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既卒におすすめの就活サイトとは?特徴やエージェントとの併用方法もご紹介
更新日
この記事のまとめ
- 既卒者向け就活サイトは、豊富なサポート体制や応募できる求人数の多さが特徴
- 自分で積極的に行動できる既卒者の場合は、就活サイトだけで十分就職できる
- 既卒から一人で進めるのが不安なら、就活サイトとエージェントを併用しよう
- 既卒者が就職成功を目指すコツは、複数のサービスに登録し就活対策を徹底して行うこと
既卒者のなかには、「どの就活サイトがおすすめ?」「どのように就職活動を進めれば良い?」と悩む人もいるでしょう。既卒者が就職活動を成功させるには、しっかりしたサポート体制が用意されている就活サイトを利用したり、エージェントと併用したりするのがおすすめです。このコラムでは、既卒向け就活サイトの特徴や活用するコツを解説します。内容を参考にし、自分に合った就活方法を見つけましょう。
既卒におすすめな就活サイトの特徴とは?
既卒向けの就活サイトには、面接対策が充実していたり書類選考なしで応募できたりと、新卒向けとは異なる特徴があります。有名企業や大手企業、ベンチャー企業特化など、サイトごとに扱っている求人の特徴はさまざまです。各業界に特化したサイトはもちろん、セミナーや個別相談会を開催しているところもあります。この項では、既卒におすすめな就活サイトの特徴をまとめました。
就活のサポートがある
既卒向けの就活サイトでは、初めての就活に役立てられるビジネスマナー講座や自己分析ツールの提供というように、幅広いサポートを提供している場合があります。主なサポート内容は、以下のとおりです。
1.自己分析や企業・業界研究に関するノウハウの提供
既卒向け就活サイトでは、自己分析のノウハウを提供していることが多くあります。自分の特性や仕事に対する考え方を知ることで、マッチした企業を選びやすくなるでしょう。また、企業研究や業界研究のやり方を就活サイトで学べることも。自己分析で導き出した結果に合う企業を探したり、業界ごとの特徴を掴んだりすることが可能です。
2.ビジネスマナーの講習・セミナーの開催
就活サイトでは、既卒者向けにビジネスマナーの講習やセミナーを開催している場合があります。既卒者は正社員として働いた経験がないため、企業側がビジネスマナーを不安視することもあるようです。就活のプロによる講習を受ければ正しいビジネスマナーが身につき、企業に好印象を与えやすくなるでしょう。
3.書類対策・面接対策のサポート
履歴書の作成や書類選考対策のサポートも、既卒者におすすめのサービスの一つです。採用担当者が「会ってみたい」「話を聞いてみたい」と思えるような書類の作り方やアピールの方法を、就活サイトで身につけられるでしょう。
面接の練習をして雰囲気に慣れたい方は、本番を想定した模擬面接ツールを提供している就活サイトに登録するのも一つの手です。練習の回数を重ねるほどコツを掴みやすく、本番で緊張しにくくなるでしょう。
既卒向けの求人数が多い
既卒の就職支援に特化した就活サイトは、未経験歓迎・書類選考なしの求人の多さが特徴です。職歴がなくても応募できる求人数が多いと、就職先の選択肢が広がります。
また、未経験者を歓迎している企業では、入社後の教育制度が充実している傾向もあるようです。詳しくは、「未経験から就職できる仕事の特徴は?求人の見極め方やおすすめ業種を紹介」のコラムを参考にしてみてください。
既卒におすすめなのは就活サイトと転職サイトどちら?
