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就職したいニートを受け入れてくれる企業はある?会社探しのコツを解説
更新日
この記事のまとめ
- ニート期間の短い人や年齢が若い人ならば、受け入れてくれる会社は見つかりやすい
- 年齢を重ねたニートの方は、未経験者を受け入れやすい人手不足の業界に目を向けるのも手
- ニートからの就職を受け入れてくれる会社を見つけるには、支援機関の活用がおすすめ
- ハローワークや就職エージェントを利用すれば、経歴や適性に合う仕事を紹介してもらえる
「ニートを受け入れてくれる会社はある?」とお悩みの方もいるでしょう。就職支援機関や就職サイトを上手く活用すれば、ニートからの就職を受け入れてくれる会社を見つけることは可能です。
このコラムでは、ニートの方が就職先を探す方法を解説します。ニートから就職を目指す際のポイントや、主な支援機関の特徴とメリット・デメリットもご紹介。就活のコツをおさえて、自分に合った会社を見つけましょう。
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ニートを受け入れてくれる会社はある?
「就職したい」と考えているニートの方を受け入れてくれる会社は、一定数あるようです。特に近年では、新卒で入社した会社を3年未満で辞めた「第二新卒」や、卒業後就職しなかった「既卒」と呼ばれる人材の需要が高まっています。25歳前後の若い世代を、長期的に活躍してくれる戦力として一から育成したいと考える企業であれば、ニートやフリーターの方も重宝される可能性があるでしょう。
ただし、ニート期間の長さや就職活動を始める年齢は人によって異なるため、就職までの過程には個人差が生じます。
たとえば、年齢が若い10代・20代であれば、社会人経験が不足していてもポテンシャルを見込まれた採用が期待できるようです。一方で、30代・40代の選考では、年齢に応じた実務経験やスキルが求められやすい傾向にあります。年齢を重ねたのちに無資格・未経験から就職しようとすると、若年層に比べてより入念な選考対策が必要になるでしょう。
ニートからの就活については、「ニートから就職するには?おすすめの職種や支援サービスをご紹介!」のコラムでも解説しています。あわせてご覧ください。
ニートからの就職は業界選びも大切
ニートから正社員を目指す際は、人手不足で採用を積極的に行っていたり実務未経験から挑戦できたりする業界を選ぶことも大切です。
人手不足が叫ばれている業界のなかには未経験者を歓迎する企業があるため、就労経験が浅い方も仕事を見つけやすいといえます。また、実務経験を問わない求人の場合、職歴に自信のない方もポテンシャルや意欲を評価してもらえる可能性があるでしょう。
ただし、「人手不足だから必ず受け入れてくれる」「未経験歓迎なら採用してくれる」とは限りません。就職活動を行う際は、応募先企業ごとの対策をきちんと行って選考に臨むようにしましょう。
未経験歓迎の求人については、「受かりやすい仕事とは?未経験者OKの求人が多めな企業の特徴や業界を紹介」のコラムもぜひチェックしてみてください。
アルバイトや派遣社員として経験を積むのも手
「いきなり正社員として就職を目指すのは不安」「本当に未経験から働けるのか心配」という方は、非正規雇用で経験を積んでから就職活動を始めるのがおすすめです。
アルバイトを経験することで、社会人として必要なマナーや仕事のスキル、知識が身につきます。働くことへの自信が芽生えるだけでなく、アルバイトで得た経験やスキルを就職活動での自己PRに活かせるメリットもあるでしょう。早めに就職を決めたいのか、経験を積む形でゆくゆくは正社員を目指すのか、自分の状況や希望に合った方法を選んでみてください。
ハタラクティブアドバイザー後藤祐介からのアドバイスニートになった経緯と就活を始めた理由の伝え方
ニートになった経緯や就職活動に踏み切った理由は、将来に対する前向きな展望とともに伝えるのがポイントです。ニートからの就活では、面接の場で「ニートになった理由」「空白期間は何をしていたか」「なぜ就職しようと思ったか」などの質問をされやすい傾向にあります。
企業がこのような質問をする背景には、本当に働く意欲があるかを見極めて「就職してもすぐに辞めてしまわないか」を判断する目的があるようです。ニートとして過ごした期間で起こった気持ちの変化や就労意欲が芽生えたきっかけをしっかりと伝えることで、採用担当者に「長く働きたい」という熱意をアピールできるでしょう。
質問に対して嘘の回答をするのは避ける
「少しでも印象を良くしたいから」と、ニートになった理由や空白期間中の出来事について嘘をつくのは避けましょう。嘘をついて入社できたとしても、「いつかバレるのでは」という不安を抱えたまま働かなければならずストレスの原因になったり、嘘がバレれば何らかの処分を受けたりする恐れがあります。
聞かれたことには嘘をつかず正直に答え、反省の気持ちや今後はどのように行動するかなどを前向きに伝えられれば、採用担当者に受け入れてもらえる可能性があるでしょう。
「空白期間を面接で聞かれたら?『何もしてない』はOK?答え方や例文を紹介」のコラムでは、空白期間の伝え方をより詳しく解説しています。ぜひご一読ください。
