仕事の探し方がわからない人へ!フリーター・新卒・転職など状況別に解説!

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この記事のまとめ

  • 主な仕事の探し方には求人サイトや求人広告、就職支援機関の利用が挙げられる
  • 新卒や転職者、フリーランスなど状況別に有効な仕事の探し方を押さえることが重要
  • 仕事の探し方がわからない人は、自己分析や業界研究を徹底しよう
  • SNSや口コミサイトから幅広く情報収集するのも、仕事の探し方の一つ
  • 活かせる強みや希望条件に着目するのが、自分に合った仕事の有効な探し方といえる

仕事の探し方がわからないと悩む方は少なくありません。そもそも、自分にはどのような仕事が向いているのか、何がやりたいのかが明確になっていない方も多いでしょう。このコラムでは、新卒・フリーター・転職などの状況別に仕事の探し方を解説。さらに、仕事の探し方がわからない人に見られる特徴や、その対処法をまとめました。仕事探しに欠かせない、自己分析や業界研究についてもご紹介しているので、ぜひご覧ください。

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仕事の主な探し方は6通り!

仕事の探し方は、大きく「自分で探す方法」と「人から紹介してもらう方法」に分けられます。ここでは、方法別に基本的な仕事の探し方を6つまとめました。

【自分で探す方法】
1.就職・転職サイトで探す
2.企業の公式Webサイトの採用情報から探す
3.求人広告から探す
4.ハローワークで探す

【人から紹介してもらう方法】
5.友人・知人に紹介してもらう
6.就職・転職エージェントで紹介してもらう


それぞれの探し方は、以下で詳しく解説します。

1.就職・転職サイトで探す

仕事の探し方の基本は、就職・転職サイトの利用でしょう。就職・転職サイトとは、求人募集をまとめたWeb上の情報サイトのこと。Webサイトごとに公開される求人が異なるので、多くの情報を集めたい方は複数チェックするのがおすすめです。
就職・転職サイトでは、希望条件に合った求人を検索できるほか、会社側からのオファーを受けられる機能もあります。自分にとって意外な会社からオファーが来れば、就職先の選択肢が広がる可能性もあるでしょう。ほとんどの就職・転職サイトが無料で会員登録できるので安心です。

就職・転職サイトのメリット・デメリット

就職・転職サイトは、パソコンやスマートフォンから手軽にアクセスできるため、仕事探しを思い立ったらすぐに活用するのが利点。取り扱う仕事の種類や求人数が多いので、細かな条件にこだわりたい方に向いているでしょう。自分のペースで仕事探しができる反面、選考の日程調整は自分自身で行う必要があります。怠けがちな人やスケジュール管理が苦手な人は、求職活動が捗らない可能性があるため向いていません。

2.企業の公式Webサイトの採用情報から探す

企業の公式Webサイトに公開されている採用情報から仕事を探す方法もあります。働いてみたい企業がある方は、その企業の公式Webサイトをチェックしてみると良いでしょう。

採用情報から探すメリット・デメリット

企業の公式Webサイトの採用情報から探すメリットは、採用情報だけでなく、会社概要や最新のニュース、力を入れている事業などを把握してから応募しやすい点です。また、就職支援機関を介さず直接応募する場合、志望度の高さを評価される可能性も。熱意をアピールしたい方におすすめの仕事の探し方といえます。ただし、企業によっては採用情報を公式Webサイトで公開しない場合もあるので、この方法だけに頼って仕事を探すのは避けたほうが無難です。

3.求人広告から探す

駅やコンビニに設置されているフリーペーパーや、新聞に折り込まれている求人広告で探す方法も一つです。無料で入手できるものから、有料の求人誌まで幅広く存在します。

求人広告から探すメリット・デメリット

求人広告は、地域に密着した求人が多く掲載される傾向があるため、地元で働きたい方に向いている仕事の探し方といえるでしょう。ただし、広告スペースが限られており、求人数が少なかったり詳しい労働条件が公開されていなかったりする場合も。また、就職・転職サイトのように情報の更新ができないため、応募する際に自分で最新の情報を問い合わせる必要があります。

