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仕事の悩みと向き合う方法とは
更新日
この記事のまとめ
- 仕事の悩みは人間関係や失敗の多さなど、人によって様々である
- 悩みの原因を明らかにし、できるかぎりの行動をとることが大切
- 肯定的な考え方を心がけ、ある程度の悩みは受け入れることも必要
- 環境の変化を試みても改善しそうにない場合は、転職をすることも一つの方法
「会社のことを考えると憂鬱になる」「仕事で失敗したことを思い出し、つらい気持ちになる」など、働く人の多くは、仕事に関して何かしらの悩みを抱えているでしょう。このコラムでは、仕事の悩みとしてよく挙がるものを紹介し、向き合い方や改善策についてお伝えします。悩みがあるときは、その原因を考えると解決につながることも。前向きに考えて、ときには受け入れる気持ちも持ちましょう。
多くの人が抱える仕事に関する5つの悩み
厚生労働省が実施した「令和4年 雇用動向調査」によると、人間関係や労働条件を理由に仕事を辞めた人が多い結果となりました。退職までいかなくても、同じ悩みを抱えながら働く人もいるでしょう。多くの人が仕事に関して持つ悩みを解説します。
男性 | 女性 | |
---|---|---|
仕事の内容に興味が持てなかった | 4.5% | 5.9% |
能力・個性・資格を活かせなかった | 4.0% | 4.3% |
職場の人間関係が好ましくなかった | 8.3% | 10.4% |
会社の将来が不安だった | 7.1% | 4.4% |
給与等収入が少なかった | 7.6% | 6.8% |
労働条件が悪かった | 9.1% | 10.8% |
引用元:厚生労働省「令和4年 雇用動向調査結果 3 転職入職者の状況 (2)転職入職者が前職を辞めた理由」
1.人間関係がうまくいかない
厚生労働省の調査でも分かるように、上司や同僚など、職場の人間関係に悩む人は多いといわれています。人間関係は、入社して業務を始めるまで分かりづらいもの。相性が良い人もいれば、良くない人がいるのも当たり前といえます。
人間関係で悩んでいる場合は、出来る限り距離を取るのが望ましいですが、仕事上関わりを避けられない場合も。仕事をする時間は一日のなかでも長いので、良好な関係を築けないと出社を苦痛に感じる可能性もあります。
2.仕事が合わない
担当している仕事に対して、やりがいや達成感を感じられなかったり、努力はしているにもかかわらず結果が出なかったりと、相性が良くないと悩む人も多いようです。
仕事が合わないとミスが続く可能性も。仕事にミスはつきものですが、仕事ができる人と比較して失敗が多い場合、自信をなくしてしまうことも考えられるでしょう。
3.残業が多い
繁忙期など一時的ではなく、慢性的に残業が続くことが悩み、という方もいるでしょう。どんな会社でも多少の残業は発生しますが、過度な残業は体調不良を招くだけでなく、メンタルヘルスに支障をきたすことも。プライベートの時間を有意義に過ごせなくなる可能性もあります。
4.給与が低い・見合っていないと感じる
「長く勤めているのに最近入った新人と給与が変わらない」「大きな成果を出したのに給与が上がらない」など、賃金に関して悩む人も。賃金は仕事の対価としてモチベーションを大きく左右する要素といえます。「平均収入の実態を年代別・男女別・地域別にご紹介!年収アップの方法も解説」のコラムでは、年代や都道府県別の平均年収をまとめているので、参考にしてください。
5.会社の将来に不安がある
会社の業績が落ちてきている、以前に比べて仕事量が減ったなど、勤務先の経営状態が不安だったり、将来性に疑問を感じたときに悩みを抱く人は多いでしょう。業績が悪化すれば給与が減ったり、支払いが滞ったりする可能性があります。リストラや倒産に合えば、意図せず転職活動を行わなければいけません。
参照元
厚生労働省
雇用動向調査
仕事の悩みと向き合う方法
仕事で抱える悩みを解消するには、原因を正しく把握することが大切です。原因が分かれば解消に向けた行動を起こすことが可能に。また、物事をポジティブに捉えたり、受け入れたりする気持ちも大切です。ここでは、仕事の悩みと向き合うための方法をまとめました。
悩みの原因を明らかにする
仕事で悩みがあるなら、自分が何に苦しんでいるのかを具体的に考えてみましょう。例えば「仕事がつらい」と思うのなら、残業が多いから大変なのか、それとも上司との関係がうまくいっていないから苦しいのかなど、原因を思索します。
「残業が多いのが仕事の大きな悩み」と分かれば、「なぜ残業しないといけないのか→業務量が多いから/作業に時間がかかっているから」など、悩みの理由が分かります。原因が明確になれば、改善策が考えられるはずです。
なお、悩みの原因は周囲など外的要因だけでなく、自分が原因になっている可能性も。客観的に自分についても振り返り、改善点がないか考えてみましょう。
仕事の悩みを解消するための行動を起こす
仕事の悩みの原因が分かったら、解消に向けて行動を起こしましょう。環境の変化を待っているだけでは、状況が改善されない場合もあります。
例えば、人間関係で悩んでいるなら自分の接し方や考え方を振り返って改善することにより、相手の反応が変わるかもしれません。仕事がなかなか覚えられないときは、先輩社員に相談してアドバイスをもらうのも良いでしょう。残業が多ければ上司に業務量について相談したり、周囲に効率よく作業を進めるコツを聞いたりするのがおすすめ。
他人を変えることは難しいですが、自分は意識や行動で変わることが可能。「自分が変われば周りも変わる」という気持ちで行動を起こすのがポイントです。
ポジティブな考え方を心がける
例えば上司に厳しく叱られたとき、「自分の成長を期待してくれているから」「これからミスをしないためのステップだ」と思うことができれば、仕事に向き合う姿勢もかわるでしょう。同じ状況でも、考え方次第でストレスの度合いが変わるはずです。「ネガティブになりすぎていないか?」を時々確認してみましょう。
また、困難なことも、「成長するチャンス」と肯定的に言い換えて挑戦することにより、自分の新たな可能性に気付くことができるかもしれません。ポジティブな思考を身につけたい方は「ポジティブシンキングを身につけよう!メリットとデメリットについて解説」のコラムをご一読ください。
ある程度の悩みは受け入れる
仕事に悩みはつきもので、誰でも内容に関わらず課題とすることはあるはずです。
そのため、「悩みのない人はいない」と割り切り、ある程度は受け入れることも大切。特に、自分の努力では変えられないことや答えのない悩みなどは、受け入れることで気持ちが楽になる可能性もあります。
仕事の悩みがなかなか解決しないときは
これまで説明してきたように、仕事の悩みは誰もが抱いています。解消に向けて行動を起こすことは大切ですが、ときには受け入れるのが有効なこともあるでしょう。
ただし、「社風が合わない」「周囲の上司や同僚と考えが合わない」など、すぐには状況が変わらないケースもあります。解決が難しく強いストレス状態が続きそうな場合には、転職も考えてみてはいかがでしょうか。環境が変わることで、それまで抱いていた不安な気持ちや悩みが解消される可能性があります。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。