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ニートから住み込みの仕事はできる?メリット・デメリットも解説
更新日
この記事のまとめ
- 住み込みの仕事がしたいニートの方は、社員寮がある企業を探すのがおすすめ
- 住み込みで働くメリットは、生活費を抑えられるためお金が貯まりやすい点
- 住み込みで働くデメリットは、規則が厳しかったり辞めにくさを感じたりすること
- ニートから住み込みで仕事を始めるなら「工場作業員」「宿泊施設スタッフ」などがある
- ニートから住み込みの仕事を始める前に、アルバイトをして働き慣れるのも手
「ニートから住み込みで仕事をするのは可能?」と疑問を持つ方もいるでしょう。ニートから住み込みで仕事を始めることは可能です。住まいを提供してくれる仕事を見つけることで、家賃を抑えて生活できる場合もあります。このコラムでは、ニートから住み込みで働く際のおすすめの仕事や、住み込みのメリット・デメリットについてまとめました。現在の住まいから離れて就職先をお探しの方は、ぜひ参考にしてみてください。
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ニートから住み込みの仕事はできる?
ニートから住み込みの仕事をすることは可能です。「住み込みOK」「社員寮・社宅あり」などの記載がある求人を探すことで、住み込みの仕事を見つけやすくなるでしょう。
住み込みの仕事については、「住み込みの仕事はきつい?メリット・デメリットや求人選びのポイントを解説」のコラムもぜひご覧ください。
ニートから住み込みで仕事をするメリットとデメリット
ここでは、ニートから住み込みで仕事をするメリットとデメリットを解説します。以下を参考に検討してみてください。
ニートから住み込みで仕事をするメリット
住み込みの仕事には、以下のようなメリットがあります。
- ・家賃が安い、または無料なので貯金しやすい
- ・生活コストをカットできる
- ・生活用品や家具家電付きの部屋がある
- ・職場のほかに、寮での新しい出会いがある
- ・仕事と同時に生活拠点も変えられ、心機一転できる
- ・家族で入寮できるところもある
- ・ペットが同伴できるところもある
- ・通勤時間を短縮できる
住み込みは居住費がかからなかったり、一人暮らしに比べて生活費が安く済んだりするため、お金を貯めやすい環境にあるのが大きな魅力でしょう。また、社員向けに家電完備の寮や社宅などが準備されていることがあるため、自分で探して部屋を借りるよりも低コストで新生活を始められる可能性があります。
なかには賄いを支給していたり社員食堂を完備していたりする仕事も。これから一人暮らしをする方にも、おすすめの働き方といえるでしょう。
ニートから住み込みで仕事をするデメリット
住み込みの仕事は、就職を目指すにあたって事前に認識しておきたいポイントもいくつかあります。入社後に「住み込み自体が合わなかった」とミスマッチを起こさないためにも、以下のデメリットの例をチェックしてみてください。
- ・フルタイム勤務が多いので、短時間だけ働きたい場合は向かない可能性がある
- ・住み込み先によっては門限や規則が厳しい場合がある
- ・相部屋の場合はプライバシー面でストレスが生まれやすい
- ・契約期間が定められている場合、万が一仕事が合わない際に辞めにくい
- ・リゾート施設で働く場合、近所にコンビニやスーパーがないこともある
- ・仕事とプライベートのオンオフが曖昧になる可能性がある
住み込みの仕事にはアルバイトやパートもありますが、基本的には労働時間が長めのようです。そのため、働くことに慣れていないと「きつい」と感じる可能性もあるでしょう。住み込みで仕事を始めるときは、メリットやデメリットを考慮して自分に合う職場環境を見つけることが大切です。
住み込み可能な仕事とは
ここでは以下で、住み込みの求人が多い仕事を紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
工場作業員
住み込み可能な仕事として、工場作業員が挙げられます。工場の仕事内容は、部品の組み立てや加工、目視検査など軽作業も多く、特別な資格や経験がなくてもチャレンジしやすいでしょう。
工場で住み込みを検討している方は、「期間工とは?向いている人の特徴や働くメリット・デメリットを紹介」のコラムもご覧ください。
宿泊施設スタッフ
都市部から離れたホテル・旅館などの宿泊施設スタッフも、住み込みの求人が多い傾向にあるでしょう。仕事内容はフロントスタッフや、館内の清掃、備品の補充など多岐にわたります。
賄いが支給される職場を選べば、食費を抑えて生活できることも。また、山や海など自然に囲まれた環境の職場であれば、休日にマリンスポーツやウィンタースポーツなどを楽しめるでしょう。ホテルや旅館の正社員を目指す方は「ホテルの正社員はきつい?未経験から正社員になれる?年収や仕事内容を解説」をご一読ください。
飲食店スタッフ
ゴルフ場やスキー場、リゾートホテルなどに併設されているレストランでの仕事も、住み込みや入寮可能の求人が多い傾向にあります。主な仕事内容は、キッチンでの調理やホールでの接客です。会社によっては賄いが支給されることがあり、食費の節約につながるでしょう。
医療・福祉施設スタッフ
医療・福祉施設スタッフの住み込みの仕事には、薬剤師や看護師などのほか、施設整備スタッフの募集もあります。なかでも施設整備スタッフの場合は、特別な資格がなくても始めやすい傾向にあるため、未経験からも挑戦しやすいでしょう。
事務職
工場作業員や宿泊施設に比べ数は少ない傾向にありますが、事務などのオフィスワークにも住み込み制度や入寮を設ける企業もあります。事務職の仕事内容は、書類の作成や管理、データ入力などの事務作業全般です。基本的にはデスクワークが中心で特別なスキルや資格が必須でないため、未経験から挑戦しやすいでしょう。
