離職率が低い業界ランキング!特徴やメリットとデメリットも紹介!

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この記事のまとめ

  • 離職率が低い業界は、電気やガスなどの生活に欠かせないインフラを取り扱っている
  • 離職率が低い業界や会社は、「休暇を取りやすい」「給与水準が高い」などの特徴がある
  • 仕事を探すうえで、企業規模と離職率は切り離して考えよう
  • 離職率が低い業界や会社で働くのは、出世や転職がしにくいというデメリットもある
  • 離職率が低い業界や会社に就職したい方は、職場環境や求人が出される頻度に注目しよう

長く働くためにも、離職率の低い業界や会社を見つけたいと思っている方は多いでしょう。離職率の低い業界や会社には、「休暇が取りやすい」「福利厚生が手厚い」といった共通の特徴があります。このコラムでは、離職率の低い業界をランキング形式でご紹介。離職率が低い業界・企業の特徴や、企業規模との関係なども解説しているので、ぜひご一読ください。

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離職率が低い業界ランキングTOP5

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厚生労働省の「新規学卒就職者の離職状況を公表します(2.3p)」によると、新規大卒就職者(2018年3月卒)の就職後3年以内の離職率が最も低い業界は、「電気・ガス・熱供給・水道業」です。 上記資料の結果をもとに、離職率が低い業界をランキングにすると、以下のようになります

1位:電気・ガス・熱供給・水道業
2位:鉱業・採石業・砂利採取業
3位:製造業
4位:複合サービス事業
5位:金融業・保険業

この項では、それぞれの業界の離職率が低い理由を紹介するので、「就職するなら長く働きたい」と考えている方は、仕事選びの参考にしてください。

1位:電気・ガス・熱供給・水道業

離職率が低い業界ランキング1位は、電気・ガス・熱供給・水道業です。離職率は高卒就職者が9.2%、大卒就職者が11.1%となっています。人々の生活に必要なインフラに関わる業界で、発電所やガス会社、水道局などが該当する会社です。
インフラは暮らしに欠かせないため、景気に左右されたり需要が尽きたりすることがなく、会社の業績が安定している傾向にあります。そのため、従業員への待遇が良く、仕事を進めやすい体制も整っており、長く働ける環境につながっているようです。

2位:鉱業・採石業・砂利採取業

離職率が低い業界ランキング2位は、鉱業・採石業・砂利採取業です。離職率は高卒就職者が24.4%、大卒就職者が11.5%。
鉱業・採石業・砂利採取業は、石油やガソリン、鉄など、生活に必要な資源を取り扱う特殊な仕事で、専門性が高いこともあり、競争が少ない傾向にあるようです。さらに、企業間で取引を行うBtoBのため、接客でストレスを感じることがないのも、離職率の低さにつながっているといえるでしょう。

3位:製造業

離職率が低い業界ランキング3位は、製造業です。離職率は高卒就職者が27.2%、大卒就職者が19%。いわゆる「ものづくり」を行う業界であり、扱う製品は、電子機器や加工食品、木材家具と多岐に渡ります。そのなかでも、電化製品と自動車は、特に離職率が低いとされているようです。
製造業は給与水準が高くて好待遇の会社が多く、離職率が低い傾向にあります。また、日本を支える事業の一つとなっており、世界的にも高い評価を得ていることにやりがいを感じている人もいるようです。

4位:複合サービス事業

離職率が低い業界ランキング4位は、複合サービス事業です。離職率は高卒就職者が26.3%、大卒就職者が25.8%。副業サービス事業は信用事業や保険事業、共済事業などの各種サービスを提供する業界であり、郵便局や農業協同組合などが該当します。
複合サービス事業は、労働時間が比較的短いのに対し、収入が高い傾向にあるので、離職率が低いようです。

5位:金融業・保険業

離職率が低い業界ランキング5位は、金融業・保険業です。離職率は高卒就職者が28.1%、大卒就職者が24.2%。金融業・保険業はお金を取り扱う業界であり、銀行や証券会社、保険会社などが該当します。収入が高いことで知られているため、就活生に人気のようです。
金融業・保険業はノルマが厳しいという面もありますが、労働環境や社員へのサポート体制が整っている企業が多い傾向にあり、それが離職率の低さにつながっているといえるでしょう。