4.ハローワークで探す

ハローワークを活用するのも仕事探しの有効な方法です。ハローワークは全国各地に設置されている公的な就職支援機関です。誰でも無料で利用できるので、仕事の探し方がわからない方は一度足を運んでみましょう。最寄りのハローワークは、厚生労働省の「全国ハローワークの所在案内」をご覧ください。

ハローワークで探すメリット・デメリット

ハローワークでは、設置されているパソコンを使って求人を検索できるだけでなく、窓口のスタッフに相談することも可能です。プロの視点からアドバイスをもらえば、仕事探しがスムーズに進むでしょう。ハローワークのみで求人募集を行う会社も多いため、視野を広げて仕事を探したい方に向いています。ただし、求人数が多い分、ブラック企業が潜んでいる可能性は否定できません。気づかずに応募することのないよう、十分に気をつける必要があります。

5.友人・知人に紹介してもらう

友人や知人に紹介してもらうのも、仕事の探し方の一つです。「リファラル採用」といって、社員の推薦により採用を検討する会社は、最近増えてきています。社員の推薦のため、人物像を把握しやすく、採用につながりやすい傾向があるようです。

友人・知人に紹介してもらうメリット・デメリット

友人・知人に紹介してもらう場合は、求人募集をどこにも公開していない会社に入社するチャンスが得られたり、内部情報を詳しく聞けたりするといったメリットがあります。人脈を広げられるよう、普段から友人との交流や取引先との信頼関係を深めておくのがおすすめです。デメリットとしては、友人・知人の紹介だからといって、必ず採用されるわけではない点が挙げられます。採用面接の際は、友人・知人とのつながりに頼らずに、気を引き締めて臨みましょう。

6.就職・転職エージェントで紹介してもらう

仕事の探し方に悩みがある人は、就職・転職エージェントに相談するのも良いでしょう。就職・転職エージェントとは、民間の就職支援サービスのこと。無料で利用できる点やサービス内容はハローワークと似ていますが、就職・転職エージェントの方が、取り扱う求人の質が高い傾向にあるのが特徴です。

エージェントのメリット・デメリット

就職・転職エージェントでは、専任のアドバイザーが相談者一人ひとりに合った仕事を紹介してくれます。非公開求人を紹介してくれたり、応募書類の添削や面接対策をしてくれたりする場合もあり、ハローワークよりも手厚いサービスを受けられるのが大きなメリットです。ただし、運営会社によって、若年層向けや女性向け、専門職向け、派遣向け、転職者向けなど、相談者のターゲットが異なります。エージェントの探し方を間違うと、かえって効率が悪くなる恐れがあるので注意しましょう。

仕事探しのコツは「何をすれば見つかる?仕事探しのコツ」で紹介しています。自分に合った仕事を見つけるための参考にしてみてください。

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【タイプ別】自分の状況に合った仕事の探し方とは?

【タイプ別】自分の状況に合った仕事の探し方とは?の文中画像

仕事の探し方は、新卒採用か中途採用かといった自分の置かれている状況によって変えましょう。自分に適した仕事の探し方を選べば、スムーズに内定を得られるはずです。以下で自分の状況に合った仕事探しの方法を確認してみてください。

新卒の仕事の探し方

新卒の仕事探しは、新卒者向けの就職サイトを利用するのが一般的です。社会人経験のない新卒は、できるだけ多くの業界・職種について知ることが大切。大手の就職サイトを複数活用して、自分に合った仕事を探すのが良いでしょう。新卒の場合、「プレエントリー→会社説明会→選考」が基本的な流れです。

新卒はインターンシップの参加も可能

新卒は、インターンシップへの参加も可能です。就業体験をはじめ、社会人の先輩からアドバイスや経験談が聞けることもあるため、自分に合った仕事かどうか見極めやすくなるでしょう。さらに、新卒向けの就職エージェントを併用すれば、仕事の探し方をはじめ、選考のアドバイスも受けられるので安心です。

既卒・第二新卒の仕事の探し方

既卒や第二新卒の仕事の探し方は、若年層向けの就職サイトや就職エージェント、若者ハローワークなどを利用するのがおすすめです。最近では、大学を卒業後間もない既卒や第二新卒を新卒として扱う企業も増えてきています。応募する前に、企業の採用情報をしっかりと確認して若さやポテンシャルをアピールしましょう。

高校中退・大学中退の場合は中退理由を明確に!

