バイトの平均月収は?正社員との比較や収入アップのコツを解説!

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この記事のまとめ

  • バイトを含むパートタイム労働者の平均月収は約13万円
  • バイトと正社員の平均月収を比べると、30代後半で10万円以上の差が生じる
  • バイトを続けるメリットは、自由度の高い働き方ができることなど
  • バイトを続けるデメリットは、雇用や収入が不安定で月収アップが見込めないことなど
  • 月収アップを目指すなら、バイトから正社員としての就職を視野に入れよう

フリーターのなかには、バイトの平均月収がどのくらいか気になる方もいるでしょう。バイトの月収は正社員よりも少ない傾向にあり、年齢を重ねても大きな変化はみられません。自由な働き方を重視する場合はバイトを続けるメリットが大きいものの、将来の安定を考えるなら正社員を目指すのがおすすめです。このコラムでは、アルバイトの平均月収について詳しく解説。バイトを続けるべきか迷っている方は、参考にしてみてください。

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バイトの平均月収はどのくらい?

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厚生労働省の「毎月勤労統計調査 令和6年1月分結果確報」によると、バイトを含むパートタイム労働者の時間あたりの平均給与は1,337円でした(2024年1月現在)。また、同調査によるとパートタイム労働者の労働時間指数は97.5時間となっており、これをもとに計算するとバイトの平均月収は約13万円となります。なお、パートタイム労働者の平均出勤日数は13.3日でした。

バイトを含む非正規雇用社員の平均月収

厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況/雇用形態別」によると、正社員・正職員以外の平均賃金は22万6,600円でした。「正社員・正職員以外」とは、アルバイトの学生やフリーター、派遣社員、契約社員も含まれています。アルバイトをしている学生やフリーターの場合、時給の金額や労働時間によって賃金が変わるので、平均月収は参考程度に見ておきましょう。

高校生・大学生のバイト月収

高校生や大学生のバイト月収は、学業との両立をする必要があるため前述の平均月収よりも少ない3万円~5万円程度といわれています。バイトのシフトに入る目安は、週3日、1日4時間程度の場合が多いようです。大型連休や夏休みなど、集中的にバイトに入ることで10万円近く稼ぐ学生もいるでしょう。

参照元
厚生労働省
毎月勤労統計調査 令和6年1月分結果確報
令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況

バイト月収の計算方法は?

バイト月収の計算方法は、人によって変わります。シフト制で1日の勤務時間が一定の場合は「日給×月の勤務日数」、日によって勤務時間が変わる場合は「時給×月の勤務時間の総数」で計算することが可能です。
ただし、午後10時〜翌朝午前5時までの深夜帯にバイトをする場合は、最低25%の割増賃金が支払われます。計算方法について詳しく知りたい方は、「残業代の計算方法は?休日出勤や深夜労働の場合どうなる?」のコラムもチェックしてみてください。
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バイトと正社員の平均月収の比較

ここでは、バイトと正社員の平均月収を比較しました。
以下は、厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況/雇用形態別」をもとに、バイトを含む「正社員・正職員以外」と「正社員・正職員」それぞれの平均月収を年代別にまとめた表です。

年齢正社員・正職員正社員・正職員以外
20~24歳22万8,700円19万4,800円
25~29歳26万3,600円21万6,400円
30~34歳29万4,100円22万1,400円
35~39歳32万7,000円22万500円
40~44歳35万4,600円22万600円
年齢計33万6,300円22万6,600円

参照:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況/雇用形態別

正社員には定期的な昇給や各種手当、ボーナスなどがあるため、バイトを含む非正規雇用社員に比べて平均月収が高くなる傾向にあります。

年齢を重ねるほど正社員とバイトの平均月収の差は大きくなる

20代前半のうちは、正社員と非正規雇用社員の平均月収はどちらも20万円前後と大きな差はありません。しかし、年齢を重ねるごとに収入差は開いていく傾向にあり、30代後半では10万円以上の差が生じてしまいます。若いうちは「バイト生活で十分」と思っていても、将来的に正社員との差が気になる場合もあるので、バイトを続けるべきかどうかはよく考えるようにしましょう。

