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ニートから就職は可能?どんな仕事が狙い目?正社員になるコツを解説

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【このページのまとめ】

  • ・ニートでも年齢と卒業からの年数によっては新卒として就活に臨める
    ・企業はニートの採用に対して、スキルや働く意欲の低さを懸念している
    ・ニートから就職を目指すなら、早めの行動と生活習慣の改善がポイントになる
    ・ニートから就職するのにおすすめなのは、未経験OKの仕事や人手不足の業界
    ・ハローワークやエージェントなどをうまく活用することがニートから就職するコツ

監修者:後藤祐介

キャリアコンサルタント

一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!

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「ニートから就職するのは無理」「正社員は厳しい」と考えていませんか?このコラムでは、ニートからの就職が厳しいといわれる理由と解決法を紹介しています。ニート経験があっても、適切な就活を行えば正社員として働くことは可能です。「ニートだし」「働いた経験がないから」と諦めずに、コツを掴んで就職を成功させましょう。

 

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ニートから就職することは可能!

結論から述べると、ニート経験があっても正社員として就職することは可能です。ただし、新卒や職務経験のある転職者に比べて就職活動が厳しくなることは理解しておきましょう。

 

年齢に注意

一口に「ニート」といっても、学歴や経歴は人それぞれ。とはいえ、現在ニートであるなら、1日でも早く就活を始めることが大切です。
ニート期間が長ければ、「働く意欲はあるか」「採用して大丈夫か」と捉えられますし、年齢が高くなると「年相応の経験が足りない」「既存社員とのバランスが難しい」といった理由で選考落ちする可能性が高まります。
また、25歳~35歳を「年齢の壁」と括る企業は多く、年齢が上がるほど採用される確率が下がり、応募できる求人も減るのが一般的です。
正社員としての就職を目指しており、なおかつ未経験でやりたい仕事や入りたい業界があるという場合は、20代のうちに就職活動を始めましょう。

 
既卒を新卒として扱う企業は多い

厚生労働省が実施した「労働経済動向調査」によると、既卒者でも新卒枠に応募できた企業は全体の46%でした。さらに、新卒枠に応募する既卒者に対して年齢制限を設けていた企業は、上記のうち31%。最も多い上限年齢は「25~29歳」です。
年齢上限を設けない企業も多いですが、この調査における「既卒者」の概念は35歳まで。
また、学校卒業からの経過期間に上限を設ける企業は38%、そのうち3年以内を上限とする企業は59%にのぼったため、正社員就職を目指すなら「学校卒業後3年以内、かつ29歳以下」がボーダーラインといえるでしょう。

 

正社員になるメリットを理解する

正社員になるメリットは、安定して働けたりアルバイトより良い待遇が期待できたりすること。メリットを理解すれば、正社員就職を前向きに捉えることができます。

 
安定性

正社員は「無期雇用」なので、会社が倒産したり、自己都合で退職したりしない限りは基本的に企業が定める定年まで勤め上げることができます。給与も一定額が支払われるので、急激に収入が下がることは少ないでしょう。社会的信用も得られるので、各種ローンを組むこともできます。

 
待遇

会社にもよりますが、勤続年数や勤務評価によって一定の昇給が設けられることが多い正社員。ボーナスが支給されることも珍しくありません。毎月の給与に加えて各種手当が用意されていたり、プライベートでも使用できる福利厚生があったりと、非正規社員にはない待遇はメリットでしょう。

 
キャリア

正社員として働いた期間は、「職歴」として履歴書に掲載できます。妊娠や出産、家庭の事情でキャリアが途切れたとしても、正社員としての実績とスキル次第で復帰したり、転職したりすることが可能でしょう。
また、正社員は責任のある仕事を行うため、働くなかでスキルや経験を積み、キャリアアップも目指せます。社内でスキルアップセミナーを実施したり、資格取得を支援したりする企業も多く、スキルアップのチャンスは多いでしょう。

 

