仕事の探し方がわからない人へ!フリーター・20代・新卒など状況別に解説

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この記事のまとめ

  • 仕事の探し方には転職サイトやハローワーク、エージェントなどの利用が挙げられる
  • 新卒や20代既卒、転職者など状況別に有効な仕事の探し方を押さえることが重要
  • 仕事の探し方がわからない人は、自己分析や業界研究を徹底しよう
  • 活かせる強みや希望条件に着目するのが、自分に合った仕事の有効な探し方といえる
  • 仕事の探し方に悩んだときは、とにかく行動してみることも大切

「仕事の探し方がわからない」「そもそもやりたい仕事が明確になっていない」と悩む方も多いでしょう。仕事探しの方法は複数あるため、メリット・デメリットを踏まえたうえで自分に合った方法を選ぶのがおすすめです。このコラムでは、仕事探しの方法や新卒、20代の転職といった状況別に仕事の探し方を解説。また、やりたい仕事がわからないときの探し方のコツもまとめました。仕事の探し方に悩んでいる方は、ぜひご覧ください。

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仕事探しはネットがメイン!探し方6選

仕事の探し方は、大きく「自分で探す方法」と「人から紹介してもらう方法」に分けられます。また、今はインターネット上で仕事を探すのが主流といえるでしょう。ここでは、方法別に基本的な仕事の探し方を6つまとめました。

【自分で探す方法】
1.就職・転職サイトで探す
2.企業の公式Webサイトの採用情報から探す
3.ハローワークで探す
4.求人広告から探す

【人から紹介してもらう方法】
5.友人・知人に紹介してもらう
6.就職・転職エージェントで紹介してもらう

それぞれの探し方は、以下で詳しく解説します。「みんな、どうやって仕事探してるの?」と疑問の方は、ぜひ参考にしてみてください。

1.就職・転職サイトで探す

仕事の探し方の基本は、就職・転職サイトの利用でしょう。就職・転職サイトとは、求人情報をまとめたインターネット上のWebサイトのこと。Webサイトごとに公開される求人が異なるので、多くの情報を集めたい方は複数チェックするのがおすすめです。
就職・転職サイトでは、希望条件に合った求人を検索できるほか、企業側からのオファーを受けられる機能もあります。自分にとって意外な会社からオファーが来れば、就職先の選択肢が広がる可能性もあるでしょう。ほとんどの就職・転職サイトが無料で会員登録できるので安心です。

就職・転職サイトはいつでも使える

就職・転職サイトは、インターネットがあればパソコンやスマートフォンから手軽にアクセスできるため、仕事探しを思い立ったらすぐに活用できるのが利点。取り扱う仕事の種類や求人数も多いので、細かな条件にこだわりたい方に向いているでしょう。ただし、自分のペースで仕事探しができる反面、応募や選考の日程調整は自分自身で行う必要があります。

2.企業の公式Webサイトの採用情報から探す

企業の公式Webサイトに公開されている採用情報から仕事を探す方法もあります。働いてみたい企業がある方は、その企業の公式Webサイトをチェックしてみると良いでしょう。採用情報だけでなく、会社概要や最新のニュース、力を入れている事業などもあわせて把握すれば、応募の検討や選考対策に役立ちます。

企業に志望度の高さをアピールできる

転職サイトやエージェントを介さず、企業の公式Webサイトから直接応募する場合、志望度の高さを評価される可能性も。熱意をアピールしたい方におすすめの仕事の探し方といえます。ただし、企業によっては採用情報を公式Webサイトで公開しない場合もあるので、この方法だけに頼って仕事を探すのは避けたほうが無難です。

3.ハローワークで探す

ハローワークを活用するのも仕事探しの有効な方法です。ハローワークは全国各地に設置されている公的な就職支援機関。全国の求人を検索できるため、県外の仕事も探せます。また、若年層向けや育児中の方向け、障害者の方向けなど専門サービスも多様。誰でも無料で利用できるので、仕事の探し方がわからない方は一度足を運んでみましょう。最寄りのハローワークは、厚生労働省のWebサイトをご覧ください。

インターネットと事業所の両方で仕事を探せる

ハローワークでは、事業所に設置されている求人検索機以外に、ハローワークインターネットサービスでも求人を探せるのがメリット。また、不安や疑問があれば、窓口のスタッフに相談することも可能です。求人数も多く、視野を広げて仕事を探したい方に向いています。ただし、ハローワークの求人掲載費は無料で、掲載前の審査もそれほど厳しくないようです。ブラック企業が潜んでいる可能性もゼロではないため、応募する際は十分に気をつけましょう。