週5のバイトと正社員になるのはどっちが良い?給与や待遇面の違いを解説!」では、週5勤務のフリーターと正社員を収入や待遇の面から比較しています。興味のある方はぜひチェックしてみてください。

参照元
厚生労働省
令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況

バイトの月収が正社員より上がりにくい理由

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バイトの平均月収が上がりにくい理由には、正社員に比べて昇給機会が少なかったり待遇面が悪かったりすることが挙げられます。

バイトの平均月収が上がりにくい理由

  • 昇給の機会がない
  • ボーナスがない
  • 福利厚生が充実していない

昇給の機会が少ない

正社員は、勤続年数が考慮されるだけでなく、定期的に個人の能力や仕事の成果などを評価する機会があり、昇給のチャンスに恵まれています。一方、アルバイトやパートは昇給の機会が少なく、あっても数十円~数百円の時給アップに留まることが少なくありません。

ボーナスがない

正社員の多くはボーナスが支給されますが、アルバイトやパートには支給されないのが一般的です。ボーナスの額は企業によって異なるものの、おおよそ基本給の2〜3ヶ月分とされています。非正規雇用社員に寸志やミニボーナスを支給している企業もあるものの、正社員と比べると明確な差があるといえるでしょう。

福利厚生が充実していない

正社員には、家族手当や住宅手当、祝金、見舞金といった福利厚生が充実している傾向にあります。企業によっては、独自の手当や休暇制度を設けているところもあるようです。しかし、アルバイトやパートには福利厚生があっても正社員ほど手厚いものではありません。対象となる手当がなければ、月収が増えることもないでしょう。

バイトで月収アップを目指す3つの方法

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前述のように、バイトは昇給機会が少ないため、今のバイトを続けたまま月収アップを目指すのは一定の難しさがあるといえます。バイトで月収アップを目指すなら、下記のような働き方の工夫が必要です。

バイトで月収アップを目指す方法

  • 高時給のバイトで働く
  • 深夜帯・早朝・土日祝日のシフトに入る
  • バイトの掛け持ちをする

1.高時給のバイトで働く

「今のバイトは月収が少ない」と感じているのなら、高時給のアルバイトを選ぶ方法があります。時給が高ければ、今と働く時間が同じでも月収を上げることが可能でしょう。時給が高い仕事は対人スキルや体力が求められる場合が多く、それなりの大変さがあるため、疲労やストレスを抱え込まないようにすることが大切です。

高時給のバイトの例

  • コールセンター
  • 塾講師
  • 引っ越し業者
  • 仕分け
  • イベントスタッフ

コールセンター

コールセンターのアルバイトは、仕事によって覚える内容が多いほか、高いコミュニケーションスキルが求められるため、高時給の傾向があります。主な仕事内容は、問い合わせ対応や顧客さまへのサービス案内といった電話対応です。クレーム対応にあたることもあるため、ある程度ストレス耐性がある方に向いているでしょう。

塾講師

塾講師のアルバイトは、教える分野に関わる専門知識やコミュニケーションスキルが必要なため、高時給を望めます。1コマ単位のシフト制で週1回から勤務できる職場もあるようです。希望する月収に合わせて授業の回数を選ぶことも可能でしょう。

引っ越し業者

引っ越しのアルバイトは荷物の搬出や搬入、配置など、体力が求められる仕事のため、高時給の傾向にあります。シフト勤務で、週1回の勤務や短期・単発勤務が可能なところもあるようです。

仕分け

仕分けのアルバイトは、物流倉庫などで商品のピッキングや梱包作業を行う仕事です。大きな倉庫内での作業には多くの人手を必要としていたり、一定の体力が求められたりするため、軽作業のなかでは比較的高い時給が設定されています。

