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【このページのまとめ】
「田舎には仕事がない」と思っていませんか?都市部より求人は減るものの、田舎暮らしには田舎ならではの魅力があります。都会に憧れを持って上京したけれど、満員電車や仕事の人間関係といったストレスから「やっぱり田舎がいい」と考える若者も少なくないようです。また、「田舎で新しい生き方を見つけたい」と考える人も増えてきています。このコラムでは、田舎で暮らすメリット・デメリットや職種などを紹介します。
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田舎の魅力として、まず挙げられるのは自然の豊かさです。
田舎への移住といえば「定年後に自然の多い場所でゆったり暮らしたい」という、年配の方々を想像する人も多いでしょう。しかし、最近では年配の方だけでなく、若者や単身者の間でも人気が出てきています。
移住を決断した理由について、いくつか例を挙げてみましょう。
・実家の都合、親の介護
・結婚や出産などの影響
・もともと自然の中で暮らしたかった
・都会に疲れた
・海外生活後に価値観が変化、都会に固執する理由がなくなった
・田舎での仕事に可能性を感じた
・体調を崩し、療養を兼ねて
・震災や災害を体験し、地元に貢献したい気持ちが強まった
・人との交流を増やしたくなった
このように、移住者それぞれに様々なきっかけがあります。
田舎暮らしを決断する前に、メリット・デメリットは必ずチェックしておきましょう。
ここではどんな所に良い面、悪い面があるのかをご紹介します。
・空気がきれい
・満員電車から解放される
・生活コストが低い
・自然の中でのんびり暮らせる
・人との繋がりを感じられる
・新しい趣味が見つかる
混雑が少ない田舎は、ストレスなくのびのびと過ごせるところに魅力を感じる方が多いといえます。田舎暮らしを始めたことで、キャンプや登山などアウトドアの趣味が増えたという方も多いようです。
・仕事の選択肢が少ない
・給料、時給が低い
・移動手段が限られる(車社会)
・お店が少なく、品ぞろえが悪い
・田舎特有の人間関係がある
田舎で暮らすには、その土地の情報を事前にリサーチし、自分に合っているかどうか良くイメージすることが重要です。
ストレスフリーの生活を望んで移住したのに、田舎の生活の不便さにストレスを感じてギブアップ…とならないように気をつけましょう!
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では反対に、都会暮らしのメリット・デメリットをそれぞれいくつか例をご紹介します。
・仕事の数、種類が多い
・給料、時給が高い
・移動手段に困らない
・娯楽施設が多い
・煩わしい近所付き合いが少ない
しっかり稼いで好きなことにお金を使いたい人にとって、やはり都会は魅力的なようです。
・生活コストが高い
・満員電車など人混みを避けられない
・自然が少ない
・人間関係が希薄
都会のデメリットとして挙げられるのは、やはり人の多さや生活コストの高さ。
都会は好きでも、窮屈さを感じている人は多いようです。
実際のところ、自分は田舎暮らしに向いているのかどうか知りたい方も多いでしょう。
田舎暮らしと都会暮らし、それぞれに向いている人の特徴を紹介します。
・利便性よりも自然や健康を重視し、のんびり過ごすことが好き
・人との交流が苦にならない
・変わらず好きでいられる趣味を持っている
大自然を楽しみつつ、気持ちに余裕を持って過ごすことが田舎暮らしの醍醐味でもあります。そういった環境を満喫しながら、マイペースに暮らすことができる人は田舎暮らしに向いているといえるでしょう。
また、田舎は都会と比べてコミュニティも狭いです。ご近所や地域の人々とうまく付き合っていくために、人付き合いが得意であったほうが暮らしやすいといえます。
そして、読書や絵、料理など、どんな場所でもできる趣味や、夢中になれるものを持っていることも大切です。田舎は娯楽が少ないため、変わらず好きでいられるものがあると、時間を持て余すことなく豊かな生活を送れるでしょう。
・利便性やトレンドを重視する
・常に刺激を追い求める
・周りとの付き合いは少なく、自分の時間を大事にしたい
・自然に触れ合うことや虫が苦手
利便性や効率性を重視する人は、都会で生活をしたほうがストレスなく過ごせるでしょう。交通面や娯楽施設、各種サービスなどの充実度はやはり都会が勝っています。