参照元
厚生労働省
雇用

4.求人広告から探す

駅やコンビニに設置されているフリーペーパーや、新聞に折り込まれている求人広告で仕事を探すのも一つの方法です。無料で入手できるものから、有料の求人誌まで幅広く存在します。

求人広告は地元の仕事を見つけやすい

求人広告は、地域に密着した求人が多く掲載される傾向にあるため、地元で働きたい方に向いている仕事の探し方といえるでしょう。ただし、広告スペースが限られており、求人数が少なかったり詳しい労働条件が公開されていなかったりする場合も。また、就職・転職サイトのように情報の更新ができないため、応募する際に自分で最新の情報を問い合わせる必要があります。

5.友人・知人に紹介してもらう

友人や知人に紹介してもらうのも、仕事の探し方の一つです。「リファラル採用」といって、社員の推薦により採用を検討する企業は、最近増えてきています。社員の推薦のため、人物像を把握しやすく、採用につながりやすい傾向があるようです。

なかなか知り得ない求人情報や内部事情が入手できる

友人・知人に紹介してもらう場合は、求人募集をかけていない会社に就職するチャンスが得られたり、内部情報を詳しく聞けたりするといったメリットがあるでしょう。デメリットとしては、不採用になった際に、友人・知人と気まずくなる可能性が挙げられます。また、友人・知人の紹介だからといって、必ず採用されるわけではないことを念頭に置いておきましょう。

6.就職・転職エージェントで紹介してもらう

仕事の探し方に悩みがある人は、就職・転職エージェントに相談するのも良いでしょう。就職・転職エージェントとは、民間の就職支援サービスのこと。サービス内容や基本的に無料で利用できる点はハローワークと似ていますが、就職・転職エージェントの方が、取り扱う求人の質が高い傾向にあるのが特徴です。

自分に合った手厚いサービスが受けられる

就職・転職エージェントでは、専任のアドバイザーが相談者一人ひとりに合った仕事を紹介してくれます。非公開のレア求人を紹介してくれたり、応募書類の添削や面接対策をしてくれたりする場合もあり、ハローワークよりも手厚いサービスを受けられるのが大きなメリットです。ただし、運営会社によって、若年層向けや女性向け、専門職向け、転職者向けなど、相談者のターゲットが異なります。エージェントの探し方を間違うと、かえって効率が悪くなる恐れがあるので注意しましょう。

仕事探しの方法にはメリット・デメリットがある

仕事探しの方法は複数ありますが、どれもメリット・デメリットがあります。「就活に避ける時間はどれくらいか」「どのようなサポートを受けたいか」などを踏まえたうえで、自分に合った方法を選びましょう。仕事の探し方がわからない方は、「みんなはどうやって仕事を探しているの?自分に合った就活方法を見つけよう」もぜひチェックしてみてください。

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【タイプ別】自分の状況に合った仕事の探し方とは?

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仕事の探し方は、新卒採用か中途採用かといった自分の置かれている状況によって変えると良いでしょう。自分に適した仕事の探し方を選べば、スムーズに内定を得られるはずです。以下で自分の状況に合った仕事探しの方法を確認してみてください。

新卒の仕事の探し方

新卒の仕事探しでは、新卒者向けの就職サイトを利用するのが一般的です。大手の就職サイトを複数活用して、自分に合った仕事を探すのが良いでしょう。新卒の場合、「プレエントリー→会社説明会→選考」が基本的な流れです。また、企業の合同説明会やセミナーなどの就活イベントに参加し、できるだけ多くの業界・職種について知ることも大切といえます。

新卒はインターンシップの参加も可能

新卒は、インターンシップへの参加も可能です。就業体験をはじめ、社会人の先輩からアドバイスや経験談が聞けることもあるため、自分に合った仕事かどうか見極めやすくなるでしょう。さらに、新卒向けの就職エージェントを併用すれば、仕事の探し方や選考のアドバイスも受けられるので安心です。

20代/既卒・第二新卒の仕事の探し方

20代や既卒・第二新卒などは、若年層向けの就職サイトや就職エージェント、わかものハローワークなどを利用するのがおすすめです。最近では、大学を卒業後間もない既卒や第二新卒を新卒として扱う企業も増えてきています。応募する前に、企業の採用情報をしっかりと確認して若さやポテンシャルをアピールしましょう。

わかものハローワークとは?