イベントスタッフ

イベントスタッフのアルバイトは、コンサートやスポーツ、フェス、展示会といったさまざまなイベントの会場設営や受付、誘導などの運営サポートなどを行う仕事です。短期間のイベントに対して人員を集める必要があるため、高時給が設定されている場合が多いでしょう。

2.深夜帯・早朝・土日祝日のシフトに入る

「効率よくバイトの月収を上げたい」という場合は、深夜帯や早朝、土日祝日のバイトが狙い目です。前述のとおり、深夜帯(午後10時〜翌朝午前5時まで)のバイトをする場合は、最低25%の割増賃金が支払われます。また、バイトを希望する人が少ない傾向にある早朝や土日祝日の時給を上げている職場も少なくありません。コンビニエンスストアなど24時間営業のお店では、日中よりも夜間や早朝、土日祝日勤務の時給を上げている傾向にあるので、あえて高時給の時間帯のシフトに入るのがおすすめです。

3.バイトの掛け持ちをする

「今のバイトを続けたまま月収アップしたい」「すぐに月収アップを叶えたい」という方は、アルバイトを2つ以上掛け持ちするのも方法の一つです。たとえば、比較的早く日中のバイトが終わる場合、そのあとに別のバイトをすれば時間を有効活用しながら稼ぐことが可能です。

ただし、職場によってバイトの掛け持ちを禁止している場合もあるので、確認してから行う必要があります。また、無理なシフトを組んでしまうと体調を崩してしまう恐れも。スケジュール管理を徹底し、身体に負担が掛かり過ぎない無理のない範囲で行いましょう。

短期・単発のバイトだとすきま時間を活用しやすい

バイトの掛け持ちをする場合は、短期間のバイトや単発のバイトですきま時間を活用するのがおすすめ。長期的にバイトを詰め込むよりも、身体的な負担は軽く済む可能性があります。
また、単発のバイトはその日の状況に合わせて申し込めるので、「今日は体調が悪いからゆっくりしよう」のように柔軟な働き方が可能なのもメリットです。

バイトを続けるメリット・デメリット

バイトを続けるメリット・デメリットの画像

ここでは、アルバイトを続けるメリットとデメリットについてまとめました。「バイトのままがいいけど将来は大丈夫?」「正社員になったほうがいい?」というような不安や疑問をお持ちの方は、ぜひ参考にしてみてください。

バイトのメリット

アルバイトを続けるメリットは、働き方の自由度が高い点といえます。

​​​​​​​バイトで稼ぐメリット

  • 時間の融通が利く
  • 正社員よりも責任が重くない
  • 仕事を辞めやすい
  • 未経験でも応募しやすい

時間の融通が効く

アルバイトを続けるメリットの一つとして、時間の融通が利きやすいことが挙げられます。「週3日から」「1日△時間以上」など労働条件が合う職場を選べば、自分の都合に合わせて働くことが可能です。子育てや介護など、家庭の事情がある場合、あえてバイトを選択する人もいます。

正社員よりも責任が重くない

一般的に、アルバイトは正社員ほど責任のある仕事を任されることはあまりありません。プレッシャーを感じる機会が少なく、フラットな気持ちで仕事をしたい方はバイトが向いている可能性があります。ただし、給与をもらっている以上、責任が問われないわけではないことを念頭に置きましょう。

仕事を辞めやすい

正社員と比べて退職しやすいのも、アルバイトとして働くメリットの一つ。正社員となると、仕事内容のミスマッチや人間関係のトラブルなどの理由があっても、その人にしかできない仕事を任せられている場合、簡単には仕事を辞められません。
一方アルバイトの場合、比較的人材を補填しやすいため、正社員と比べると辞めやすいといえます。ライフスタイルの変化に柔軟に対応したいという方には、バイトのほうが向いているのかもしれません。

未経験でも応募しやすい

アルバイトは、未経験から応募できる求人が豊富です。コンビニのスタッフや飲食店のホールスタッフ、アパレルショップの販売職など、未経験からチャレンジできる仕事はたくさんあるので、自分に合った仕事を見つけて応募しやすいのがメリットです。
正社員の場合も未経験から応募できる仕事はありますが、経験者向けの仕事は未経験からチャレンジするのは難しい傾向があります。

