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農家へ転職するのは難しい?農業の現実や失敗しないためのポイントを解説
更新日
この記事のまとめ
- 地元に貢献したいという理由から、農家への転職に憧れる人もいる
- 農家へ転職するメリットは、学歴が重視されず頑張り次第で収入を増やせることなど
- 農家へ転職するデメリットは、肉体労働であることやコストが大きいことなど
- 農家を目指す人は、国の制度や農業の転職に特化した求人サイトを利用するのがおすすめ
- 農業へ転職する際には、農家として働くことへの明確な目的を持とう
一般企業に就職したものの、「農家に転職したい!」と考える人もいるでしょう。このコラムでは、農家へ転職する方法や働くうえでのメリット・デメリットをまとめました。また、農家の現状や、未経験者が転職する際に心得ておくべきポイントもご紹介。農家の仕事に興味のある人や、新たな環境へ挑戦してみたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
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農家への転職に憧れる理由
農家への転職に憧れる理由としては、主に以下の3つが挙げられます。
地元に貢献したい
自身が育ってきた土地の名産品を守りたいという想いから、農家への転職を検討する人も。都心部に上京している場合でも、地元に戻り、農家の仕事を通して地域に貢献したいと考える人は多いようです。
都会を離れて地方で生活したい
都会の慌ただしさや騒がしさに疲れてしまった人も、農家への転職に憧れを持つようです。田舎は自然豊かでゆったりとしたイメージがあるため、穏やかな環境に魅力を感じる場合が多いとされています。
人間関係がうまくいかなかった
上司や部下、同僚など、職場での人間関係に疲れた人は、農家への転職に憧れる傾向があります。「1人で黙々と作業を行えそう」「人間関係を気にしなくても良さそう」というイメージから、農家に憧れを持つようです。
- 自分でも丁寧に話を聞いてもらえるかな
- 無理な勧誘されないかな
- 最後までお金はかからないのかな
農家・農業の現状
この項目では、農家・農業の現状をまとめました。農家への転職を視野に入れている人は、以下で現状をしっかりと把握しておきましょう。
農家・農業へ就業する人口の減少
農家・農業へ就業する人の数は減少傾向にあり、これは、農家・農業が抱える課題の一つとされています。以下は、農林水産省の「農業労働力に関する統計」のデータから抽出した、農業従事者の人数です。
2018年 | 2022年 | |
---|---|---|
基幹的農業従事者 | 145万1,000人 | 122万6,000人 |
うち女性 | 58万6,000人 | 48万人 |
うち65歳以上 | 98万7,000人 | 86万人 |
引用:農林水産省「農業労働力に関する統計『基幹的農業従事者(個人経営体)』」
2018年の農業従事者は約145万人、2022年は約123万人となっており、5年間で人数が大幅に減少していることが分かります。
若年層の新規就農者も減少傾向
農家・農業における、若年層(49歳以下)の新規就農者も減少傾向にあります。以下は、農林水産省の「農業労働力に関する統計『新規就農者数』」から抽出した、若年層(49歳以下)の新規就農者数の推移です。
- ・2013年:1万7,900人
・2014年:2万1,900人
・2015年:2万3,000人
・2016年:2万2,100人
・2017年:2万0,800人
・2018年:1万9,300人
・2019年:1万8,500人
・2020年:1万8,400人
・2021年:1万8,400人
・2022年:1万6,900人
2013年時点の若年層(49歳以下)の新規就農者は1万7,900人で、2015年には2万3,000人にまで上昇。しかし、その後は減少傾向で、2022年には1万6,900人となっています。
農家・農業就業者の平均年齢の上昇
農家・農業就業者の平均年齢は、わずかに上昇傾向を示しています。農林水産省の「農業労働力に関する統計『基幹的農業従事者(個人経営体)』」によると、農家・農業の就業者の平均年齢は、2018年で66.6歳、2022年で68.4歳です。平均年齢の上昇は、農家を営む世帯の子どもが農家を継がずに離農する「後継者不足問題」や少子高齢化が主な原因とされています。
参照元
農林水産省
農林水産基本データ集
農家・農業の平均年収
農林水産省の「農業経営に関する統計(1)」によると、2021年における全農業経営体の平均年収は約125万円です。
