない状況に陥ることがあるでしょう。収入がないニートの場合、家族に金銭的な援助をしてもらっていることが多いようです。ニート期間が長くなり金銭面以外でも家族を頼ることが増えれば、「きっと親がやってくれる」「自分が就職できないのは不景気のせい」と、自分の問題や悩みに対して他力本願になってしまう可能性も。何がしたいかわからないニートの方は、自分の人生を主体的に考える癖をつけると良いでしょう。

「何がしたいかわからないけど、ニートからの社会復帰を目指して頑張りたい」という場合は、やりたい仕事がない人の適職の見つけ方を解説したコラム「転職で何がしたいかわからない人に適職の見つけ方を解説!」を参考にしてみてください。

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何がしたいかわからないニートが抱える悩みの種

ここからは、何がしたいかわからないと悩むニートが抱えがちな悩みの種を深堀りしていきます。自分自身に思い当たるところがないか、以下を参考に考えてみてください。悩みの種が分かれば、それを解決する方法も浮かんでくるはずです。

社会人経験がなく空白期間が気になる

「何がしたいかわからない」というニートの場合、経歴上の空白期間が就活で悪く評価されることを恐れ、就職を躊躇っている可能性があります。社会経験がなく空白期間に悩んでいるニートの中には、自己肯定感が低い方もいるようです。何がしたいかわからないのではなく、「ニート期間をうまく説明する理由がないと就活ができない」「ニートから正社員になるのは無理かも…」と思い込んでしまっている場合も。就職を目指すのであれば、「これから頑張って働きたい」という仕事への意欲が大切です。ニート期間があったからこそ今の自分があると前向きに捉え、就職活動に取り組みましょう。

朝に起きられないと感じている

ニートの生活で夜ふかしや不規則な生活が続き、一般的な社会人の生活リズムで過ごしていく自信がないため、「何がしたいかわからない」という場合もいるでしょう。朝に日光を浴びながら活動すると、体内時計がリセットされ自律神経も整うとされています。ニートからの就職を目指すのであれば、生活リズムを朝型に戻すことがおすすめです。どうしても朝型の生活リズムが無理だと感じる人は、夜勤やシフト制で昼や夜から始まる仕事を選ぶ選択肢もあります。

自分に自信を持てない

何がしたいかわからないニートの中には、何か挫折するような経験をしたり、積み上げてきた自分を否定されるような経験をしたりして、自分に自信を持てない人も多いでしょう。たとえば、「新卒就活を頑張ったけど、何社受けても通らなかった」「学生時代、周囲の理解を得られずやる気をなくしてしまった」などです。自分に自信がなければ、就職活動でうまく自分をアピールできず、不採用が続くことも。不採用が続けば、さらに自信を失うという悪循環に陥ってしまう可能性があります。そのため、ニートから就職するには自己肯定感を高めることが大切です。後ほど詳しく解説しますが、まずは小さな目標を達成することから始め、自己肯定感を高めましょう。
「自分に自信をつけるには?」「自己肯定感はどうすれば高まる?」という疑問がある人は、自己肯定感の高め方やコツを解説したコラム「自分に自信をつける方法とは?前向きに生きるコツ!」を参考にしてください。

何がしたいかわからないニートが意識すると良い考え方

漠然と「就職したい」「社会復帰したい」とは考えているものの、具体的に何がしたいかわからないと困っているニートの方は少なくないでしょう。ここでは、本当にやりたいことややりがいを感じることを見つけるために意識すると良い考え方を紹介します。先述のとおり、ニート生活が長引くと自己肯定感が下がり、自分に自信が持てなくなることも少なくありません。下記を参考に、自分の考え方をポジティブに変えてみましょう。

自分自身の価値観を大切にする

他人軸で考えがちなニートの方は、自分で物事を決めるように意識してみましょう。人は、自分が信頼している人や、長い付き合いのある大人など、ほかの人の言うことから大きな影響を受けることがあります。そのため、親や先生、友人が「無理だ」ということは無理な気がしてしまう場合も。反対に、ポジティブな意見を多くもらえると、前向きな気持ちになれるでしょう。
自分がやりたいことに関して周囲からマイナスな評価や、「そんなこと仕事にできるわけがない」と消極的な意見をぶつけられれば、「自分には無理なのかも」と考えてしまいがち。何がしたいかわからないのではなく、「やりたいことに自信が持てない」というニートの方も多いはずです。周りの意見に耳を傾けることも大切ですが、自分が何をやりたいのか明確にするために、自分の価値観も大切にするよう意識してみてください