参照元
厚生労働省 - 労働経済動向調査

ニートから就職するのが難しい理由

ニートから就職するのが難しいといわれる理由は、採用する企業が「スキル不足」「働く意欲に対する考え方」などに不安を持っているため。詳しく以下でご説明します。

 

スキル・経験不足

ニートの採用を不安視する理由の1つとして、スキルと経験の不足が挙げられます。
社会経験を積んでいない、または少ない傾向のニートに対して、基本的なマナーやスキルなどに不安を抱く企業は多いもの。「せっかく採用するなら基本ができている人」「働いた経験があれば安心」と同年代の経験者と比べられ、就職に不利になってしまうようです。

 

働く意欲の低さ

就職しておらず、アルバイトも職業訓練もしていない状態だと、その間は空白期間となってしまいます。空白期間が長ければ長いほど、企業側に「働く意欲がない」と見なされる可能性は高まるでしょう。
企業は、仕事に対して意欲的な人材を求めています。少しでも働きたいという意思があるなら、それを十分にアピールしてください。

 

ストレス耐性への懸念

一口に「ニート」といっても、活動的な方もいれば家で過ごしがちな方もいます。しかし、いずれも自ら働かない・学ばないという選択をしているので、「嫌なことから逃げている」と捉えられることもあるでしょう。
就職後は、毎日決まった時間に起きて仕事に向かわなければいけません。同僚や取引先とコミュニケーションを取ることも求められますし、仕事の質や納期など守るべきことは多くあります。「嫌なことから逃げている」「不規則な生活をしている」といったイメージから、ニートに対して「ストレス耐性がなく、入社してもすぐに退職してしまう」と考える企業もあるようです。

 

就活方法が間違っている

ニートとして生活を送る方のなかには、正しい就活方法を知らないという方も。アルバイトへの応募と同じ感覚で正社員求人に応募しても、採用につながる可能性は低いのが実情です。
さらに、単に「就活」といっても、新卒とニートでは会社へのアプローチが異なりますし、年齢や社会経験によっても変わってきます。働くことに意欲的でも、間違った就活方法を行っていれば就職は難しいでしょう。

 

就職しやすい人の傾向

内定を取れる人は、自分自身と向き合って行動できる人。なかなか結果につながらない人は、自身と以下の特徴を照らし合わせ、就職活動を見直してみましょう。

 

自分自身や将来と向き合っている人

「何故ニートになったのか」「将来についてどのように考えているか」については、ニートからの就職を目指すならしっかり向き合っておく必要があります。
面接でも聞かれる可能性が高いため、自分がニートになった理由や将来のビジョンを明確にし、論理的に伝えられるようにしておきましょう。

 
ニートを続けるリスク

冒頭で述べたように、年齢が高くなるほどニートから正社員になれる可能性は低くなります。「正社員が無理ならアルバイトでも」と考えているなら要注意。アルバイトも、年齢が高くなれば求人が減りますし、たとえ採用されても安定性や社会的信用は低いのが実情です。
今は親や親族から援助を受けていても、いつか援助が途切れるときが来るでしょう。ニートを続けていると、年齢を重ねたときに「働かないと生活できないのに仕事が見つからない」という状況に陥る可能性が高くなることを理解しておいてください。

 

行動力がある人

就職活動には、行動力が必要不可欠です。特に、ニートからの就職では学生のように学校のサポートを受けられません。自分から積極的に仕事を探し、企業とコンタクトを取らないと求人情報や企業情報を得ることは難しいでしょう。
また、不採用になっても気持ちを切り替えて次に踏み切る行動力も重要です。
「気になったらまず行動」を心がければ、それだけ内定を獲得できる確率が高くなるでしょう。

 

広い視野を持っている人

やりたいと思っている仕事の中でも、特定の分野にこだわり過ぎていませんか?
就職活動では、自分の「やりたい」に対してどれだけ広い視野を持てるかで結果に差が出てきます。
視野を広げて仕事を探すと、思わぬ所から自分に合った仕事が見つかることも。ときには別の視点から就職を考えてみましょう。

 

