職場でいじめられたら?嫌がらせの内容や対処法などを紹介

職場でいじめられたら?嫌がらせの内容や対処法などを紹介の画像

この記事のまとめ

  • 職場でのいじめは、人間関係や些細な理由が原因で発生することが多い
  • 職場でいじめが起こりやすい環境は、「派閥がある」「仕事が多く忙しい」など
  • 職場で起こり得る代表的なハラスメント行為は、パワハラ・モラハラ・セクハラ
  • 職場いじめはエスカレートする恐れがあるため、深刻化する前に解決に向けて行動しよう

「職場でいじめられたらどうしよう」と不安を抱えている方もいるのではないでしょうか。いじめは学校だけでなく、社会に出ても起こり得る出来事の1つ。実際にいじめを受けたときのために、しっかりと知識を身につけて、対処することが大切です。このコラムでは、職場いじめの実態や主な嫌がらせの内容を紹介。また、職場で起こる代表的なハラスメント行為の種類や対処法などをまとめています。

こんなお悩みありませんか?
例えば
  • 向いてる仕事なんてあるのかな?
  • 避けたいことはあるけれど、
  • やりたいことが分からない・・・
私たちは「やりたいこと」から一緒に探します!
ハタラビット

ハタラクティブは
20代に特化した
就職支援サービスです

\もう学歴・経歴に困らない!/

自分に向いている仕事を
簡単に診断してみましょう

性格でわかる
私の適職診断

さっそく診断START

職場いじめの実態

1日の大半を職場で過ごしていると、「自分と性格が合わない」「仕事でミスをした」「とにかく気に入らない」など、ちょっとした理由が原因で、いじめに繋がるケースもあるようです。では、具体的に職場でどのようないじめが起こっているのでしょうか。

・仕事のミスの責任を1人で負わされる
・無理な仕事を押し付けられる
・仕事でミスをすると激しい罵倒や怒号、暴力を受ける
・能力に見合わないレベルの仕事しかさせてもらえない
・ロッカーが荒らされる、持ち物がなくなる
・トイレ掃除や雑用を強要される など

主に上記のようないじめが、職場で起こっているようです。しかし、これはほんの一例に過ぎません。職場によっては、これ以上に過酷ないじめが発生しているケースもあるようです。

未経験OK多数!求人を見てみる

いじめが起こりやすい職場とは?

では、どのような職場環境だと、いじめが起こりやすいのでしょうか。以下で考察していきます。

・派閥やグループがある
・仕事が暇な職場
・仕事量が多く、心に余裕を持てない職場
・責任者のマネジメント力が弱い
・人的コミュニケーションのない閉鎖的な職場職場 など

上記のほか、正社員や派遣社員など、異なる雇用形態の人が集まって働いている職場もいじめが発生しやすいとされています。これは、同じ仕事をしているのに給与や休日などの待遇が違う場合に不満が噴出し、いじめに発展すると考えられるためです。どのような職場でも多かれ少なかれ、人間関係によるトラブルはあるものですが、いじめがなく居心地の良い職場も多く存在します。

職場のいじめはハラスメントにあたる?

ハラスメントとは、相手に嫌がらせをしたり不快にさせたりすることを意味する言葉です。近年、学校で発生するハラスメントは「スクールハラスメント」と呼ばれています。では、職場やアルバイト先におけるハラスメントには、どのようなものがあるのでしょうか。以下で代表的なものを紹介していきます。

パワーハラスメント(パワハラ)

上司や先輩など、職務上の地位を利用して部下・後輩に精神的または身体的苦痛を与えるハラスメント行為です。スキルや能力が高い人がそうでない人に対して行う嫌がらせも、パワハラに該当するようです。パワハラの定義については、「パワハラの定義は?該当する3つの要素や対処法についても解説」のコラムでも紹介しているので、参考にしてみてください。

モラルハラスメント(モラハラ)

「大声で怒鳴る」「罵倒する」「陰湿な言葉や態度などによって、相手の人格や尊厳を傷つける」などをモラルハラスメントといいます。一見、パワハラとモラハラは同じような意味に思われがちですが、モラハラは、「職務上の地位や力関係を利用しない嫌がらせ」という意味として捉えられているようです。そのため、夫婦・恋人関係といったカップル同士で発生する嫌がらせをモラハラと呼ぶこともあります。

モラハラの判断基準とは

モラハラはハラスメント行為の中でも判断基準が難しいハラスメント行為とされています。モラハラを受けていたとしても、「指導が厳しいだけ」「自分に非がある」など、被害者自身が判別できていないケースもあるようです。「モラハラがある職場の判断基準とは?行為の特徴や対処法をご紹介」では、モラハラの特徴とされる行動や判断基準、対処法などを紹介しています。心当たりがある場合は、上記のような行動がないか、チェックしてみてください。

セクシャルハラスメント(セクハラ)

職場やアルバイト先で、相手から受ける性的嫌がらせをセクシャルハラスメントといいます。これまでは、男性から女性への性的嫌がらせと捉えられていました。しかし、「男女雇用機会均等法改正法」の施行に伴い、2007年4月より、男性から女性だけでなく、女性から男性や同性同士であっても、性別に関係なく相手を不快にさせる性的な嫌がらせをセクハラと呼ぶようになりました。

上記が職場で起こるハラスメント行為の代表的なものとされています。パワハラ・モラハラ・セクハラといったハラスメントに対する知識は、少しでも頭に入れておくと、万が一被害を受けたときに役立てられるでしょう。

参照元
厚生労働省
男女雇用機会均等法の変遷

職場でいじめを受けたら?

実際に入社してみないと、「職場の人がどういう人格か」「いじめがあるのか」などは分からないものです。職場やアルバイト先で、無視をされたり、嫌がらせを受けたりするなど「いじめられている」と感じたら、深刻化する前に以下の対処方法を参考にしてみてください。

いじめや嫌がらせの内容を記録する

もしも、職場でいじめを受けた場合は、嫌がらせの内容を記録しておきましょう。万が一、メールでの暴言などがあった場合も、消去せずに保存することが大切です。

上司や会社の相談窓口にいじめを報告する

職場でいじめを受けた場合は、まず直属の上司に相談しましょう。それでも解決しない場合は、人事や総務に相談します。また、社内にハラスメントの相談窓口があれば利用してみると良いでしょう。

相談できるところがない場合

「上司に相談しても取り合ってもらえない」「会社に相談窓口がない」「職場に相談できる人がいない」などの場合は、専用の相談窓口に相談するのも1つの方法です。外部の相談機関には、労働局や労働基準監督署内に設置されている総合労働相談コーナーや、電話やメールで悩みを話せるハラスメント悩み相談室、法テラスなどがあります。「パワハラの相談が無料でできる窓口はどこ?労働基準監督署についても解説」では、ハラスメント行為が相談できる機関を紹介しているので、チェックしてみてください。

職場のいじめは放っておくと、エスカレートする恐れがあります。現状のまま我慢せず、自分から解決に向けて動くことが重要です。また、「対処方法を試みても解決しない」「この職場で働くのは限界」と感じたら、転職を検討してみるのも1つの手です。

ハタラクティブは、若年層の就職・転職支援に特化したエージェントです。専任のアドバイザーがつき、仕事に関する悩みや希望など丁寧にカウンセリングを実施。就職相談から内定・入社までしっかりサポートします。サービスはすべて無料で利用できるため、まずはお気軽にご相談ください。

ハタラクティブ
のサービスについて

こんな人におすすめ
  • 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
  • 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
  • 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方

ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。

※2014年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数

この記事に関連するタグ