他人の評価を気にし過ぎない

何がしたいかわからないニートの中には、「やりたいことはあるけど、自分なんて評価されるほどではない」という人もいるでしょう。人から認められたい気持ちは大きなモチベーションになり得ますが、場合によっては過度なプレッシャーになったり、自分の本当にやりたいことから逸れる原因になったりすることも。自分が本当に満足できる道にチャレンジすることは大切です。他人の評価を気にし過ぎず、「自分がやりたいことをやる」「自分が楽しいと思うことをやる」といった考え方を持つと、物事にポジティブになれるでしょう。

完璧主義をやめてみる

ニートの方の中には、「うまくやらなければ」「完璧にやらなければ」「失敗したくない」と考えている人もいるでしょう。やりたいことや就職活動も「うまくいかないかもしれない」と考え、行動に移せない人は多いようです。このような場合、「何がしたいかわからない」のではなく、「やりたいことがあるけど失敗しそうだから」と諦めているだけの可能性もあります。
何かに挑戦する際に失敗はつきものです。ビジネスやスポーツ、クリエイティブなどの分野で成功している人も、多くの失敗を重ねてきているでしょう。「完璧にやらなければ」と気負い過ぎず、「失敗しても良いからやってみる」というマインドを持つことも大切です
働く自信がないときの対処法!相談先はどこが良い?ニートも卒業できる?」のコラムでは、自信がないときの対処法や相談先を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

何がしたいかわからないニートが就職する具体的な方法

ここでは、「何がしたいかわからない」と悩んでいるニートの方が、仕事を見つけたり就職したりする具体的な方法を解説します。ニートからの社会復帰を目指すのであれば、まずは小さなことから始めてみてください。自己肯定感を高めながら、自信をつけていくためにおすすめの方法です。いきなり就活を始めてしまうと、ハードルが高く挫折してしまう可能性も。たとえば、散歩をしてみる、友人と会ってみる、買い物に行ってみるなど、自分が無理せずできそうなことから、少しずつ社会との繋がりを増やしてみると良いでしょう

物事をポジティブに考えてみる

何がしたいかわからないニートが意識すると良い考え方」で紹介したとおり、ニートからの就職を叶えるには、ポジティブな考え方を持つことが大切です。就職活動でネガティブな発言が多いと採用されにくい傾向があります。過去の失敗やニート期間で反省すべき点がある場合はその考えを示したうえで、今後は仕事を頑張っていく意欲をポジティブにアピールしましょう。自分の良いところや長所を認め、前向きに捉えるよう意識することをおすすめします。

自己分析をする

自分は何がしたいかわからないという人は、自己分析をしてみるのもおすすめです。自己分析とは、過去の自分を振り返ってみること。子どものころ好きだった遊びや科目、熱中していた部活動など、過去の経験を分析してみると、自分に向いていることや得意なことが見つかるでしょう。ニートになった経緯や失敗経験、苦手だったことなども分析すれば、不得手な分野がわかるため、就職先を絞り込むのにも役立ちます。
自分の歴史を振り返り、得意・不得意の分野を見つけ、冷静に自己分析することによって、やってみたいと思う仕事に気づく可能性もあるでしょう。自己分析をする際は、「自己分析が大事!「やりたいこと探し」の方法とは」のコラムも参考にしてみてください。

アルバイトから始めてみる

「いきなり正社員になるのは少し怖い…」という人は、アルバイトから社会復帰を目指すのもおすすめです。ニートから正社員となると、プレッシャーを感じる人も少なくありません。しかし、アルバイトであれば、ある程度働き方の自由がきくため、社会復帰の第一歩として取り組みやすいでしょう。
また、アルバイトなら掛け持ちも可能です。昼は配送をやって、夜は居酒屋でアルバイトをするなど、自分に合った働き方や仕事を見つけられるのもメリットといえます。いろいろな仕事を経験していくうちに、何がしたいかわからないと思っていた人も、やりたいことが見つかることもあるでしょう。ニートからの卒業は、正社員になるだけが正解ではありません。人それぞれニート歴や事情が異なるので、自分に合った復帰方法を探しましょう。

スキルを身につける

正社員として何がしたいかわからないというニートは、興味のあることについてスキルを身につけることもおすすめです。ニートの就活は既卒枠になるため、新卒採用よりも就職難易度は高まります。社会経験がなくニート歴が長い場合はよりハードルが上がる可能性もあるでしょう。
実務の経験がなくても、独学やスクールで学んだスキルがあれば、就職しやすくなる場合があります。外国語やプログラミング、建築や不動産関連の専門知識などを身につけていれば、その分野の仕事で評価されやすくなるでしょう。