就職を叶えるための基本

ニートから卒業して就職を叶えるための基本は、「現実を受け止める」「早めに行動を起こす」「規則正しい生活を送る」です。そのほか、就職に向けて整えたい項目をまとめました。

 

ニートになった理由を受け止める

「就活がうまくいかなかった」「最初の就職先が合わなくて休息のつもりがニートになってしまった」「なぜ働くのかが分からない」など、ニートになる理由は人によって異なります。
就職を叶えるには、なぜ自分がニートになったのかを正しく理解して受け入れることが大切。理由を正しく知れば、対処法や解決法が見つかります。

 

早めの行動

就職活動は、始めるタイミングが早ければ早いほど良い結果を得られる確率が高いです。
一方で、前述のとおりニート期間が長引くとあまり良い印象を持たれず、内定が遠ざかってしまいます。就職への第一歩を踏み出すには、早めの決意と行動開始が大切でしょう。

 

生活習慣の改善

ニートになると、出勤や通学をしなくなるため生活が不規則になる方は多いようです。
運動不足や昼夜逆転が習慣になっていると、せっかく就職できてもその後の生活リズムについていけず、辛く感じることも。これまでの生活習慣とリズムを見直し、少しずつでも良いので支障なく労働できる体力をつけていきましょう。

 

「働くこと」に慣れる

ニート歴が長かったり、1度も働いたことがなかったりする場合は、アルバイトや派遣から始めることも検討しましょう。まずは「働くこと」に慣れるのが重要。決まった時間に出勤し、担当業務をミスなく行うなかで、働くことへの不安や疑念を解決していきます。
少ない日数でも働いていれば労働の実績になりますし、生活習慣の改善にもつながるでしょう。

 

「正社員」以外も視野に入れる

社会経験が少ないなかで、いきなり正社員を目指すのはハードルが高いと考えているなら、正社員以外の働き方も検討してはいかがでしょうか。

 
フリーター

アルバイトとして会社に直接雇ってもらう働き方。学生のように授業の合間に働くのではなく、「週5日・8時間」とアルバイトを生活の基盤とする人を表します。働いた分だけ給与が発生する時給制がほとんどです。仕事に対して責任を負うことは少なく、業務も簡単なものが多いので気軽・気楽に働けるのがメリットといえるでしょう。

 
契約社員

勤務時間や業務内容に条件が付いた働き方。会社に直接雇用される点はフリーターと同じですが、より正社員に近い業務を担当することが多いようです。給与形態は月給制が多いですが、正社員のように昇給やボーナスがないのが基本。

 
派遣社員

派遣会社に登録し、勤務先に派遣される働き方。勤務先に直接雇用されないのがフリーター/契約社員との違いです。給与形態は時給制が基本で、昇給やボーナスはありません。

 

注意したいのは、いずれも雇用契約は「有期契約」ということ。有期なので契約が更新されずに契約満了(雇い止め)となる可能性はゼロではありません。
また、どれも正社員に比べて責任や業務量が少ないため、人によっては「働きやすい」「このままでいいかな」と思うことも。繰り返しになりますが、非正規雇用は安定性や給与の面で不安が残ります。あくまでも「正社員へのステップ」と捉えましょう。

 

ニートが狙うべき就職先

ニートからの就職を叶えるには、仕事の選び方もポイントになります。

 

未経験歓迎の求人

未経験歓迎と記載がある求人は、特別なスキルや経験が必要ないので始めやすいといえます。さらに、研修や勉強会といったスキルを習得できる機会が多い可能性も。会社側も未経験者の採用を前提としているので挑戦しやすいでしょう。

 

1人で進められる仕事

コミュニケーションが苦手なら、1人で行える仕事を探すのが良いでしょう。代表的な仕事には清掃や工場、ドライバー、プログラマーなどが挙げられます。どの仕事もすべてを1人で完結することはできませんが、基本的な業務は密にコミュニケーションを取らなくても進められます。

 