わかものハローワークとは、おおむね35歳未満の人を対象としたハローワークの就職支援サービスです。厚生労働省のWebサイトに説明があるとおり、キャリア形成や人事労務などに詳しい専門スタッフから、マンツーマンで就活をサポートしてもらえます。仕事の探し方に悩んでいる20代や既卒・第二新卒といった若い世代の方は、一度利用してみると良いでしょう。

参照元
厚生労働省
わかものハローワーク

転職者の仕事の探し方

転職者の仕事探しには、転職サイトや転職エージェントなど中途採用向けの支援サービスの利用が有効です。特に「自分の市場価値がわからない」「仕事の探し方に自信がない」といった悩みがある場合は、転職エージェントに相談することで、客観性に基づいた求人紹介やアドバイスをしてもらえます。また、前職で雇用保険に加入していた方は、失業手当を受け取れる可能性があるため、受給申請の手続きとあわせてハローワークの利用を開始するのも良いでしょう。

20代・30代・40代で仕事で求められるものが変わる!

転職の場合、年代によって仕事で求められるものが変わります。20代では若さやポテンシャルが、30代・40代では経験やスキルが重視される傾向にあるため、年代や状況によって仕事の探し方も工夫するのが転職成功のコツです。あらかじめ自身のキャリアを振り返り、保有スキルや経験を整理しておきましょう。異業種・異職種でも役立つ強みがあれば、転職先の選択肢を増やせます。年齢別の仕事探しのポイントは、「仕事が見つからないときの対処法!年齢別の探し方や不安の相談先もご紹介」のコラムで詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。

個人事業主・フリーランスの仕事の探し方

個人事業主やフリーランスの場合、人脈を駆使してクライアントを探したり、SNS・ブログを公開して案件を集めたりと、自ら行動を起こす必要があります。探し方から契約まで、待ちの姿勢では仕事を獲得できず、収入が途絶える可能性もあるため、常に仕事の情報集めや人脈の拡大を意識する必要があるでしょう。

フリーランス向けのエージェントの利用も有効

フリーランスの場合は、専門のエージェントの利用も有効です。特に、独立したばかりで、仕事の探し方や自分のスキルレベルに自信がない場合は、エージェントでプロのサポートを受けるのが得策といえます。仕事を紹介してもらいながら、フリーランスに求められるスキルを身につければ、今後の成長やキャリアアップにつながるでしょう。

ニート・フリーター・主婦(主夫)の仕事の探し方

ニートやフリーター、主婦(主夫)が正社員の仕事を探す場合は、就職・転職サイトやハローワーク、エージェントなどを活用して幅広く情報を集めましょう。社会人経験がない場合は、未経験者歓迎の仕事を見つけることが重要です。探し方がわからない方は、ハローワークやエージェントでプロのサポートを受けながら仕事探しや選考対策を行えば、通過率がぐっと高まるでしょう。

紹介予定派遣や正社員登用制度を利用する方法もある!

いきなり正社員就職を目指すことに不安があるニートやフリーターの方は、アルバイトや派遣として自分に合った仕事を見つけるのもおすすめ。自分のペースでシフトを組みやすいアルバイトや派遣で「働くこと」に慣れてから、正社員就職を目指すのが良いでしょう。紹介予定派遣や正社員登用制度を設けている会社であれば、一定期間働いたのち、正社員(無期雇用)に切り替えてもらえる可能性もあります。紹介予定派遣について詳しくは、「紹介予定派遣とは?デメリットはある?フリーターや派遣との違いを解説」を参考にしてみてください。

仕事の探し方がわからない4つの原因

仕事の探し方がわからない4つの原因の画像

いざ仕事を探そうと思っても、「やりたいことがわからない」「求人選びの基準がわからない」と悩む方もいるようです。仕事の探し方がわからないときは、自分の強みが曖昧だったり、失敗を恐れて慎重になり過ぎていたりする可能性があるでしょう。以下では、仕事の探し方がわからない場合の主な4つの原因について解説します。

