- フリーター就職支援「ハタラクティブ」TOP
- お役立ち記事TOP
- ニート期間中のボランティア活動は就活に有利に働く?
ニート期間中のボランティア活動は就活に有利に働く?
更新日
この記事のまとめ
- ボランティア活動には「時間を有効に使える」など、さまざまなメリットがある
- 社会に出ることに不安があるニートは、ボランティア活動から始めるのも一つの手
- 就活では、ボランティア活動の内容と企業との関連性・学んだことなどをアピールする
ニート期間中のボランティア活動には「さまざまな人と交流をもてる」「時間を有効に使える」などのメリットがあります。就職を検討しているものの、ニート期間が長かったためなかなか一歩が踏み出せないという場合は、まずはボランティア活動から始めてみるのも1つの方法です。このコラムでは、ボランティア活動で得られるメリットを解説。就職を目指す際に、ボランティア経験の効果的なアピール方法も紹介しています。
ニートはボランティア活動から社会復帰を目指すのも手
ニートを脱出して社会に出たいと考えていてはいるものの、いきなり就職するのはハードルが高く感じてしまう場合もあるでしょう。そのように悩む場合は、思い切ってボランティア活動に参加してみるのも1つの方法です。ボランティア活動は、ニートからの社会復帰を考えている方にぴったりの場といえます。社会に出たら、職場にはさまざまな年齢層や立場の人が在籍しており、コミュニケーションを取りながら信頼関係を築き上げていくことが必要です。ボランティアは基本的に、年齢や性別、経歴などの垣根なく、さまざまな立場に属している方が参加しており、実社会と同様、幅広い交流を持つことができます。そのため、コミュニケーションを取るのが苦手な方にとっては、経験を積む良い機会となるでしょう。また、職業体験に近いボランティアもあるため、興味のある職種や業界に関係するものを選ぶとより有意義なものになる可能性があります。
ニートがボランティア活動で得られるメリットとは
ニートにとってボランティア活動への参加は、多くのメリットが得られることと考えられます。
時間を有効に使える
仕事をしていない状態だと、家にこもりがちになってしまう傾向にあります。ボランティア活動を始めれば、その時間を有効に活用することができるでしょう。また、就職活動において、ニート期間に何もしていないとネガティブな印象を抱かれてしまう恐れがありますが、ボランティア活動に参加することによって、その点も解消できるでしょう。
コミュニケーション能力が身につく
先述したように、ボランティアは幅広い年齢や立場の人が参加しており、多くの人と交流を持ちやすい環境です。そのため、社会復帰に向けてコミュニケーション能力を身につけたい、伸ばしたいという場合は、ボランティア活動をすることも検討してみると良いでしょう。
自主性・自発性が芽生える
ボランティア活動は、あくまで自分の意思で行うものであり、自ら積極的に行動することが必要になる場面が多々あります。そのような日々を過ごすことにより、自主性や自発性が自然と芽生えてくるでしょう。自主性・自発性は、実際に社会に出る際も大切な要素なので、身につけておくと就職活動にも有利に働くはずです。
できることから参加が可能
ボランティアは無償での活動です。節度を持って行動する必要はもちろんありますが、実際の労働のような利益が絡む責任を課せられることはありません。そのため、たとえ自分のやり方が効率的といえなかったり、不器用だったりしても、一生懸命取り組む姿勢さえあれば働きが認められる可能性が高いです。責任の重さを感じることなく、小さなことでもできることから参加していける点もメリットの1つといえるでしょう。
就職活動でのアピールポイントになる
ボランティア活動の実績は、就職活動でのアピール材料にもなります。ただし、熱心に打ち込むことができ、ボランティアを通して何か得るものがあることが大切。参加するボランティアは、自分が興味を持てることや熱意を注げるものを選びましょう。
ニートがボランティア活動を面接でアピールするポイント
ニートがボランティア活動を面接でアピールする際は、以下のポイントを押さえると効果的です。
企業との関連性
ただ「ボランティアに参加した」ということを示すのではなく、ボランティアの活動内容の中でも特に志望先の企業と関連性が高いものをピックアップしてアピールしましょう。ボランティアの活動実績がより有意義なものとなり、志望動機やアピール内容にも説得力を持たせることができます。