高校中退や大学中退の場合は、面接で「なぜ中退に至ったのか」を聞かれる可能性があるので、明確に伝えられるようにしておくことが大切です。中退理由は正直に話し、そこから何を反省したのか、なぜ正社員になりたいと思ったのかをポジティブに伝えられるようにしましょう。

転職者の仕事の探し方

転職者の仕事探しには、転職サイトや転職エージェントといった中途採用向けのサービスの利用が有効です。転職者は、あらかじめ自身のキャリアを振り返り、保有スキルや経験を整理しておきましょう。異業種・異職種でも役立つ強みがあれば、転職先の選択肢を増やせます。自分の市場価値がわからない、仕事の探し方に自信がないといった悩みがある場合は、転職エージェントに相談するのも方法の一つ。客観的な視点から、求人紹介やアドバイスを行ってくれるはずです。

ハローワークを活用するのもおすすめ

転職者は、ハローワークを活用するのも手。前職で雇用保険に加入していた場合は、ハローワークで手続きを行うことにより、失業給付金を受け取れます。給付を受けるには求職活動が欠かせないので、手続きと合わせてハローワークの利用を開始するのが良いでしょう。ハローワークには地域の求人が多いため、地元で転職を叶えたい方に向いています。

20代・30代・40代で仕事で求められるものが変わる!

転職の場合、年代によって仕事で求められるものが変わります。20代では若さやポテンシャルが、30代・40代では経験やスキルが重視されるため、仕事の探し方も工夫する必要があるでしょう。

個人事業主・フリーランスの仕事の探し方

個人事業主やフリーランスの場合、人脈を駆使してクライアントを探したり、SNS・ブログを公開して案件を集めたりと、自ら行動を起こす必要があります。探し方から契約まで、待ちの姿勢では仕事を獲得できず、収入が途絶える可能性もあるため、常に仕事の情報集めや人脈の拡大を意識する必要があるでしょう。

フリーランス向けのエージェントの利用も有効

フリーランスの場合は、専門のエージェントの利用も有効です。特に、独立したばかりで、仕事の探し方や自分のスキルレベルに自信がない場合は、エージェントでプロのサポートを受けるのが得策といえます。仕事を紹介してもらいながら、フリーランスに求められるスキルを身につければ、今後の成長やキャリアアップにつながるでしょう。

ニート・フリーター・主婦(主夫)の仕事の探し方

ニートやフリーター、主婦(主夫)が正社員の仕事を探す場合は、就職・転職サイトやハローワーク、エージェントなどを活用して幅広く情報を集めましょう。社会人経験がない場合は、未経験者歓迎の仕事を見つけることが重要です。探し方が分からない方は、ハローワークやエージェントでプロのサポートを受けながら仕事探しや選考対策を行えば、通過率がぐっと高まるでしょう。

紹介予定派遣や正社員登用制度を利用する方法もある!

いきなり正社員就職を目指すことに不安があるニートやフリーターは、アルバイトや派遣から自分に合った仕事を見つけるのもおすすめ。自分のペースでシフトを組みやすいアルバイトや派遣で「働くこと」に慣れてから、正社員就職を目指すのが良いでしょう。紹介予定派遣や正社員登用制度を設けている会社であれば、一定期間働いたのち、正社員(無期雇用)に切り替えてもらえる可能性もあります。

紹介予定派遣について詳しく知りたい方は、「既卒から正社員になれる?紹介予定派遣という働き方」や「派遣から正社員登用を目指すには」で解説していますので、参考にしてみてください。

仕事の探し方がわからない人の4つの特徴

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仕事の探し方がわからない人には、一定の共通点が見受けられます。仕事の探し方のみならず、そもそも何をしたいのかが曖昧なままでは、内定を得るのは難しいもの。以下で、仕事の探し方がわからない人の特徴を4つご紹介するので、当てはまっている人は対策を講じましょう。

1.自分の「強み」がわかっていない

自分の「強み」を理解できていない人は、仕事の探し方がわからない傾向にあります。特に、何でも上手くこなせるタイプの人は、その器用さゆえに際立った強みや長所が見えにくくなることも。仕事に慣れてくると、その面白さややりがいを感じなくなり、「もっと自分に合う仕事がありそうなのに、それが何なのかわからない…」といった悩みにつながることも多いようです。

自分の長所を一つ伸ばそう!