既卒者の場合は就活サイトを利用しましょう。転職サイトは、基本的に正社員経験がある人を対象としているためです。就活サイトと同じような使い方をすると「自分に合った求人が見つからない」「書類選考に通りにくい」というように、上手く活用できない可能性があります。ただし、サービスによっては就職・転職の両方に対応している場合もあるので、よく確認したうえで自分に合ったものを選ぶことが大切です。
既卒とは?定義や似た言葉との違いを解説
既卒者が就活をするときには、就職市場における自分自身の立ち位置をしっかりと理解しておくことが大切です。ここでは、既卒者の定義や「新卒者」「第二新卒者」といった言葉との違いを解説します。就活で既卒者ならではのアピールをするためにぜひお役立てください。
既卒者の定義
既卒者とは、学校を卒業後に正社員として就職したことが一度もない人のこと。たとえば、卒業後に正社員就職せずアルバイトに従事していたり、資格取得のために勉強を続けたりしている人が該当します。
既卒者と混同しやすい言葉として挙げられるのは、「新卒者」や「第二新卒者」、「フリーター」など。次の項で違いを詳しく解説します。
既卒者と新卒者の違い
新卒者とは、今年度中に学校を卒業見込みで就職活動を行う学生のこと。既卒者は学校を卒業した人、新卒者は在学中の人と捉えると分かりやすいでしょう。
また、4月一斉入社の新卒者と通年採用が適用される既卒者では、採用スケジュールも異なります。既卒者が新卒者向けの就活サイトに登録すると、新卒同様の選考スケジュールで行う必要があり、就活が長引いてしまう恐れがあるため、注意が必要です。
新卒者の定義について、詳しくは「新卒の定義とは?既卒、第二新卒との違いについて」をご一読ください。
既卒者と第二新卒者の違い
第二新卒者とは、学校を卒業後に一度正社員として就職したものの、数年以内に転職活動を行う人のことを指します。既卒者との違いは、正社員経験があるという点。「基本的なビジネスマナーが備わっている」として、企業からの評価につながりやすいという特徴もあります。
既卒者とフリーターの違い
厚生労働省の「主な用語の定義」では、フリーターは「15~34歳の若年者(学生及び主婦を除く)のうち、勤め先における呼称がアルバイト又はパートである者(これまでアルバイト・パートを続けてきた者で無業の者を含む)」と定義されています。
正社員経験がないままアルバイトを続けている方は、「既卒者でありフリーターである」といえるでしょう。
既卒者の定義に関してより詳しく知りたい方は、「既卒とは?いつまでを指す?就活のやり方や成功のコツを解説します」のコラムもチェックしてみてください。
参照元
厚生労働省
―平成16年雇用管理調査結果の概況―
既卒が就活サイトだけで就職するのは厳しい?
就活のやり方は人によって異なるため、既卒者が就活サイトだけで就職することが一概に厳しいとはいえません。自発的に行動できる人であれば、就活サイトだけでも就職を目指すことは可能です。
一方で、一人で就活することに不安がある既卒者の方には、就職エージェントとの併用をおすすめします。以下を参考に、自分に合った就活サイトの活用方法を見つけてみましょう。
積極的に行動できるなら就活サイトだけでも可能
「自分のペースで就活を進めたい」「興味のある企業を自分で厳選したい」のように、積極的に行動できる既卒者は、就活サイトの利用のみで就職が目指せるでしょう。
就活サイトには求人情報の検索・閲覧をはじめ、社会人インタビューやコラムなど役立つ情報が多く掲載されています。自分で情報の取捨選択をする必要があるものの、これらを参考にし、上手く活用すれば自分に合った求人を見つけることが可能です。また、気に入った求人が見つかればそのままエントリーもできるので、大幅な時間を掛けずに就活を進められます。
就活サイト以外だとどこから求人に応募できる?