離職率が高い業界を避けたい方は、「離職率の平均が高い業界は?早期退職を防ぐ簡単な方法とは」のコラムもあわせてご覧ください。

参照元
厚生労働省
新規学卒就職者の離職状況を公表します

離職率が低い業界・会社の6つの特徴

離職率が低い業界や会社に共通している特徴を、ここでご紹介します。

1.接客でストレスを感じにくい

離職率が低い業界や会社は、企業を相手にするBtoBの仕事であることが多く、接客でストレスを感じにくい傾向があります。厚生労働省の「新規学卒就職者の離職状況を公表します(2.3p)」によると、宿泊業・飲食サービス業が最も離職率が高く、その値は高卒就職者が61.1%、大卒就職者が51.5%です。このことからも、消費者を相手にするBtoCの接客はストレスを感じやすいことが分かるでしょう。
BtoBの仕事はクレーム対応が比較的少ないうえに、企業が相手であることから土日休みの場合が多く、ストレスが軽減されているようです。

2.休暇が取りやすい

休暇が取りやすいのも、離職率が低い業界や会社の特徴です。休みが不定期、有給が取りにくいといった状況は、多くの人がストレスを感じる要素の一つとなります。毎週の休みがきちんと確保されていて、有給も取りやすい業界や会社は、仕事における精神的な負担が軽減されるでしょう。

3.景気の影響を受けにくい

離職率が低い業界や会社は、取り扱っている事業が景気の影響を受けにくい傾向にあります。実際に「離職率が低い業界ランキングTOP5」に挙がっている電気・ガス・熱供給・水道業や鉱業・採石業・砂利採取業で取り扱っている事業は、人々の生活に欠かせないものです。業績が安定していると倒産の心配もなく、従業員も安心して働けます。

4.給与水準が高い

離職率が低い業界や会社の特徴として、給与水準の高さも挙げられます。頑張って働いた分が給与やインセンティブに反映されれば、従業員のモチベーションアップにつながり、生活も安定するでしょう。経済面で安心できる環境は、従業員の定着率や入社率の向上にもつながっています。

5.人材育成に関する制度が整備されている

離職率が低い業界や会社は、人材育成に関する制度がきちんと整備されていることが多いです。人材育成に注力することで、企業の成長を促進するだけでなく、従業員が自身の成長を実感できる環境が確立されます。成長への実感は仕事へのやりがいにもつながるため、従業員の定着率に影響を与えているようです。

6.福利厚生が手厚い

離職率が低い業界や会社は、福利厚生が充実している傾向にあるようです。有給とは別の特別休暇やレジャー施設の優待割引、ライフイベントにかかる費用の支援などがあると、従業員のプライベートが充実し、満足度の向上につながります。

離職率が低い業界や会社は従業員重視の傾向あり

離職率が低い業界や会社は、従業員を大切にしている傾向があります。お客さまのことを考えるのはもちろん大切なことですが、働く従業員を蔑ろにしてしまうと早期退職の原因となり、人材不足で業務が回らなくなるという結果に。労力に見合った給与や充実した福利厚生、十分な休暇など、従業員のケアもきちんと行うことで、結果的に会社の成長にもつながっているといえるでしょう。

離職率が低い業界や会社を探している方は、「離職率の調べ方と理想の転職先探し」のコラムも参考にしてください。

参照元
厚生労働省
新規学卒就職者の離職状況を公表します

企業規模と離職率は関係ある?

