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高卒の仕事探しのポイントは?希望の就職を叶える4つのコツを解説
更新日
この記事のまとめ
- 高卒で仕事を探すなら、求人サイトだけでなくハローワークやエージェントを活用する
- 高卒の仕事探しでは「学歴不問」「実力主義」といった仕事に注目するのがおすすめ
- 募集要項に「大卒以上」と記載がある場合は高卒は応募できないことが多い
- 高卒の就職を成功させるには、自分のやりたいことやキャリアを明確にすることが大切
「高卒の仕事探しは難しいのでは…」と不安に思う方もいるでしょう。高卒は大卒に比べて仕事の選択肢が少ない傾向にあるのは事実です。しかし、学歴不問や実力主義の仕事を選べば将来的にも活躍でき、高収入につながる可能性もあります。このコラムでは、高卒で仕事を探すときに注目したいポイントやコツをまとめました。高校卒業後すぐなら年齢が若く歓迎する企業は多いので、しっかりアピールして正社員就職を成功させましょう。
高卒におすすめの仕事探しの方法
高卒者が就活をする際におすすめの方法を紹介します。就職支援サービスはそれぞれに特徴があるので、自分に合った方法を選びましょう。
求人サイトで探す
自分のペースで仕事探しをしたい高卒者は、求人サイトを利用して就職先を選ぶのがおすすめです。求人サイトにはさまざまな業界の正社員求人が全国規模で掲載されているため、勤務地や職種などの条件を設定し、検索すると該当する求人が閲覧できます。
大手の求人サイトほど登録されている求人数が多く、ほとんどの業界の仕事を網羅的に掲載しているので、豊富な選択肢から選べるのがメリットです。ただし、数多くの求人から自分で応募先を絞るのが難しい場合も。
また、スケジュール管理や応募書類の準備、応募先企業とのやり取りなどはすべて自分で行わなければならないので、仕事をしながら就活をしたい人にとっては労力が必要になります。
ハローワークに求職申し込みをする
公的な就職支援サービスであるハローワークに、求職申し込みをする方法もあります。ハローワークは求人紹介だけでなく、相談員に就活全般の相談ができたり、応募先企業について不明点があれば問い合わせてもらったりすることもできます。
ただし、ハローワークには地域密着型の中小企業の求人が多いという特徴があるので、志望する業界・職種によっては、応募したい求人が少ない場合もあります。
ハローワークでは職業訓練を受けられる
スキルを身につけてから就職したい高卒者には、職業訓練の受講も可能です。
職業訓練については「ハローワークの職業訓練を受けるには?具体的な内容や受講給付金制度を解説」のコラムでご確認いただけます。
就職・転職エージェントを利用する
就職・転職エージェントは民間の就職支援サービスです。専任の担当者がカウンセリングを行い、その人に合った就活のサポートをしてくれます。
スケジュール調整や採用担当者とのやり取りは担当者が代行してくれるため、効率的に就活を進めたい高卒者向き。また、自己分析や企業研究、面接対策なども担当者と一緒に行えるので、就活に慣れていない人も安心です。
ハローワークと異なるのは、企業側がコストをかけて求人を出している点です。採用意欲が高い企業が多いので、就職成功の確率が高いといえるでしょう。
上記のほか、知人の紹介やアルバイトから正社員を目指すなどの方法もあります。「アルバイトから正社員になるには?採用されやすい人の特徴と履歴書のポイント」のコラムでは、正社員登用制度について解説していますので、参考にしてみてください。
高卒の方向け!仕事を見つける4つのコツ
高卒から正社員として就職するためには、学歴を問わず実力で勝負できる職業がおすすめです。また、業界や職種によっては年齢が若いほうが有利になることもあるでしょう。
1.「学歴不問」の仕事を探す
高卒者が仕事探しをする際は、「学歴不問」と記載されている求人を探しましょう。企業がこのような求人を出す背景には、間口を広げて多くの人を採用したいという事情があります。そのため、ライバルに大卒がいても、学歴だけで不利になる可能性は低いでしょう。
また、学歴不問とする企業には入社後のサポート体制が整っていることが多いので、応募の段階で経験やスキルがなくても採用されやすいといえます。
2.実力主義といわれる仕事を選ぶ
