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適正年収とは?業界・年齢別に平均賃金をデータでご紹介!
更新日
この記事のまとめ
- 適正年収は、「性別」「雇用形態」「年齢」「学歴」「資格」などによって異なる
- 適正年収は、平均年収を知ることでだいたいの金額を把握することができる
- どの業界でも、年齢が上がるにつ入れて年収が増える傾向にある
- 年齢が若いうちはポテンシャルを重視されやすいため、未経験業界にも挑戦しやすい
「適正年収って何?」「今の給料が平均と比べてどれくらいか知りたい」などの疑問を持っている人は少なくないでしょう。適正年収とは、業界や年齢、スキルなどに見合った年収のこと。もし、目指す業界があるならば、まずは平均年収を正しく把握しておくことが重要です。このコラムでは、業界別・年齢別に見る平均年収をデータを用いて紹介。転職を成功させるコツについても記載しているので、参考にしてください。
適正年収とは
適正年収とは、年齢や業界、勤務先の事業規模、スキルなどに見合った年収のことを指します。適正年収は、「ある属性の人ならばこれぐらいの年収が見込めるだろう」という一つの目安です。評価制度や給与体系は企業ごとに異なるため、スキルに見合った収入を得ているか判断することは難しいものの、業界や年齢においては、平均額のデータを手掛かりに適正年収を推し測ることが可能です。現在の収入が適正かどうかを判断する基準になります。
業界・年齢別に見る平均年収
国税庁の「令和4年分 民間給与実態統計調査-調査結果報告-」によると、20代前半の平均給与は272万5,000円、20代後半の平均給与は388万6,000円です。さらに、業界別・年齢別の平均給与について、以下の表にまとめました。
業種 | 20代前半 | 20代後半 | 30代前半 | 30代後半 |
---|---|---|---|---|
建設業 | 3,550,000円 | 4,363,000円 | 4,667,000円 | 5,260,000円 |
製造業 | 3,440,000円 | 4,181,000円 | 4,705,000円 | 5,199,000円 |
卸売業、小売業 | 2,057,000円 | 3,429,000円 | 3,658,000円 | 3,886,000円 |
宿泊業、飲食サービス業 | 1,339,000円 | 2,690,000円 | 3,022,000円 | 3,217,000円 |
金融業、保険業 | 3,652,000円 | 4,856,000円 | 5,816,000円 | 6,743,000円 |
不動産業、物品賃貸業 | 2,706,000円 | 4,163,000円 | 4,211,000円 | 4,873,000円 |
運輸業、郵便業 | 3,343,000円 | 4,110,000円 | 4,443,000円 | 4,960,000円 |
電気・ガス・熱供給・水道業 | 3,979,000円 | 5,082,000円 | 6,153,000円 | 7,537,000円 |
情報通信業 | 3,595,000円 | 4,423,000円 | 5,351,000円 | 6,073,000円 |
学術研究、専門・技術サービス業、教育、学習支援 | 2,997,000円 | 4,196,000円 | 4,843,000円 | 5,542,000円 |
医療、福祉 | 3,245,000円 | 3,664,000円 | 3,733,000円 | 3,788,000円 |
複合サービス事業 | 2,556,000円 | 3,882,000円 | 4,018,000円 | 4,412,000円 |
サービス業 | 2,510,000円 | 3,505,000円 | 3,743,000円 | 4,071,000円 |
農林水産・鉱業 | 2,599,000円 | 3,057,000円 | 3,062,000円 | 3,328,000円 |
引用:国税庁「令和4年分 民間給与実態統計調査-調査結果報告-第12表 業種別及び年齢階層別の給与所得者数・給与額」
上記のデータを見ると、基本的にどの業界でも年齢が上がっていくにつれて平均年収の金額は増えていく傾向があることが分かります。これは、長期で働くことで昇給があったり、役職に就いたりすることで年収が上がっていることが要因として考えられます。
平均年収の実態については、「平均収入の実態を年代別・男女別・地域別にご紹介!年収アップの方法も解説」のコラムでもまとめているので、あわせてご覧ください。
参照元
国税庁
国税庁「令和4年分 民間給与実態統計調査-調査結果報告-
適正年収と比べて賃金が低いと感じるときは
「適正年収が気になって調べてみたら、現在の賃金が平均に比べて低かった」という人もいるでしょう。もし、自分の収入が平均年収よりも低いように感じているならば、転職を考えてみるのも1つの方法です。中小企業から大企業への転職をめざすのはもちろん、より平均年収の高い企業や異業種にチャレンジするのも良いでしょう。「高収入の仕事29選!無資格・未経験者から年収アップを目指す方法を解説」のコラムでは、高収入を目指しやすい仕事を紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。
未経験の業界を目指すなら早期の転職がおすすめ
年齢が若いうちの転職ならば、将来性や潜在能力を重視されやすいメリットがあります。そのため、中途の場合に比べて、経験のない業界に採用される可能性も高いといえるでしょう。将来性を重視される採用を「ポテンシャル採用」といいます。ポテンシャル採用については、「ポテンシャル採用とは?何歳まで適用される?新卒・中途との違いも解説」のコラムで詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。しかし、いざ転職活動をしようとしても、何から始めれば良いか分からない人もいるでしょう。そのような場合は、エージェントを利用して、プロのアドバイザーに相談してみるのはいかがでしょうか。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。