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志望動機のサンプル8選!履歴書の例文や面接でのポイントを紹介
更新日
この記事のまとめ
- 志望動機は「目標」「目標設定の理由」「実現のためのプラン」の順でまとめる
- 企業は志望動機で熱意や人柄、企業とのマッチ度をチェックしている
- 志望動機のサンプルをアレンジし、自分や応募企業ならではの文章を考えるのも手
- 志望動機がまとまらないときは、サンプルを参考にしたり第三者に相談したりする
「志望動機のサンプルを見てイメージを膨らませたい」「採用者の目に留まる志望動機を書けるようになりたい」という方はいるでしょう。志望動機は、熱意や人柄、企業とマッチしているかを判断するために重要な項目です。
このコラムでは、自分の思いを分かりやすく伝えるためのサンプルを紹介。志望動機をアピールするときのポイントも解説するので、履歴書作成や面接時の参考にしてみてください。
志望動機のサンプル8選
志望動機を書こうとしても、「イメージがわかず書き始められない…」「具体的な言い回しが思いつかない…」という方もいるでしょう。ここでは、面接や履歴書で使える志望動機のサンプルをまとめました。サンプルを参考に、自分ならではの志望動機を考えてみましょう。
なお、履歴書における志望動機の書き方は「履歴書の改行はOK?職歴や自己PRを見やすく書こう」でも詳しく解説しているので、あわせてぜひ参考にしてみてください。
1.未経験職へ転職するときの志望動機
以下は、前職とは違う業界へ未経験から転職する場合の志望動機のサンプルです。
「大学時代に身につけた経理知識を活かしたいと思い、貴社(御社)を志望いたしました。
私は経済学部で簿記や経理を学びましたが、前職での製造業ではその知識を活かせる場がありませんでした。5年間の経験を経て経理業務に携わりたいという思いは強くなり、未経験者の育成に力を入れている貴社(御社)の求人を拝見し、応募した次第です。
入社後は、学生時代に得た知識やスキル、資格を活かして一刻も早く業務を覚え、組織に貢献できる人材になりたいと考えています」
2.同じ業種へ転職するときの志望動機
以下は、即戦力として活躍できることをアピールできる志望動機のサンプルです。
「前職で身につけたプログラミングスキルを活かし、より大規模な開発に一から関わりたいという思いから貴社(御社)を志望いたしました。
前職ではアプリケーション開発に携わっていましたが、小規模開発や更新業務が多い現場でした。最新技術を業務に活かしたいと思い転職活動をしていたところ、貴社(御社)の求めるスキルや開発現場の規模感に魅力を感じて応募いたしました。
これまでの経験を活かして即戦力として業務を行い、将来的には最新のIT技術を取り入れて貴社(御社)に貢献できるよう努力していきたいです」
3.第二新卒が転職するときの志望動機
以下は、第二新卒として転職する場合の志望動機のサンプルです。
「現場の声に耳を傾け、若手の育成に力を入れている貴社(御社)の社風にあこがれて志望いたしました。
これまでは医療機器の製造業として2年間働いてきたのですが、事業縮小を機に転職を考えておりました。2年間の経験で基礎知識やマナーは身についており、今後はより高度なスキルを身につけてレベルアップしたいと思ったため、研修制度がしっかりしている貴社(御社)に応募した次第です。
入社後は、まず業務を覚えて丁寧に仕事を続けながら、日々スキルアップして貴社(御社)の発展に貢献したいと思っております」
4.一度離れた業界に戻るときの志望動機
以下は、一度別の業界に転職してから再び元の業界に戻る場合の志望動機のサンプルです。
「貴社(御社)の『部署や職種の垣根なくチームで業務にあたる』という社風に魅力を感じ、この度志望いたしました。
私は前職では接客業として働いておりましたが、その前は事務職として1年間別の会社に勤務していました。人と接する仕事がしたいと思っての転職でしたが、折角事務の仕事を通して身につけたパソコンスキルは活かせず、もどかしい思いをしていたところへ貴社(御社)のことを知り、転職を決意した次第です。
事務員としてよりパソコンスキルを磨いて業務を覚え、これまで身につけたコミュニケーションスキルも活かして貴社(御社)に貢献したいと考えています」
5.スキルや知識を活かせる志望動機
以下は、これまでに身につけたスキルや知識を活かせる志望動機のサンプルです。
「私は、これまで身につけた語学スキルを活かして貴社(御社)製品の海外展開を推進したいと考えています。