実力主義の仕事は、スキルや適性があれば学歴問わず採用される可能性が高いです。特に、転職者は前の会社での実績を伝えることで実力を証明できるでしょう。営業職や販売職での売上実績、新しい商品を開発した経験などがあれば、即戦力になれると高評価につながります。
また、プログラミングやデザインなど、専門スキルが必要とされる仕事も、技術があれば学歴に関係なく採用されます。「実力主義が向いている人は?会社の評価制度やメリット・デメリットも解説」のコラムでも、実力主義といわれる仕事の例を挙げていますので、ご一読ください。
汎用的なスキルをアピールしても良い
「売上に直結する仕事をしていない」「専門スキルがない」という場合は、チームワークを高めるために工夫した点や、顧客から感謝された出来事などをアピールしても問題ありません。コミュニケーション能力やリーダーシップ力といった汎用的なスキルも、選考で評価の対象になります。
3.若手を必要としている仕事を選ぶ
「高卒以上」「未経験歓迎」と明記している求人は、若手を必要としている場合が多いようです。たとえば、体力勝負の仕事や後継者不足の仕事では、学歴より年齢を重視して採用することがあります。
また、ベンチャー企業などの平均年齢が若い企業も、スキルよりポテンシャル重視で採用活動を行なっている傾向にあるため、高卒者の就職先として適しているでしょう。このような募集を出している企業は「若手を育てたい」という思いもあるので、就職後にスキルアップや昇進を目指したい高卒者におすすめです。
4.資格取得を目指す
資格を取得してから就職先を探すのも方法の一つです。資格があることで、大卒並みの学力があることを証明したり、意欲の高さをアピールできたりする場合があります。また、難関資格を取得しておけば、大卒に匹敵する高収入を得やすい仕事に就職できる可能性も高まるでしょう。
特に、有資格者が必須の業務を行う会社では、選考で有利になる可能性が高いようです。
高卒者におすすめの資格については、「高卒でも取れる資格はある?高収入・キャリアアップを目指そう」のコラムでご確認ください。
高卒転職者の仕事探しが難しいといわれる理由とは
高卒の新卒採用では就職内定率が高いのに対し、高卒者の転職の場合は難しいといわれています。「大卒以上」の求人に応募できないため、就職先選びの選択肢が少ないことは事実ですが、学歴に対するネガティブな気持ちが影響することも考えられるでしょう。
書類選考で大卒が有利になる場合がある
応募条件に「大卒以上」と記載がない求人でも、ライバルに大卒者がいると書類選考に通りにくくなる場合があります。採用担当者のなかには、「大卒のほうが能力が高い」と見なす人もいるからです。
特に応募者数が多い大手企業では、大卒者に的を絞って面接を行う、いわゆる学歴フィルターがある場合も少なくありません。すべての企業がそのような選考をするわけではないので、企業研究で応募先企業の採用の傾向を掴んでおくのがおすすめです。
「高卒だから」と消極的になっている
書類選考に通らなかったり、面接がうまくいかなかったりすると、「高卒だから」と学歴を理由にして就職活動に消極的になってしまう人もいるでしょう。
しかし、「学歴不問」の求人や実力主義の仕事では、高卒というだけで選考で不利になる可能性は低いといえます。就職活動に失敗した際は、書類の書き方や面接の回答内容を振り返り、問題点を分析して次に活かすのが大切です。特にポテンシャル重視や人柄重視で採用している企業では、大卒・高卒などの学歴を気にせず意欲や熱意をアピールする人が評価されます。
「高卒だから」と諦めるのではなく、「失敗も良い経験になった」と前向きに考えて積極的に就活を続けましょう。
高卒向けの仕事を選べていない
不採用が続いている人は、高卒向けの就職先に焦点を当てられていない可能性があります。学歴フィルターがある大手企業を選んでいたり、経歴・経験が豊富な転職者向けの求人に応募していたりすることが考えられるでしょう。
自分がやりたいことを優先して就職先選びの基準にするのは大切ですが、「できること」から選ぶのも方法の一つです。やりたい仕事の求人に「大卒以上」「経験重視」の条件が多い場合は、就職先の基準を見直し、経験を積んでから目指すことを検討してみましょう。
高卒向けの仕事に関しては「高卒者が就職するのにおすすめの仕事は?正社員になるメリットや方法も紹介」のコラムでもくわしく解説しています。
イメージだけで決めつけないのが大事
高卒の就活では、幅広く求人を探すのが就職成功のポイントです。「難しそうだから高卒には向いていない」「大卒者が優先されそうな職業」などと、イメージだけで選択肢から外すのはやめましょう。
