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高収入を目指せる正社員求人とは?給料が高い職種ランキングも紹介
更新日
この記事のまとめ
- 正社員求人のなかでも高収入を狙うなら、インセンティブが出やすい営業職がおすすめ
- 建築関係やドライバー、警備員など体力勝負の正社員求人は高収入なことが多い
- 高収入の正社員求人には、専門職やITエンジニア・プログラマーなども挙げられる
- フリーターから正社員になり高収入を目指すなら、資格を取るのも効果的
「高収入を目指しやすい正社員求人にはどのような仕事があるのか気になる…」という方も多いのではないでしょうか。このコラムでは、高収入を狙える正社員求人の業界や職種、業務内容もご紹介しています。フリーターから高収入な正社員を目指すコツやポイントについても解説しているので、ぜひ就活や転職活動の参考にしてみてください。
高収入が目指せる正社員の職業とは?
ここでは、「高収入」な仕事の目安や、高収入な正社員を目指せる業界をランキング形式で紹介します。
そもそも高収入とは?
国税庁の「令和3年分民間給与実態統計調査(p17)」によると、1年間の平均給与は1人当たり443万円です。男女別にみると、男性545万円、女性302万円となっています。したがって、1年間で302~545万円以上稼げれば、平均以上の収入を得ているため「高収入」な仕事といえる目安になるでしょう。
参照元
国税庁
令和3年分 民間給与実態統計調査
高収入な正社員の業界ランキング
厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概況 (5) 産業別にみた賃金」によると、平均月収の高い業界のランキングは以下のとおりでした。
業界 | 平均月収 | |
---|---|---|
1位 | 電気・ガス・熱供給・水道業 | 40万2000円 |
2位 | 学術研究、専門・技術サービス業 | 38万5500円 |
3位 | 情報通信業 | 37万8800円 |
4位 | 教育、学習支援業 | 37万7700円 |
5位 | 金融業、保険業 | 37万4000円 |
6位 | 鉱業、採石業、砂利採取業 | 34万7400円 |
7位 | 不動産業、物品賃貸業 | 33万9500円 |
8位 | 建設業 | 33万5400円 |
9位 | 卸売業、小売業 | 31万4600円 |
10位 | 医療、福祉 | 29万6700円 |
引用:厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概況 (5) 産業別にみた賃金」
1位は「電気・ガス・熱供給・水道業」で、平均月収は40万2000円でした。次いで「学術研究、専門・技術サービス業」、「情報通信業」の順で高収入な業界であるという結果になっています。1位の「電気・ガス・熱供給・水道業」と10位の「医療、福祉」の間に10万円以上の開きがあることから、業界によって収入に差はあるといえるでしょう。
参照元
厚生労働省
令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概況
大手企業は給料が高い?
一般的に大企業と中小企業では、「大企業のほうが基本給が高い」「大企業は正当な残業代が支払われる場合が多い」などの理由から、平均年収に差が出るといわれています。しかし、中小企業でスキルを磨きキャリアアップすることで、高収入を目指すことは可能です。「大企業と中小企業の年収差は?気になる収入アップ方法もご紹介!」では、大企業と中小企業の収入差について詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。
高収入が目指せる正社員求人は?
ここでは、高収入を目指せる正社員求人には、具体的にどのような仕事があるか紹介します。
営業職
高収入を狙いやすい仕事の一つに、営業職があります。取引する商品の種類によってさまざまな営業のタイプがありますが、一般的な営業職のなかで最も高収入といわれているのが、土地や建物といった高額商品を対象としている不動産業の営業職です。
不動産業界のセールスマンには、固定給のほかに、成立させた契約内容によって「高額歩合」が支払われます。たとえば建売住宅なら1棟50万円、仲介業では手数料の○%といったように、契約の件数が多ければ多いほど収入にも反映されるため、自分のスキル次第で高収入を目指せるようです。不動産営業の求人募集では、「20代で年収1000万円が目指せる」という強みをアピールしている場合もあります。ただし、毎月コンスタントに契約を取れるとは限らないということを理解しておく必要があるでしょう。営業職は正社員の求人数も比較的多く、「出来高」「売り上げ」「契約数」などによってインセンティブを設けている企業も多いようです。その分売れなければ続けるのが難しいため、高収入を目指すなら、会話力や機転、融通などのコミュニケーションスキルを磨いて営業手腕を高めることをおすすめします。
肉体労働
高収入を狙いやすい正社員求人には、肉体労働の仕事も含まれるでしょう。肉体労働には、下記のような仕事があります。
・建築業界の大工
・鳶などの職人
・現場施工管理者
・配送ドライバー
・重機オペレーター
・警備員
・大型バスの運転士