貴社(御社)は1年前からグローバルな視点での活動を開始していると知り、『高校生のころから習得した英語スキルが活かせる職場で働きたい』『海外進出する業務に携わりたい』と強く思い、この度応募いたしました。また、貴社(御社)の製品は日ごろから愛用しており、独自性を感じる製造技術やセールスポイントに惹かれていたことも志望理由の一つです。
これまで培ってきた英語スキルを、貴社(御社)の飛躍に役立ててさらなる発展に尽力したいと考えております」
6.応募企業への熱意をアピールする志望動機
以下は、この企業だからこそ、という熱意を伝えられる志望動機のサンプルです。
「今後働いていくうえで、地域貢献に力を入れている企業で長く働きたいと思い、貴社(御社)を志望いたしました。
私は前職で営業職として2年間働いてきましたが、遠く離れたエリア勤務が多く、地元に貢献できているという実感が湧きませんでした。悩んだ末に転職を考えていたところ、貴社(御社)が地域貢献のためのボランティアや寄付を行っていると知り、このような企業で働きたいと強く感じたことが大きな志望理由です。
入社後は、私も貴社(御社)の発展に貢献し、皆さまとともに地域へ還元していきたいと考えております」
7.フリーターから正社員を目指せる志望動機
以下は、フリーターから正社員を目指す場合の志望動機のサンプルです。
「貴社(御社)の、努力と実力次第で上を目指せる方針に共感し、ゆくゆくはマネジメント業務にも携わりたいという夢を叶えるために志望しました。
私は学生時代からアルバイトで飲食店に勤めておりました。長く勤めるうちにシフト管理やスケジュール調整なども経験し、マネジメント業務に興味を抱き始めたのが1年ほど前のことです。現在は独学でマネジメント検定の勉強も進めており、今年中には試験に受かりたいと考えています。
正社員となった暁には、お客さまの満足度が高い接客を心掛けるとともに、貴社(御社)の売上アップに貢献する所存です」
8.ブランクから復帰するときの志望動機
以下は、ブランクから復帰する場合の志望動機のサンプルです。
「私は、貴社(御社)が掲げる産休・育休制度の手厚さと社員育成の取り組みに感銘を受け、この度志望いたしました。
前職は出産と育児のため退職したのですが、いずれは同じ業界に戻ってきたいと考えておりました。就職活動をするなかで貴社(御社)の制度について知り、今後長く働くのであれば貴社(御社)のような企業で働きたい、と強く思っています。
ブランクはありますがこれまで5年間同じ業界で働いた経験を活かし、一日でも早く勘を取り戻して貴社(御社)に貢献できるよう尽力したいと思っております」
NGな志望動機の例
志望動機は、具体的かつ簡潔にまとめるもの。冒頭のあいさつ文や経歴を挙げるような内容では、志望した理由としては相応しくないでしょう。「企業理念に共感した」という漠然とした志望動機も、好ましくはありません。事前に調査して、「顧客ファーストという企業理念に共感した」など、具体的な理念を語れるようにしておくと効果的にアピールできます。ほかにも、働く場所や時間、給料などの募集条件だけを志望動機として伝えるのも「自分のことしか考えておらず、会社に貢献してくれないのでは」と疑われる恐れがあるため、避けたほうが無難といえるでしょう。企業にとっての志望動機の重要性
多くの企業は、志望動機をとおして応募者の本気度を把握する目的があると考えられます。仕事に対する意欲やモチベーションが高い人材であることを伝えられれば、「会社に貢献してくれるだろう」と思ってもらいやすくなるでしょう。企業が特に力を入れている取り組みや企業特有の事業に対して興味があることを伝えれば、働く熱意があるアピールにつながります。
ほかには、企業が求める人物像と応募者の人柄がマッチしているかを確認したいという目的も。求める人物像とのマッチ度は、社風や現役で働く社員との相性が良いかどうかにも影響します。
経歴やスキルの有無だけでなく、「何を求めて志望したのか」「熱意があるか」といった点も確認するために、志望動機は重要な役割といえるでしょう。
企業が志望動機を聞く理由は「志望動機はなぜ聞くの?会社側の意図と書き方を知ろう」のコラムでも詳しく解説しているので、気になる方はぜひあわせてご覧ください。
志望動機を履歴書に書く順番のサンプル例
履歴書に志望動機を書く際、企業には「応募企業でなければならない理由」と「応募企業に対しての理解度」の観点をアピールできる内容にすると良いでしょう。
ここでは、志望動機で効果的に「応募企業でなければならない理由」と「応募企業に対しての理解度」をアピールするための順番の例を紹介します。
結論(目標)