1.自分の「強み」がわかっていない

自分の「強み」を理解できていないと求人選びの軸がブレやすくなるため、仕事の探し方がわからなくなる傾向にあります。特に、何でも上手くこなせる人の場合、その器用さゆえに際立った強みや長所が見えにくくなることも。仕事に慣れてくると、その面白さややりがいを感じづらくなり、「もっと自分に合う仕事がありそうなのに、それが何なのかわからない…」といった悩みにつながることも多いようです。

2.なんとなく今の仕事を続けている

なんとなく今の仕事を続けている場合も、仕事の探し方がわからなくなりがちです。仕事に対する目標が明確であれば、それを軸にスキルアップやキャリアアップの方向性を定めやすくなるもの。反対に、仕事のビジョンがはっきりしていないと、「転職したいけど、特にやりたい仕事が思いつかない」という状態になる可能性があります。

3.失敗を恐れて慎重になり過ぎている

就職や転職に失敗したくない気持ちが強く、慎重になり過ぎると、仕事の探し方に迷いやすいでしょう。「この仕事を選んだら失敗するかもしれない」と不安になるあまり、職を変える勇気が出ないという人も少なくありません。

4.人の意見に左右されやすい

仕事の探し方がわからない原因として、自分の考えが曖昧で、人の意見に左右されやすいことも挙げられます。周りの意見を真摯に聞き入れるのは美点といえますが、遠慮し過ぎていると自分の意見を後回しにするのが習慣化してしまうことも。仕事を探す際に、自分のやりたいことがわからなくなったり、自分の選択に自信が持てなくなったりする可能性もあるでしょう。

仕事の探し方がわからない方には、「やりたい仕事がない…転職に向けてできる準備や求人の見つけ方をご紹介」のコラムがおすすめです。自分がやりたいことを明確にするための参考にしてみてください。

やりたい仕事がわからないときの探し方のコツ

やりたい仕事がわからないときの探し方のコツの画像

ここでは、やりたい仕事がわからない人向けに探し方のコツを6つご紹介します。以下を参考に、自分自身の価値観や仕事に求めるものを明確にしましょう。

1.就職・転職する理由を考えてみる

仕事探しの最初のステップとして、就職や転職をする理由を考えてみましょう。たとえば、「安定した収入を得たい」「転職してキャリアを積みたい」のような理由でかまいません。就活・転職活動では、「なぜ就職(転職)したいのか」「就職(転職)して何を変えたいのか」など、明確な目的を持つことが大切です。
今までなんとなく仕事をしていた人は、「目の前の仕事を△時までに終わらせる」といった直近の目標を定めてみるのもおすすめ。目的意識を持って働くことで、仕事に対する新たな面白さや自分の強み、仕事探しのヒントを発見できる可能性があります。

2.自己分析で強みや価値観をはっきりさせる

自分に合った仕事の探し方を考えるには、まず自己分析を徹底して自分自身を知りましょう。自己分析は、自身の強みや弱み、価値観を把握する作業です。自己分析を行うことで、適職が見つけやすくなるほか、選考で自己PRや志望動機を伝える際に説得力を持たせやすくなります

自己分析のやり方は?

自分の過去の出来事を振り返り、そのときに感じたことや努力したことなどを思いつくだけ紙に書き出してみましょう。「得意なことは何か」「力を発揮するにはどのような仕事を選べば良いか」といった視点で、エピソード一つひとつを掘り下げるのがコツです。1人での自己分析に難しさを感じる場合は、他己分析や適職診断を行う方法もあります。「自己分析とは?実施のメリットと就活・転職活動での必要性を解説」でわかりやすく解説しているので、ぜひご一読ください。

3.業界研究・企業研究をして世の中の仕事を知る

やりたい仕事の探し方がわからないときは、業界研究や企業研究を行い世の中の仕事について知りましょう。視野が広がるため、今まで知らなかったり興味がなかったりした業界・企業が選択肢に入る場合もあります。業界や企業の情報は、本や雑誌、企業・業界団体のWebサイトなどで得られるほか、SNSや口コミサイトを利用する方法も。SNSで企業の採用情報をチェックしたり口コミサイトで職場の評価を見たりすることで、自分に合う企業が見つかる可能性もあります。自分の働きたい業界や職種がある程度イメージできたら、それを軸に仕事探しを進めてみましょう。

