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転職エージェントにお礼はするべき?おすすめの伝え方や例文を紹介
更新日
この記事のまとめ
- 転職エージェントへのお礼は必須ではないが、感謝の気持ちを伝えても良い
- 転職エージェントにお礼を伝える場合は、メールがおすすめ
- 転職エージェントに紹介された企業へのお礼も必須ではないが、好印象に繋がる可能性も
- 企業へのお礼メールは、できるだけ当日中にエージェントを通じて送る
- お礼メールに対して企業から返信があった場合は、必ず返事を送ろう
「転職エージェントにお礼は伝えたほうが良い?」とお悩みの方もいることでしょう。このコラムでは、転職エージェントへのお礼について解説。おすすめのお礼の伝え方を紹介しています。また、転職エージェントに送るお礼メールの例文も、状況別にまとめました。さらに、転職エージェントに紹介された企業へ、お礼を伝えたい場合の注意点や例文も紹介しています。ぜひ本コラムを就職・転職活動の参考にしてください。
転職エージェントにお礼は必要?
この項では、転職エージェントに対して面談後や内定後など、何か一言伝えるべきだろうかと悩んだ際の対応方法について紹介します。
転職エージェントへのお礼は必須でない
結論からいうと、転職エージェントへのお礼は必須ではありません。エージェントの担当者は、転職希望者を無事に内定までサポートすることを仕事としているため「お礼」の気遣いは必要ないのです。しかし、「感謝の気持を伝えたい」と感じるならばその気持ちを素直に伝えましょう。感謝の気持ちを伝えてもらえることは、転職エージェントに限らず誰しもうれしいと感じるはずです。もし、「面談で親身になって話を聞いてくれた」「自分にぴったりの求人を提案してくれた」など「お世話になったな」という気持ちがあるなら、ぜひお礼を伝えましょう。
お礼をしたいなら菓子折りよりもメールがおすすめ
お礼の際には、菓子折りなどの物品は必要ありません。エージェントの担当者にとって、自分が担当した求職者が転職に成功することが喜びだからです。また、転職後しばらくしてから、新しい会社で元気にやっているという報告を受けるのはエージェントにとってうれしいものです。感謝や報告の言葉が、仕事のモチベーションに繋がるといっても過言ではないでしょう。
「転職エージェントのオフィスに行って直接お礼を伝えるべき?」と考える方もいるでしょうが、担当者の都合の良いタイミングで確認できるメールがおすすめです。また、メールを送る側にとっても、転職の準備や新しい環境に慣れるので忙しいなかでも時間を作りやすいと考えられます。
手紙でお礼を伝えても良い?
手紙でお礼を伝えても問題ありません。その際は、封筒の宛名の書き方や敬語の使い方など、ビジネスマナーを守った手紙を送りましょう。封筒の宛名を書く際のポイントは「封筒の宛名は横書きにしても良い?表面と裏面の書き方や注意点を解説」のコラムにて紹介していますので、併せてご一読ください。転職エージェントに送るお礼メールの例文
ここでは、転職エージェントに送るメールの例文を状況別に紹介していきます。
転職エージェントとの面談後のお礼メール
まずは、転職エージェントの面談後に、担当のアドバイザー宛てにメールを送る際の例文です。面談後すぐ、できれば初回の面談で送ると良いでしょう。アドバイザーに「礼儀正しい」「誠実な方だ」と印象付けられ、「この人になら大事な企業を紹介しても大丈夫だろう」と信頼してもらえる可能性もあります。
例文
件名:面談のお礼 □□△△
株式会社◎◎エージェント
▲▲●●様
お世話になっております。
本日、面談をしていただいた□□△△と申します。
この度はお忙しい中、面接の機会をいただきまして誠にありがとうございました。
▲▲様に面談をしていただいたことで、転職への不安点が解消されました。
面談でご指導いただいた自己PRについては、
改めて自己分析を行い、来週中にご連絡いたします。
今後とも、何卒よろしくお願い申し上げます。
------------------------------
□□△△
〒123-4567
東京都✕✕市✕✕1-2-3
Tel: XXX-XXXX-XXXX
Mail: XXX@XXX.jp