また、条件は合うものの「やりたい仕事とは違う」と決めつけるのも良くありません。具体的な仕事内容を調べたり、会社説明会で先輩社員の話を聞いたりして、前向きに検討するのが大事です。
高卒者が仕事を探すときのチェックポイント
高卒者が仕事選びをする際は、以下のポイントに着目しましょう。
1.やりたいことを明確にする
仕事選びの際は自分がやりたいことを明確にし、それが実現できそうな就職先を選びましょう。高卒は選択肢が少ないと決めつけて「就職できるならなんでもいい」と職業を選んでしまうと、早期離職につながりやすくなります。
やりたいことであればモチベーションを保ちやすく、辛い仕事も乗り越えられるはずです。
2.できることを洗い出す
やりたいこととは別に、できることを洗い出すのも大事です。できることを基準に職業を選ぶと、成果を出しやすく、仕事が楽しいと感じられるでしょう。
そのためにも、自己分析によって、自分の強みや得意なことを見つけるのが大切。これまでに人から褒められたことや、感謝された出来事などを振り返ると、自分の強みが見つけやすくなります。
強みを見出すのが難しい高卒者は、苦手なことを明確にするのもおすすめです。苦手なことを避けた職業を選ぶことで、ミスマッチの防止につながります。
3.希望の働き方を考える
働き方を基準に仕事選びをするのも良いでしょう。「ライフワークバランスを大事にしたい」「たくさん働いてスキルアップしたい」など、希望の働き方は人それぞれです。
やりたい職業に就けたとしても、働き方に不満があると長続きしません。自分に合った職業に就くためには就職後の生活を具体的にイメージすることが大切。あまりにも希望と合わない業界や職業は避けるのが無難といえます。
4.就職先に求める条件を決める
「転勤がない」「福利厚生の充実」など、就職先に求める条件を決めておきましょう。
ただし、条件が多過ぎると選択肢が減ってしまうので、「譲れない条件」「妥協しても良い条件」などを明らかにしておくことをおすすめします。すべての希望が叶う就職先はないと考え、条件の優先順位を決めておくと良いでしょう。
5.キャリアプランを作る
高卒者が自分に合った就職先を選ぶうえで、キャリアプランは重要です。
キャリアプランを考える際は10年後・5年後・1年後と段階を分けて目標を決め、そのために何をすべきかを明確にします。たとえば、「10年後は△△のエキスパートになりたい」という目標があるなら、資格取得制度がある企業を選ぶなどの選択肢が考えられるでしょう。
「高卒向け!キャリアを築ける仕事を紹介」では、高卒者がキャリアプランを築きやすい職種についてご紹介しています。
高卒で高収入を得られる仕事はある?
高卒は大卒に比べて高収入を得にくいといわれています。ただし、平均賃金が高い業界の仕事を選べば、将来的に高収入を得られるチャンスもあるでしょう。この項では、学歴別・産業別の平均賃金を紹介します。
高卒の平均賃金
厚生労働省の調査「令和5年賃金構造基本統計調査」によると、高卒の平均賃金は28万1,900円です。
専門学校卒の平均賃金は30万200円、大卒は36万9,400円なので、高卒者が高収入を得にくいのは事実といえます。また、男女別に比較した平均賃金は以下のとおりです。
高校 | 専門学校 | 高専・短大 | 大学 | 大学院 | |
---|---|---|---|---|---|
年齢計(男性) | 306,100円 | 325,600円 | 354,900円 | 399,900円 | 491,001円 |
年齢計(女性) | 230,500円 | 271,800円 | 273,500円 | 299,200円 | 407,800円 |
引用:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査結果の概況(3)学歴別にみた賃金」
男性の場合、高卒と専門学校卒の差は1万8,300円と小さいものの、大卒との差は8万7,500円と大きいのが特徴です。女性は、専門学校卒との差は4万1,300円、大卒との差は6万8,700円でいずれも差が開いています。
平均賃金が高い仕事を選ぼう
上記の結果はあらゆる仕事の平均です。
平均賃金が高めの業界や職種を選べば、高卒でも大卒並みに高収入を得られる可能性があります。
賃金(年齢計) | |
---|---|
鉱業、採石業、砂利採取業 | 366,700円 |