そして、流行りや最新のものに興味があり、常にアンテナを張っていたい人も都会暮らしが向いています。ネットでどこにいてもリアルタイムの情報がつかめる今の時代ですが、都会で暮らしていれば情報だけでなく、実際に触れたり、目にするチャンスも多いためです。
また、周りの人と深く関わることや、虫が苦手な人も都会のほうが精神的に安心して暮らすことができます。
ここで紹介した例を参考にしながら、自分の価値観を見つめ直し、快適に暮らせる場所が田舎なのか都会なのかをしっかり把握することが大切です。
次に、田舎にはどんな仕事が多いのかをご紹介します。
都市部と比べると仕事のバリエーションや求人数は減りますが、田舎ならではの仕事に魅力を感じて移住を決める方もいるようです。
田舎では、農業や林業といったいわゆる一次産業の仕事が目立ちます。
現在地方で問題となっているのが担い手不足。そのため、これらの業種では若い労働力を募集していることが多いのです。
自然が相手というなかなか難しい仕事ではありますが、だからこそやりがいがあるといえるでしょう。相応の覚悟は必要ですが、自然と触れ合うことが好きな人におすすめの仕事です。
農業・林業のほかに地方で多いとされている求人は、福祉関係の仕事。先ほど述べたように、田舎に行くほど高齢化が進んでいるため、必然的に介護やそれに関わる仕事の需要が増えます。
「医療や介護となると、資格が必須では?」と不安になる方も多いでしょう。もちろん持っていたほうが仕事の幅は広がりますが、資格がなくても働ける場所もあります。働きながら資格取得を目指す人も多いようです。
お世話好きで、相手に寄り添った心のケアができる優しい方におすすめの業種ですが、力仕事も多いため自分自身の健康管理も大切です。
先ほど「田舎で暮らすデメリット」で挙げたように、田舎には仕事が少ないという問題点がありますが、仕事が全くないわけではありません。
「田舎で働きたい!」という方に、いくつか方法をご紹介します。
「地方都市」とは、田舎の要素と都会の要素をあわせ持つ地方のことを指します。
地方都市であれば都心ほどの混雑がなく、近い所に自然があり、ショッピング施設や交通面もある程度揃っているのが魅力的です。
地方都市であれば正社員求人は多数存在していますが、都会よりも求人数は少なく、業界や業種は限られます。
しかし、地域によっては「IT・Web系」や「クリエイティブ系」の求人も増えてきているようです。
「Jターン」とは、進学や転職で1度大都会に出た方が、自分の地元ではなく、地元よりも大きな都市(中規模の都市)に戻り定住、就職することをいいます。生まれ育った街の近くや、少し離れた地方に向かうことから「J」の文字が使われました。
いくつか具体例を挙げてみます。
①北海道富良野市で生まれ育つ → 札幌市の大学に進学 → 岩見沢市で就職
②福島県で生まれ育つ → 東京の大学に進学 → 栃木県で就職
③山口県屋久島で生まれ育つ → 広島県の大学に進学 → 山口県下関市で就職
たとえば「あんまり人が多いところは苦手」や「通勤時間が少ないほうがいい」、「地元の友達ともたまには会いたい」、「自然がある静かな環境が好き」そんな方にはJターンがぴったり。都会の喧騒から離れた、落ち着いた環境での生活を望んでいる方に適しています。
住んでいる地域では「知り合いが多すぎるからちょっと…」という方にも、少し離れた市なら問題ないでしょう。
元々都会でデザイナーやライター、プログラマーの職に就いていた方が、移住後もリモートワークで仕事を続けるというスタイルも増えてきています。
クラウドソーシングサイトなどを上手く利用すれば、都心部の仕事を受けることも可能。つまり、田舎にいながら都心部と同条件のお金を稼げるのです。
隙間時間を利用し、自分のペースで仕事を受けられるので、主婦の方のお小遣い稼ぎにもおすすめです。
場所にこだわらずに業務を完結できるWebやIT関連の仕事はとても魅力的。得意分野や専門的なスキルを持っている方は、1度検討してみると良いでしょう。
未経験の人がいきなり田舎で暮らすのは、ときにはリスクを伴う場合もあります。
見切り発車で失敗しないように、生活面でも仕事面でもしっかりと準備をしましょう。
特に、仕事が少ない田舎での働き方についてはきちんと計画を立てることが大切です。
「将来は田舎で暮らしたいけど、現実的に考えると今は厳しい」と考えている人もいるでしょう。
そのような人は、将来地方で活躍するために、まずは都心部でキャリアを積むことも視野に入れてみてはいかがでしょうか。都心でスキルを身につけ、人脈を広げることで、将来の移住に向けての第一歩を踏み出しましょう!
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