以下の表には、個人経営体と法人経営体の平均年収も載せているので、農家への転職を検討している人は参考にしてみてください。
2020年 | 2021年 | |
---|---|---|
全農業経営体 | 123万3,000円 | 125万4,000円 |
個人経営体 | 117万5,000円 | 115万2,000円 |
法人経営体 | 323万4,000円 | 424万5,000円 |
引用:農林水産省「農業経営に関する統計(1)『農業所得の動向(1経営体当たり)』」
2020年に比べて2021年のほうが年収が高くなっています。特に、法人経営体については約100万円ほど年収が高くなっているようです。どちらの年度においても、個人経営体よりも法人経営体のほうが年収が高い傾向にあることが分かるでしょう。
参照元
農林水産省
農林水産基本データ集
農家・農業に転職する4つのメリット
この項目では、農家・農業に転職するメリットをご紹介します。農家への転職を視野に入れている人は、参考にしてみてください。
1.頑張り次第で収入を増やせる
農家に転職する大きなメリットは、頑張りが収入に直結しやすいことです。土地を広げるのは大変な手間が掛かりますが、作物の量を増やしていけば売上を上昇させやすくなります。需要が高まっている単価の高い作物を作ることで、さらに売上を増やせる可能性が高まるでしょう。
2.学歴が重視されにくい
農家は学歴が重視されにくい傾向にあり、誰でもチャレンジしやすいのがメリットです。特に、個人で農業を行う場合は、自分自身が経営者となるので、学歴は関係ありません。農業法人に転職する場合は学歴が重視されることもありますが、農家は肉体労働が中心の仕事なので、体力や就業意欲のほうが重視されやすいようです。
「転職は学歴よりも実績?中途採用で重視される点とは」では、転職で重視されるポイントをご紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。
3.規則正しい生活を送れる
農家に転職することのメリットとして、規則正しい生活を送れるようになることが挙げられます。農家の朝は早く、基本的に日没後に仕事をすることはないからです。不規則な生活になりがちな人や、健康的な生活を心掛けたい人にとって、大きなメリットといえるでしょう。
4.食材に関する知識が増える
農家に転職するメリットとして、食材に関する知識が自然と増えていくことも挙げられるでしょう。農業に携わるうちに、作物の味・色・大きさ・生産量などについて深く考えるようになり、食材に関する知識が自然と増えていきます。食材への知識が増えれば、作物を育てて販売するだけでなく、加工して付加価値を付けるという選択肢が生まれることも。
さらに、自身が作物を消費する立場になったときに、より美味しい食材を選べるようになるというメリットもあります。
農家・農業に転職する4つのデメリット
農家・農業への転職を考えている人は、以下のデメリットも把握しておきましょう。
1.コストが大きい
農家として働くデメリットは、コストが大きいことです。農家の仕事で生計を立てたい場合は、それなりの設備や機材をそろえる必要があります。また、作物を育てるのに必要な土地を用意するのにも、膨大なコストが掛かるでしょう。
全国農業会議所全国新規就農相談センターの「令和3年度新規就農者の就農実態調査 表24(29~30p)」によると、就農1年目に必要な費用の平均値は755万円です。内訳は、機械・施設等への費用が561万円、種苗・肥料・燃料等の費用が194万円となっています。
参照元
全国農業会議所全国新規就農相談センター
調査結果等
2.肉体労働なので体力を消耗しやすい
農家の仕事は肉体労働なので、体力を消耗しやすい点がデメリットとして挙げられます。また、会社のように休みが決まっているわけではありません。特に、管理が大変な作物を育てている場合は休みがなかなか取れず、激しく体力を消耗することも。
機械化によって作業を効率化することは可能ですが、農業機械は高額なため、導入が難しい場合もあるのが現実のようです。
3.天候に左右されやすく収益が変動しやすい
農家には、天候や季節によって収益が変動しやすいというデメリットがあります。作物は外部環境の影響を受けやすく、それに伴って収穫数も変化するからです。たとえば、梅雨の時期は土中の水分量が多い状態が続くため、根が腐って作物が枯れてしまう可能性があります。逆に、晴天が続くことで土が乾燥し、作物が枯れてしまうこともあるでしょう。
農家として安定した収益を得るには、天候による被害を考慮したうえで、事前に対策をとることが必要不可欠だと認識しておくことが重要です。