既卒の方が就活サイト以外で求人に応募する場合は、「企業のWebサイトから応募する」「ハローワークで紹介を受ける」といった方法があります。以下で詳しく解説するので、就活の参考にしてみてください。
企業のWebサイトから直接応募する
応募したい企業が決まっている場合は、企業のWebサイトの採用ページから直接応募するのも一つの方法です。応募する前に企業のWebサイトに掲載されている内容を隅々まで確認し、情報収集をして理解を深めておきましょう。気になる企業のWebサイトに採用ページや求人情報が掲載されていない場合は、問い合わせフォームや電話などで聞いてみるのがおすすめです。
ハローワークで求人紹介を受ける
ハローワークは、国が運営する公共の就職支援機関です。
ハローワークでは、設置されているパソコンで検索し、気になる求人があったら窓口で申請して紹介してもらうという流れで応募します。
ハローワークは求人数が多く、地方の求人も見つけやすいため、「企業規模にこだわりがない」「地元で就職したい」という既卒の方におすすめです。
一人での就活が不安なら既卒向けエージェントの併用がおすすめ
「既卒からの就活は大変そう…」「どうやって就活を始めたら良いか分からない」というように、一人で就活を進めるのが不安な方は、求人サイトと就職エージェントの併用がおすすめです。
就職エージェントとは、専任のアドバイザーが就活全般をサポートしてくれるサービスのこと。エージェントを利用すれば、就職に関するノウハウを持ったプロが書類添削や面接対策を行ってくれるため、就活の成功率がアップします。就職エージェントの利用は基本的に無料なので、気軽に登録してみましょう。
就活サイトとエージェントの併用が既卒者におすすめな理由は、次の項で詳しく解説します。また、就職エージェントについては、「就職エージェントとは?活用するメリットやデメリットを知ろう」のコラムでも紹介しているので、ご一読ください。
就活サイトと就職エージェントの違い
就活サイトと就職エージェントの違いは、就活の進め方です。就活サイトでは多くの求人を掲載しており、勤務地や職種といった詳細検索ができるので、自分のペースで情報収集をして応募するのに向いています。就職エージェントでは求人紹介や書類添削、面接対策など、アドバイザーによるサポートが受けられるので、一人での就活が不安な既卒者におすすめです。「転職エージェントより求人サイト?」では、エージェントと求人サイトのメリット・デメリットをまとめているので、参考にしてみてください。
既卒者に就活サイトとエージェントの併用をおすすめする4つの理由
既卒の方に就活サイトと就職エージェントの併用をおすすめする理由としては、「就活時期に合ったサポートが受けられるから」「非公開求人を紹介してもらえるから」「内定獲得率が高まる面接対策を受けられるから」などが挙げられます。「入社後にも相談できる」という点も、初めての正社員就職を経験する既卒者の方には安心なポイントでしょう。
既卒者に就活サイトとエージェントの併用をおすすめする理由
- 既卒に合った就活時期に就活サポートを受けられるから
- 非公開求人を紹介してもらえるから
- 面接対策を受けて内定獲得率を高められるから
- 入社後の悩みやトラブルに関しても相談できるから
1.既卒に合った就活時期に就活サポートを受けられるから
就活サイトと一緒に就職エージェントを利用することで、既卒に合った就活時期にサポートが受けられるからという理由が挙げられます。
前述したように、全体での採用スケジュールがある程度決まっている新卒とは違い、既卒の就活時期には明確な決まりはありません。つまり、既卒者の場合、自分自身で就活時期を見極めてスケジュールを立てる必要があるといえます。就活に不慣れな既卒の方は、どのタイミングで動けば良いか分からず就活が長引いたり、条件に合う求人を逃してしまったりすることも。就活市場の動向を把握しているエージェントにサポートしてもらうことで、就職しやすい時期を見極めやすくなるでしょう。
2.非公開求人を紹介してもらえるから
就活サイトとエージェントの併用がおすすめなのは、非公開求人を紹介してもらえるからという理由もあります。
非公開求人とは、就活サイトでは公開されていない求人情報のこと。「就活サイトには興味のある求人がない…」とお悩みの方も、選択肢を広げられるでしょう。また、非公開求人は一般に公開されている求人に比べて応募者の数が少ないという点も、既卒の方にとってのメリットといえます。
3.面接対策を受けて内定獲得率を高められるから
