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仕事を休みたいのはこんなとき!休むときのマナーや対処法を紹介
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この記事のまとめ
- 仕事休みたいと感じる要因は、体調不良やモチベーションの低下など
- 仕事を休む場合は、就業前に電話で連絡をする
- 仕事を休みたい気持ちを乗り越えるには、小さな目標を設定しよう
- 仕事を休んでも問題が解決しない場合は、転職も視野に入れる
「仕事を休みたい」と感じる方もいるでしょう。心身共に好調な状態で仕事をするのが望ましいですが、体調が優れなかったり、仕事へのモチベーションが低下していたりすると、会社に行くこと自体が辛くなってしまうようです。仕事を休みたい場合は、マナーを守ったうえで申し出ましょう。このコラムでは、会社を休むときのマナーと休みたい気持ちを乗り越える方法について紹介しているので、参考にしてみてください。
仕事を休みたいと感じるのはどんなとき?
会社の人間関係が良くなかったり、業務量が多かったりすると、仕事を休みたいと感じるようです。ここでは、仕事を休みたいと感じるのはどのようなときなのかをまとめました。
1.会社の人間関係が良くない
会社の人と良好な人間関係を築けていないと、仕事を休みたいと感じることが多いようです。同じプロジェクトを担当していたり、業務上かかわる機会が多かったりすると、休みたい気持ちが大きくなる可能性があります。
ときには、「最低限の関わりにしよう」と割り切る姿勢も大切です。
2.会社でハラスメントを受けている
同僚や上司からハラスメントを受けていて、仕事を休みたいと感じる人がいるようです。ハラスメントを受けて精神的に負担を感じている場合は、できる限り早く適切な対処を講じましょう。
信頼できる上司や人事に相談してみてください。
3.会議や重要な商談を控えている
その日に重要な会議や商談が控えていると、仕事を休みたいと感じることもあります。重要なプロジェクトを任され目上の人を相手に話すと、大きなストレスに感じる人もいるでしょう。
また、これまでに会議や商談で失敗した経験がある場合は、より休みたいと感じる思いが大きくなるようです。
4.業務量が多い
業務量が多いことも仕事を休みたいと感じる要因になります。就業時間内に業務が終わらず、残業が続くと十分な休息が得られず疲れが溜まり、仕事を休みたいと感じることも。
自身の許容範囲を超える業務量を任されている場合は、上司に相談してみましょう。
5.やりがいを感じない
現在の仕事にやりがいを感じないことも、休みたい理由になります。仕事にやりがいを感じないと、やる気を保つのが難しくなり、仕事へ行くのが面倒と感じるようです。ネガティブな感情が継続されると、なんとなく仕事を休みたいと感じるようになります。
仕事でやりがいを感じたい方は「やりがいを仕事で感じるには?実感するタイミングや見つけ方を解説」のコラムをあわせてご一読ください。
早めの連絡が大切!仕事を休みたいときのマナーとは
体調不良で会社を休む場合、できるだけ早く上司に連絡を入れることが大切です。休むための連絡は、会社の出社時間に合わせ、朝の会議や業務開始時間よりも前に済ませておきましょう。
連絡は電話で行うのが一般的です。メールは忙しいと読んでもらえない可能性もあるため、周囲の人に迷惑を掛けてしまうことも。
電話で休みの連絡を入れたあとは、その日に自分が行う仕事の引継ぎを行う必要があります。簡潔に伝えられる場合は、休みの報告をした際に口頭で伝えるのも良いですが、仕事の量が多かったり口頭で伝えるのが難しかったりする場合は、電話の後にメールで文章にまとめると良いでしょう。業務の引継ぎをメールで行うことによって、仕事の伝え漏れを防げます。
次に出社する際は、上司や周囲の人に迷惑を掛けてしまったことに対するお詫びも忘れないようにしましょう。
前日までに仕事を休みたいとき休んでもOKな6つの理由
ここでは、前日までに仕事を休みたいと思った場合に休んでもOKな理由をご紹介します。以下の6つの理由は、仕事を休んでも仕方ないと思われることが多いでしょう。
前日までに仕事を休みたいとき休んでもOKな理由
- 吐き気や発熱などの体調不良
- 家庭の事情
- 子どもの学校行事
- 冠婚葬祭
- 行政の手続きや金融機関の手続き
- 修理・点検の立ち合い
1.吐き気や発熱などの体調不良
1つ目の理由は、体調不良です。体調不良の状態で仕事をしても、集中力を保てず容体も悪化する可能性があります。また、発熱している理由が感染症が原因の場合、移る可能性を考慮して会社側も休んでほしいと考えるでしょう。