空白期間の有効活用
空白期間は、ニートが面接で回答に困る項目の1つです。ボランティア活動をしていた実績があれば、空白期間について問われても明確に答えられます。空白期間を有効に活用していたということをアピールでき、好印象に繋がるでしょう。空白期間の答え方については「空白期間を面接で聞かれたら?「何もしてない」はOK?答え方や例文を紹介」でも紹介しているので、あわせて参考にしてみてください。
積極性と行動力
ボランティアは義務ではないため、参加したというだけで積極性と行動力があるということになります。積極性や行動力は、就職活動ではプラスの要素となるため、的確に内容をまとめてアピールしていきましょう。
ボランティア活動に参加した動機
ただ就職活動を有利にするためではなく、自分なりの理由があってボランティア活動に参加したということを伝えることが大切です。面接でしっかり説明できるように、「なぜボランティア活動をしようと思ったか」「なぜそのボランティアを選んだのか」ということを明確にしておきましょう。
ボランティアを通して何を得たか
ボランティアを通じて、最終的に何か得たものがあるかどうかも大切なアピールポイントの1つです。そして、それを入社後どのように活かしていくか説明しましょう。これをしっかり伝えることができれば、「有意義な活動をしていた」というアピールになるはずです。
ニートから就職を目指す場合の仕事探しのポイント
ニートから就職を目指す場合は、人手不足の業界や未経験歓迎の求人を探してみるのも方法の1つです。なかでも介護職や営業職、販売職などは、未経験歓迎の求人が多く、ニートからの就職を目指しやすい職種といえるでしょう。「ニートにおすすめの職業11選!就職するための方法も紹介」では、ニートから挑戦しやすい職種や業界を紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。ニートはボランティア活動を足がかりにして就職を目指すのも手
ボランティアは、職業として働くこととは違うものの、社会の中で活動するという状態を体験できます。ボランティア活動を続けていけば、その体験が仕事への自信に繋がっていくでしょう。一緒に活動する仲間やボランティア対象の人とコミュニケーションを取ることで、対人スキルも身につけられます。
また、ニート期間が長いと、生活が不規則になり、体力が落ちてしまいがち。生活の中にボランティアの時間を取り入れることで、乱れがちな生活リズムや下がり気味の体力を取り戻せる可能性があります。このように、ボランティアはただニート期間の空白を埋めるだけでなく、社会に出る準備を整えるのに最適です。現状を変えたいと思っていても、社会に出ることは不安に感じるという方は、まずはボランティア活動からスタートしてみることをおすすめします。
ニートが就職活動を行う場合は就職支援サービスを利用しよう
ニートから就職活動を行う場合は、ハローワークやジョブカフェなどの公共機関や民間の就職エージェントなどの就職支援サービスを利用するのがおすすめです。もし、「やりたい仕事がない」「どのような業界に挑戦すべきか分からない」などとお悩みの場合は、一度カウンセリングを受けてみて、就活の軸を決めると良いでしょう。「ニートがカウンセリングを受けられる場所とは?就職相談の受け方をご紹介!」では、ニートがカウンセリングを受けるメリットを解説。また、カウンセリングを受けられる場所も紹介しているので、あわせて参考にしてみてください。せっかく勇気を出してボランティア活動に参加したのなら、その有意義な体験を就職活動で効果的にアピールしましょう。就職に有利な自己PR方法を習得したい方は、就職エージェントの活用を視野に入れてみるのもおすすめです。
ハタラクティブでは、これまで多くの転職・就職活動を支えてきたプロの就活アドバイザーが、就職に関するさまざまな悩みや疑問に対応します。マンツーマンで一人ひとりに合ったサポートを行うので、就職活動が初めての方も安心です。応募書類の書き方や面接対策など、就職活動に必要な取り組みもしっかり指導します。就職を成功させたい方は、ぜひハタラクティブまでご相談ください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。
※2014年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。