就活サイトだけでなくエージェントを利用して面接対策を受けることで、内定獲得率を高められるからというのも理由の一つです。
既卒者の面接では、「なぜ既卒になったのか?」「既卒として何をしていたのか?」といった質問が想定されます。説得力のある回答をすることで「就職意欲が高い」と評価してもらえる可能性があるため、事前の面接対策は欠かせません。就活のノウハウをもっているプロからのアドバイスを受けることで、効果的なアピール方法を実践できるようになり、自信をもって面接に臨めるでしょう。
4.入社後の悩みやトラブルに関しても相談できるから
既卒向けのエージェントでは、入社後も引き続きサポートを受けられるというのも、就活サイトとの併用がおすすめな理由です。担当アドバイザーが、「ミスマッチがないか」「入社時の条件と実際の勤務状況に違いはないか」といった確認を定期的にしてくれます。
初めての正社員就職で不安なことや気になることを相談できる相手がいるという点は、既卒者の方にとって安心材料になり得るでしょう。
既卒が就活サイトとエージェントを併用する流れ
ここでは、既卒者が就活サイトとエージェントを併用する方法をご紹介します。具体的な流れと行動を確認し、就活のスケジュールを考えてみましょう。
既卒が就活サイトとエージェントを併用する流れ
1.自己分析をして就活の方向性を決める
まずは自己分析を行い、就活の方向性を決めましょう。方向性が決まっていると就活サイトで求人検索しやすくなったり、エージェントに自分の希望を伝えやすくなったりするメリットがあります。
「新卒として就活する際に自己分析したことがある」という方も、再度行ってみましょう。前回は身についていなかったスキルや価値観の変化などに気づける可能性があるためです。
2.既卒向けの就活サイトやエージェントに登録する
仕事探しを本格的に始める段階になったら、既卒向けの就活サイトやエージェントに登録します。既卒者向けの就活サイトや就職エージェントを探す際には、「サポートが手厚い」「未経験者歓迎の求人が多い」「20代向け求人が豊富」といった特徴のあるサービスに注目しましょう。
特に、20代向けのサービスには、ポテンシャル採用や未経験歓迎の求人が多く、既卒から応募可能な求人が存在する可能性が高いといえます。サービスごとに掲載している求人やサポートの内容が異なるので、自分に合ったサービスを選ぶのが就活成功のポイントです。
3.エージェントと面談(対面・電話など)をする
エージェントの利用登録を行うと担当アドバイザーから連絡が来るので、日程を調整して面談をしましょう。面談方法は電話やオンライン、対面などサービスによって異なります。
面談では、現在の状況や志望業界、自分が就職に関してどのようなことを考えているのかなど、細かい点まで話すと内定獲得につながりやすいでしょう。エージェントの担当アドバイザーは、面談でヒアリングした内容から就活の方向性や紹介する求人を判断します。すり合わせが不十分だとミスマッチの原因になるので、初回の面談ではきちんと自分の考えを伝えることが大切です。
興味のある仕事を就活サイトであらかじめ探しておこう
興味や関心のある仕事がある場合は、担当アドバイザーとの面談前に就活サイトで具体的な求人を探しておくのがおすすめです。漠然としたイメージではなく、あらかじめ具体的な仕事の目星がついていれば、エージェントとの面談で業務内容や年収に関する希望を伝えやすくなります。
4.エージェントから求人の紹介を受ける
初回、もしくは2回目の面談で、担当アドバイザーが厳選した求人を提案してもらえます。求人をよく見て、気になる点はしっかり質問しておきましょう。興味を持った求人があれば、担当アドバイザーを通して応募することも可能です。
興味がもてない求人は断っても良い
担当アドバイザーに紹介されたからといって、すべての求人に応募しなければならないわけではありません。「希望に合わない」「興味をもてない」と感じたら、具体的な理由を伝えて断りましょう。
また、「やっぱり就活サイトで見つけた仕事に応募しよう」と、エージェントから紹介された求人を断ることも問題ありません。理由をきちんと共有することで紹介される求人がより厳選され、マッチ度が上がります。無理に合わない求人に応募してしまうと、早期離職につながる恐れも。入社後のことも考え、より自分に合った求人を選びましょう。
5.エージェントと選考対策を行う