志望動機を伝える際は、まず結論から伝えるようにしましょう。志望動機の結論とは、「なぜこの企業で働きたいと思ったのか」という理由であり、「入社後の目標」が当てはまりやすいといえます。入社後の目標が明確かつシンプルにまとまっていれば、採用担当者も入社後の姿をイメージしやすく、明確なビジョンがあると評価してもらえるでしょう。
目標を明確に言語化するためには自己分析が重要なので、「自己分析とは?実施のメリットと就活・転職活動での必要性を解説」のコラムもあわせて参考にしてみてください。
目標設定の理由
結論部分となる目標が定まったら、目標の裏付けとなる理由やエピソードなどで具体的に補足しましょう。複数の企業があるなかでその企業を選ぶに至った理由や、なぜその目標を掲げようと思ったのかを簡潔にまとめます。
企業を選んだ理由がうまくまとまらないときは、「企業選びの軸はどう見つける?人柄や社風から探すべき?例文も紹介」の内容もあわせて確認しておきましょう。
目標実現に対するプラン
志望動機は、「どのように目標を達成するか」というプランで締めます。目標を達成するために何ができるのか、何をすべきかという部分を伝えることが大切です。
入社後はどのように働きたいのか、キャリアプランが明確にあることを伝えられると良いでしょう。
志望動機がまとまらず困っている場合は、「志望動機が書けない理由は?書き方のポイントと例文を解説」のコラムで解決方法を紹介しているのでぜひチェックしてみてください。
履歴書での志望動機は200~300文字程度でまとめる
履歴書の志望動機はあまり長々と書かず、200~300文字程度で簡潔にまとめましょう。前述した「結論」「目標の理由や経験談」「達成するためのプラン」をそれぞれ60~100文字程度で書くと、それぞれの文量のバランスを取りやすくなります。志望動機に正解はないため、自分なりのバランスで熱意の高さを伝えられるよう調整してみてください。
志望動機を面接で伝えるときのポイント
多くの履歴書やESに目を通す採用担当者の心を掴むためには、サンプルを丸暗記することは避けたり、企業ごとに志望動機を練ったりすることがポイントです。ここでは、それぞれのポイントとその具体例をまとめたので、面接の際の参考として確認しておきましょう。
面接で好印象を与える志望動機については、「志望動機の作り方を解説!好印象な回答をするポイントとは」のコラムでも詳しく解説しているのであわせてご覧ください。
サンプルを丸暗記することは避ける
暗記してきたかのような棒読みは避けましょう。
面接では、志望動機から「熱意」と「人柄」が伝わるかが鍵となります。採用担当者は、志望動機のなかから将来の可能性が見出せる人物を探しているため、短い例文などを参考に、自分の言葉で丁寧に延べて思いを伝えることが重要です。
企業ごとに志望動機を練る
選考準備をする段階で、企業ごとに志望動機を練るようにしましょう。どの企業に対しても使える志望動機だと、企業側から「熱意が低いのでは」と疑われる恐れがあります。
企業ごとに志望動機を練るには、業務内容や企業理念、企業が力を入れて取り組んでいることなどをそれぞれ研究し、志望動機に含めるのがおすすめ。企業研究をすることで、入社後のキャリアプランもより明確になることがあるでしょう。
明るい口調や表情で話す
口調や表情などの違いで印象が大きく変わります。話す速度や声のトーンを意識し、聞き取りやすい話し方を心掛けましょう。表情の明るさや姿勢の良さは、採用担当者に良い印象を抱いてもらうために重要な要素です。志望動機の内容以外の部分にも気を配ることで、採用担当者の目に留まりやすくなります。
明確なビジョンを伝える
入社後はどのような働き方で組織に貢献したいのか、明確なビジョンを伝えることも大切です。自分がどのように成長したいかという将来性を示すのも良いでしょう。もし緊張でうまく話せなかったとしても、ビジョンが明確であれば面接官の心を動かせる可能性が高まります。
「志望動機がない…」という悩みを解決する方法
どうしても「志望動機が考えられない」「入社後のビジョンが思いつかない」とお悩みの場合は、第三者に相談するのも一つの手段です。第三者に相談すれば、客観的な目線から自分の強みが見つかったり、応募企業とのマッチ度が高い要素を教えてもらえたりする可能性もあるでしょう。
志望動機に自信がもてない場合は、就職・転職エージェントに相談してみてください。
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京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。