ニートからの就職を受け入れている会社を見つける方法
この項では、ニートの方を受け入れている会社を探す方法について紹介します。「1人で探すのは難しい」と感じる方は、以下を参考にして自分に合った探し方を実践してみてください。
ニートからの就職を受け入れている会社を見つける方法
- 就職支援機関に登録する
- 就職・転職サイトを活用する
- 家族や友人に相談する
就職支援機関に登録する
国が運営するハローワークや民間企業の就職エージェントなどの就職支援機関に登録すると、求人応募から内定獲得までの就職活動をサポートしてもらえます。
ニートから1人で就活を始める場合、自分の適性や希望条件なども加味したうえで、受け入れてくれる企業を自力で探さなければなりません。しかし、就職支援機関に相談すれば、プロのキャリアアドバイザーによる客観的なアドバイスを受けられるほか、就活に役立つ情報や自分にぴったりの求人情報を提供してもらえます。
就職支援機関の詳細については、「ニート向けの就職支援サービスとは?20代・30代におすすめの機関も紹介」のコラムをチェックしてみてください。
就職・転職サイトを活用する
就職・転職サイトを活用すれば、自分のペースで仕事を探すことが可能です。就職・転職サイトとは、多くの企業が求人情報を掲載しているWebサイト上のサービスを指します。
就職・転職エージェントのハタラクティブが調査した「若者しごと白書2024」によると、正社員・フリーターともに仕事探しの手段として「求人・転職サイト」を利用する方が半数以上と、最も多い結果になりました。
Webサイトを通じて簡単に情報を得られるほか、希望条件を絞り込めば該当する求人のみを表示させられるため、効率良く就活を進められるでしょう。業界や職種ごとに仕事を探せるサイトもあります。多くの求人情報に触れられるため、一度登録してみるのもおすすめです。
ただし、就職・転職サイトを利用する場合は、応募や企業とのやり取り、スケジュール管理などを自分で直接行うのが一般的。就職活動に慣れていない方にとっては、不便に感じる可能性があるでしょう。
参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2024
家族や友人に相談する
ハローワークや就職エージェントへの登録、ネット上での仕事探しが難しく感じられる場合は、家族や友人に相談するという方法があります。家族や友人の勤務先や、知人の会社などを紹介してもらえる場合もあるでしょう。
ニート期間や引きこもりがちだったことについて理解している相手であれば、気軽に相談しやすいといえます。
第三者に頼るメリットとは?
周囲の人や就職支援機関に頼りながら就活を行うことで、視野が広がりやすくなり、自分の進路についてより客観的に考えられるでしょう。1人での就活に悩んだときは、第三者からの客観的なアドバイスも踏まえたうえで考えや行動を見直してみるのがおすすめです。
ニートからの就職活動は、なかなか思うように進まないことも少なくありません。就労経験が少ない場合、自分の適性が分からず、向いている仕事を見つけることに難しさを感じる場面もあるでしょう。次項で解説するハローワークや就職エージェントなどのサービスを利用すれば、求人の紹介はもちろん、就職の悩み相談なども可能です。1人ではモチベーションの維持が難しい就職活動も、最後まで乗り切りやすくなるでしょう。
ハローワークの特徴
ハローワークは、無職の方や在職中の方、引きこもりの方など、仕事を求めているすべての方が職に就けるよう、雇用のセーフティーネットとして国が運営している公的機関です。ここでは、ハローワークを利用するメリットとデメリットを解説します。
ハローワークを利用するメリット
ハローワークは全国の自治体に設置されており、地域に根差した求人を多く取り扱っているのが特徴です。求人の紹介や就労相談のほか、履歴書や職務経歴書といった応募書類の書き方、面接の受け方をレクチャーしてくれるセミナーなどを実施しています。仕事の探し方や就活の進め方が分からない場合も、一つひとつ着実に不安を解消できるでしょう。
また、就職に必要なスキルや知識を習得できる「職業訓練校」への申し込みも可能です。数ヶ月~1年単位で受講するため時間は掛かりますが、専門的な知識を身につけてから就職活動をすることにより、受け入れてくれる企業の幅も広がるでしょう。
ハローワークを利用するデメリット
ハローワークには、人材を求める数多くの企業が無料で求人を掲載できる一方で、掲載前にすべての求人をしっかり精査することが難しい場合もあるようです。そのため、職場環境や労働環境が整っていない企業の求人が紛れ込む可能性がある点がデメリットといえるでしょう。
自分に合わない企業で働くことにならないよう、業務内容や待遇、有給消化率、求人票に記載されていない内容など、自分自身できちんと確認する必要があります。ハローワークの詳細については、「ハローワークとはどんなところ?サービス内容と利用の流れを解説!」のコラムをご参照ください。
就職エージェントの特徴
民間企業が運営する就職エージェントは、ハローワーク同様、就職を希望する方に求人を紹介するためのサービスです。ここでは、就職エージェントのサービスを利用するうえでのメリット・デメリットを解説します。自分に合った活用ができそうかどうか、チェックしてみてください。