最初のうちは業界や職種を限定しないのがポイント

仕事の探し方のポイントは、職種や業界を限定せずに情報を集めること。最初から一部の業界や職種に絞ってしまうと、本当に必要な情報を集められないだけでなく、適職に出会う可能性を狭めてしまう恐れがあります。「どうせ無理だから…」「この仕事はきっと合わない」といった決めつけも避けるようにしましょう。

4.自分の得意なこと・好きなことから仕事を探してみる

自分の得意なことや好きなこと、興味・関心のあるものに関する仕事を調べるのも、探し方の一つです。「自分の長所を一つ伸ばす」「特に関心が強いものを極める」という意識で仕事探しに取り組むと良いでしょう。誰しも無関心なことや苦手なことに向かうのはモチベーションの維持が難しく、途中で挫折してしまう可能性もあります。一方、自分が得意なことや好きなことはモチベーション高く取り組めるはずです。子どものころ夢見ていた仕事や目指したい職業などがあればチャレンジしてみましょう。

5.働き方の条件を書き出してみる

より効果的な仕事の探し方をするなら、就職軸(転職軸)を定めましょう。希望の給料や休日数、勤務時間といった働き方の条件を書き出し、そのなかで優先順位を決め、就職軸(転職軸)を定めます。ただし、条件を多く挙げ、すべての条件を満たす仕事を見つけようとするのは至難の業です。将来のビジョンの実現や家庭との両立などを考慮しながら、妥協できない条件と柔軟に対応できる条件を明確にしておきましょう。

これだけは避けたいNG条件から考えるのも手

就職・転職先への希望が特にない場合は、どうしても避けたいNG条件から仕事を考えるのも探し方の一つです。苦手な仕事に就けばそれだけ早期離職のリスクがあります。NG条件を挙げておくことで、長く続けやすい仕事が見つけやすくなるでしょう。

6.なりたい自分をイメージしてみる

具体的な将来のビジョンを考えるのも、仕事の探し方を決めるヒントになります。就職・転職することでどう成長したいか、今後どのようなライフステージを踏んでいきたいかを明確にイメージすると、それに合わせてやるべきことや就きたい仕事が見えてくるでしょう。
他人の意見や評価が気になり将来のビジョンを描けずにいる人も、自分の価値観や仕事に対する思いと向き合い、一度きちんと整理してみることが大切です。最終的に仕事を決めて働くのは自分自身。他者の意見は参考としてありがたく受けとめたうえで、「自分はどうしたいのか」を見つめ直しましょう。

自分に合った仕事の探し方は、「適職の見つけ方を解説!好きなことよりも得意なことを探そう」でもご紹介しています。仕事探しに悩み、就職・転職活動が思うようにいかない方は、ぜひ参考にしてみてください。

適職の探し方は?仕事選びの3つのポイント

自分に合った仕事の探し方には、「強みや資格を活かせるか」「希望条件に合っているか」などのポイントがあります。ハタラクティブの「若者しごと白書2023」をみると、フリーターと正社員(18~29歳)が仕事選びで重視していることは、以下のような事柄でした。

 フリーター正社員
1位希望する仕事内容かどうか希望する仕事内容かどうか
2位希望の労働時間で働けるか希望する収入が得られるか
3位理想的な勤務時間や休日数か理想的な勤務時間や休日数か
4位希望する収入が得られるか福利厚生が整っているか
5位社風や職場の雰囲気が合うか社風や職場の雰囲気が合うか

引用:ハタラクティブ「わかもの仕事白書2023(21p)

長期的にやりがいをもって働ける仕事に出会うためには、上記のような点も踏まえながら就職・転職先についてしっかりと検討することが欠かせません。以下で、仕事の探し方の3つのポイントを解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

1.自分の強みやスキルを発揮できる仕事か

適職の探し方のポイントは、自分の強みや能力に合った仕事かどうかです。得意分野やスキルを活かせる仕事に就けば力を発揮しやすいため、モチベーションの維持につながるほか、会社から評価されやすくなるでしょう。また、保有資格がある場合、資格に関連した仕事を選ぶことで、企業から即戦力として歓迎されたり資格手当が支給されたりする可能性があります。就活における資格の有効性については、「資格が就職に有利になるって本当?就活でアピールしやすいスキルをご紹介!」をご覧ください。

