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特技の見つけ方とは?好印象につながる履歴書の書き方も紹介!
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この記事のまとめ
- 「特技がない」と悩む理由に、特別視しすぎていることが考えられる
- 特技の見つけ方には、日常生活を振り返って考えるという方法がある
- 過去の経験から探したり、長所から導き出したりするのも特技の見つけ方
- 特技の見つけ方として、家族や友人に聞いて客観的な意見を取り入れるのもおすすめ
- 履歴書に特技を書く際は、具体的に表現するのがポイント
- 特技が複数ある場合は、応募企業によって使い分けるのも1つの手
「特技の見つけ方を知りたい」と思う方は多いのではないでしょうか。特技は、日常生活や過去の経験を振り返ることで見つけられることがあります。自分で見つけられない場合は、家族や友人など周囲の人に尋ねるのも1つの手です。このコラムでは、特技の見つけ方のほか、履歴書に書く際のポイントなどをまとめました。就職・転職活動中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
なぜ特技がないと思うのか
特技がないと感じる理由の1つに、特技を「特別なスキル」「◯◯大会に出たなど華やかな賞歴」と捉えていることが挙げられます。一方で、企業は必ずしも、派手な経歴や特別なスキルを持つ人を求めているとは限りません。当コラム内の「企業が特技について問う理由とは?」で詳しく説明しますが、企業は特技の欄から応募者の人柄や説明能力をチェックしているといえます。そのため、履歴書に書く特技は「自分が得意とすること」を素直に書くと良いでしょう。
特技の見つけ方とは?
自分の特技が分からないときは、日常生活を振り返って考えてみるのがおすすめです。また、「過去の経験から探す」「長所から導き出す」といった方法もあります。以下で詳しく紹介します。
日常生活から見つけよう
まずは、普段行っていることを書き出してみて、アピールできないか考えてみましょう。日常の習慣や家事も十分特技になりえるからです。たとえば、貯金や節約であれば堅実さや継続性、洗濯や掃除は几帳面さ、料理は発想力や応用力、編み物は集中力や継続性のアピールにつながるでしょう。
また、定期的に続けている習慣や趣味がないか確認するのもおすすめです。毎日ではなくても長く継続して行えることは、それだけですでに特技といえるでしょう。さらに、日常的に行っている行動のうち、特に力を入れている事柄にも注目してみてください。そこから、自分でも気づいていない特技が見つかる可能性があります。
過去の経験から探す
過去の経験を思い返し、印象的な経験から考えるのも1つの方法です。たとえば、中学生や高校生のころに継続していた部活動などがあるなら、その活動自体が特技になる可能性があります。さらに、活動内での自分の立ち位置や役割からも特技を考えられるでしょう。
長所から導き出す
「時間を守る」「社交的」といった長所は、そのまま特技として使用できます。ただし、履歴書に長所を記載する欄がある場合は、同じ回答は控えるのが無難です。「時間を守る」なら「早起きが得意」、「社交的」なら「誰とでも仲良くなれる」などと言い換えると良いでしょう。
周囲に聞くのもおすすめ
どうしても自分の特技が分からない場合は、家族や友人など周囲の人に聞いてみるのがおすすめです。第三者の意見を取り入れることで自分を客観視できるほか、自覚していない特技を発見するきっかけになることもあります。
自分の特技の見つけ方については、「履歴書に書く特技がない場合の見つけ方!就活で活かせる例を一覧で紹介」のコラムでも紹介しています。あわせて参考にしてみてください。
企業が特技について問う理由とは?
企業が特技について問う理由には、「人柄や価値観を知るため」や「アイスブレイクのため」などがあります。以下で詳しく紹介します。
1.人柄や価値観を知るため
企業は、特技の内容から、応募者の人柄や価値観をチェックしているといえます。特に、長く続けている事柄には、応募者が重きを置くポイントが表れるもの。「志望動機や自己PRよりも応募者の人柄が分かる項目」と捉える企業もあると考えられます。
2.アイスブレイクのため
応募者の緊張をほぐし、リラックスさせる目的で特技を聞くこともあります。応募者としても、いきなり志望動機や自己PRを聞かれるよりも、得意とする事柄のほうが話しやすいのではないでしょうか。また、緊張するのは面接官も同じです。場を和ませ、その後の面接をスムーズに進めるための施策といえるでしょう。
3.自己分析ができているか確認している
特技を通して、自己分析が十分にできているかを確認する採用担当者もいます。自信を持って特技を答えることで、自分を十分に理解していることのアピールにも繋がるといえるでしょう。
4.説明能力を測るため
面接において、特技について話す時間は決して多くありません。限られた時間のなかで、初対面の相手に分かりやすく説明できる能力は、「プレゼン力」に当たるといえます。順序立てて説明できているか、誰にでも分かりやすい言葉を選んでいるかなどを確認し、スキルをチェックしているケースもあります。
5.社風と合うかチェックしている
興味があることや取り組み方から、社風と合うかを確認することもあります。ただし、特技の内容だけで社風に合うかを判断しているとは限りません。特技はあくまでも補足材料と捉え、自己PRや志望動機でしっかりアピールすると良いでしょう。
企業が特技を問う理由については、「就活での特技は何を選べば良い?探し方や例文を紹介」のコラムでも紹介しています。こちらもあわせて参考にしてみてください。
特技を適当に書くのは避けたほうが良い理由
特技が思いつかないからといって、適当に記載するのは避けたほうが良いでしょう。なぜかというと、印象が薄くなったり、マイナスイメージにつながったりする可能性があるためです。以下で詳しく解説します。
印象が薄くなる
特技を書くことで、「◯◯が得意な人」「◯◯が好きな人」という印象を与えられます。応募数が多い場合、名前は覚えていなくても特技や趣味は覚えているということもあるでしょう。話のきっかけとして面接の場が和み、スムーズに進められる効果も期待できます。
マイナスイメージにつながる
特技欄を空欄で提出すると、書類の不備を疑われたり、志望度が低いと捉えられたりすることがあります。また、「特になし」と書くのも避けたほうが良いでしょう。こちらも、積極性がないと判断され、マイナスイメージにつながりかねません。
書かないほうが良い特技とは?