自分の強みがわからない人は、「自分の長所を一つ伸ばす」のがおすすめ。自分が得意なことのなかから、特に興味や関心が強いものを「極める」という意識で取り組むと良いでしょう。強みを明確にすることで、仕事探しの方向性が見えてくるはずです。

2.なんとなく今の仕事を続けている

なんとなく今の仕事を続けている人も、仕事の探し方がわからなくなりがちです。現在取り組んでいる仕事に熱意や目標がなく、惰性で続けている場合、本当にやりたい仕事に出会っていないだけの可能性があります。

目的を持って仕事探しをしよう!

なんとなく今の仕事を続けている人は、まず目的意識をもって行動することが仕事探しの第一歩。「目の前の仕事を◯時までに終わらせる」といった簡単な目的でもOKです。ポジティブな気持ちで取り組むことで、仕事に対する新たな面白さや自分の強み、仕事探しのヒントを発見できる可能性があります。

3.失敗を恐れて慎重になり過ぎている

就職や転職に失敗したくない気持ちが強く、慎重になり過ぎる人も、仕事の探し方に迷いやすいでしょう。「この仕事を選んだら失敗するかもしれない」と不安になるあまり、職を変える勇気が出ないという人も少なくありません。

チャンスを逃さないのも重要と考えよう!

失敗をしないことはもちろん大切ですが、それと同じようにチャンスを逃さないことも重要です。就職や転職に過剰に身構えてしまうと、せっかくのチャンスを逃してしまいかねません。思い切って就職・転職活動を進めることで、やりたい仕事や自分の適性が見えてくる場合もあります。自分の理想をすべて叶えてくれる完璧な企業はなかなか存在しないと割り切って、自分自身で道を切り開いていきましょう。

4.自分の意見がなく人の意見に左右されやすい

自分の意見がなく、人の意見に左右されやすいのも、仕事の探し方がわからない人に見られる特徴です。周りの意見を丁寧に聞き入れるのは良いことですが、遠慮しているといつの間にか自分の意見を持てなくなるので気をつけましょう。

最終的に決めるのは自分自身と捉えよう!

仕事探しにおいて、他人の客観的なアドバイスは役に立ちますが、最終的に仕事を決めて働くのは自分自身。相手の意見を尊重しながらも、同時に自分の意思もしっかり持つ必要があります。一度、自分の価値観や仕事に対する思いと向き合い、きちんと整理してみましょう。自分の意思をはっきりさせることで、仕事探しの軸が見えてくる場合もあります。

仕事の探し方がわからない方には「やりたい仕事がない?理想の仕事の見つけ方とは」や「やりたい仕事がない人におすすめ!自分に合う転職先が見つかる7つのヒント」のコラムが役立ちます。自分がやりたいことを明確にするための参考にしてみてください。

やりたい仕事がわからない人におすすめ!探し方のコツ

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仕事の探し方がわからない人には、自分の強みや価値観に対する認識が不十分である傾向があります。また、仕事の具体的なイメージが掴めていないのも仕事探しを難航させる要因の一つです。

ここでは、仕事の探し方がわからない人におすすめの対処法を6つご紹介します。参考にして、自分自身の価値観や仕事に求めるものを明確にしましょう。

1.就職・転職する理由を考えてみる

仕事探しの最初のステップとして、就職や転職をする理由を考えてみましょう。たとえば、「安定した収入を得たい」「転職してキャリアを積みたい」のような理由でかまいません。就活・転職活動では、「なぜ就職(転職)したいのか」「就職(転職)して何を変えたいのか」など、明確な目的を持つことが大切です。

2.自己分析で強みや価値観をはっきりさせる

自分に合った仕事の探し方を考えるには、まず自己分析を徹底して自分自身を知りましょう。自己分析は、自身の強みや弱み、価値観を把握する作業です。自己分析を行うことで、適職が見つけやすくなるほか、選考で自己PRや志望動機を伝える際に説得力を持たせやすくなります。

自己PRのやり方は?

自分の過去の出来事を振り返り、そのときに感じたことや努力したことなどを思いつくだけ紙に書き出してみましょう。エピソード一つひとつを掘り下げ、「得意なことは何か」「力を発揮するにはどのような仕事を選べば良いか」といった視点で考えると、自分の強みや価値観が浮き彫りになります。

自己分析が難しい人は他己分析を行おう!