建設業 | 349,400円 |
製造業 | 306,000円 |
電気・ガス・熱供給・水道業 | 410,200円 |
情報通信業 | 381,200円 |
運輸業,郵便業 | 294,300円 |
卸売業,小売業 | 319,600円 |
金融業,保険業 | 393,400円 |
引用:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査結果の概況(3)産業別にみた賃金」
同調査の「産業別にみた賃金」によると、最も平均賃金が高いのは「電気・ガス・熱供給・水道業」です。インフラ業界には大手企業が多いので、高卒にはハードルが高いと思う人もいるようですが、大手企業の子会社なら学歴を問わないことも。
また、インフラエンジニアといったIT系の職種も高卒にチャンスがあるでしょう。特に、インフラエンジニアは学歴より実力重視の傾向にあるため、ITの知識がある高卒者の就職先としてはおすすめです。「高卒で目指すネットワークエンジニア」のコラムで、ネットワークエンジニアの仕事内容や向いている人のタイプについて解説しているので、参考にしてみてください。
平均賃金が高い仕事として「金融業、保険業」もあります。営業職は学歴よりポテンシャル重視で採用する傾向があるので高卒者におすすめ。実力次第で高収入を得られる可能性が十分にあります。上記のほか、高収入を得るためには、自分の強みを活かせる職業を選ぶのも良いでしょう。
強みを活かせる業界や職業では成果が出しやすく、昇給・昇格につながりやすくなります。「高卒で稼げる職業は?高収入を得る方法やホワイトな企業の見つけ方」のコラムでは、高卒で就職した人が高収入を得るための方法を解説しているので、こちらも併せてご覧ください。
参照元
厚生労働省
賃金構造基本統計調査
高卒が正社員の仕事に就くためにすべきこと
高卒者が正社員就職に成功するためには、履歴書の書き方を工夫して、まずは書類選考に通る必要があります。また、面接で良い結果を出せるように、面接対策を怠らないのも重要です。
履歴書の書き方はルールを守る
履歴書の書き方にはルールがあります。
ルールが守れていないと、ビジネスマナーが分かっていないと見なされ選考に通りにくくなるので注意が必要です。履歴書は丁寧に書き、誤字脱字がないように気をつけるのはもちろん、敬語の使い方や見やすさにも気を配りましょう。
また、志望動機や自己PRは他社の内容を使いまわすのではなく、応募先企業によって書き分けるのが基本。そのほか、「アルバイトは正式な職歴として記載しない」「学校名や資格名は正式名称で書く」などのルールもあります。
「履歴書作成の基本!学歴や志望動機の書き方と封筒を使うときのマナー」のコラムでも、詳しく履歴書の基本を解説しているのでご確認ください。
アピールする内容は1つに絞る
自己PR欄にはできるだけ多くの強みを書くのが良いと考える高卒者もいるようですが、アピールする内容は1つに絞ったほうが良いでしょう。内容が多いと「結局、何が強みなのか分からない」「プレゼン能力が低い」と思われてしまいます。大事なポイントを確実に伝えるために、重要度の高いものだけを記載して印象づけるのがコツです。
面接対策をしておく
面接は、採用担当者に自分を直接アピールできる貴重な機会です。書類選考に通ったということは、企業側も応募者に興味を持っている証拠なので、この機会を活かすために面接対策を行いましょう。
面接対策では、想定される質問への回答を用意し、模擬面接を行って話し方や表情を練習します。また、忘れがちな立ち居振る舞いのマナーや服装についても確認しておけるよう、知人や転職エージェントに協力してもらうと良いでしょう。
マナーを守ろう
面接では話す内容だけでなく、服装や立ち居振る舞いなどもチェックされます。社会経験がない高卒者であっても、仕事の場にふさわしい対応ができることを証明する必要があるでしょう。受付や入室前の対応も選考に関わることを念頭に置き、マナーを守るように心がけてください。面接での主なマナーは以下のとおりです。
- ・服装はビジネススーツが原則
・女性はアクセサリーの着用を控える
・前髪が顔にかからないようにする
・受付は10分前に済ませる
・入室の際、ドアを後ろ手で閉めない
・挨拶をして、促されたら着席する
・荷物は床に置く
そのほかのマナーについては「面接マナーを解説!就職・転職活動に必須の礼儀作法と身だしなみとは」のコラムを読んで確認しましょう。