職業訓練校に通う

ニートの方がスキルを身につける方法の一つは、職業訓練校に通う方法です。職業訓練校に通うメリットは、無料で就業に必要なスキルを身につけられることといえます。プログラミングや3DCADといった専門的な分野の学習も可能なので、検討してみましょう。詳しくは、「ニートが受けられる職業訓練とは?受講方法や費用についてご紹介」のコラムをご一読ください。

民間のスクールを受講する

スキルを身につけたいなら、民間の各種スクールを受講することも手です。しっかりと学習のサポートをしてくれることがメリットといえます。ただし、収入のないニートの方にとっては、お金が掛かることはデメリットとなるでしょう。興味のある分野や何がしたいかわかっている方は、就職に役立ちそうな分野のスクールを選んでみましょう。資格の勉強をしてみるのもおすすめです。

第三者のアドバイスを受ける

何がしたいかわからないという人は、第三者からアドバイスをもらうのもおすすめです。人生の先輩やあなたのことをよく知る人からのアドバイスは、ときに大きな気づきのきっかけになることも。自分では気づかなかった得意なことが見つかることもあるでしょう。何がしたいかわからないためにニートを続けている人は、積極的にいろいろな方のアドバイスに耳を傾けてみてください。

目標ができたら就活に取り組む

何がしたいかわからないニートの方も、アルバイトや勉強を続けていけば、やりたいことや得意なことを見出しやすいでしょう。目標が定まったら、正社員としての就職を目指してみてください。就活の方法としては、求人サイトから自分で応募する方法やハローワークの利用、就職エージェントの利用などが挙げられます。1人で就活をするのが不安なニートの方には、就職エージェントの利用がおすすめです
就職エージェントサービスとは、人材を募集している会社と求職者をマッチングして、就職を支援する民間のサービスを指します。ニートや既卒者の就職を得意としているエージェントもあるので、自分に合ったエージェントを選ぶことで、求人探しから内定承諾まで一貫したサポートが受けられるでしょう。そのため、「長年ニートをしていて、就活のやり方がわからない」という人も、安心して就活に取り組めます。

「ニートからの就職を目指したい」「何がしたいかわからないけど、正社員として社会復帰したい」という方は、一度ハタラクティブへご相談ください。ハタラクティブは、ニートやフリーター、既卒といった若年層の就職を支援している就職エージェントです。専任のアドバイザーが、丁寧にサポートを行うので、初めての就活にも安心して取り組めます。これまで、多くのニートの方がハタラクティブを利用して正社員就職を実現してきました。やりたいことが決まっていない、就職する決意ができていないという人で「現状を変えたい」とお考えの方は、お気軽にご相談ください。

何がしたいかわからないニートのお悩みQ&A

ここでは、何がしたいかわからないとお悩みのニートの方によくある質問をQ&A形式で解決していきます。

ニートも正社員として就職できますか?

ニートも、正社員として就職することは可能です。経験や学歴を問わない職種を狙い、これから成長していく前向きな姿勢を見せれば、内定を獲得できるでしょう。「ニート歴10年でも就職できる!就活のポイントを知ろう」のコラムでも、ニートから就職するためのポイントを紹介しているので、参考にしてください。

やりたいことがわからない…何をすれば良いですか?

何がしたいかわからない場合は、まず少しでも興味をもったことに取り組んでみましょう。アルバイトや資格の勉強、スクールに通うなど、何でも構いません。何かに取り組んでいるうちに、やりたいことや得意なこと、反対にやりたくないことが明らかになるでしょう。このコラムの「何がしたいかわからないニートが就職する具体的な方法」も参考にしてください。

いつかは就職しようと思っているけど、何歳までニートでいて良いですか?

何歳までとニートでいる期限を一概に区切ることはできません。ただし、就職を希望する場合は、できるだけ早く行動を起こすのが得策。30代になると経験者向けの求人が多く、社会人経験のないニートの就職が難しくなるためです。20代のうちなら、若さややる気を評価して採用してくれる会社も多いため、早めに就活を始めたほうが良いでしょう。「フリーターは何歳まで名乗れる?就職を考えるべき年齢を知ろう」のコラムも参考にしてください。

ニート期間が長く人に会っていないので、就活が不安です…

就職活動に欠かせない面接を不安に思うニートの方は多いでしょう。就職支援サービスのハタラクティブでは、求人の紹介をしながら、面接練習も行っています。就職したいけど面接でうまく話せるか不安という方は、アドバイザーとともに面接対策を行ってから本番に臨みましょう。

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