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起業している友達に会社を一緒にやろうと誘われたらどうする?
更新日
起業している友達から会社を一緒にやらないかと誘われました。
フリーター歴4年ですが、最近起業した友達に、一緒に会社を経営しないかと誘われています。社長になった友達を助けたい気持ちもありますが、友達同士で会社をやっていくか正社員として企業に就職した方が良いのか決められません。どうしたら良いでしょうか?
フリーターから、起業した友達と一緒に働く場合と、企業に就職し正社員として働く場合で、何をするべきかを考えましょう。また、数年後にどのような可能性があるのかについても考えてみると、今どうすべきかが見えてきます。
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起業している友達に「一緒にやろう」と誘われた場合、「やってみたいけど何をすれば良い?」と悩む人は多いでしょう。起業に関わる場合は、必要な知識を身に付けたりリスクを把握したりすることが重要です。このコラムでは、起業に関わる場合と正社員への就職を目指す場合で、やるべきことや将来考えられる可能性についてそれぞれまとめています。
起業している友達と一緒に会社を興すことを選んだ場合
友達と一緒に起業に携わる選択をした場合は、事前にしっかり準備をし、リスクを知っておくことが重要です。以下で詳しくまとめているので参考にしてください。
やるべきこと
起業してからしばらくは、事業計画の作成やWebサイトの作成、営業活動、経理などの事務作業を含め、さまざまなことが必要になります。会社が軌道にのるまでは、多くの従業員を雇うことは難しく、社長をはじめ限られたメンバーですべての業務をこなす必要があるでしょう。
起業を成功させるためには、事前にしっかり準備をし、ビジネスに必要な知識を身に付けておくことが重要です。事業によっては資格の取得も役立つでしょう。「フリーターも起業は簡単?成功の秘訣を考えよう」のコラムでは、起業するときに知っておくと良い知識や役立つ資格についてまとめているので、あわせてチェックしてみてください。
友達とビジネス関係になるリスクも知っておこう
「友達同士だから、和気あいあいと仕事ができるだろう」と思いがちですが、親しい仲だからこそ言いづらいことや、指示されることに対しての不満が出てくることも考えられます。友達を「社長」と呼ぶことに違和感を感じることもあるでしょう。
もちろん、友達同士の強みでお互いを知っていることから安心して相談できたり、意見を交わすことができるというメリットもあります。ただ、会社を経営していくことは簡単なことではありません。友達同士のときのように楽しいからという理由だけで一緒にいることはできないと考えておくのが賢明です。
誘ってもらった友達の期待に応えられず、仕事を任せられないと判断された場合、今までの関係性を続けることが難しくなることもあるでしょう。友達とビジネス関係になるリスクも理解したうえで方向性を選択することが大切です。
数年後に考えられる可能性
将来の可能性としては、「会社が軌道に乗り成功している」「失敗して倒産している」のどちらかが考えられます。もし、起業に成功していれば、会社の立ち上げから維持、新人教育などさまざまな経験ができるでしょう。また、転職を考えた場合は、それらの経験を応募先の企業にアピールできる可能性もあります。
ただし、もし会社に利益がでなければ、給料振込の遅延や支払われないなどのトラブルに見舞われる恐れも。会社の立ち上げに関わったものの、1つ1つの業務に少しずつしか関わらなかった場合は、中途採用の転職活動では、キャリアとして認められにくいこともあるでしょう。起業に失敗する確率やうまくいかなかった場合に考えられるリスクについては、「起業に失敗する確率は?成功のポイントやその後について解説」のコラムもあわせてご覧ください。
フリーターから正社員としての就職を選んだ場合
フリーターから正社員としての就職を選んだ場合は、以下のようなことを知っておくと良いでしょう。
やるべきこと
フリーターから正社員を目指す場合は、選考書類や面接に向けて対策を進めると良いでしょう。また、就職に役立つ資格を取得するのもおすすめ。世の中にはさまざまな職種があり、多くの企業や業界が存在します。正社員として企業に雇用される場合は、限られた範囲の中で責任のある仕事に従事することが多いです。今までの経歴やスキルに自信がない場合は、資格を取得することで説得力のある自己アピールができるでしょう。
もし、現在のアルバイト先の会社が自分に合っている場合、正社員登用制度を利用するのも1つの方法です。ただし、正社員登用制度を導入しているかは企業によって異なるため、興味がある場合は上司に事前に確認してみましょう。
フリーターから正社員を目指すときにやるべきことについては、「フリーター期間にやるべきこととは?就職を叶えるための行動を解説」のコラムも合わせて参考にしてください。
数年後に考えられる可能性
企業へ就職し数年が経てば、配属された部署での専門性が身についているでしょう。たとえば、営業職として配属された場合には、交渉スキルやプレゼンテーション能力が身に付いている可能性があります。また、勤続年数が増えたり経験を積んだりすることで、昇給や昇進している可能性もあるでしょう。
転職を考えた場合、1つの企業に長く勤務した経験や、業務を通して身に付けた専門的な知識はアピールポイントになります。同じ分野への転職はもちろん、専門的な知識を活用できるほかの職種への転身も視野に入れることができるでしょう。
起業に関わることと、正社員として就職することは、働く環境や身に付けられるスキルに大きな違いがあります。もし、「起業した友達と一緒に会社を運営してみたいけど、やっていけるか不安…」と思うのであれば、ベンチャー企業への就職を視野に入れるのもおすすめ。ベンチャー企業は経営者との距離が近く、さまざまなノウハウを学べる可能性があります。企業の中には将来の独立を応援しているケースもあるので、求人を探す際や企業研究で確認してみると良いでしょう。
ベンチャー企業については、「ベンチャー企業とは?メリット・デメリットや向いている人の特徴を解説!」のコラムもチェックしてみてください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。