肉体労働は、体力に自信がある人におすすめの職種です。手っ取り早く高収入を見込めるイメージがありますが、「休みが不規則」「拘束時間が長い」など労働条件が厳しいこともあります。また、体が資本な職業なので、自分の体力次第というリスクも。こちらも正社員求人の件数は比較的多めで、正社員として就職しやすいといえるでしょう。就職にはフォークリフトや大型車両、施工管理などの免許を取得すると有利に働く可能性があるようです。
専門職
高収入の正社員求人には、専門職というジャンルも。専門職には、下記のような仕事があります。
・不動産鑑定士
・土地家屋鑑定士
・中小企業診断士
・社会保険労務士
・税理士
・弁護士
専門職は、特定の分野のスペシャリストになれるため、高収入かつ安定を望めるといわれています。専門職に就くには資格取得と専門スキルが必須なため、頭脳ワークが得意な人に向いているといえるでしょう。また、医師や看護師、介護士など、医療の分野での専門職も求人件数が多く、比較的高収入な仕事である傾向があります。
ITエンジニア・プログラマー
ITエンジニアやプログラマーも高収入を目指せる仕事の一つです。パソコンを使ってシステムやアプリを開発する仕事なので、ITエンジニアやプログラマーとして働くには、知識やスキルが必要です。しかし、最近では学歴関係なく未経験者でも採用しようとする企業が増えてきている傾向があります。「新しいものを開発したり覚えたりすることが好きな人」や「スキルを身につけて将来的に独立したいと考えている人」におすすめの仕事です。
「無資格・未経験でできる仕事とは?高収入の目指し方や求人を探す方法も紹介」では、ほかの資格や経験がなくてもできる仕事について解説しているので、参考にしてみてください。
フリーターから逆転!高収入な正社員を目指す方法
ここでは、フリーターを含む非正規雇用者と正社員の収入差や、フリーターから高収入な正社員を目指すコツについて解説します。
フリーターと正社員の収入差
フリーターと正社員では、基本的に正社員のほうが高収入の傾向があるようです。厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概況 (6) 雇用形態別にみた賃金」を基に、フリーターを含む非正規雇用者と正社員の平均月収をそれぞれ年齢別にみてみましょう。
年齢階級 | フリーターを含む非正規雇用者 | 正社員 |
---|---|---|
~19歳 | 17万100円 | 18万5000円 |
20~24歳 | 19万6200円 | 22万1000円 |
25~29歳 | 21万2300円 | 25万5900円 |
30~34歳 | 21万5500円 | 28万8400円 |
35~39歳 | 21万3300円 | 32万3500円 |
40~44歳 | 21万7600円 | 34万7500円 |
45~49歳 | 21万2800円 | 36万6300円 |
50~54歳 | 21万1900円 | 38万7500円 |
55~59歳 | 21万6700円 | 39万6200円 |
引用:厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概況 (6) 雇用形態別にみた賃金」
どの年齢階級でも、正社員の平均月収が非正規雇用者の平均月収を上回っていることが分かります。正社員の平均月収は年齢とともに上がっていく場合が多いのに対し、非正規雇用者の平均月収は年齢による変動がほとんどないため、収入差が開いていく傾向にあるようです。
参照元
厚生労働省
令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概況
フリーターから正社員を目指すコツ
ここからは、フリーターから正社員を目指すために押さえておきたい3つのポイントについて紹介します。
1.早めに就活を始める
フリーターから正社員になって高収入を目指したい場合、なるべく早めに就活を始めましょう。年齢が上がると、即戦力として働けるスキルを求められることが多いようです。そのため、フリーターである期間が長ければ長いほど、就活が不利になる傾向があります。また、「なぜ自分がフリーターになったか」「フリーターの期間に何をしていたか」を説明できるようにしておくことも大切です。フリーターから正社員就職を目指す際のポイントについては、「フリーターと正社員の収入の違いはどれくらい?就職のためのコツも解説」で詳しく紹介しているので、参考にしてみてください。
2.資格を取得する
就活や転職活動の際、資格を取得するのもおすすめです。資格を取得することで、自分の持っている知識や仕事に対する意欲を採用担当者にアピールできます。また、高収入な正社員を目指すなら、自分が希望する分野の専門的な資格を取得して、専門職に就くのも良いでしょう。
3.転職エージェントを活用する
一人での就活や転職活動でお困りの場合は、転職エージェントの利用を検討してみるのもおすすめです。転職エージェントとは、民間企業が運営する就職支援サービスのことで、求人紹介をはじめ、担当アドバイザーとの面談や選考対策などのサポートなどを受けられるのが特徴。就活を進めるなかで悩みや疑問をその都度相談できるので、フリーターから正社員を目指すのに不安がある人も安心して就活を進めることができます。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。