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友達の会社で働くメリットは?辞めたいときの対処法もご紹介
更新日
友達から会社を紹介されました。
友達が働いている会社で人を募集しているようで、「うちで働かないか」と誘われました。正社員で就職できるという話は嬉しいですが、同じ会社で働くことにやや不安を感じています。会社や仕事について、友達に聞いておいたほうが良いことはありますか?
仲の良い友達に会社を紹介された場合であっても、すぐに返事をするのは避けたほうが無難です。その会社がどのような事業をしているのか、自分が担当する仕事内容や一緒に働くメンバー、福利厚生などについて友達に確認してみましょう。
就活アドバイザーに詳しく聞いてみました!
「友達の会社で働くメリットって何?」と気になる人もいるでしょう。友達の企業で働くと、仕事中に声を掛けやすかったり、悩みをすぐに相談できたりするメリットがあります。 このコラムでは、専門のキャリアアドバイザーに友達の企業で働く際のメリット・デメリットや入社前に確認しておきたいことを聞いてみました。友達の会社で働くか迷っている人は、ぜひ参考にしてください。
友達の会社で働くメリット
友達の会社で働くメリットには、「分からないことを質問しやすい」「仕事の悩みを相談しやすい」などが挙げられます。それぞれの内容についてチェックしてみましょう。
分からないことを質問しやすい
友達の会社で働くと、業務上で発生した疑問点をを質問しやすいというメリットがあります。上司や先輩が相手だと、些細な質問や過去に教わったことの再確認をしにくいこともあるでしょう。自分の友達に対してなら、気軽に質問できる可能性があります。
仕事の悩みを相談しやすい
仕事に関する悩みを相談しやすいのも、友達の会社で働くメリットといえます。人間関係や仕事内容に関して相談できる相手がいない職場では、ストレスを抱えやすくなることも。友達と同じ企業で働けば、仕事帰りに友達を誘って食事に行ったり、休憩中に職場の悩みを共有したりできるので、気持ちを切り替えやすくなります。
友達の会社で働くデメリット
友達の会社で働くと、劣等感を抱いたり、会社を辞めにくくなったりする可能性があります。同じ環境で働くデメリットも頭に入れたうえで、友達の企業に就職するかどうかをよく考えることが大切です。
劣等感を覚えることもある
「友達が起業した会社で働く」「友達の親の会社で働く」「職場において友達の評価が高い」などの場合、徐々にライバル意識が芽生えることもあるでしょう。友達とライバル関係になるのは悪いことではありませんが、「友達と比べて劣っている」「実力で敵わない」と感じると、劣等感を抱いてしまう場合もあります。
劣等感が良くない方向へ向かうと、お互い仕事をしづらくなる可能性も。友達の会社で働く場合は、ライバル意識をもちつつお互いを高め合う関係性を保てるよう意識しましょう。
会社を辞めにくい場合がある
友達から誘われた会社を辞めたいと思っても、「仲が悪くなるかも…」という不安から、退職の意思を伝えにくい可能性があります。会社を辞められたとしても、顔を合わせるのが気まずくなる場合も考えられるでしょう。
万が一仕事を辞めたくなったら、就業規則に沿った退職交渉を踏まえたうえで、誘ってくれた友達に感謝の気持ちを伝える必要があります。職場から引き止められにくい退職理由は、「確実に退職できる理由は?病気・結婚・介護など状況別の例文や伝え方を紹介」のコラムを参考にしてみてください。
友達の会社で働く前によく考えよう
前述のとおり、友達の会社で働くのは普通の就職・転職活動にはないメリットがあります。だからといって、友達の誘いを受けてすぐに入社を決意するのは避けましょう。大切なのは、自分自身に「その企業で働きたい」という気持ちがあるかどうかです。「友達の紹介で就職したけど、自分より先に友達が辞めてしまった…」というパターンもあります。万が一友達が自分より先に辞めてしまった場合に働き続けられるかどうかも考えておきましょう。なかなか決断できない場合は、「転職に迷いがあるときの対処法とは?仕事を変えるリスクや決断の仕方を解説」もチェックしてみてください。
友達の会社で働く前に確認しておきたい4つのこと
友達の会社で働く前には、事業内容や経営方針、将来性などを調べる必要があります。友達と同じ会社で長く働きたいと考えている人は、以下をチェックしておきましょう。
1.会社の事業内容や特徴
友達の会社で働くことを決意する前に、事業内容について確認しておきましょう。業界内での会社の立ち位置や事業の特徴、社長の人柄、経営の仕方などは、企業の方向性を決めるものです。自分が共感できる内容かどうかを調べ、入社後に自分の希望と会社側の考えに食い違いが起こらないようにしましょう。
会社とのミスマッチは早期離職の原因になり得るので、できるだけ防ぎたいものです。入社後のミスマッチを防ぎたい人は、「就職後にミスマッチが起こる原因とは?事前に防ぐ方法をご紹介」のコラムも参考にしてください。
2.成長できる環境であるかどうか
友達の会社で働くことを検討する際は、企業の将来性や自分がどのように成長できるのかを確認することも重要です。自分の特性やスキルを活かせなかったり、身につけたい分野のスキルを磨けなかったりすると、徐々にモチベーションが下がってしまう可能性があります。友達がすでにその企業で働いている場合は、実際に導入されている研修制度や評価制度を聞いてみるのもおすすめです。
キャリアアップの具体的なイメージがない場合は、「キャリアアップとは?意味や具体的な方法などを紹介」を読んでみてください。
3.職場の雰囲気
「どのような人たちと一緒に働くのか」も、事前に知っておいたほうが良い情報といえます。配属先の部署の人間関係や雰囲気など、求人に記載されていないことは友達に質問しておくのがおすすめです。 若い人が多い職場と年配の人が多い職場とでは、人間関係構築の仕方や雰囲気が変わることも。チームで仕事をするなら、一緒に仕事をするメンバーとの相性は重要な要素になるでしょう。
4.給料や福利厚生などの労働条件
給料や福利厚生に関しても、入社前に押さえておきたいポイントです。厚生労働省の「就職前に知りたい!労働法のこと 2.働き始める前、働き始めるとき(6p)」によると、「所定労働時間や基本給がどのように記載されているかを事前に確認することが重要である」と記載されています。労働条件が記載されている募集要項は労働条件の目安であるため、内容だけに頼らず、実際に友達から詳しく説明を受けたり、質問をしたりして確認することが大切です。
給料や勤務時間は生活面に関係し、福利厚生は入社後の働きやすさに関わります。「自分の実績がどのくらい給料に反映されるのか?」「福利厚生では社会保険が完備されているか?」といった基本事項をはじめ、住宅補助の有無も確認しておきたい点です。「福利厚生には何がある?企業が用意する目的と対象となる条件について解説」では福利厚生の種類についてまとめているので、気になる人はチェックしてみてください。
参照元
厚生労働省
確かめよう、労働条件!