2.希望条件が合っている仕事か

探し方の2つ目のポイントは、希望条件が合っている仕事かどうかです。事前に妥協できない条件や避けたい条件を整理しておき、求人情報と照らし合わせて見極めましょう。特に給与や福利厚生に関するトラブルは多く、入職後に求人広告の内容と実際の労働条件が異なることに気づくことも少なくありません。就職・転職で後悔しないためにも、事前に条件をよく確認することが大切です。募集要項に公開されていない情報があれば、企業に直接問い合わせるようにしましょう。

3.自分に合った雰囲気の仕事先か

仕事の探し方では、自分に合った雰囲気の会社かどうかもポイントです。社風や職場の雰囲気がマッチしていないと、仕事以外の面でストレスや悩みを抱えやすくなります。志望企業を絞る際には、「どのような企業方針を掲げているか」「どのような人材を求める会社か」「社内イベントは頻繁か」などをチェックしてみましょう。社風を調べる方法については、「社風のリサーチ方法を複数紹介!自分に合う会社の見つけ方とは」でご紹介しています。

参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2023

仕事の探し方における注意点

仕事の探し方における注意点の画像

仕事探しでは、大企業や有名企業ばかりにこだわるのは避けたほうが賢明です。また、就職・転職に慎重になり過ぎたり、過度な好条件が多いブラック企業の求人にも気をつけたりする必要があります。以下で、就職・転職活動で注意すべき仕事の探し方を確認しましょう。

会社の規模や知名度だけで探さない

大企業の安定性や知名度に魅力を感じるのは悪いことではありませんが、「規模の大きさ=自分にとって働きやすい会社」とは限りません。入社後のミスマッチや後悔を減らせるよう、仕事内容や労働条件、自分と企業との相性まで考慮するのが、おすすめの仕事の探し方といえます。また、大企業は採用倍率も高い傾向にあるため、求職活動が難航することも。中小企業にまで視野を広げて仕事を探したほうが、結果的に就活がうまくいく場合もあります。「大企業と中小企業の違いは?両者に就職するメリット・デメリットもご紹介」のコラムで大手企業と中小企業の違いも把握しておきましょう。

有効求人倍率をチェックしよう!

有効求人倍率とは、求職者一人に対して何件の求人があるのかを示す数値です。この数値が高いほど、企業は人材を探していることになります。応募先を決める目安の一つとして、会社の有効求人倍率を見てみるのも仕事の探し方の一つです。

就職・転職のチャンスを逃さない

「自分に合う仕事の探し方がわからない…」「失敗してしまうかも…」と慎重になり過ぎて、就職・転職のチャンスを逃さないようにしましょう。思い切って就職・転職活動を始めることで、やりたい仕事や自分の適性が見えてくる場合もあるため、まずは動き出してみることも大切です。仕事探しに悩んでいる方は、「仕事の選び方に迷ったら?コツが分からない方に向け重視する点を解説!」もぜひ参考にしてみてください。

ブラック企業に気をつける

仕事の探し方を間違うと、ブラック企業に就職・転職してしまうリスクもあります。厚生労働省の労働条件に関する総合情報サイト内のQ&A「『ブラック企業』ってどんな会社なの?」によると、ブラック企業とは、一般的にパワハラが横行していたり極端な長時間労働やノルマを課せられたりする企業を指すようです。ブラック企業に入社してしまうと、劣悪な労働環境によって心身ともに疲弊し、早期退職につながる恐れもあるので注意しましょう
ブラック企業を見極めるポイントは、「ブラック企業の見極め方は?求人から分かることや面接で注意すべきポイント」のコラムで詳しく紹介しています。

参照元
厚生労働省
労働条件に関する総合情報サイト

仕事の探し方に迷ったらエージェントの利用もおすすめ

仕事の探し方に迷ったときは、誰かに相談することも大切です。第三者の意見を取り入れることで、視野が広がったり就職・転職活動がやりやすくなったりする可能性があります。周りに相談できる家族や友人、先輩などがいない場合は、プロのアドバイスが受けられる就職・転職エージェントに相談してみてはいかがでしょうか。

就職・転職エージェントのハタラクティブは、若年層向けに求職活動のサポートをしています。専任のアドバイザーが丁寧なヒアリングを行ったうえで、あなたにぴったりの求人や企業をご紹介。仕事の探し方や自分の適職に悩みがある方におすすめのサービスです。求職のご相談だけでなく、面接対策や応募書類の添削もアドバイザーが丁寧にサポートします。就職・転職活動にお困りの方は、まずはお気軽にご相談ください。

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