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自己分析サイトの正しい使い方は?自分を知って就職や転職を成功させよう
更新日
この記事のまとめ
- 自己分析は自分で行い、サイトは結果の確認のために使うのがベター
- 就職や転職における自己分析は、企業選びや選考での自己PRに欠かせない作業の一つ
- サイトを使わずに自己分析をする場合は、過去の経験を深掘りする方法が一般的
- 多くの自己分析サイトでは、簡単な質問に答えることで人間性を導き出してくれる
- 自己分析が難しい場合は、サイトではなく第三者に「他己分析」してもらうのも有効
「自己分析サイト」を使って就職・転職活動を成功させたいと考える方も多いでしょう。しかし、自己分析サイトの結果は必ずしも正確とは限らず、100%頼るのはあまり望ましくありません。このコラムでは、自己分析の目的ややり方を解説。自己分析サイトを使う場合は、どのように活用すべきかについても触れています。自分の強みや価値観を正しく知り、就職・転職に活かしましょう。
自己分析とは?サイトの結果だけに頼らないほうが良い?
自己分析とは、自身の強みや弱み、価値観などを把握することです。就職・転職活動における重要な作業の一つで、自己PRや企業選びに活かします。しかし、「自己分析には時間がかかる」「自己分析の仕方が分からない」という求職者は多く、無料で利用できる「自己分析サイト」を使う人も増えているようです。自己分析サイトでは、いくつかの質問に答えるだけで、回答の傾向から利用者の性格や適性を分析してもらえます。手軽に客観的な「自分像」を知れる便利なツールですが、正しく活用しなければ就職・転職活動への効果は薄いでしょう。
サイトは「確認」に使うのがベター
自己分析サイトは、あくまでも自身で行った分析の「確認」に使うのがベターです。自己分析サイトのデータは必ずしも正確とは限らず、サイトによっては結果が違う場合もあるでしょう。そのため、自己分析をサイトの結果だけに頼ってしまうと、本当の「自分」の人物像が把握できない可能性があります。
また、自分で分析していない分、結果に納得感が得られないこともあるでしょう。なぜその分析結果が出たのか理解できないまま就職・転職活動に臨むと、選考で強みや価値観について追求された際に、上手く説明できない恐れもあります。自分で自己分析を行い、自身の人物像を把握したうえでサイトを確認するのが、おすすめの利用手順です。
自己分析の目的とは?
企業選びや選考での失敗を避けるには、「自分」を知ることが非常に重要です。以下では、就職・転職活動においてなぜ自己分析を行うのか、その目的を詳しく解説します。
就職や転職の軸を定める
自己分析は就職・転職の軸を定めるのに役立ちます。「どんなことにやりがいを感じるのか」「仕事に何を求めるのか」といった自身の価値観を把握しておけば、どのような企業を選べば良いかが明確になりやすくなるでしょう。
ミスマッチを防ごう
就職・転職の軸が定まらないまま企業を選ぶと、入社後にミスマッチが生じる可能性が高まります。「思っていた仕事ができない」「やりがいがなくモチベーションが上がらない」といった不満が溜まれば、早期退職につながりかねません。自分に合った長く働ける企業を選ぶために、自己分析は欠かせないといえます。
「武器」となる強みを明確にする
自己分析は、自身の強みを明確にするために必須です。選考では、ほぼ確実に自己PRや志望動機を述べるよう求められます。事前の自己分析で、強みとそれを裏付ける具体的なエピソードを言語化しておけば、選考で説得力のある自己PRや志望動機が伝えやすくなります。
選考では一貫性のある主張が重要
自身の強みを十分に把握できていないまま選考に臨むと、面接での回答にブレが生じる可能性があります。たとえば、「リーダーシップがあるとアピールしていたのに、別の質問の回答ではサポート役が適している印象を受ける」といった相違があれば、採用担当者に真の強みは伝わりません。また、「自己分析が甘い」「適当に回答している」と判断されてしまえば、内定が遠のいてしまう可能性もあります。選考で一貫性のある主張ができるよう、自己分析は徹底して行いましょう。自己分析の必要性は「自己分析とは?実施のメリットと就活・転職活動での必要性を解説」でも解説しています。あわせて参考にしてみてください。
自己分析をサイトを使わずに行う方法
先述のとおり、自己分析はサイトを使う前に自身で行うのが望ましいです。ここでは、一般的な自己分析のやり方を詳しく解説します。
1.過去の経験を書き出す
まず、過去の経験を振り返りましょう。部活動やアルバイト、前職での出来事などを時系列順に書き出すと情報が整理しやすくなります。
2.それぞれの経験を深掘りする
次に、それぞれの経験で感じたことを深掘りします。「なぜ楽しかったのか」「なぜ努力できたのか」といった自問自答を繰り返していくうちに、自身の特徴が浮かび上がってくるでしょう。