友達の会社で働く場合の注意点
友達の会社で働くことになった場合、「オンオフのメリハリをつける」「お互いを尊重する気持ちを忘れない」といった姿勢が必要です。友達だからといって、仕事中もプライベートと同じように接するのは好ましくありません。友達との関係性を良好に保つためにも、以下の内容を確認しておきましょう。
仕事とプライベートのメリハリをつける
友達と同じ職場で働くと、ビジネスシーンであることを忘れてしまう可能性も。会社でプライベートと同じ気持ちのまま友達に接すると、職場の雰囲気が緩んでしまったり、上司や先輩から「だらしない」と思われたりする可能性があります。「紹介してもらった」という気持ちを忘れず、友達の評価を下げないように行動しましょう。
友達を尊重する気持ちを忘れない
友達と同じ会社で働くと、一緒に過ごす時間が長くなり、相手を思いやる気持ちがなくなってしまうこともあります。思いやりの気持ちがなくなると、気づかないうちに友達を傷つけ、トラブルに発展する可能性もあるでしょう。同じ職場で働くことになっても、同僚として友達への感謝・尊敬の気持ちを忘れずに接することが大切です。
友達の会社で働くのを辞めたいときは…
「友達の会社で働いてみたものの、やっぱり辞めたい」という場合は、転職エージェントの利用をおすすめします。 転職エージェントとは、求人の紹介や応募書類の作成サポート、面接対策などをしてもらえる就職支援サービスです。一人ひとりにキャリアアドバイザーがつくので、「友達の会社で働くのを辞めたい」といった悩みも聞いてもらえます。
エージェントのサービス内容について詳しく知りたい人は、「就職エージェントとは?活用するメリットやデメリットを知ろう」のコラムを参考にしてみてください。
転職エージェントの利用を検討している人は、ハタラクティブへ登録してみませんか?ハタラクティブとは、第二新卒やフリーターなどの若年層に特化した求人紹介をはじめとする就職支援を行う転職エージェントのこと。オンラインで対応しているので、仕事をしている人も利用しやすいでしょう。
ハタラクティブでご紹介する求人は、事前に企業への取材を行っているため、入社後のミスマッチを防ぎやすいのが特徴です。ご登録・ご利用はすべて無料なので、ぜひお気軽にご相談ください。
友達の会社で働くことに関するQ&A
ここでは、友達の会社で働くことに関するQ&Aをご紹介します。友達の会社で働くかどうか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
友達から会社を紹介されましたが、同じ会社で働くことに不安を感じています。
仲の良い友達に会社を紹介されたとしても、すぐに承諾するのは避けるようにしましょう。
紹介された会社の事業内容や自分が担当する予定の業務、実際に職場で働いている人の雰囲気など、幅広い要素を確認する必要があります。働くうえでのポイントは、このコラムの「友達の会社で働く前によく考えよう」をチェックしてみてください。
友達に「一緒に会社をやろう」と誘われましたが、迷っています。
友達に起業を誘われたら、「具体的に何をするのか」「事業に将来性があるか」といった要素を確認する必要があります。友達と良好な関係を保ちながら会社を運営していくためにも、想定できる問題を踏まえて経営方針を考慮することが重要です。友達に「一緒に会社をやらないか」と誘われて迷っている場合は「起業している友達に会社を一緒にやろうと誘われたらどうする?」のコラムもご一読ください。
友達の会社で働くときに注意することはありますか?
友達の会社で働く際は、プライベートとのメリハリをつけたり、友達を尊重する気持ちを維持したりすることが必要です。会社と友達の両方を大切に捉えられるよう意識しましょう。詳しくはこのコラムの「友達の会社で働く場合の注意点」をご一読ください。
「友達の会社で働くことに迷っている」という方は、就職エージェントのハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブでは、カウンセリングをもとに、一人ひとりに合った求人をご紹介。応募先に合わせた書類の添削や面接対策、適職診断もご利用いただけます。サービスはすべて無料なので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。