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顔採用って本当にあるの?選考に多い職種や業界・面接対策を解説
更新日
この記事のまとめ
- 顔採用は、一部の企業や業界で行われている可能性がある
- 顔採用には、「外見の総合的な所感」「顔立ちの印象」の2種類がある
- 顔採用を導入する企業の意図は、集客効果やブランドイメージの保持など
- 顔採用を行う傾向がある職種は、「接客」「営業」「受付・秘書」などがある
「顔採用は本当にあるの?」と疑問に思う方もいるでしょう。結論からいうと、顔採用は、一部の企業や業界で行われている可能性があります。このコラムでは、顔採用の種類や導入する企業の意図、判断基準などを解説。また、顔採用が行われる傾向がある業界・職種、面接対策も紹介するので、「顔採用があるかどうか不安…」という方は、ぜひチェックしてみてください。
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顔採用は本当にあるの?
顔採用は、一部の企業や業界で行われている可能性があるでしょう。特に、接客業や営業職など、顧客と対面する職種に見られるようです。この理由として、顧客と対面する職種では第一印象が重要視されることが考えられます。
また、美容やファッション関連の職種、モデル業界、サービス業では、企業がブランドのイメージを保つために顔採用を行う場合もあるでしょう。しかし、顔採用は差別的であり、適切な採用基準とはいえません。
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顔採用の種類
顔採用には主に2つの選考基準があり、企業によっては両方を重視する場合もあれば、片方のみを見る場合もあるようです。以下で、2つの選考基準について詳しく解説するので、ぜひチェックしてみてください。
外見の総合的な所感
顔立ちそのものを見るのではなく、外見から受ける総合的な印象を評価基準に顔採用をする場合があるでしょう。人の印象は顔立ちだけでなく、身だしなみや話し方、立ち振る舞いなどのさまざまな要素から形成されるもの。企業はこれらの要素を総合的に評価し、採用の判断材料とするようです。
顔立ちの印象
顔採用の選考基準として、顔立ちの印象が挙げられます。これは、応募者の顔の特徴や雰囲気など、顔そのものが与える印象を重視する選考基準です。顔立ちの印象には、親しみやすさや個性などが含まれることもあるでしょう。
顔立ちでの採用は法律違反や就職差別になる?
採用に関する法律としては、労働基準法や男女雇用機会均等法、雇用対策法などがあります。これらの法律は、「人種・信条・性別・社会的身分・門地などによる差別」を禁止するものです。
また、厚生労働省は「公正な採用選考の基本」というガイドラインを設けており、採用の合否は応募者の適性や能力に基づいて判断するよう求めています。
日本の法律には顔採用について明確に違法とする規定はありませんが、適性や能力と関係のない基準に基づく採用は、就職差別につながる可能性もあるでしょう。
参照元
厚生労働省
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顔採用を導入する企業の意図とは?
「なぜ顔採用があるの?」と気になる方もいるでしょう。企業が顔採用を取り入れる理由には、「集客効果への期待」「ブランドイメージの保持・向上」などが挙げられます。
集客効果を期待している
企業は、外見から受ける総合的な印象が良い応募者を採用することで、来店やサービス利用を促進しようとすることがあるようです。特に、接客業やサービス業、ファッション業界などでは、従業員の印象が顧客の興味を引き、企業の魅力が広がる要因となることがあるでしょう。
ブランドイメージを上げたい・保ちたい
従業員の印象がブランドのイメージに影響を与えることもあるため、企業はブランドの価値観やスタイルに合致する人材を求めることがあるようです。
たとえば、ファッション業界や美容業界では、従業員の印象が企業の製品やサービスの魅力を直接伝える役割を果たす場合があります。ブランドのイメージと一致した印象をもつ従業員は、顧客に対して一貫したメッセージを発信しやすくなり、企業の信頼性や魅力をにつながることもあるでしょう。
顔採用が行われる際の判断基準とは?
