- フリーター就職支援「ハタラクティブ」TOP
- お役立ち記事TOP
- 生活できない原因は浪費?給料が未払いのときは?対処法を解説
生活できない原因は浪費?給料が未払いのときは?対処法を解説
更新日
この記事のまとめ
- 生活できない原因は「浪費」「給料未払い」「フリーランスで収入が不安定」などがある
- 生活できないなら、まずは家計を見直して貯蓄や出費の割り振りをしてみよう
- フリーランスで生活していくには、慎重なクライアント選びやスケジュール管理が重要
- 生活できない原因が給料未払いの場合は、まず会社の経理や総務に確認を取ろう
- 給与の少なさが原因で生活できない場合は、副業や転職を検討するという方法もある
「働いているのになぜか生活できない…」と、困っている方もいるのではないでしょうか。生活できない原因は、浪費や給料の未払いなどさまざま。自分が置かれている状況に応じて、対策を講じる必要があります。このコラムでは、生活できない状況を打破するための対処法をご紹介。フリーランスの方に向けた働き方のコツや給与が未払いの場合の対応、副業の見つけ方なども併せて解説しているので、ぜひご一読ください。
生活できないと感じる原因とは
働いて収入を得ているにも関わらず、「生活できない」と感じる主な原因として、以下の6つが考えられます。1つでも思い当たるものがある方は、原因に合わせた対策を取りましょう。
1.浪費の多さが原因で生活できない
生活が苦しくなる原因の1つとして、浪費が多いことが考えられます。たとえば、レジャーや外食などの娯楽費・交際費がかさむ、必要以上に高価な買い物をするなど、生活以外の部分でお金を使いすぎているといったケースです。無計画な出費を繰り返していると、本当に必要な生活費を捻出できなくなる恐れがあります。
今一度、自分のお金の使い方が収入に見合ったものになっているか見直しましょう。「レジャーや外食は月に○回まで」「このアイテムの上限金額は○○円」など、自分の中でルールを決めておくと、過度な出費を抑えることにつながります。
2.給与に見合わない固定費が原因で生活できない
「浪費はしていないはずなのに、なぜか生活できない状態になってしまう」という場合は、固定費が手取り額に見合っていないことが原因の可能性もあります。そのようなときは一度これまでの生活費を整理し、極端に高い割合を占めている費目がないかチェックしてみましょう。「生活に必要」と思っていても、「入出金や振込のたびにATMの手数料を支払っている」「食材や日用品の買い出しを日常的にコンビニで済ませている」など、思わぬところで必要以上の出費をしている場合もあります。固定費の中から無駄な部分を発見できれば、今後の出費を削減できるでしょう。
3.給料の安さが原因で生活できない
必要最低限の生活費で暮らしているにも関わらず、「生活できない」と感じている場合は、給料の安さが原因の可能性があります。そのような場合は、生活費の見直しを行っても大幅に改善する見込みは低いでしょう。給料をもらっていても生活できないのであれば、転職を検討してみることも一つの手です。
4.給料の未払いが原因で生活できない
毎月支払われるはずの給料が未払いだと、当然その月の生活は苦しくなってしまいます。給料未払いは後々の生活にも関わってくる重大なことなので、会社に連絡を入れたうえで迅速に対処する必要があります。未払い分の請求方法については「給料未払いが原因で生活できない場合の対処法」で後述しているので、そちらをご覧ください。
5.働き方改革により残業がなくなった影響で生活できない
働き方改革により残業が減ったことが原因で、生活できないという方もいるようです。今まで残業代で生活費をまかなっていた場合、残業の削減は大きな痛手です。ただし、生活苦を働き方改革そのもののせいにすることは早合点と言えます。なぜ働き方改革の施行後に生活できない状況になったのか、根本の原因を突き止めたうえで打開策を考えましょう。
残業は本来基本給にプラスして発生するものです。残業代を当てにしなければ生活できない状況ならば、一度現在働いている職場の給与体系について考える必要があります。働き方改革ばかりを問題視するよりも自分の現状を冷静に見つめ直し、改善に向けて動くことが大切です。
6.フリーランスの給料が不安定で生活できない
