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周りより多い?少ない?20代の平均年収を調査
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この記事のまとめ
- 年収とは、税金や保険料を差し引く前の総支給額のこと
- 国税庁の調査によると、20代前半の平均年収は約258万円、20代後半になると約351万円
- 実際に支払われるのは年収のおよそ8割なので、20代前半の手取り額は約207万円、20代後半は約281万円になる
- 若いうちは収入が少なくても、年齢や昇格によって昇給する可能性は高いため、平均より年収が低いからといって安易に転職するのは危険
- 将来が不安な人は、会社の昇給率を確認してみよう
周囲に聞きづらいけど、みんなどのくらい稼いでいるのか知りたい…という方は多いと思います。
また、自分は平均より収入が多いか少ないか気になる…という人もいるでしょう。
当コラムでは、20代の平均年収を紹介しています。
年収の定義や手取り額の目安、月あたりに換算するといくらになるかなども解説しているので、収入の目安として活用してください。
◆20代の平均年収
社会人として仕事を始めて間もない人もいれば、ある程度の経験やスキルを身につけて活躍する人もいる20代。
平均年収はいくらなのでしょうか。
まず、年収の定義を確認しておきましょう。
年収とは、控除前(税金や保険料が引かれる前)の給与や賞与、各種手当などを合わせたもので、会社から支払われる賃金の総額を表しています。
年末年始に配布される源泉徴収票に「支払い金額」として記載されているので、自分の年収を確認してみましょう。
国税庁の調査による20代の平均年収は以下のとおりです。
【20代前半】
全体の平均は258万円。
男女別の場合は男性275万円、女性は241万円となっています。
【20代後半】
全体の平均は351万円。
男女別の場合は男性383万円、女性は351万円です。
勤続年数や経験、スキルなどが増える20代後半になると、入社して間もない20代前半に比べて平均で約100万円増えています。
また、男女間でも差がありますが、ライフスタイルに大きな変化が出にくい年代のため、他の年代に比べると差は小さいと言えるでしょう。
参照元:国税庁 - 平成28年分 民間給与実態統計調査 https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan2016/pdf/001.pdf
◆平均年収の手取り額はいくら?
前項では企業からの総支給額である年収について紹介しましたが、実際に給与として支払われるのは年収の全額ではありません。
年収からは以下の項目が差し引かれます。
・住民税
・所得税
・厚生年金保険料
・健康保険料
・介護保険料(40歳以上が対象)
・雇用保険料
ほかに、財形貯蓄や持ち株制度などに加入していれば、それらも控除の対象になります。
財形などの会社独自の制度を除き、一般的に税金と社会保険料は年収のおよそ2割。
これを平均年収に当てはめると以下のとおりです。
・20代前半の場合、平均年収258万円の8割なので、手取りは約207万円
・20代後半の場合、平均年収351万円の8割なので、手取りは約281万円
さらに、月の手取り(ボーナスなしの場合)に換算してみましょう。
・20代前半の場合、207万円を12分割すると、約17.3万円
・20代後半の場合、281万円を12分割すると、約23.5万円
年収だとイメージしにくい…という方は、月の手取り額を参考にしてみてください。
◆平均年収より低いから転職!は危険かも
これまでの平均年収や月の手取りを参考にして、「平均より低かった…」という方もいるでしょう。
しかし、現状で平均年収より低くても、勤続や昇格による昇給率が高ければ将来的には平均年収を超える可能性も考えられます。
昇給は50歳がピークと言われており、年収もそれに合わせてどんどん上がる傾向。そのため、目先の収入だけを考えて転職するのはやめたほうがいいでしょう。
会社の昇給率を知っておくと、将来のことを考えやすくなるのでおすすめです。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。