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自己啓発は就活に活かせる!具体的なやり方や注意点を解説
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この記事のまとめ
- 自己啓発とは、自分自身の能力を高めるために努力することを指す
- 自己啓発に取り組んでいると、採用担当者に向上心をアピールできる可能性がある
- 履歴書の自己啓発欄には、仕事に役立つ能力・資格や困難を乗り越えたエピソードを書く
- 資格や能力がない場合は、趣味やボランティア活動などからアピールできる点を探そう
- 自己啓発欄のアピールポイントは採用者目線に立って考えると良い
「自己啓発は就活に必要?」「何から始めれば良い?」と疑問に思う人もいるでしょう。自己啓発の具体的な方法は、「書籍を読む」「セミナーに参加する」など。自己啓発をしておくと、就職・転職活動で向上心を評価される可能性があります。このコラムでは、自己啓発が就職・転職活動で活かせる理由について解説。具体的な方法や注意点についてもまとめています。
自己啓発は就活に必要?
就職に向けて自分の能力や知識を高めようと努力することは大切です。自己啓発に取り組んだ実績は、採用担当者から向上心がある人材として評価される可能性があります。
「仕事に役立つ資格を取得する」「知識を深め幅広い視点を身につける」などの自己啓発を行うことで、就活を成功に導きやすくするといえるでしょう。
そもそも自己啓発とは
「自己啓発」とは自己と啓発の2つの単語から成り立つ言葉です。自己は「自分自身」を意味し、啓発(けいはつ)は「人が気づかないところを教え示し、より高い認識や理解に導くこと」を指しています。つまり、自発的に自らの能力を開発したり、精神的に成長したりすることが自己啓発です。
また、高い能力・優れた人格・大きな成長といった目標に近づくために努力、訓練するという意味も含みます。就活の場では仕事に必要な知識や技術を身につけたり、経験を積んだりするのが自己啓発にあたるといえるでしょう。
自己啓発のやり方
自己啓発の具体的な方法としては、就活に役立つ書籍を読んだり、講演会やセミナーに参加したりすることなどが挙げられます。以下で詳しく解説するので参考にしてください。
自己啓発書を読む
勉強や就活で忙しい場合は、本を読むことで自己啓発をするのがおすすめです。自己啓発書の種類としては、以下のようなものがあります。
マナー本
就活における代表的な自己啓発書には、ビジネスシーンで必要となる礼儀や作法について書かれたマナー本があります。ビジネスの場では特に相手を敬う姿勢が重視されるため、正しい礼儀作法を学んでおくことは重要です。ビジネスマナーを身につけることができれば、就職後の仕事や取引の場面でも活かすことができるでしょう。
体験談集
成功者の体験がまとめられた体験談集などを読んでみるのもおすすめ。体験談集としては、就活生がどんなことに取り組み内定までに至ったかについて書かれたものが代表的です。また、企業の社長や起業家として活躍している人が実践している精神論、トレーニング法などがまとめられたものもあります。
会話力に関する書籍
自己啓発書には、伝え方やコミュニケーション、コーチングなどについて解説されたものも含まれます。本を読み実践しながら、話し方や伝え方、指導方法など基本的なスキルを学んでいる就活生は多いでしょう。
コミュニケーション力が身につけば、面接で採用者に自分をアピールしやすくなります。コミュニケーションスキルは仕事をする上でも欠かすことのできない能力のため、社会人の基礎を学ぶためにも読んでおくのがおすすめです。
自己啓発セミナーに参加する
普段、本を読む時間をなかなか確保できない場合は、自己啓発セミナーに参加するのも良いでしょう。自己啓発セミナーには、自己分析や業界・企業研究の方法を学べるものや、エントリーシートの書き方といった就活準備で役立つ情報を得られるものなどがあります。セミナーでは幅広い知識を得ることができるため、興味のあるセミナーには積極的に参加してみるのがおすすめです。
ただし、自己啓発セミナーには就活生からお金を得ることだけしか考えていないような、悪質なものもあります。中には、無料から始まり、回を重ねるごとに高額な有料のセミナーへと誘導するケースもあるため注意が必要です。参加を決める前によく下調べをして、悪質なセミナーに引っかからないようにしましょう。
セミナーの種類や参加するメリット、注意点などについては「就活セミナーとは?4つの種類の違いや服装・持ち物などの参加マナーを解説」のコラムもあわせてご覧ください。
自己啓発とあわせて企業研究も行おう
自己啓発を行う際、「成功体験を読むだけ」「マナーや伝え方だけを身につけるだけ」というのは就活対策としては不十分です。企業側は応募者が何をしたくて就職したいと思っているのか、どんな業務をしたいと思っているのかをチェックしているといえます。そのため、就活を成功させるためには、自己啓発書を読むこととあわせて企業分析もしっかり行うことが重要です。企業研究の具体的な方法には、「知識を深めるための書籍を読む」「OB・OGの話を聞きに行く」などがあります。応募先企業のどこに惹かれて何をしたいのかを自分自身でしっかりと把握しておきましょう。企業研究のやり方については、「企業研究のやり方とは?情報収集の方法や得られるメリットなどを解説!」のコラムもチェックしてみてください。
履歴書の自己啓発欄には何を書く?