バイトのデメリット

アルバイトを続けるデメリットは、「職を失うリスクがある」「収入が不安定」などです。月収が安定しないと、生活にも影響する可能性があります。バイトとして働き続ける予定の方は、以下に挙げたデメリットも知っておきましょう。

​​​​​​​バイトで稼ぐデメリット

  • 失業リスクがある
  • 月収が安定しない
  • キャリアアップしにくい

失業リスクが高い

アルバイトを続けるデメリットの一つは、失業リスクの高さです。会社の業績悪化や天災などの問題が発生するとシフトを削られてしまうほか、最悪の場合は失業してしまう恐れも。無期雇用の正社員と比べて有期雇用のバイトは失業リスクが高いので、不安やストレスを感じる方もいるでしょう。

月収が安定しない

アルバイトは基本的に時給制が多いため、勤務時間や日数によって月収が変動するのもデメリットです。怪我や病気、自然災害などやむを得ない事情であっても、休んだ分だけ給与が少なくなってしまいます。トラブルが続いて休みがちになると、一気に生活が厳しくなってしまうでしょう。

キャリアアップしにくい

アルバイトは正社員のように昇給・昇進の機会が少なく、スキルアップやキャリアアップのチャンスもあまり期待できません。そのため、長く働いていても月収アップを見込みにくいといえます。
「できる仕事の幅を増やしたい」「もっとスキルを磨きたい」という方には、バイトよりも昇給・昇進のチャンスがある正社員のほうが向いている可能性があるでしょう。

アルバイトを続けるのが不安な方へ

アルバイトはシフトの自由度が高く働きやすい雇用形態である一方、経済的に厳しい状況に置かれやすいというデメリットがあります。双方をしっかり理解したうえで、自分に合った雇用形態を選ぶようにしてくださいね。
アルバイトを続けるリスクについては、「正社員になりたくない理由は何?パートや派遣で働くリスクも紹介!」でもお伝えしているので、ぜひ参考にしてみてください。
正社員として就職を検討する場合は、私たちキャリアアドバイザーにご相談ください!
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バイトのまま月収アップを図る際の注意点

バイトのまま月収アップを目指す場合、下記のようなポイントに注意しましょう。

バイトの月収を計算するときは103万の壁に注意する

アルバイトで給与を得ている方は、「103万円の壁」「130万円の壁」を知っておきましょう。年収が103万円を超えると所得税が課され、年収130万円を超えると扶養から外れます
納税額は一律ではなく収入によって異なるので、月収を計算する際は注意してください。

所得税

年収103万円を超えると、所得税が掛かります。この「年収」というのは、その年の1月1日~12月31日までの収入のこと。納税方法は毎月の給与から天引きされる「源泉徴収」により行われ、年収が103万円以下ならば、年末調整により差し引き分が戻ってきます。確定申告の必要はありません。
ただし、バイトを掛け持ちしていて合計収入が103万円を越える場合や、アルバイト先で源泉徴収が行われていない場合は確定申告が必要です。納税が必要かどうかは、よく確認しておきましょう。

住民税

住民税は所得によって課税される「所得割」、所得の金額に関わらず負担する「均等割」などがあります。税率は所得によって変わることはなく一定です。バイトの場合、目安として年収100万円を超えると住民税が発生する可能性があると覚えておきましょう。
上限額が曖昧なのは、基礎控除の代わりに「非課税控除額」が適用されているからです。この額は自治体によって違いがあり、明確な上限は設けられていません。住民税は確定申告の必要がなく、給与所得に基づき計算され、翌年度から納税対象になります。

税金について、詳しくは「フリーターが払う税金とは?払い方や計算シミュレーションもご紹介」で紹介しています。計算方法や控除についての解説もしているため、税金について知りたい方は参考にしてみてください。