前日に伝える場合は、「帰宅後から調子が悪く、明日病院を受診する予定です」のように話すと、ただ休むだけでなく動きが伝わるためおすすめです。
2.家庭の事情
2つ目の理由は、家庭の事情です。たとえば、親を病院に送って行かなければいけない、祖父母に何かあったなど、家族のために動く理由があれば、欠勤にも理解を示してもらいやすいでしょう。
ただし、家庭の事情が理由の場合、出社した際に「家族は大丈夫だったのか」と聞かれる可能性があります。休む際に伝えた理由と休んだあとに話す内容に食い違いが生じると、「ずる休みだったのは?」と疑われてしまう可能性があります。欠勤理由が事実であるにもかかわらず疑いをもたれてしまう事態を避けるためにも、上司や同僚への説明は適切に行いましょう。
3.子どもの学校行事
子どもがいる場合、学校行事への参加が休む理由になる場合もあります。たとえば、「子どもの学校行事がある」「通学路の見守り当番がある」などは、やむを得ず休む理由になるでしょう。
ただし、子どもの学校行事を理由に休む場合もあとから説明する必要がある場合があります。先述のように、休みの連絡時と次回出勤時の説明に食い違いが起こらないよう注意しましょう。
4.冠婚葬祭
冠婚葬祭も前日に仕事を休みたい場合に、使われることがある理由です。たとえば、「親族に急な不幸があった」「親族の結婚式がある」などの理由は、やむを得ないと理解してもらえるでしょう。ただし、実際に不幸がないにもかかわらず休む理由として使うと、バレたときに信用を失う可能性が高いです。そのため、嘘をついて休むための理由として使うのはやめたほうがいいでしょう。
5.行政の手続きや金融機関の手続き
行政の手続きや金融機関の手続きも有効です。たとえば、「公共料金の支払いで新たに口座を作らなければいけない」「行政で証明書を発行しなければいけない」などが挙げられます。行政や金融機関は平日の限られた時間しか空いていないため、現実的な理由でしょう。
ただし、「手続きだけで1日休むほど時間が掛からないだろう…」と懸念される可能性があるため、欠勤ではなく遅刻や早退、半休をとるなどを検討してみてください。
6.修理・点検の立ち合い
修理や点検の立ち合いも挙げられます。たとえば、「トイレが壊れてしまって修理に来てもらうことになった」「ガスの警報が鳴ったので点検に来てもらう」などです。生活をする上で修理が必要な場合、「仕方ない」と思ってもらえるでしょう。
ただし、手続きで休む場合と同様、修理が1日がかりになる可能性は低いため、「修理をお願いしている午前中だけ休みます」と説明すると、ずる休みだと思われる疑いを防げます。
当日に仕事を休みたいとき休んでもOKな3つの理由
当日に仕事を休みたい場合、前日までと比較して休む理由について厳しくみられる傾向にあります。しかし、出勤できない正当な理由があれば、仕事を休んでも問題ありません。ここでは、当日に仕事を休みたいときに理解を示してもらいやすい理由をご紹介します。
1.急な体調不良
当日に仕事を休む理由には、急な体調不良が挙げられます。仕事に行きたくない気持ちがあまりに強いと、ストレスから体調不良につながることもあるでしょう。「今朝から腹痛が酷いため休みます」「酷い倦怠感があるため休みます」など、具体的な症状を述べると、上司に納得してもらいやすい傾向にあります。
2.生理痛や偏頭痛
普段から生理痛が重い方や偏頭痛がある方の場合、体調が優れず業務に集中できないことは当日欠勤の理由になるでしょう。「生理痛が酷いため休ませてください」「偏頭痛から吐き気があるので休みます」など、具体的な理由を述べると同僚や上司に納得してもらいやすいです。
3.家族やペットの体調不良
家族やペットと暮らしている場合は、「病院に行く家族の送迎がある」「ペットの具合が悪くなったため病院に連れて行く」という理由で休むこともあるでしょう。しかし、送迎や通院の場合「数時間から半日で済むのでは」と考えられる可能性もあります。そのため、「家族の通院付き添いのため、半休をとりたいです」というように、時間の調整をしたうえで休みたい理由を伝えましょう。
今回ご紹介した理由はいずれも有効ですが、休んだあとの対応には配慮が必要です。休む理由としては有効なものの、リスクが生じます。
仕事の当日欠勤に関しては、「仕事を当日欠勤しても良い?休む理由や注意点を解説」も参考にしてみてください。
「仕事を休みたい」という気持ちを乗り越える7つのコツ
体調不良が原因の場合は、数日会社を休み休養すれば回復します。しかし、モチベーションの低下で前向きに仕事ができなくなっている場合は、急に会社を休めないのはもちろん、数日で気持ちを変えるのも難しいでしょう。仮に休んだとしても、一度会社を休んでしまったことに対する罪悪感で行きづらくなってしまう場合もあります。