フリーランスで働いている場合、安定しない給与が原因で「生活できない」と感じることもあるでしょう。フリーランスは自分でクライアントを探して仕事を得るという特性上、案件によって給料の金額が異なる傾向にあります。フリーランスで「生活できない」という状態を脱出するための対策については、後述の「フリーランスが生活できない原因を作らない方法」をご覧ください。生活できない人の悩みやその解消法については、「生活が苦しい…相談窓口はある?収支の内訳を改めて確認してみよう」のコラムでも解説しています。こちらも参考にしてみてください。
生活できない原因を解消する方法
生活できない状況を改善したいなら、まずは家計を見直してみましょう。今だけでなく、長期的な視野で計画を立てていけば、将来的にも安心できます。ここでは、生活できない原因を解消するための家計を見直す方法について紹介します。
目標を設定して貯蓄する
「家計を見直すといっても、どこから手をつけたら良いのか分からない」という場合は、まず「○年後の○月までに○万円貯蓄する」と目標を設定してみましょう。貯蓄は面倒にも思えますが、将来の自分を支えるための手段でもあります。一定の貯蓄があれば、「マイカーやマイホームなどの大きな買い物のときに幅広い選択肢から選べる」「病気や倒産などの事情で急に仕事ができなくなった場合も当面の間は生活に困らない」など、ライフイベントや万が一の事態が発生した場合も安心です。「貯蓄できる自信がない」という方は、給与から一定額が天引きされる財形貯蓄などの利用も検討してみてください。
貯蓄額と達成時期を決めたら、「貯蓄額÷達成までに掛かる期間(月数)」で月々の貯金額を算出し、それを元に家計の各費目にかける予算を設定します。インターネットで調べれば、単身世帯やファミリー世帯など、それぞれのタイプに合った支出割合がいくつか出てくるので、参考にすると計画が立てやすくなるでしょう。
出費を「消費」「浪費」「投資」に分けて考える
一般的なお金の考え方として知られているのが、「お金の使い方は、消費・浪費・投資の3つに分けられる」というものです。自分の出費はこのうちどれに当てはまるか考えることで、適切なお金の使い方を身につけられます。以下にあるそれぞれの定義を参考に、自分の出費について1つずつチェックしてみましょう。
消費
「消費」とは、家賃や光熱費、水道代など、生活に必要な出費を指すものです。工夫次第で節約できますが、自分の価値基準を満たさない範囲まで出費を減らしてしまうとストレスを感じることもあります。ストレスを感じない範囲で節約を目指しましょう。
浪費
「浪費」は、娯楽やレジャーなど、生活に必要のない出費を分類するものです。なくても生活に支障はないものの、極端に節約しすぎるとその分人生の楽しみも減るため、人によっては働くモチベーションも下がってしまう可能性があります。節約する際は、仕事とのバランスを保って行いましょう。
投資
「投資」は、将来的なことを考えたうえでの出費を指します。該当するものは、資格取得やセミナーなどのスキルアップにかかる費用や資産運用などです。一見浪費に見える外食も、人脈を広げるといった将来のための目的がある場合は投資に分類されます。
具体的な節約術については、「手取り13万円の一人暮らしはきつい?貯金や家賃の内訳を紹介」のコラムでも紹介しています。こちらもぜひ参考にしてみてください。
フリーランスが生活できない原因を作らない方法
フリーランスの方が生活できない原因を作らないためには、「クライアントを吟味する」「スケジュール管理をする」「スキルアップする」といった3つの方法があります。それぞれの詳細については、下記のとおりです。
1.クライアントを選ぶときはしっかり吟味する
契約するクライアントは、十分に吟味して選びましょう。「仕事に見合った報酬の支払いを渋る」「クレームが多い」といったクライアントと契約してしまうと、金銭面でも精神面でも苦労することになり、生活できない原因となる恐れがあります。クライアントの評判や案件の内容などをよく確認し、「信用できない」「案件の内容に対して報酬が安すぎる」と感じた場合は契約を避けましょう。
2.スケジュール管理を徹底する