結論から答えよう
面接で質問されたら、結論から答えましょう。
面接官が最も聞きたい「質問に対する答え」を最初に述べることで、「要点が分かっている」「話し上手」といった良い印象を残せます。説明から話しはじめてしまうと、緊張してうまく話せなかった場合に「何が結論だったのか分からない」と思われてしまうことも。
また、面接の時間は限られているため、大事なことを話す前に時間切れとなる恐れもあります。最初に結論を述べることで、そのようなリスクを回避することにもつながるでしょう。
高卒者が面接で意識したい6つの注目点
ここでは、高卒者が正社員の面接で意識したい項目についてまとめました。近年は大学に進学する人が増えているため、大学に進学しなかった理由を問われることは多いでしょう。
また、高校卒業から面接の日まで期間が空いていれば、その間に何をしていたか確認されることも。高卒者に対してネガティブな印象を抱く人がいるのも事実なので、仕事や働くことに対する意欲をしっかりアピールすると、好印象につながるでしょう。
1.大学に進学しなかった理由を明らかにする
高卒者は、面接で大学に進学しなかった理由を聞かれる可能性があります。このような質問をする面接官は、「勉強を怠けたのではないか」「忍耐力が足りないのでは」といった懸念を抱いているためです。
企業側の懸念を払拭するためにも、「目標を叶えるために早く仕事をはじめたかった」といった前向きな理由を述べるのが重要になります。
2.ブランク期間にしていたことを説明する
高校卒業後すぐに働かず、ブランク期間がある人もいるでしょう。ブランク期間があると選考でネガティブな印象を抱かれる場合があるため、その間に何をしていたのか説明できるようにしておく必要があります。
アルバイトをしていたなら、「やりたい仕事を見つけるために複数のアルバイトを経験した」といった説明が考えられるでしょう。さらに、その経験から得たものを伝えると好印象を残せます。
たとえば、「アルバイトで人から感謝されることにやりがいを感じたため、接客の仕事に就きたいと思った」など、志望動機につながる理由を述べるのがおすすめです。
ブランク期間は短いほうが良い
高卒フリーターは1日でも早く就活することをおすすめします。フリーター経験は正式な職歴ではないため、フリーターを続けてしまうと働いていない時間が長いということになります。また、年齢が高くなるほど就活は難しくなり、就職先の選択肢も減ってしまうでしょう。ブランク期間を少しでも短くすることが、就活成功のポイントです。
3.熱意や意欲をアピールする
多くの高卒者は仕事の経験が少ないため、経験豊富な転職者に比べてスキル不足と思われがちです。そのため、大卒などのほかの応募者より熱意や意欲があることをアピールする必要があります。
若い高卒者に対して企業側が期待するのは伸びしろです。「コミュニケーション能力を活かして、先輩から積極的に学びたい」といった意欲を伝えると、入社後の成長を期待されて採用につながる可能性があります。
4.企業が求める人物像に合う点を伝える
面接では、応募先企業が自分に合った就職先であることを伝える必要があるでしょう。企業が求める人物像と合う点を具体的に説明することで、「長く働いてくれそう」「自社にマッチしている」と評価されやすくなります。
そのためには、企業研究で応募先企業の社風や理念を調べておくのが大事です。また、実際に働いている先輩社員に話を聞き、社内の雰囲気や人間関係などを知るのも良いでしょう。
5.入社後にやりたいことを述べる
自分のキャリアプランと応募先企業のビジョンが合っていると、面接官が将来の活躍をイメージしやすくなります。たとえば、「5年後には海外の事業を担当したい」というキャリアプランを描いているなら、海外への市場拡大を目標に掲げている業界の企業とマッチ度が高いでしょう。
面接では入社後にどのような仕事がしたいかを述べ、応募先企業ならそれが実現できると考える根拠を示すのがポイントです。
6.条件を絞りすぎない
就活や転職活動で、就職先企業に求める条件を洗い出すことは大切です。しかし、あまりにも絞りすぎてしまうと応募する企業が少なくなってしまい、就活成功までの道のりは長くなってしまいます。
譲れない条件を洗い出したうえで、優先順位をつけながら妥協できる条件もピックアップしておくと良いでしょう。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。