気になる求人を見つけたら、担当アドバイザーと一緒に応募書類の作成と面接対策を始めましょう。エージェントは企業の内部情報に詳しいため、応募先の企業に応じた応募書類を作成できます。若さや柔軟性といった、既卒の強みも踏まえた適切なアピールができれば、内定獲得率を上げられるでしょう。
また、面接対策では、プロの視点から受け答えやビジネスマナーをしっかりチェックしてもらうことが大切です。既卒者向けの面接対策の方法は、「既卒就活の成功ポイント!プロによる面接対策のコツや実際の体験談をご紹介」のコラムでも解説しています。
6.応募先企業との面接を行う
就活サイトから応募する場合は自分でスケジュール調整を行いますが、就職エージェントを通して求人に応募した場合は面接の日程調整を担当アドバイザーが行ってくれます。希望日時を複数伝えておくと、スムーズに面接をセッティングしてもらえるでしょう。
面接では、受け答えの内容だけでなく服装や身だしなみにも気を配る必要があります。担当アドバイザーに服装や身だしなみを事前にチェックしてもらい、万全を期して面接に臨みましょう。
なお、担当アドバイザーは面接で伝えきれなかった求職者の魅力を企業にアピールしてくれることもあるので、既卒の方は一人で面接を受けるよりも内定を得られる可能性が高まります。
7.内定をもらったら受諾する
内定の連絡を受けたら辞退か承諾かを決めましょう。就職エージェントを利用して求人に応募した場合、結果は担当アドバイザーのもとに届きます。
内定を承諾する場合、入社日や事前準備について確認しなければなりません。退職のために時間が必要な場合、入社日の調整をエージェント側で行ってくれるので相談してみてください。また、面接の結果が不合格の場合はエージェントからフィードバックを受けられます。
既卒が就活サイトとエージェントを活用して就職を成功させるコツ
既卒者が就活サイトとエージェントを活用して就職を成功させるには、「複数のサイトを比較する」「面接対策は徹底して行う」といったコツがあります。下記で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
早めに就活を始める
就職を目指している既卒の方は、早めに就活を始めましょう。
既卒の就活では、卒業後に就職していない空白期間が長くなると不利になりやすい傾向にあります。また、せっかく気になる企業を見つけても、就活のスタートが遅くなると求人の募集が終了してしまう可能性もあるでしょう。
自分が納得できる就職先を見つけるためにも、既卒の方はなるべく早いうちに就活を始めるのがおすすめです。
複数の就活サイト・エージェントに登録し比較検討する
既卒者が就活をする際は、複数の就活サイトやエージェントに登録し、どのサービスが自分に合うのかを比較してみるのがおすすめです。
サービスを実際に利用してみると「希望条件が合わない」「アドバイザーとの相性が良くない」「保有している求人が少ない」など、気になる点が出ることもあり得ます。初めから複数の就活サイト・エージェントに登録することで、それぞれのサポートを比較できるので、最終的に自分に合ったサービスに絞り込めるでしょう。
企業研究を徹底して行う
企業研究は、自分が活躍できる場所を見つけたり、自身の志望動機を明確にしたりするためにも非常に大切です。自分がやりたい仕事を見つけて就職できたとしても、企業理念や方向性が異なると居心地が悪く、早期退職につながる可能性があります。自分に合った企業に出会うためにも、幅広い視野をもって情報を集めましょう。
エージェントからのアドバイスを応募書類作成に活かす
担当アドバイザーからもらったアドバイスは、応募書類作成時に最大限活用しましょう。就活のプロであるアドバイザーは、「履歴書の基本的な書き方を教えて欲しい」「アルバイトの経歴は職歴欄に書ける?」といった疑問に的確に答えてくれます。
前述したように、企業とのやり取りはすべてアドバイザーが代行してくれるため、応募書類作成に集中できるのも就職エージェントを利用するメリットです。
内定獲得のために既卒ならではの面接対策を徹底的に行う
既卒の就活成功のためには徹底した面接対策も欠かせません。既卒者は、面接の際に「既卒になった理由」「卒業後何をしていたのか」といった質問をされる傾向があります。就活のノウハウを持つエージェントの力を借りて、面接官を納得させられる回答を用意しましょう。
転職エージェントが実施する模擬面接では、面接官の目線で回答や振る舞いをチェックしてもらえます。実践的な面接対策を受けることで、就活の成功率が上がるでしょう。
希望や悩みはエージェントに隠さず伝える