販売職
販売職の仕事も寮を用意している企業があり、住み込みが可能な仕事として挙げられます。仕事内容は企業によって変わりますが、家電量販店やショッピングモールでのスマホやタブレットの販売を行うこともあるようです。特別な資格を必須としないことから、教育制度を整え、未経験者を積極的に採用する企業もあります。
農業
住み込みありの求人には農業も挙げられるでしょう。農業では、農作物の収穫や栽培などの仕事がメインになります。
農業の仕事に就いて興味のある方は「農家へ転職するのは難しい?農業の現実や失敗しないためのポイントを解説」も確認してみてください。
ニートからの仕事は住み込み以外にアルバイトもおすすめ
「住み込みの求人応募になかなか踏み切れない…」という場合は、まず実家から通える範囲でアルバイトやパートなどからチャレンジするのもおすすめです。アルバイトであれば、短時間・短期間から働き始めやすいため、働くことや周囲とのコミュニケーションに少しずつ慣れることが可能でしょう。
また、アルバイトは時給制が一般的なため、「働いた分だけ稼げる」というモチベーションにつながることも。住み込みと違ってすべての環境を変えるわけではないので、精神的なストレスも軽減できるでしょう。以下では、ニート生活の脱却を目指す際におすすめのアルバイトをご紹介します。
在宅ワーク
データ入力やライター、書き起こしなど、在宅でできる仕事の場合、自分のペースで働くことが可能です。人間関係で悩む心配が少なく、在宅のため24時間いつでも好きな時間に仕事を進められます。
ニートや引きこもり経験からコミュニケーションや外で仕事することに不安がある場合は、在宅でまずは働くこと自体に慣れるのを目標にするのも良いでしょう。
在宅ワークの仕事に関しては「在宅でできる仕事はどんな種類がある?自宅で働く方法や求人の探し方も解説」で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
警備員
警備員は業務開始前に法定研修を受けるため未経験から始められる仕事です。警備員と一口に言っても、施設警備や雑踏警備、輸送警備などさまざま。施設警備はマンションやショッピングセンター、工場などを対象に建物や人を守る仕事です。雑踏警備は、お祭りやイベント、工事現場などで、人や車が安全に行き来できるよう警備します。
警備する対象や求められる業務は警備の種類によって異なるので、自身の性格に合うものを選ぶのが望ましいでしょう。警備員の仕事についてもっと詳しく知りたい方は、「警備員の正社員はきつい?主な就職先や向いている人の特徴を解説」もチェックしてください。
清掃員
マンションやショッピングモール、病院、オフィスといった場所の清掃を行うアルバイトもあります。特別な資格は不要で未経験から応募可能な求人も多く、手順を覚えれば一人で黙々と作業できるのがポイントです。事前に清掃が必要な箇所を指定され、用意された掃除器具を用いて作業を進めるのが主な仕事で、軽作業がある場合も。
清掃員の仕事内容に向いている人の特徴については、「清掃の仕事内容とは?魅力や向いているタイプを紹介」でも解説しています。
「住み込みの仕事を探している」「正社員を目指したいけど自分に合う仕事が分からない」という場合は、就職エージェントに頼るのも手です。
就職・転職エージェントのハタラクティブでは、20代の求職者に特化した就職支援を行っています。キャリアアドバイザーによるマンツーマンのカウンセリングをとおして、求人紹介や面接対策など、一人ひとりの悩みに応じたサポートが可能です。就職に関する相談やサービスはすべて無料なので、まずはお気軽にご相談ください。
ニートから始める住み込みの仕事に関するQ&A
ここでは、ニートから始める住み込みの仕事に関する疑問をまとめました。引越しや住み込みの仕事の厳しさについて解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
生活環境を変えて働きたいけど、引越しの資金がなくて悩んでいます
引越しをして働きたいニートや引きこもりの方は、寮付きの会社や社宅を用意している企業を検討してみると良いでしょう。企業によっては、内定者にお祝い金として引越し代を支給してくれることもあります。
自分に合った企業を見つける方法は「転職先の効率的な探し方4選!自分に合う仕事を見つけるコツを解説」のコラムで解説しているので、ぜひご一読ください。
誰でも住み込みで働けるの?
応募条件に合えば、基本的には誰でも住み込みで働けます。
しかし、ニートや引きこもり経験のある方にとって、環境の変化に不安を覚えることもあるでしょう。その場合は、ニートや引きこもりの方をサポートする就労支援機関の利用がおすすめ。たとえば、ハローワークや地域若者サポートステーション(サポステ)などがあり、これらの支援機関では職業相談や職業訓練、就職後のフォローアップなどを行っています。支援機関について詳しく知りたい方は、「中年ニートや引きこもりから就職するには?おすすめな仕事や支援機関を紹介」のコラムもあわせてチェックしてみてください。
住み込みの仕事は厳しいものが多いイメージです
「厳しい」と感じる職場環境や基準は人によって異なります。自分に合った職場に就職するには、自分の適性や性格を深く知ることが大切です。若年層向け就職エージェントのハタラクティブでは、自己分析の深掘りや適性の見極めも行えます。プロの客観的視点を交えて就職を進めれば、前向きに働ける企業に出会える可能性が高まるでしょう。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
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ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。