仕事とプライベートの境目が曖昧になりやすいフリーランスには、徹底したスケジュール管理が必須です。「この日はこの案件」「このタスクは○時から始めて○時までに終わらせる」というように、仕事に優先順位をつけてスケジュールを決めましょう。適切な日時を割り振ることで仕事とプライベートのメリハリがつけやすくなり、生産性の向上につながります。
3.スキルアップのための努力を怠らない
専門性を求められる仕事が多いフリーランスでは、スキルアップのために努力を怠らないことが大切です。現状で満足していると世の中の流れに追いつかず、取り残されてしまう恐れがあります。特にIT系は技術の進化や変化が目まぐるしいジャンルなので、常にアンテナを張って新しい情報を仕入れなければいけません。いつでも安定して案件を確保できるよう、知識やスキルのアップデートに取り組みましょう。
フリーランスを含む在宅ワークの方法や注意点については、「知りたい!自宅で稼ぐ方法と注意点」のコラムでも解説しているので、ぜひ参考にしてください。
給料未払いが原因で生活できない場合の対処法
給料の未払いが原因で生活できない状況に追い込まれている方は、ただちに下記の対処法を実行しましょう。
1.会社に確認する
まずは給料の未払いについて、会社の経理や総務に確認しましょう。単に払い忘れている場合や、手違いで振り込みが遅れている場合もあります。確認を取る際は喧嘩腰にならず、落ち着いて話すことを心掛けましょう。
2.未払い分を会社に請求する
払い忘れや手違いによる振り込みの遅延でない場合は、未払い分の給料を会社に請求しましょう。すぐに払ってほしい旨を口頭で伝えれば問題ありません。それでも会社が支払いに応じない場合は、給料支払を請求する文書を作成し、内容証明郵便で会社に送りましょう。
3.労働基準監督署や弁護士に相談する
文書で請求を送っても給料が支払われない場合は、労働基準監督署や弁護士に相談しましょう。労働基準監督署は依頼・相談内容に基づき、雇用主への質問や関連書類の提出の要求、未払いへの勧告を実施してくれます。一般的には勧告を受けたら給料を支払う企業が多いようです。ただし、無視された場合はいよいよ弁護士に依頼し、裁判に持ち込む段階へと移行します。
給与未払いの対処法については、「給料未払いの相談先は?対象となる賃金や手続きを解説」でも詳しく解説しています。こちらもぜひチェックしてみてください。
生活できない原因によっては副業も検討しよう
現在働いている職場の給料の少なさにより、本業だけでは生活できないという場合は、副業を視野に入れることも一つの手です。副業を見つける方法としては、求人サイトからダブルワーク可能な仕事を探す、クラウドソーシングサイトから探す、知人のコネクションなどがあります。いきなり月に数十万、数百万といった大きな目標は立てず、月に数万円稼ぐことからスタートすると良いでしょう。
ただし、企業によっては副業を禁止している場合もあるため要注意です。副業を探す前に就業規則を確認しておきましょう。また、許可されていても、本業と両立できるようスケジュール管理を徹底する必要があります。副業を検討する場合は、スケジュールに無理がないかよく考えてから挑戦してみてください。
転職活動は働きながらできる
現在働いている職場の給与額や待遇に不満があり、転職を考えているものの、「仕事を辞めたらますます生活できなくなるのでは?」と不安に思っている方もいるでしょう。しかし、転職活動は働きながらでも十分可能です。スケジュールがタイトになることは否定できませんが、次の仕事が見つかるまで収入の心配をしなくて済むでしょう。
1人での転職活動が不安なら、エージェントを利用してプロのサポートを受けることも検討してみてください。フリーターや第二新卒など、20代の若年層に特化した就職・転職エージェントのハタラクティブでは、プロのアドバイザーが丁寧に転職活動をサポートします。応募書類の添削や面接対策なども行っているので、転職が初めての方も安心です。面接日時の設定など、企業とのやり取りの際もアドバイザーが間に入るので、働きながらでも無理のないスケジュールで転職活動に取り組めます。まずは相談だけでも構いませんので、転職を迷っている方はお気軽にお問い合わせください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。
※2023年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。