3.強みや価値観をまとめる
最後に、自身の特徴から強みや価値観をまとめます。これまでの人生経験から強みや価値観を洗い出したことで、一貫性のある自己PRをしやすくなり、また結論を裏付ける具体的なエピソードも挙げやすくなっているでしょう。
弱みも強みに転じる可能性がある
選考では「短所は何ですか?」「今までの失敗談を教えてください」といった質問を投げかけられる場合があります。そのため、自己分析の際には、マイナスの出来事や弱みも把握しておくのがおすすめです。また、弱みは強みに変換できる可能性もあります。たとえば、「引っ込み思案」という弱みは、「周囲の状況を判断したうえで行動できる」と言い換えられるでしょう。強みが多ければ多いほど、面接でポジティブな回答ができ、企業選びの幅も広がります。就職・転職成功の可能性を高めるためにも、自分の特徴はくまなく把握しておきましょう。
自己分析のやり方は、「自己分析のやり方が知りたい!ノートを使った簡単でおすすめの方法をご紹介」でも解説しています。自己分析サイトを使う前に、自分で過去の出来事を振り返りながらアピールポイントを探してみましょう。
一般的な自己分析サイトの使い方
自身での自己分析ができたら、結果の確認のために自己分析サイトを使用してみましょう。ここでは、一般的な自己分析サイトの使い方を紹介します。
1.サイトに基本情報を登録する
多くの自己分析サイトでは、まず利用者の基本情報を登録します。サイトによっては、基本情報をもとに利用者に合った求人を紹介してくれたり、企業からスカウトがきたりする機能がある場合も。自己分析だけでなく、今後の就職・転職活動にも役立つサイトを選ぶと良いでしょう。
2.質問に答えて自己分析を行う
基本情報を登録したあとは、自己分析に移ります。多くのサイトでは、いくつかの簡単な質問に答えて、回答の傾向から性格や特徴を分析するようです。質問数は5問程度の場合もあれば、数十問、100問以上に渡る場合も。また、回答の種類は「はい・いいえ」の2択や、「当てはまる」「当てはまらない」「どちらともいえない」といった3~5択など、サイトによって異なります。正しい結果が出るよう、質問や選択肢をよく確認したうえで回答しましょう。
悩まず直感的に答えよう
自己分析サイトの質問には、悩まず直感的に答えることが大切です。自分にとって良い結果を出そうとして、回答を選びすぎるのは望ましくありません。正しい自分像が分析できず、企業選びや自己PRに役立てられない可能性が高まります。思いついたままに回答したほうが、自分らしさが反映された結果が出やすいでしょう。
3.自己分析の結果を確認する
最後に自己分析サイトの診断結果を確認します。性格を身近な生き物やキャラクターに例えたり、複数のグラフを用いて人物像を解説したりと、分析結果の出方はサイトによってさまざまです。ゲームや占い要素が強い自己分析サイトでは、詳細な人物像がつかみにくい結果が提示される可能性もあります。自分の人間性をより明確に把握したい方は、細部まで分析結果を提示してくれる自己分析サイトを使用するのが良いでしょう。
なお、インターネット上には自己分析サイトだけでなく「自己分析シート」も無料で公開されています。自己分析シートも便利なツールの一つなので、「転職活動の要!自己分析の重要性とは」を参考にしながら利用してみましょう。
自己分析はサイトではなく第三者に頼るのも手
「自己分析がうまくいかない」「自己分析サイトの結果を見てもいまいち納得できない」という方は、第三者に「他己分析」してもらうのも手です。家族や友人、現職の上司といった身近な人に、自分の強みや印象を聞いてみましょう。第三者に評価してもらえば、自分では気付かなかったアピールポイントが見出せる可能性があります。
また、就職・転職活動のプロであるエージェントに相談するのも効果的です。就職・転職エージェントは、何人もの相談者と面談を行っています。そのため、過去の相談者の分析も参考にしながら、相対的に強み・弱みや価値観を指摘してくれるでしょう。相談者に適した求人を紹介してくれるメリットもあります。自分らしさを活かせる企業で働きたい方は、エージェントの活用も視野に入れてみましょう。
就職・転職エージェントに自己分析のサポートを依頼したい方は、ぜひハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブは、若年層を中心に支援する就職・転職エージェントです。専任アドバイザーが丁寧にカウンセリングを行い、相談者一人ひとりの希望や適性に合った求人をご紹介します。 また、応募書類の添削や面接対策も実施。自己分析の結果をうまくアピールできない方も、しっかりサポートします。サービスはすべて無料なので、まずはお気軽にご連絡ください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。