履歴書には自己啓発欄が設けられているものがあります。自己啓発欄は、自分の人柄や強みをアピールできる大切な項目なので、できるだけ記入することが重要です。以下で、自己啓発欄に書く内容について説明します。
資格やスキル
まずは、就職のために取得した資格や仕事に役立つ能力を書き出しましょう。実務に活かせる資格を持っていれば、即戦力になると判断される可能性があります。積極的にアピールすることによって、会社に入りたいという意欲を見せることもできるでしょう。
もし、資格取得までに至っていない場合は、勉強中であることを記します。自分自身の成長に前向きな姿勢をアピールすることで、採用担当者に好印象を残すことができるでしょう。
前向きに物事に取り組む姿勢をアピールしよう
仕事に直接役立つとは思えないことであっても、資格取得やトレーニングに励んでいるものがある場合は自己啓発欄に書きましょう。経歴も大事ですが、前向きに何かに取り組んでいるという姿勢は採用担当者から評価される可能性があります。「自分をどうアピールすれば良いか分からない」という場合は、「自己PRを考えるときのポイントとは?書き方や強みの見つけ方も紹介!」のコラムも参考にしてください。過去に克服したこと
特に資格や能力が思い浮かばないときは、自分自身をよく見つめ直し、過去に苦手なことを克服したエピソードがないか探してみましょう。たとえば、学生時代に取り組んだスポーツやアルバイトから学んだことなどがあれば記載します。「部活やアルバイトで人間関係に悩んだとき、コーチングを学び実践した結果、困難を乗り越えられた」など、アピールポイントにつなげてまとめるのがポイントです。
空欄はできる限りなくそう
空欄のまま提出すると「就職したいという気概が感じられない」とマイナス評価を受ける恐れも。どうしても書けない場合は、自己啓発欄のない履歴書を改めて用意するか、ダウンロード形式の履歴書であれば欄を削除することをおすすめします。アピールの仕方に困ったら
自分をアピールするコツは、企業側の求める人物像やニーズに合わせることです。企業に就職し、「実際に働いてみたときにどう役立つのか」を考えるとアピールしやすいでしょう。入社後すぐに役立つ資格や能力が見当たらない場合、趣味やボランティアに目を向けると自己啓発に関するエピソードを発見できる可能性もあります。
たとえば、介護・福祉業界などであれば、趣味のアロマテラピーであっても将来活かせるスキルがある人材と印象づけられるでしょう。貧困問題に関心があり炊き出しのボランティアに参加していた経験がある場合は、人を思いやる心や社会問題に関わる積極的な姿勢をアピールできるといえます。
自己啓発の仕方やアピールの方法で困ったら、就職のプロに相談してみるのも一つの方法です。
ハタラクティブではマンツーマンでアドバイザーが相談に乗り、自己啓発欄を含めた履歴書などの書き方や面接対策をしっかりサポートします。求人数が豊富なので、「どのような企業を選んで良いか分からない」という場合も、求職者一人ひとりの個性に合う職場の提案が可能です。すべてのサービスは無料で利用可能のため、まずはお気軽にご相談ください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。