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高卒で取得できる資格とは?スキルを磨いて収入アップを目指そう!
更新日
この記事のまとめ
- 給与アップを目指すには、自分に付加価値をつけることが重要
- 資格を取得することで、スキルや技術が備わっていることを証明できる
- 高卒で目指しやすい資格として「MOS」「簿記」「宅建」などが挙げられる
「高卒で取れる資格が知りたい」という方は、多いのではないでしょうか。業界・職種によっては、資格の有無でキャリアアップや給与に差が出ることも考えられます。このコラムでは、高卒で取得できる資格について解説します。また、高卒者の平均給与も掲載。資格取得を通して、収入アップやステップアップ、転職を目指したい方は、ぜひ参考にしてください。
高卒で就職した人の平均給与
高卒の方が正社員として就職した場合、平均給与はどのくらいでしょうか。厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査の概況(8p)」を基に高卒で就職した20~30代における平均給与の推移を調べてみました。
20~24歳 | 25~29歳 | 30~34歳 | 35~39歳 | |
---|---|---|---|---|
男性 | 22万2400円 | 25万900円 | 27万3600円 | 29万5400円 |
女性 | 20万5900円 | 21万6000円 | 22万3000円 | 23万500円 |
引用:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査の概況(8p)」
男女ともに、年齢を重ねるにつれて給料は上昇しています。男性の場合、20代終わりから30代にかけての平均差が2万円超と高くなっています。入社してから経験を積んで社内でのポジションも明確になることから、この時期はターニングポイントといえるでしょう。女性は、結婚や出産を機に退職するなどの要因もあり、男性に比べて上昇カーブは緩やかになっています。
参照元
厚生労働省
令和5年賃金構造基本統計調査の概況
高卒で取得できる資格一覧
正社員として働くうえで、給料を上げるには自分に付加価値をつけることが大切。そこで考えられるのが資格取得です。企業側としても評価基準にしやすく、どれだけの付加価値があるのかを分かりやすく伝えることができます。では、高卒で取得できる資格はなにがあるのでしょうか。代表的なものとして、以下3つの資格をご紹介します。
MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
ExcelやWord、PowerPointなど、マイクロソフト社のOffice製品のスキルを認定してもらえる資格です。ExcelとWordでは、スペシャリスト(一般)とエキスパート(上級)という形で分かれており、スペシャリストでは基本的なソフトの操作や知識、エキスパートではさらに高度な技能と知識が求められます。ExcelやWordのスキルを求める企業が多いことから受験者が増加している同資格は、テキストを購入して独学でも十分合格を目指すことが可能です。事務関連職に正社員として従事している方、転職したい方には強い味方となる資格といえます。事務職関連の資格について知りたい方は「事務系の資格があれば採用に有利?仕事が未経験の人におすすめなのはどれ?」を、参考にすると良いでしょう。
日商簿記検定
日商簿記検定は、日本商工会議所および各地商工会議所が実施する検定試験です。資産・負債・純資産を管理し、収益や費用などを帳簿に記録する簿記。その簿記の能力を認定する資格で、1~4級でレベルが分かれています。4級は、簿記の入門編。3級は、一般企業で必須となる基本的な簿記知識が問われます。経理事務を目指す人が、まず取得するのが3級です。2級は、さらに高度な簿記の知識に加え、財務管理表を読み解くスキルも身に付きます。1級は、公認会計士や税理士になるための登竜門で難易度は高め。2級や3級でも、経営・経理の基本的な話は理解できるようになるので、経理事務を目指す人以外でも営業会議や経営者との会話で役立てられるでしょう。こちらの「簿記で身につく力とは?保持するメリットと活用できる仕事」でも、簿記について詳しく解説しているので、あわせてご一読ください。
宅建士(宅地建物取引士)
宅地建物取引士は、不動産売買や賃貸仲介などの業務をする際に必要となる国家資格です。不動産会社では、正社員の営業や事務の求人で応募資格としてよく表記しているところが見られ、資格手当を支給しているところもあります。法律では、事業所ごとに従業員5人に1人の割合で宅建士を設置しなければならないことが決められているので、ニーズは一定的にあるでしょう。宅建士の詳細については「宅建の資格概要や仕事内容をご紹介!スキルアップのコツとは?」を、チェックしてください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。