「仕事を休みたい」という気持ちを乗り越えるコツ
1.休みたい原因と向き合う
休みたい原因と向き合うと、解決策が見つかる可能性があるでしょう。たとえば、仕事が忙しすぎるのが原因の場合、「上司に業務量を調整してもらえないか相談する」などの解決方法を見出せます。休みたい気持ちがあまりに強いときは、どのようなときに休みたいと感じるのか原因を明らかにしましょう。
2.毎日小さな目標を作って仕事をする
モチベーションが低下しているときは、小さな目標を作って仕事をしてみましょう。モチベーションが維持できない原因の一つとして考えられるのは、仕事に慣れてしまっていること。仕事に慣れるのは良いことですが、刺激が感じられず仕事へのモチベーションが下がってしまう人もいるようです。
自分なりに小さな目標を作り、それを日々達成することで自分の成長を実感でき、仕事へのモチベーションアップにつながります。
3.休日に気分転換する
週末に自分が楽しめる予定を入れるのも効果的です。働いた分楽しいことが待っていると思えば、やる気が出るでしょう。気分転換の方法として、たとえば近場の観光地を巡ったり、食べ歩きをしたりなどが挙げられます。自分が最もリフレッシュできる方法を探してみましょう。
4.ご褒美を設定する
仕事がつらい場合は、自分でご褒美を決める方法もおすすめです。「今日頑張ったらラーメンを食べて帰る」「コンビニでお菓子を買って帰る」など、自分の機嫌をとれるご褒美を設定しましょう。
また、中長期的な観点で「ボーナスが出たら△△を買おう」と、大きなご褒美を設定するとモチベーションを高められます。
5.友人や家族に話を聞いてもらう
仕事でつらいことがあった場合は、友人や家族に話を聞いてもらいましょう。自分のなかで悩んでいても、人に話すと少しずつ状況が整理されたり解決法が見つかったりすることも。
人に話すと、「大変だね」と共感してもらえたり「この対処法はどう?」と新たな道が見つかったりする可能性もあります。
6.仕事終わりに楽しみな予定を立てる
仕事終わりに楽しみな予定を立てることも有効です。仕事終わりに楽しみな予定があると、「△△のために仕事を頑張ろう」と前向きな気持ちになれます。コンビニでご褒美スイーツを購入したり、友人とご飯を食べたり、自分の気持ちが前向きになる予定を立てましょう。
7.転職を検討する
ご褒美を決めたり人に話を聞いてもらったりしても気分が晴れない場合、転職も視野に入れましょう。「辞める」とイメージするだけでも気持ちを割り切れ、スッキリする可能性があります。
転職する日を決めるのは、自分の心のなかだけで構いません。ただし、退職の意思を固めて本格的に次のステップに進みたいと思った場合は、周囲の人や転職エージェントに相談するなどの行動に移りましょう。
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仕事を休みたいお悩みに関するQ&A
ここでは、仕事を休みたいときに関するお悩みをQ&A方式で解決します。
仕事を休みたいときはずる休みしても良い?
体調不良や緊急の用事などがないにもかかわらず、仕事を休むことにはリスクがあります。当日に問題なく休めたとしても、後日「体調はもう平気か」「家族は大丈夫だった?」などと聞かれた場合、嘘の事情を説明することになるでしょう。その際の説明に気を遣ったり、後になって罪悪感を覚えたりしてしまう場合も。また、ずる休みをした日は、外を出歩くと会社側にバレる恐れもあります。詳しくは、「仕事をズル休みしたい理由とは?バレるリスクや対処法も解説」のコラムをご一読ください。
人間関係が原因で仕事を休みたいときは?
会社の人間関係に悩んでいるときは、休むだけでなく根本的な問題に対処すると良いでしょう。たとえば、苦手な相手とのやり取りは「仕事に支障がなければ大丈夫」と考え、必要以上にかかわらないようにするのが効果的です。ただし、ハラスメントや嫌がらせを受けている場合は、直属の上司や社内の相談窓口に事情を伝えて対処してもらいましょう。詳しくは、「パワハラ対策でストレスを溜めない!ハラスメントの原因や対処法を徹底解説」のコラムを参考にしてください。
仕事を休みたいけど休めない…
精神的に負担を感じているときは、無理をせず休むのがおすすめ。「自分がいないと仕事が終わらない」と思うかもしれませんが、仕事に打ち込めないときは心と体を休めることが大切です。ただし、後日職場に休んでしまったことへのお詫びをしたり、ほかの人が休んだときには自分が率先してカバーしたりするなどのフォローを忘れないようにしましょう。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。