「大手企業に入りたい」「ホワイト企業が良い」「入社後に上手くやれるか不安」といった希望や悩みは担当アドバイザーに隠さず伝えましょう。アドバイザーと積極的にコミュニケーションをとることで、より詳細な企業の情報を提示してもらえたり紹介される求人の精度が上がったりするなど、就活の成功度アップにつながりやすくなります。
あとから「思っていたのと違った」とならないように、自分の考えを隠さず打ち明けることが大切です。
既卒者の就活成功のコツは「既卒1年目の就活は厳しい?就職を成功させるポイントを解説!」のコラムでも解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
既卒の就活にはハタラクティブがおすすめ
既卒の就活は、十分な対策が就職成功のカギとなります。「一人で進めるのは難しそう」と悩む既卒の方には、若年層の支援に特化した就職・転職エージェントのハタラクティブがおすすめです。
フリーターや既卒、第二新卒の就職支援を得意とするハタラクティブでは、未経験歓迎・学歴不問の求人を多数取り扱っています。ポテンシャル重視で採用を行う企業が多いのも特徴です。
また、専任のキャリアアドバイザーが、求人紹介から入社後のフォローまで一貫してサポートします。正社員経験のない既卒者も安心してご利用いただけるので、お気軽にご相談ください。
既卒が就活サイトを利用して仕事を探すときのQ&A
ここでは、既卒の就活に関する疑問やお悩みをQ&A形式でご紹介します。就活が難しいと感じている既卒者は、下記の内容を参考にしてみましょう。
新卒の就職活動に失敗した…既卒の就活は厳しい?
既卒の就活は新卒に比べて難しい傾向にありますが、就職できないわけではありません。しっかりと対策して就活を行えば、正社員になれる可能性は十分あります。
ただし、既卒者の就活は新卒者より難航しやすいのも事実です。第一志望以外の企業から内定が出ている場合、その企業に新卒として一旦就職し、社会人経験を積むのも良いでしょう。既卒の就活事情や対策は、「既卒は人生終了や終わりというイメージは本当?就活成功のポイントを紹介」を参考にしてください。
就活サイトの求人にはブラック企業も含まれる?
ブラック企業が混じっていることもあります。
求人の内容が漠然としていたり、いつまでも掲載されていたりする場合、ブラック企業の可能性があるので注意しましょう。気になる場合は企業の口コミを調べるのがおすすめです。「ブラック企業の特徴とは?入社前に見極める方法と対処法を解説」では、ブラック企業を見分ける方法を紹介しています。就活失敗を防ぐためにチェックしておきましょう。
既卒向けの求人に営業職や接客業が多いのはなぜ?
既卒向けの求人に営業職や接客業が多いのは、職歴よりもポテンシャルやコミュニケーションスキルが重視される職種で、社会人経験がない既卒からも挑戦しやすいためです。既卒におすすめの職種は営業職・接客業以外にも多くあるので、「既卒の就職先におすすめの10職種を紹介!就活を成功させる方法も解説」のコラムを参考にしてください。
気になる求人がある場合の応募方法は?
求人が掲載されている就活サイトから申し込む、企業の公式Webサイトの応募フォームから応募するといった方法が挙げられます。
第三者からのサポートを受けながら就活を進めたいとお考えの方は、就職エージェントに気になる求人の詳細を伝えてみるのも良いでしょう。既卒向けエージェントの利用方法は「既卒向けの就職支援エージェントとは?就活を成功させるサービスをご紹介!」で解説しているので、チェックしてみてください。
既卒におすすめの就職支援サービスは?
自分のタイミングで就活を進めたいなら、手軽に求人検索やエントリーができる就活サイトがおすすめです。一人で就活を進められるか不安な方は、プロによる求人紹介やアドバイスなどが受けられる就職・転職エージェントや、ハローワークを利用してみましょう。
既卒者が効率的に内定を得るためには、自分に合った方法を見つけることが重要です。詳しくは、このコラムの「既卒が就活サイトだけで就職するのは厳しい?」をご覧ください。
既卒の就活が不安…どこに相談すれば良い?
転職エージェントへの相談がおすすめです。エージェントでは、求職者の疑問や悩みに寄り添ったサポートを行っています。また、就職エージェントを通じて就職すれば、入社後の不安も相談することが可能です。
第三者によるアドバイスを受けたい方は、既卒をはじめとした若年層に特化したハタラクティブをご利用ください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。