------------------------------
上記のように、内容は簡単なもので構いません。まずは、面談に時間を割いてもらったお礼を述べ、それから面談の話や学びなどを盛り込みます。ビジネスメールを意識し、できるだけ面談をした当日中に送るとより良い印象を与えられるでしょう。
内定獲得後の転職エージェントへのお礼メール
内定を得て転職活動を終えるとき、サポートしてくれた担当コンサルタントへ感謝の気持ちを伝えたい方も多いでしょう。ここでは、そのようなときに送る感謝のメールの例文をご紹介します。
例文
件名:内定のお礼 □□△△
株式会社◎◎エージェント
▲▲●●様
いつもお世話になっております。
□□△△と申します。
▲▲様にお礼をお伝えしたく、メールをいたしました。
×ヶ月の間、私の転職活動のサポートをしていただき、誠にありがとうございました。
希望条件にこれほど近い企業に内定をいただけたのは、
▲▲様のサポートがあってこそだと感じております。
まずは次の環境で努力をする心づもりではありますが、
今後、キャリアについてまた考えることがありましたら
また▲▲様にご相談させていただけましたら幸甚に存じます。
今後とも、何卒よろしくお願い申し上げます。
------------------------------
□□△△
〒123-4567
東京都✕✕市✕✕1-2-3
Tel: XXX-XXXX-XXXX
Mail: XXX@XXX.jp
------------------------------
内定後のお礼メールでは、上記のようにこれまでのサポートへの感謝の気持ちを伝えましょう。それから「この先また相談することがあればよろしくお願いします」という旨で締めます。あまり堅くなりすぎず、感謝の気持ちを素直に伝えれば問題ありません。
転職エージェントに紹介された企業へのお礼は必要?
転職エージェントに紹介された企業へのお礼も、必須ではありません。しかし、転職活動をしている人のなかには、面接のあとに採用担当者にお礼状やお礼メールを出す人がいるため、自分もそうするべきか迷うこともあるでしょう。転職エージェントを利用している場合、企業とのやり取りはすべてエージェントの担当者が行います。お礼についても、エージェントを通じて企業に伝えましょう。忙しい中で面接の時間をとってくれたことに対する感謝を伝えるものなので、エージェントと同様に企業へのお礼がなかったからといってマナー違反にはなりません。
必須ではないが好印象に繋がる可能性がある
転職エージェントに紹介された企業へは、求職者が直接お礼を出す必要はありませんが、どうしてもお礼を伝えたいという場合にはエージェントの担当者に相談してみましょう。企業とエージェントとのやり取りのなかで求職者からのお礼があった旨を伝えられます。お礼は必須ではないですが、好印象に繋がる可能性もあるため、「お礼を伝えたい」と思ったら気持ちを伝えると良いでしょう。
企業へのお礼メールで気をつけるべき3つの注意点
企業へお礼メールを送るときは、マナーを守る必要があります。せっかくのお礼メールも、マナーが守れていないとマイナス評価に繋がりかねません。以下に、注意点をまとめました。
1.当日中に送る
お礼メールは、面接が終了したら速やかに送ることがポイントです。当日中に送ることを心掛け、遅くても翌日の午前中には送るようにしましょう。お礼メールは入社意欲のアピールになる場合もあります。企業が合否の判断をする前にお礼メールを送り、採用に繋げましょう。
2.シンプルで分かりやすい内容にする
お礼のメールでは、気持ちをシンプルに分かりやすくまとめることを心掛けてください。採用担当者は、日々の業務で求職者以外にもたくさんのメールを受け取っています。そのため、パッと見ただけで意図の分かる内容が好ましいです。件名を見るだけで、何が書かれていて誰から来たのか分かるよう「面接のお礼 氏名」といったタイトルにすると誰の目にも分かりやすく、ほかのメールに紛れることもないでしょう。
お礼メールに自己PRや志望動機などは書かない
お礼メールやお礼状で気をつけたいのが、自己PRや志望動機などの余計な内容を書きすぎてしまうこと。本来、そういったことは面接の時間にすべて相手に伝えておくべき内容です。「面接で言えなかったことを追記するために送ってきたのかも」という印象を与えないためにも、内容はお礼を簡単に伝える程度にとどめておきましょう。3.返信があったら重ねて返信する