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企業規模と離職率は切り離して考えるのが無難です。
厚生労働省の「新規学卒就職者の離職状況を公表します(2.3p)」の結果によると、5人未満の企業の離職率は、高卒就職者が61.9%、大卒就職者が56.3%でした。それに対し、1000人以上の企業の離職率は、高卒就職者が25.6%、大卒就職者が24.7%と大幅な減少になっています。
一見すると、規模が大きい企業は離職率が低いように思えますが、これだけで判断するのはおすすめしません。大企業は規模が大きい分部署も多く、同じ企業でも仕事の忙しさや待遇などが異なる場合があるからです。
規模が大きくなくても優良な企業はあるので、企業規模を意識し過ぎないようにしましょう

参照元
厚生労働省
新規学卒就職者の離職状況を公表します

離職率が低い業界・会社で働くメリットとデメリット

離職率が低い業界や会社で働くのはメリットが多いように思えますが、デメリットもあります。下記でメリットとデメリットについて解説するので、両方を踏まえたうえで業界や会社を選びましょう。

メリット

離職率が低い業界や会社で働く主なメリットは、労働環境の良さや給与の安定性、風通しの良さが挙げられます。
離職率が低い企業や会社は福利厚生が充実していたり、過度の残業や休日出勤がなくワークライフバランスが保ちやすかったりと、社員が無理なく働ける環境であることが多いです。また、業績の良さから安定した給与が支給されます。さらに、社内の風通しが良く、人間関係も良好な傾向にあるようです。

デメリット

離職率が低い業界や会社で働く主なデメリットは、出世と転職が難しいことです。退職する人が少なければ、その分昇進のポストが空くのも遅くなり、出世できる可能性が狭まります。また、それに伴い、年齢や実力に見合ったキャリアを積むことができず、転職活動も困難になるでしょう。

離職率が低い業界・会社に入るためには?

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離職率が低い業界・会社に入るためには、数字だけでなく、職場環境や求人を出す頻度、人間関係が良好かどうかといったポイントにも着目しましょう
求人を出す頻度があまりにも高い業界や会社は、すぐに人が退職してしまい、深刻な人手不足に陥っている可能性があります。ほかにも、有給の取りやすさや教育制度など、従業員が働きやすいような労働環境が整備されているか、社内で良好な人間関係が築かれているかといった点もチェックポイントです。求人サイトで情報を見るだけでなく、アポイントを取って見学させてもらうと、実際の会社の雰囲気をつかめるでしょう。
長く働き続けられる会社を探したい方は、「ホワイト企業転職希望者必見!見分けるポイントは?」も合わせてご一読ください。

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離職率が低い業界に関するQ&A

ここでは、離職率が低い業界に関するよくある質問をQ&A方式で回答していきます。

離職率の平均はどれくらい?

厚生労働省の「令和3年上半期雇用動向調査結果の概要」によると、2021年上半期(1月~6月)の日本企業における離職率の平均は8.1%です。ただし、離職率は、最終学歴や職種によっても大きく異なります。志望先企業の離職率を知るには、企業の採用ページや求人サイトを確認しておきましょう。

参照元
厚生労働省
令和3年上半期雇用動向調査結果の概要

離職率が低い業界は何ですか?

このコラムの「離職率が低い業界ランキングTOP5」にもあるように、最も離職率が低い業界は電気・ガス・熱供給・水道業です。電気・ガス・熱供給・水道業は生活に欠かせないインフラに関わる業界のため、景気の影響を受ける心配がありません。企業間の競争も少ないため、社員が無理なく働ける環境が整っている傾向にある業界です。次点で鉱業・採石業・砂利採取業、製造業が離職率が低く、いずれも人々の生活に必要な事業であることが共通しています。

離職率が低い業界の見分け方は?

離職率が低い業界は、労働環境が良い、人間関係が良好、十分な人員補充ができているなど、社員が働きやすい企業が多い傾向にあります。就職先として検討している企業の求人情報や口コミなどをしっかりと確認し、面接の際も気になる点があったら遠慮なく質問をしておくと良いでしょう。離職率が低い業界や会社を見つけたい方は、「ホワイト企業とブラック企業、転職前の見分け方とは?」でも見分け方を解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

離職率が高い業界や企業を避けるには?

離職率が高い業界や企業を避けるには、まずインターネットや就職支援サービスを活用して情報収集を行いましょう。イメージだけで判断せず、その企業や業界についてよく知っておくことが大切です。離職率が高い業界や企業を避けて長く働きたい方は、「過労死ラインは超えないで!ブラック業界を見極める方法」もご覧ください。
また、長く続けていける仕事を見つけたい人は、転職・就職エージェントのハタラクティブの利用も検討してみましょう。

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