扶養内でバイトをするには、月収約108,000円が上限になる

前述のとおり、年収130万円を超えると社会保険上の扶養から外れる仕組みです。そのため、年収130万円を12ヶ月分で割った月収約108,000円が扶養から外れない上限となります。
扶養の仕組みについて詳しく知りたい方は、「フリーターが親の扶養を外れるとどうなる?抜けるタイミングや手続きを解説」で扶養控除の条件を確認してみてください。

時給が明らかに高額過ぎるバイトは避ける

バイトの月収アップを目指す際は、高時給のバイト求人を探す人も多いでしょう。しかし、同じ仕事内容の求人と比較して明らかに高額過ぎるバイトは避けたほうが無難です。すべての求人に当てはまるわけではありませんが、高給与を謳って違法な仕事を任せられるリスクがあるので、気をつける必要があります。

バイトの掛け持ちをする場合は無理をし過ぎない

月収アップを目指したいからといって、無理なスケジュールでバイトのシフトを詰め込み過ぎないようにしましょう。特に、バイトの掛け持ちをする際は、睡眠や休息の時間をきちんと確保できる範囲に留めることが大切です。無理をし過ぎると、心身の不調を感じるリスクがあります。体調不良でバイトができなくなればかえって月収ダウンにつながるので、無理は避けましょう

月収アップを目指すならバイトから正社員を目指そう

月収アップを目指すならバイトから正社員を目指そうの画像

安定した月収や待遇を望むのであれば、アルバイトから正社員を目指すのがおすすめです。年齢を重ねるにつれ正社員就職の難易度は上がっていくため、早めに行動しましょう。

バイトから正社員になるメリット

バイトから正社員になるメリットには、雇用や収入が安定しており、生活の不安が少ないことが挙げられます。

​​​​​​​正社員になるメリット

  • 雇用が安定する
  • 月収が安定する
  • キャリアアップのチャンスが増える
  • 福利厚生が充実する
  • 社会的信用度が高まる
  • 転職を有利に進められる

雇用が安定する

正社員の魅力の一つは、雇用が安定している点です。アルバイトやパートなどの非正規雇用社員は会社の都合で雇用契約を打ち切られてしまうリスクがありますが、無期雇用の正社員は企業側によほどの理由がない限り解雇できません。また、正社員には雇用期間の定めがないため、自分に合う仕事を見つけられれば長く働けるでしょう。

月収が安定する

正社員は基本的に月給制のため、毎月安定した収入があります。アルバイトに比べて欠勤時のフォローが手厚く、月収に大きく影響しにくいといえます。

キャリアアップのチャンスが増える

正社員は責任のある仕事を任せられる分、ステップアップのチャンスに恵まれています。仕事に必要な資格を取得する際には、教材費や受験料を負担してくれる資格取得支援制度を取り入れている企業もあるようです。評価制度により、頑張りが月収に反映される職場なら、やりがいを感じながら仕事に取り組めるでしょう。

福利厚生が充実する

正社員は、アルバイトよりも福利厚生が充実しているといえます。住宅手当や社員寮のような生活の助けになるものや、レジャー施設の優待割引といった社員のプライベートの充実を図るものなど、内容は企業によってさまざま。働き方の改善やプライベートの充実など、幅広いサポートを受けられるでしょう。

社会的信用度が高まる

正社員は、アルバイトやパートなどの非正規雇用社員よりも社会的信用度が高いのが特徴です。クレジットカードを使用したり、住宅や車のローンを組んだりする際、正社員であれば審査が通りやすくなります。また、将来結婚を考える際も、正社員であれば社会的信用度が高く、相手の家族にも安心してもらえるでしょう。

転職を有利に進められる

正社員の経歴は、転職活動でアピールできます。正社員として責任を持って、幅広く仕事をこなしてきた経験が評価につながるためです。前職での実力が認められれば、今までより平均月収を上げられる可能性もあるでしょう。将来は着実にキャリアを積んでいきたいと考えている方は、正社員を選ぶのがおすすめです。

正社員になるデメリットは?