4.人間関係から完全に解放されるわけではない
農家に転職しても、人間関係から完全に解放されることはないので、人間関係からの解放を求めて転職する方にはデメリットといえるでしょう。先述のとおり、複雑な人間関係からの解放を望んで農家への転職を目指す人は多いようです。
しかし、農家に転職しても、人間関係から完全に解放されることはありません。農家として生計を立てるには、黙々と作物を育てて収穫するだけでなく、顧客と信頼関係を築き、販売ルートを確保する必要があるからです。また、新規就農者の場合、農業のハウツーを教えてもらうためには、地域の人たちとの円滑なコミュニケーションが必須といえるでしょう。
「田舎暮らしの仕事とは?就活のポイントや自分に合った職業を見つける方法」には、農家を目指し、地方への転職を考えている人に役立つ内容を掲載しているので、あわせてチェックしてみてください。
農家・農業に転職する際に重要な4つのポイント
この項目では、農家・農業に転職する際に重要なポイントをご紹介します。失敗しないためにも、しっかり確認したうえで行動していきましょう。
1.どのような農業をしたいのか明確にする
農家へ転職する際は、どのような農業をしたいのかを明確にしておくことが重要。農業の分野は多岐にわたり、同じ作物でも、無農薬やオーガニックなど、栽培方法によって価値やコストは大きく異なります。
転職後に後悔しないためにも、興味のある分野や栽培方法など、自分がしたい農業の条件を明確に設定しておきましょう。
2.農業の方向性に合った学習環境を探す
自分の農業の方向性を決めたあとは、その方向性と一致した学習環境を探すことがポイントとなります。特に、初めて農業をする場合は、近隣の農家の方と人間関係を築き、教えてもらえる環境を整えましょう。
受け身の姿勢ではなく、地域の活動に積極的に参加したり、近隣の農家の農作業を手伝ったりするなどして、地域内での信頼を得ることが大切です。
3.産業機械の免許を取得する
農家へ転職する際は、産業機械の免許を取得するのがおすすめです。
2023年時点での農家の仕事は、農業機械を使って栽培を行うのが一般的。たとえば、トラクターは、農地で利用する場合は免許が不要ですが、道路を走行する際には大型特殊運転免許や小型特殊自動車運転免許が必要です。
農家として働くにあたり、どのような農業機械を使うか分からない場合は、農業機械の免許を取得しておくと良いでしょう。
4.農地に関する法律を学ぶ
農家への転職を考えている人は、農地に関する法律である「農地法」について学ぶことが重要なポイントとなります。農業を始めるには、まず作物を栽培する農地を確保する必要があります。農地を購入したり、借りたりするには、農地法で定められた要件を満たしたうえで、市区町村の農業委員会の許可を得なければなりません。法律を把握していないと農地を確保できないので気をつけましょう。
農家・農業に転職する方法
この項目では、農家・農業へ転職する方法をご紹介します。農家・農業への転職を考えている場合は、以下の方法を参考にしてみてください。
農家として独立する
農家へ転職したいと考えている人は、自ら独立して農業を始めるのも一つの手です。独立して農業を始めることで、経営計画や販売方針が自由に決められます。また、独立して農業を行う場合は国の制度を利用するのがおすすめです。
たとえば、農業技術・経営ノウハウの習得や研修に専念したい方は、「農業次世代人材投資資金」の交付を申請すると良いでしょう。しかし、この制度を利用するためには、一定の要件を満たさなければならないので注意が必要です。独立して農業をはじめたい人は、「どのような制度があるのか」「要件は満たしているのか」などを事前にリサーチしておきましょう。
農業法人への転職を目指す
農家へ転職したいと考えている人は、農業法人への転職も検討してみましょう。農業法人に転職するメリットは、機材や土地といった作物の育成環境が整っていることや、安定した給与がもらえる点などです。農業法人によっては、正社員として就職できることも。
「いずれは独立したいけど、生計が立てられるか不安…」という人は、まず農業法人に転職して経験を積むと良いでしょう。
農家・農業の転職に特化した求人サイトを利用しよう
農業法人への転職を目指す人は、農家・農業の転職に特化した求人サイトを利用してみましょう。農家・農業の転職に特化した求人サイトを利用すると、未経験者歓迎や、社会保険完備など、希望の条件に合った求人を見つけやすくなります。一般的な求人・転職サイトには、農家・農業以外の職種の求人も多数掲載されており、希望条件に合った求人を見落とす可能性があるので注意してください。
農家・農業への転職は未経験だと難しい?
