5月病って何?なりやすい人の特徴とその予防策について

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この記事のまとめ

  • 5月病とは、新たな環境に馴染むべくがんばりすぎた結果に起こるうつのような状態のこと
  • 5月病の症状には、無気力や苛立つといった精神的症状と、食欲不振や睡眠障害などの身体的症状が現れる
  • 真面目で責任感が強く、内向的な人が5月病になりやすい
  • 5月病を予防するためには、普段から規則正しい生活を心がける、ストレスを溜め込まないといったことに気をつける

4月は新しい門出のシーズンです。環境に早く馴染むため、最初のころは無我夢中でがんばることでしょう。そうこうしている内に訪れるのが、大型連休ゴールデンウィーク。仕事を忘れ楽しんだあと、連休の最終日になんだか憂鬱な気持ちになってしまうことはありませんか?
もしかしたらそれは5月病かもしれません。マイナスな気持ちのまま仕事に臨まないためにも、しっかり向き合って前向きな気持ちを取り戻しましょう。

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◆5月病とは

5月病とは、正式な病名ではなく、環境の変化によって発生する、憂鬱な状態を総称した表現のことを指します。
日本での新年度は4月です。年度が変わる月には、入学式や入社式といった新しい環境がつきもの。新天地に順応しようと過度にがんばった結果、ゴールデンウィーク明けに不調が現れるのです。5月に症状が出るため、5月病と呼ばれています。症状は以下の通りです。

【5月病の症状】

・憂鬱になる
・何もしたくない、無気力
・イライラする
・いろいろなことに不安になり自信がない
・眠れない
・食欲不振
・動悸がする
・めまいがする
・胃痛 など…

「仕事に行きたくない!」「働きたくない!」そう思ってしまったら危険信号かもしれません。精神的にはもちろん、身体的にも不具合が生じます。症状が現れたら、過度なストレスを感じている状態です。体からのSOSをしっかりキャッチしましょう。


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◆どうして5月病になるの?

そもそもどうして5月病になってしまうのでしょうか。5月病になりやすいシチュエーションをいくつかご紹介いたします。

【5月病になるきっかけ】

・新入社員になった
・転勤、部署異動。または周りの人の異動で環境が変わった
・春になって新しく責任のある仕事を任された
・受験や就活が終わって燃え尽き症候群になっている

大きなトリガーとなるのは、「環境の変化」。慣れ親しんだ仲間や仕事内容など、環境が変わってしまうことで誘発されると考えられます。実は5月に限らず、環境に応じて年中発症するものです。次に、どんなタイプの人が5月病になりやすいのかをチェックしてみましょう。


◆5月病になりやすい人

誰でもなりうる5月病ですが、まったく症状が現れない人ももちろんいます。どんな人がなりやすいのでしょうか。

【なりやすいのはこんな人】

・真面目な人
・完璧主義な人
・気配りできる人
・責任感が強い人
・自分の気持ちをあまり表に出せない内向的な人
・周りに合わせがちな人

以上のような人が、5月病になりやすいと言われています。一過性のものなので、時間が解決する場合がほとんどですが、人によっては長期化してしまう場合も。上記の項目に当てはまる方は、長引かせないためにも、また、発症しないためにもしっかり予防しておきましょう。


◆5月病を予防するには?

5月病とは、新しい環境に馴染めずに発症してしまう症状です。しかし、普段からの努力で、ある程度予防することができます。具体的には、以下の通りです。

【予防策】

・規則正しい生活を送る
3食きちんと食べる、同じ時間に起床・就寝する、決まった曜日に運動するなど、普段から生活リズムを一定に保つよう心がけましょう。体内時計を整えてあげることで、良質な睡眠を取ることができます。それに伴いストレス緩和が期待できるのです。
また、栄養バランスの取れた食事も大切。忙しい中で、コンビニでご飯を買わない、外食をしないというのは難しいかもしれませんが、病気になるリスクは格段に減ります。

・相談する
ストレスに感じていることを自分の中に閉じ込めず、上司や先輩、同僚、家族、友人などに相談してみましょう。口に出してみて初めて「大したことないかも」と思えたり、相談相手によっては有効な解決策をアドバイスしてくれることも。ストレス蓄積して爆発する前に、身近な人に聞いてもらうことも大切です。

・趣味に没頭する
新入社員だと特に、仕事を生活の中心にして早く即戦力になれるように努力すると思います。もちろんそれも大切なのですが、「仕事が人生のすべて」と考えているとミスした場合や何かトラブルがあった場合、生きる目的を失って過剰なストレスを感じてしまうかもしれません。
そこで大切なのが趣味をつくること。興味のある分野にぜひ飛び込んでみてください。視野を広げることができます。

・ネガティブな情報を頭に入れない
真面目で内向的な人に比較的多く現れる5月病。人の悪口や暗いニュースばかり耳に入れてしまうと、自分自身もマイナスな感情に引っ張られてしまうかもしれません。社会人として世の中の情勢に目を向けることは大切で素晴らしいことですが、気分が落ち込んでいるときにあえてネガティブな情報を取り込まないよう注意しましょう。

予防していても発症してしまうケースは少なくありません。症状が重かったり、長引いたりする場合はうつ病を始め病気を患っている恐れもあります。無理はせずに医療機関に相談してみましょう。


◆仕事が原因の5月病

業務に馴染めない、人に馴染めない、就職した企業がブラック、思っていた仕事と違う…自分らしく働けない環境に身をおいている場合は、5月病のリスクが高まるかもしれません。長引いて大事になる前に、転職を検討するのも1つの方法です。
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