人手不足の業界

ネット通販が増えているため業務量が増えている運送業界や、働き手が減っている飲食業界、高齢化により需要が高まっている介護業界などは、人手不足のため採用されやすいといわれています。IT業界も人手不足が続いているのでおすすめです。

 

ニートが就職面接で注意すること

ニートの方が採用面接で注意したいのは、「空白期間の説明」と「基本的なマナー」です。

 

「ニート期間」の説明

必ずといっていいほど、面接では「ニート期間・空白期間は何をしていましたか」と聞かれます。
この質問には正直に回答するのがポイント。ニートになった理由を認め、反省を示したうえで働くことへの意欲を伝えましょう。「マイナスになるから」と空白期間を短く申請したり、してもいないアルバイトを語ったりするのは経歴詐称に該当しますので避けてください。

 

基本的なマナー

言葉遣いや姿勢、立ち居振る舞い、服装のマナーには要注意です。どれだけ面接での受け答えが良くても、基本マナーができていないと「会社の一員として恥ずかしい」「取引先でも失礼を働きそう」と危惧されます。

 

支援サービスも活用しよう

ニートからの就活は、基本的に1人ですべて行います。進め方や仕事の選び方に不安を感じるなら、以下の支援サービスも活用してみましょう。

 

ハローワーク

厚生労働省が主導する公的な就職支援機関です。ニートに限らず、仕事を探すすべての人が利用できるのが特徴。若者を利用対象とした「わかものハローワーク」を開設しているところもあるので、ニーズに合わせて活用しましょう。

 

ジョブカフェ

都道府県が主導する、「若年者のためのワンストップサービスセンター」の通称。カフェのように気軽に利用してほしいという思いから名付けられた施設です。自分に合った仕事を見つけるために、職場体験や就職セミナー、紹介など地域ごとに特色のある運営を行っています。

 

エージェント

民間企業が運営する、就職・転職支援機関。サービス内容はハローワークに準じており、就職相談・求人紹介・選考対策が基本です。
エージェントによって得意とする分野が異なったり、エージェントの規模によって集まる求人に差があったりするのが特徴です。

 

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こんなときどうする?ニートから正社員就職を目指す方に向けたお悩みQ&A

ニートから正社員になれると分かっても、不安や疑問は尽きないでしょう。以下に、想定される質問とその回答をまとめたので、就活にご活用ください。

 

脱ニートにおすすめの仕事はありますか?

自分の性格や特性に合うものがおすすめです。 
まずば「脱ニートしたい方必見!おすすめの仕事」の記事を読んで、自分がニートになった理由や傾向を明らかにしてください。そのうえで、自分に合う仕事を探しましょう。 
一般的には、他者とのコミュニケーションが少ない製造業や清掃業、人手不足のため採用の間口が広がっている介護業界やIT業界がおすすめとされています。

正社員になるための手順を詳しく教えて下さい

働くことに慣れてから就活を始めましょう。
働くことに抵抗があるなら、在宅ワークや週1日のアルバイトから始めても良いでしょう。慣れたら徐々に勤務日数を増やしたり、就職を希望する仕事に近い業務を経験したりして、就活に臨みます。詳細は「ニートから正社員!これをすればあなたも正社員!」を参考にしてください。

正社員に対してマイナスイメージしかないので、フリーターになりたいです

フリーターのほうが将来の不安は大きいでしょう。
正社員に対して「残業が多い」「会社に縛られる」といった印象を抱く方もいるようですが、フリーターの自由さはメリットにもデメリットにもなりえます。
フリーターと正社員の驚くべき差!今から就職するには?」でも紹介していますが、フリーターは年齢を重ねるほど仕事の選択肢が減り、雇用が不安定になるもの。固定概念は捨てて、改めて自分の将来を考えてみてください。

資格さえあれば実務経験がなくても就職できますか?

有利にはなりますが、必ず就職できるとは言い切れません。
 資格は、「その事柄に対して知識を持っている」という証明であり、知識があっても実務で活用できるかは別問題。 
詳しくは、「未経験者にとっての資格の有用性」をご覧ください。


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