第二新卒とは？就職活動が有利になる方法をご紹介

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第二新卒とは？

入社後すぐに辞めて転職する人は第二新卒と呼ばれています。
厳密には新卒ではないが、ほぼ新卒ということで第二新卒と呼ばれているのです。

新卒として厳しい就職活動を乗り切り内定をもらい晴れて正社員になった人は、希望に燃えて新入社員としての仕事を始めることになるでしょう。
しかし、実際に正社員として働きだしてみると想像とは違うことが出てきて、仕事を続けられなくなってしまう人もいます。やりたいことができそうもない、職場の人間関係になじめない、また、労働時間が長く労働負荷がきつくて体力的に耐えられない、会社の風土や雰囲気にどうしてもなじめないなどの理由で、入社後数年で辞めてしまう人もいます。
中には、新入社員研修が耐えられなくて辞めるケースもあるようです。

第二新卒と新卒の違い

第二新卒と新卒は、就職活動においては同じ土俵で競争することになります。
そのため、第二新卒の人は、新卒に対してどのようなアドバンテージがあるのかを自覚しておくことが大切です。

第二新卒が就職活動において有利な点は、過去に面接などの就職活動を乗り切って正社員になったという実績があることと、短い期間とはいえ正社員として社会人経験を積んだことです。
1つ目の過去に採用されたことがある実績は、新卒にはない大きな強みです。採用する側にとっても安心して採用するための大きな材料になるでしょう。
2つ目の社会人経験については、採用する会社側からみると魅力的です。名刺の渡し方や挨拶の仕方などの基本的な社会人のマナーなどはすでにマスターしているのが第二新卒の特徴ですので、その分の研修コストや手間をかける必要がない点が魅力になります。
新卒に対して不利だと思い込まず、有利な面を自覚して就職活動を行うことが大切です。

第二新卒とベテランの転職組との違い

第二新卒は、転職活動にあたって社会人経験が長いベテランの転職組とも競争する必要があります。

ベテラン転職組は仕事の実績を武器に転職活動を進めてくるでしょう。第二新卒の場合は、仕事の実績はベテラン転職組にはかなわないのが普通です。
しかし、第二新卒には有利な点もあります。それは、年齢が若く将来性があることと前の会社のやり方に染まっていないことです。
採用する会社にとって、年齢が若いだけではメリットとはいえませんが、やる気も能力もある若者はベテラン社員と比較すると将来性があるとみられる可能性が高いです。その点は就職活動において有利に働くでしょう。
また、前の会社のやり方に染まっていないことも有利に働くはずです。前の会社のやり方が当たり前だと思って転職してきたベテランの人は、前のやり方を押し通そうとして周りとの軋轢を生んだり、新しい会社のやり方になじめず力を発揮できなかったりする可能性がありますが、第二新卒はそういった心配がないのが一般的です。
ベテランに対しても有利な点はありますので、自信を持って転職活動するとよいでしょう。

第二新卒として転職活動をする場合は、新卒の時ほどには就職に関する情報が得られず不安になることも多いはずです。そんな時は、ハタラクティブにご相談ください。プロの就活アドバイザーが就職活動を徹底的にサポートします。

監修者：後藤祐介キャリアコンサルタント

一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています！

京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。

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