未経験者であっても、農家・農業への転職は可能です。未経験の場合、いきなり独立するのではなく、農業法人への就職を目指すのも一つの手です。
以下を参考にしながら、転職に向けて準備を進めてみてください。
農家未経験者が農業法人へ就職する際にするべき準備
農家未経験者は、転職前に「採用担当者が重視するポイントを理解する」「面接でよく聞かれる質問の回答を考えておく」などの準備をしておきましょう。
採用側が重視するポイントを理解する
農家未経験者の採用では、以下の点が重視されるようです。
・農家になる動機が明確か
・農家のデメリットにもきちんと目を向けられているか
・理想とのギャップを自分で埋められそうか
・農家の仕事そのものを楽しんでくれそうか
農家未経験者は、上記の点を参考に、農家への転職を再検討してみてください。「人間関係が楽そうだから」「田舎でのんびり暮らしたいから」といった安易な理由で農家を目指すと、前項で述べたようなギャップを感じて早期離職につながる可能性があるので注意しましょう。
面接で質問する内容をまとめておく
未経験から農家を目指して転職する人は、面接で聞くことを事前にまとめておきましょう。たとえば、以下のような質問が挙げられます。
・基本的な就業時間
・年間スケジュールの詳細
・仕事の評価基準
転職後のミスマッチを防ぐためにも、面接の段階で納得のいくまで質問しておきましょう。
未経験の業界への転職に不安がある人は、「異業種への転職は若いほど有利?転職しやすい職種とは」をチェックしてみてください。
農家・農業に転職する際に心得ておくべき4つのこと
最後に、農家・農業へ転職する際に心得ておくべきことをまとめました。農家・農業へ転職したいと考えている人は、参考にしてください。
1.農家として働くことへの明確な目標を持つ
農家に転職する前に、自分がどのような農家になりたいのか、具体的な目標を立ててみましょう。たとえば、「できるだけ農薬を使わない生産物を販売する農家になりたい」というように、具体的な目標を立ててみてください。
具体的な目標を立てにくいときは、実際に仕事を行う現場に足を運ぶのがおすすめ。その土地の地域性や気象条件などを肌で感じれば、自分の理想の農家が想像しやすくなり、仕事への意識も高まるでしょう。
2.農家同士や地域の人付き合いを大事にする
農家に転職する人は、農家同士や地域の人との付き合いを大事にしましょう。地方は都会に比べ、人付き合いが密接であることが多いようです。農作業を円滑に進めるためにも、地域活動には積極的に参加し、地域の人たちと助け合いながら生活することを心掛けましょう。
3.農業を追求する気持ちを大切にする
農家に転職するなら、農業を追求する気持ちを持つことが大事です。
農業は奥が深い仕事。作物を取り扱ううえで、日々新たな課題に遭遇するでしょう。それは、生き物を相手にする農家ならではの特徴であるともいえます。農業を長く続けていくためには、追求心を常に持ち、学び続けていくことが大切です。
4.農業初心者と割り切って積極的に取り組む
実際に農家へ転職したら、積極的に農業に取り組みましょう。未経験から農家へ転職した場合、経験が少ないことから、消極的になってしまう人は多いようです。そのようなときこそ、「農業初心者」と割り切って、積極的に作業に取り組みましょう。経験がなくても、農家として実績を積むことで自然に自信がついていきます。
農家への転職を成功させるには、農業に関する知識を深め、メリット・デメリットを踏まえたうえで慎重に行動することが大切です。農家は未経験でも転職が可能な仕事なので、興味のある人は挑戦してみましょう。
転職に関する悩みがある人は、ぜひ就職・転職エージェントのハタラクティブを活用してみてください。ハタラクティブでは、プロのアドバイザーがマンツーマンで求職者を支援するので、効率良く転職活動ができます。未経験者歓迎の求人も多数ご用意しているので、どなたもお気軽にご相談ください。
農家への転職に関するお悩みQ&A
ここでは、農家への転職に関するお悩みをQ&A方式で解決していきます。
事務職から農家へ転職するのはきつい?
事務経験のみでも、農家への転職は可能です。
ただし、農家の仕事は肉体労働のため体力が重要となります。事務職から農家へ転職したい場合は、日頃から体力づくりをしておくことが重要になるでしょう。「未経験者の転職を企業はどう考える?採用確率を上げるポイントも解説」では、未経験者が転職するポイントを紹介しているので、あわせてご参照ください。
20代で農家に転職するのはアリですか?
20代が農家へ転職することは可能ですが、農家への転職は甘い気持ちで始めると挫折してしまう可能性も。農家として働きたい人は、収入が安定するまでに時間がかかることや、専門的なスキルが必要になることを念頭に置いておきましょう。
20代の転職のポイントは、「転職希望の20代が知っておきたいポイントは?スキルなしで成功させるコツ」でも解説しているので、参考にしてください。
都会で就職しましたが地元の農家を継ぎたいです
農家への転職を考えている場合、地元の農業を継ぐ方法があります。
農家になりたての段階では、都会の企業ほどの収入は得られない可能性もありますが、頑張りが給与に反映されることは多いようです。農業を通して地元に貢献したいという気持ちがある人は、農家を継ぐことを選択肢として用意しても良いでしょう。
農家に転職することで収入は安定する?
農家に転職することで収入が安定するかどうかは、経営の条件によって異なります。
農家の収入安定に重要なのは、農作物選びです。どのような作物を育てて販売するかによって、売上額は大きく変わります。また、農地の面積や育てる地域も重要なポイントです。農家で安定した収入を得るには、農作物選びだけでなく、どの地域でどれくらいの規模で育てるのかも判断する必要があります。
農家に向いている人の特徴は?
農家に向いているのは、植物や動物といった生き物が好きな人やものづくりが好きな人です。また、農家の仕事は体力勝負なので、忍耐力がある人や地道に努力できる人にも向いています。これらの特徴に当てはまるものがあれば、農家へ転職する際のアピール材料にしてみましょう。
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京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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