正社員になるデメリットは、バイトと比較すると働き方の自由度が低くなる点といえるでしょう。具体的には、「勤務時間や休暇の融通が利かない」「仕事に責任やプレッシャーが伴う」「副業が禁止されている場合がある」などをデメリットに感じる人がいるようです。
ただし、最近はワークライフバランスを重視する企業が増えており、有給消化率アップの取り組みを行っていたり、会社独自の休暇制度を設けたりしている場合もあります。正社員になったからといって極端に自由がなくなるわけではないので、仕事選びをしっかり行うことが大切です。

バイトから正社員になる方法

アルバイトから正社員になるには、就職活動が必須です。就職活動に不慣れな方は、就職支援サービスを活用してみましょう。第三者の手を借りることで、一人で抱えていた不安が解消することもあります。「年齢に合った平均月収に近づきたい」「今よりも収入を増やしたい」といった悩みを抱えている方は、下記の就職支援機関の利用を検討してみてください。

ハローワーク

ハローワークは、国が運営している就職支援機関で、年齢・経歴を問わず誰でも利用可能です。地域に根ざした求人紹介や窓口での相談、職業訓練などのサービスが受けられるため、バイトから初めて正社員を目指す方にもおすすめです。

また、年齢によっては、若年層の就職に特化した「わかものハローワーク」や、卒業後3年以内の既卒や第二新卒を対象とした「新卒応援ハローワーク」の利用も可能。求人支援や就職相談など、ジョブサポーターによるマンツーマンの支援を受けられます。

就職エージェント

就職活動の進め方に悩んでいる方や、自分に合った業界や職種が分からない方は、就職エージェントに相談するのも良いでしょう。就職エージェントでは、求人紹介や応募書類の添削、面接対策といった手厚いサポートを受けられるのがポイントです。
月収や職種などの希望条件をもとに、キャリアアドバイザーがぴったりの求人を探してくれます。就職エージェントには、若年層向けや転職者向けなどさまざまな種類があるので、まずは自身に合ったエージェントを探してみるのがおすすめです。

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応募書類作成のフォローや本番を意識した模擬面接など、就職に役立つサービスはすべて無料です。バイト経験のみで就活のやり方が分からない方や経歴に不安のある方は、ぜひハタラクティブにご相談ください。

バイトの月収に関するよくある質問

ここでは、バイトの月収に関するよくある質問をまとめました。「バイトの平均月収はどれくらい?」といった疑問にもお答えしています。

バイトの平均月収を教えてください

厚生労働省の「毎月勤労統計調査 令和6年1月分結果確報」の結果をもとに算出すると、バイトを含むパートタイム労働者の平均月収は13万円程度です。バイトの平均月収について詳しく知りたい方は、このコラムの「バイトの平均月収はどのくらい?」をご覧ください。

参照元
厚生労働省
毎月勤労統計調査 令和6年1月分結果確報

バイトでどれだけの月収があれば一人暮らしできる?

一人暮らしに必要な費用は、住んでいる地域の家賃相場によっても変わりますが、単身世帯に必要な生活費は約16万円といわれているため、同程度のバイト月収が必要であると考えられます。ただし、通院などの突発的な支出が必要になる可能性もあるので、生活費ぎりぎりの月収ではなくある程度のゆとりをもつ必要があるでしょう。
フリーターの一人暮らしに必要な費用について詳しくは、「フリーターの一人暮らしはきつい?審査や家賃の気になる疑問を解決!」でご紹介しています。

バイトから正社員になって月収アップすることは可能ですか?

バイトから正社員になれば、月収アップすることは可能といえます。正社員には昇給・昇進の機会やボーナスが支給される場合があるので、長い目で見ればバイトのままでいるよりも稼ぐことが可能です。バイトから正社員としての就職を目指したい方は、就職・転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。専任のキャリアアドバイザーによる求人紹介や手厚いサポートが受けられます。

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