競馬や競輪、パチンコ、麻雀といったギャンブルに関する特技は、履歴書に書くのは避けるのが無難です。日常生活に支障がない程度だったとしても、お金の使い方などを疑われかねません。採用担当者に良いイメージを与えることは難しいでしょう。また、ピッキングやハッキングなど、犯罪を連想させるような特技も避けます。そのほか、記載した特技が仕事に影響を与えるものでないか確認することも大切です。アフィリエイトや動画投稿、ブログの運営などを書く際は、応募企業が副業を認めているかチェックしておきましょう。履歴書に書かないほうが良い特技について詳しくは、「履歴書の特技欄の書き方は?趣味との違いや特にないときの対処法」のコラムを参考にしてみてください。
履歴書に特技を書く例とポイント
履歴書に特技を書く際は、簡単に特技のみを記入するのではなく、欄の大きさが許す限り、プラスアルファで文章を書き足すことで周囲に差をつけられるでしょう。以下の例を参考にしてみてください。
箇条書きの例
特技を箇条書きで書く際の例は、以下のとおりです。
- ・料理(冷蔵庫の中に残っているもので献立を作れます)
・運転(週に2度ほど運転します。免許取得から◯年間、無事故無違反です)
・サッカー(◯歳から続けています。リフティングの最高記録は◯回です)
特技だけで終わらせずに、詳細が分かるような説明を加えると良いでしょう。
文章の例
文章で記載する際の例として、料理、運転、サッカーの場合を紹介します。
料理
私の特技は料理です。冷蔵庫の中に残っているもので献立を決め、一汁三菜を作れます。
運転
私の特技は運転です。現在は週に2度ほど高速道路を含む運転をしますが、免許取得から◯年間、無事故無違反です。
サッカー
私の特技はサッカーです。◯歳から続けており、高校時代は地元のJリーグチームのユースに所属していました。リフティングの最高記録は◯回です。
履歴書の特技欄は小さい傾向があるため、多くの情報を盛り込むと相手に伝わりづらくなります。文章で記載する場合も、箇条書きのように簡潔にまとめると良いでしょう。
書くときのポイント
特技を書くときは、以下の3つのポイントに注意しましょう。
1.仕事に活かせるものを書く
どんな特技でも、仕事に活かせる内容にすることが大切です。たとえば、マジックが特技の場合、「相手の期待を超える内容にできるよう臨機応変に対応するのが得意」と説明を加えることで、仕事に関連付けてアピールできます。
2.具体的な表現を心掛ける
「コミュニケーションを取ること」や「積極的に行動する」など、抽象的な表現は相手に伝わりづらいので、具体的な表現になるよう心掛けましょう。たとえば、コミュニケーションを取ることが得意なら、「入学式の日にクラス全員と連絡先を交換した」のように、具体例を示すと伝わりやすいです。
3.業界や企業に合わせて変える
特技が複数あるなら、応募先に合わせて変えるのも効果的です。業界の傾向や企業の社風に合わせ、求められるスキルや素質をアピールできる特技を用意しておきましょう。
特技の書き方について詳しくは、「特技の例文と一覧を紹介!履歴書や面接で自己PRにつなげる方法とは」のコラムで紹介しています。あわせて参考にしてみてください。
「自分の特技が分からない」「企業に合わせたアピール方法を知りたい」と悩む方は、ハタラクティブにご相談ください。就職・転職エージェントのハタラクティブでは、実際に企業に訪問し、社内の雰囲気や労働環境などをヒアリングした求人を紹介しています。求人票では分からないリアルな情報を提示できるので、企業の社風や特徴に合わせたアピールも叶います。アピールの内容は、専任担当者と一緒に考えられるのでご安心ください。マンツーマンのカウンセリングで、一人ひとりの強みや特技を引き出します。書類の添削から面接対策まで、内定までの道のりを幅広くサポートしているので、疑問を感じたらすぐに相談できるのが特徴です。就職・転職は、ぜひハタラクティブにおまかせください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。