自己分析を行うのが難しいという場合は、他己分析や適職診断を行う方法もあります。「自己分析とは?就活や転職活動での必要性を解説!方法やメリットもご紹介」では、他己分析や自己分析のやり方を分かりやすく解説しているので、ぜひご一読ください。

3.業界研究・企業研究をして世の中の仕事を知る

自己分析のあとは、業界研究や企業研究を行い世の中の仕事について知りましょう。業界研究や企業研究を行うことで視野が広がり、今まで知らなかったり興味がなかったりした業界・企業が選択肢に入る場合もあります。自分の働きたい業界や職種がある程度イメージできたら、それを軸に仕事探しを進めてみましょう。

最初から業界や職種は限定しないのがポイント

仕事の探し方のポイントは、職種や業界を限定せずに情報を集めること。最初から一部の業界や職種に絞ってしまうと、本当に必要な情報を集められないだけでなく、適職に出会う可能性を狭めてしまう恐れがあります。「どうせ無理だから…」「この仕事はきっと合わない」といった決めつけも避けてください。

SNSや口コミサイトを利用してみよう

仕事の探し方の一つとして、SNSや口コミサイトを利用する方法もあります。SNSを頻繁に利用する人は、仕事探しでも有効に活用して情報収集してみましょう。SNSで企業の採用情報をチェックしたり口コミサイトで職場の評価を見たりすることで、自分に合う企業が見つかる可能性もあります。

4.自分の得意なこと・好きなことから仕事を探してみる

自分の得意なことや好きなこと、興味・関心のあるものに関する仕事を調べるのも、探し方の一つです。誰しも無関心なことや苦手なことに向かうのはモチベーションの維持が難しく、途中で挫折してしまう可能性もあります。一方、自分が得意なことや好きなことはモチベーション高く取り組めるはずです。子どものころ夢見ていた仕事や目指したい職業などがあればチャレンジしてみましょう。

5.働き方の条件を書き出してみる

より効果的な仕事の探し方をするなら、就職軸(転職軸)を定めましょう。希望の給料や休日数、勤務時間といった働き方の条件を書き出したら、そのなかで優先順位を決め、就職軸(転職軸)を定めます。ただし、条件を多く出し過ぎるとそれをすべて満たす仕事を見つけるのは至難の業です。将来のビジョンの実現や家庭との両立などを考慮しながら、妥協できない条件と柔軟に対応できる条件を明確にしておきましょう。

これだけは避けたいNG条件から考えるのも手

希望が特にない場合は、どうしても避けたいNG条件から仕事を考えるのも探し方の一つです。苦手な仕事に就けばそれだけ早期離職のリスクがあります。NG条件を挙げておくことで、長く続けやすい仕事が見つけやすくなるでしょう。

6.なりたい自分をイメージしてみる

具体的な将来のビジョンを考えるのも、仕事の探し方を決めるヒントになります。「いずれ〇〇の仕事をしたいから、スキルを身に付けるために〇〇業界を目指そう」「家庭を持つために、〇歳までに年収アップを狙える仕事に就こう」というように、就職・転職することでどう成長したいか、今後どのようなライフステージを踏んでいきたいかを明確にイメージすると、それに合わせてやるべき仕事が見えてくるでしょう。

自分に合った仕事の探し方は、「自分に合った仕事の見つけ方を解説!軸を決めて自己診断してみよう」や「自分に合った仕事探し!まずはコレから始めよう」でもご紹介しています。仕事探しに悩み、就職・転職活動がうまくいかない方は、参考にしてみてください。

適職の探し方!仕事選びで注目すべき3つのポイント

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自分に合った仕事の探し方にはコツがあります。就職・転職で「こんなはずではなかった」と後悔しないためには、丁寧な検討が欠かせません。強みや資格を活かせるか、希望条件に合っているかといった点に注意することで、長期的にやりがいをもって働ける仕事に出会えるでしょう。