就職エージェントを利用するメリット
就職エージェントでは、専任のキャリアアドバイザーがマンツーマンで就職活動を支援してくれます。求人紹介を受けられるだけでなく、就職に関する不安を相談できたり応募書類の添削や面接対策をしてもらえたりするなど、一人ひとりに合ったサポートを受けられるのが特徴です。
ハローワークに比べると扱う求人数はやや少なくなるものの、アドバイザーは企業の社風や仕事内容、社内のリアルな雰囲気などを把握しています。そのため、より自分にマッチする企業を紹介してもらえるメリットがあるでしょう。
また、向いている仕事や選考でアピールできるポイント、自分では気づけなかった強みなどをプロの目線で丁寧にアドバイスしてくれるため、1人よりも自信をもって就職活動に挑めるようになります。
就職エージェントを利用するデメリット
求職者と企業の仲介役であるエージェントに求人を紹介してもらうと、「勧めてもらった企業を断りづらい」と感じる方もいるようです。また、キャリアアドバイザーとの相性次第では、「自分の意見を言いづらい」「流されてしまう」と悩んでしまう場合もあるでしょう。
しかし、紹介された求人やアドバイザーが「合わない」と感じた場合は、積極的にエージェント側に伝えることが大切です。思いを伝えることで、より自分に合った求人紹介を受けられたり、相性の良いアドバイザーに変更してもらえたりする可能性があります。
就職エージェントのサービス内容については、「就職エージェントとは?利用できるサービスやおすすめの活用方法を解説!」のコラムもあわせてご一読ください。
自分にとって譲れない条件を明確にしておこう
納得のいく就活ができるよう、就職エージェントを利用する際は、自分の意見は遠慮せずはっきり伝えるようにしましょう。そのためには、働くうえで譲れない条件を事前に明確にしておくことが重要です。
希望条件が定まらない場合は、自己分析の深掘りを行ってみましょう。自己分析の方法が分からない方は、「自己分析のやり方が知りたい!簡単にできる方法や就活に活かせるコツを紹介」のコラムを参考にしてみてください。就活の軸についても解説しています。ニートから受け入れてくれる会社を探している方は、就職・転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブでは、ニートや既卒、第二新卒などの20代に特化した就職支援を行っています。扱っている求人の多くが、若さや意欲を重視したポテンシャル採用を行う企業のものなので、正社員経験がないフリーターやニートの方も安心です。
経験豊富なキャリアアドバイザーによる面接対策のほか、応募書類の書き方のアドバイスや企業とのやり取り代行など、一人ひとりの就職活動を手厚くサポートします。所要時間1分程度の適職診断を受けることも可能なので、ニートから就職を目指したい方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
ニートの方の受け入れに関するQ&A
ここでは、「ニートを受け入れてくれる会社」や「ニートからの就職」に関する疑問をQ&A形式で回答しています。資格取得や無職期間のアピール方法についても触れているので、ぜひ参考にしてみてください。
ニート期間があるとどの会社も雇ってくれない気がします…
ニートから就職を目指すことは可能なため、諦めずに就職活動を続けることが大切です。仕事が見つからないとお悩みの方は、未経験歓迎の求人や人手不足の業界を中心に仕事を探してみましょう。
ニートから就職を目指すのにおすすめな職業は、「ニートの方におすすめの職業14選!就職に近づくための方法も解説」のコラムをチェックしてみてください。
引きこもり期間中に取得した資格は就活で活かせますか?
取得した資格は、選考において十分なアピールポイントになります。専門的な知識や技術を保持している証明になるだけでなく、就労意欲があることも採用担当者に伝わりやすくなるでしょう。
「ニートは資格を取れば就職できる?おすすめの勉強法もご紹介!」のコラムもあわせて参考にし、資格の勉強をするかどうか検討してみてください。
引きこもりから就職しましたが、もう退職したいです…
「退職したい」「引きこもりに戻りたい」という気持ちが芽生えたら、すぐに退職するのではなく、まずは状況を改善できないか考えてみましょう。ただし、パワハラや劣悪な労働環境など、「退職したい」と思う原因によっては早めの転職が望ましい場合もあります。
詳しい対処法は「仕事を辞めたいと思ったときの対処法とは?退職を検討すべき状況も解説!」のコラムで解説しているので、こちらもご覧ください。
無職期間をプラスの方向にアピールすることは可能ですか?
可能です。このコラムの「ニートになった経緯と就活する理由の伝え方@」でも述べたように、無職期間中にあった出来事や心境の変化、今後の展望などを前向きな姿勢で伝えてみましょう。
就職・転職エージェントのハタラクティブでは、本番さながらの模擬面接も行っています。「面接でニート期間について聞かれるのが不安」という方も、効果的な面接対策が可能です。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。