ビジネスにおけるメールでは、目下の人からの返事で終わるのがマナーです。お礼メールに対して企業から返信があった場合、必ず返事を送るようにしましょう。返信メールへの返事もできるだけ早めに、遅くとも翌日には送るようにしてください。企業からの返信メールについては「就活メールの返信はどこまでする?書き方やマナーを例文を交えて解説」のコラムで詳しく解説しています。
紹介された企業へのお礼メールの例文
紹介された企業へのお礼は、転職エージェントを通して行われます。電話は一度で相手に繋がると限らないので、都合の良い時間に確認してもらえるメールがおすすめです。この項では、転職エージェントに紹介された企業へのお礼メールの例文を、状況別にご紹介します。
面談後にお礼を伝えたい場合
企業で面接をしてくれた担当の方に対して、感謝の気持ちを伝える場合も、転職エージェントへその旨を依頼するメールを送りましょう。ここでは、依頼メールの例文をご紹介します。
例文
件名:一次面接のお礼のお願い □□△△
株式会社◎◎エージェント
▲▲●●様
お世話になっております。
□□△△と申します。
本日、▲▲様にご紹介いただいた「株式会社✕✕」一次面接へ行ってまいりました。
面接でお話を伺うことで、✕✕の社風や、差別化された事業による将来性を実感いたしました。
この会社で仕事をしたいという気持ちがよりいっそう強くなった次第です。
つきましては、株式会社✕✕の採用ご担当者様に、
本日の面接のお礼をお伝えいただくことは可能でしょうか。
お手数をおかけして申し訳ありませんが、何卒よろしくお願いいたします。
------------------------------
□□△△
〒123-4567
東京都✕✕市✕✕1-2-3
Tel: XXX-XXXX-XXXX
Mail: XXX@XXX.jp
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面談先企業へのお礼依頼メールを送る際は、求人企業にお礼の気持ちを伝えてほしい旨を伝えましょう。その際に、企業に伝えてほしい「面接を通じて感じたこと」を添えるとより良い内容になります。また、エージェントへのお願いごとになりますので「お手数をおかけして申し訳ありません」といった一言を簡潔に添えてまとめましょう。
内定に対してお礼を伝えたい場合
企業からの採用通知に対して、感謝の気持ちを伝える場合も、転職エージェントへその旨を依頼するメールを送りましょう。
例文
件名:採用のお礼のお願い □□△△
株式会社◎◎エージェント
▲▲●●様
お世話になっております。
□□△△と申します。
本日「株式会社✕✕」の採用通知をいただきましたこと、光栄に存じます。
また、それと同時に、身の引き締まる思いがいたします。
これまで培ってきた経験を活かし、業績向上に貢献できるよう尽力したいと思います。
つきましては、採用連絡のお礼をお伝えいただくことは可能でしょうか。
お手数をおかけして申し訳ありませんが、何卒よろしくお願いいたします。
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□□△△
〒123-4567
東京都✕✕市✕✕1-2-3
Tel: XXX-XXXX-XXXX
Mail: XXX@XXX.jp
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内定先企業へのお礼依頼メールを送る際も、エージェントを通してお礼とともに「これからの意気込み」を添えると良いです。
メールは転職活動中に限らず、社会人になってからもビジネスメールとして送る機会が増える方もいるでしょう。「印象が良いビジネスメールの言い回しとは?間違えやすい敬語をご紹介」のコラムでは、ビジネスメールで押さえておきたい基本的な敬語の言い回しを紹介しています。今後の参考に、ぜひご一読ください。
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京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。