1.自分の強みやスキルを発揮できる仕事か

適職の探し方のポイントは、強みや能力が発揮できる仕事かどうかです。自分の強みや能力を活かせる仕事は、「適職」の条件の一つ。力を発揮できるので、モチベーションの維持につながるほか、会社から評価されやすくなるでしょう。自分の強みが分からない人は、「やりたい仕事がわからない人におすすめ!探し方のコツ」をもう一度チェックしてみてください。

2.資格を活かせる仕事か

探し方の2つ目のポイントは、自分の保有資格を活かせる仕事かどうかです。資格を活かせる仕事であれば、企業から即戦力として歓迎されたり資格手当が支給されたりする可能性があります。たとえば、簿記の資格は経理・会計関連の仕事、英検準2級以上はホテルフロントや海外営業事務などの仕事に有効でしょう。

3.希望条件が合っている仕事か

探し方の3つ目のポイントは、希望条件が合っている仕事かどうかです。事前に妥協できない条件や避けたい条件を整理しておき、求人情報と照らし合わせて見極めましょう。特に、福利厚生や給与に関するトラブルは多く、入職後に求人広告の内容と実際の労働条件が異なることに気づくことも少なくありません。円満に就職・転職するためにも、事前に条件をよく確認することが大切です。さらに、会社の立地や交通の利便性は意外に重要なポイント。自宅と会社の距離が離れ過ぎている場合、毎日の通勤に苦労することになります。募集要項に公開されていない情報があれば、企業に直接問い合わせるようにしましょう。

自分に合った仕事の探し方のポイントは、「仕事が見つからない人は注目!求職の秘訣や不安解消法を詳しくご紹介」でも解説しています。

仕事の探し方における注意点

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仕事探しでは、大企業や有名企業にばかりに注目してはいけません。また、過度な好条件が多いブラック企業の求人にも気をつける必要があります。以下で、就職・転職活動でNGな仕事の探し方を確認しましょう。

会社の規模や知名度だけで探さない

会社の規模や知名度だけで仕事を探すと、就職・転職がうまくいかない恐れがあります。大企業の安定性やネームバリューへ憧れを抱くのは悪いことではありませんが、規模が大きいからといって働きやすい会社とは限りません。仕事内容や労働条件、自分と企業との相性まで考慮するのが、正しい仕事の探し方といえます。また、大企業は採用倍率も高いので、求職活動に相当な時間を要することも。中小企業にまで視野を広げて仕事を探したほうが、結果的に求職活動がうまくいく場合もあります。

有効求人倍率をチェックしよう!

有効求人倍率とは、求職者一人に対して何件の求人があるのかを示す数値です。この数値が高いほど、企業は人材を探していることになります。応募先を決める目安の一つとして、会社の有効求人倍率を見てみるのも仕事の探し方の一つです。

ブラック企業に気をつける

仕事の探し方を間違うと、ブラック企業に就職・転職してしまうリスクもあります。厚生労働省の労働条件に関する総合情報サイト内のQ&A「『ブラック企業』ってどんな会社なの?」によると、ブラック企業とは、パワハラが横行していたり極端な長時間労働やノルマを課せられたりする企業のことです。ブラック企業に入社してしまうと、劣悪な労働環境によって心身ともに疲弊し、早期退職につながる恐れもあるでしょう。

ブラック企業の見極め方は?

ブラック企業は、デメリットを隠しながら大量に人員を確保しようとするため、過剰にアピールポイントを打ち出す傾向があります。そのため、同業他社に比べて給与が異様に高かったり、具体的な業務内容は公開せず「仲間」や「熱意」など聞こえの良いコピーばかりを打ち出していたりする求人広告は冷静に検討しましょう。また、常に求人広告が出ている、離職率が高いなどの特徴がある会社には何らかのデメリットが潜んでいる可能性も。安全と判断できるまでは、応募を控えた方が良いでしょう。

参照元
厚生労働省
労働条件に関する総合情報サイト

企業規模や知名度にこだわらない仕事の探し方は、「『穴場企業』の良さを知る!大手企業への就職がすべてではない」、ブラック企業の見極め方は「ブラック企業の特徴は?見極めて回避するのは可能?」でも紹介しているので、参考にしてみてください。

仕事の探し方に迷ったときは、誰かに相談することも大切です。周りに相談できる家族や友人、先輩などがいない場合は、プロのアドバイスが受けられる就職・転職エージェントに相談してみてはいかがでしょうか。

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