顔採用が行われる際の判断基準として考えられるのは、「明るい雰囲気や清潔感」「企業に合う雰囲気」「仕事に必要な所作」です。
明るい雰囲気や清潔感
顔採用が行われる際の判断基準には、明るい雰囲気や清潔感が挙げられます。
明るい雰囲気とは、応募者がもつ親しみやすさやポジティブな印象のこと。顧客との円滑なコミュニケーションやサービスの質の向上を目指すためです。たとえば、笑顔が多く、話し方が親しみやすい気さくな従業員に対して、顧客は安心感や信頼感を抱く可能性があるでしょう。
そして、清潔感には髪型や服装などが含まれ、顧客に対し企業の信頼性や品質をアピールするのに重要といえます。
企業に合う雰囲気
企業は、自社のブランドイメージや企業文化に適した雰囲気をもつ人材を求めることがあるでしょう。これは、従業員の外見や雰囲気が企業の価値観やスタイルと一致することで、顧客や取引先に対して一貫したブランドイメージを伝えやすくなるためです。
たとえば、洗練されたイメージをもつ高級ブランドでは、従業員にも同様に洗練された印象が求められることも。これにより、顧客は企業の製品やサービスを利用する際に、ブランド全体の高級感や品質を感じ取れるようです。
また、明るく活気のある企業では、従業員にもエネルギッシュな雰囲気が期待される可能性があります。明るい笑顔や元気な対応は、顧客に対してポジティブな印象を与え、企業の活気を伝える役割を果たすでしょう。
仕事に必要な所作
面接では、所作から出る雰囲気が仕事内容にふさわしいかどうかも見られている可能性があります。
チェックするポイントは以下のとおりです。
- ・着席や立席時に良い姿勢を保てるか
- ・歩行時に凛とした姿勢を保ち、迅速かつ自信をもって歩けるか
- ・明るくはきはきとした話しているか
- ・相手の目を見て適度に相づちを打っているか
企業は、上記のようなことから応募者が「店舗にいる様子を想像できるか」「顧客と交渉する場面が思い浮かぶか」などを見ているといえるでしょう。
「面接で好印象を与える方法を知りたい」という場合は、「面接の基本マナーを押さえて好印象を与えよう!対策方法も解説」のコラムもご一読ください。
顔採用が行われることがある業界
顔採用が行われる傾向がある業界には、顧客と直接対面するという共通点があります。下記で、業界ごとの特徴を紹介するので、チェックしてみてください。
美容業界
美容業界は顧客の美をサポートするのが一般的。エステ・サロンでの接客や、化粧品の販売が主な仕事内容です。社員の外見や雰囲気が企業の信頼感につながる可能性もあるため、清潔感や身だしなみへの配慮が必要といえるでしょう。
アパレル業界
アパレル業界では、商品の魅力やファッション性を伝えるために、顔採用が行われる可能性があります。顧客に商品を身近に感じてもらい、購買意欲を喚起するのが目的です。そのため、店舗やカタログ、広告などでモデルとして活躍する人材の外見が重視されることも。顔採用によって、商品のイメージやブランドの魅力を顧客に伝えることが期待されます。
ジュエリー業界
ジュエリー業界は、アクセサリーや宝飾品を提供するのが一般的です。企業の印象やブランドイメージを反映させるために商品のイメージに合った外見や雰囲気をもつ人材が選ばれることもあるでしょう。
ブライダル業界
一般的には、結婚式は一生に一度の特別なイベントとされることも。そのため、顧客満足度を上げ、良い印象を与えることが重要視されるでしょう。上品さや明るさ、信頼感、そして新郎新婦を引き立てる落ち着いた雰囲気などが求められることも考えられます。
航空業界
航空業界では、客室乗務員の選考に顔採用が行われる傾向があるでしょう。客室乗務員は航空機での接客サービスを担当する乗務員であり、国際線では長時間のフライトになることも。このような環境でお客さまに快適なサービスを提供するため、顧客に安心感や清潔感を与えられる人材が求められる可能性があります。
テレビ・マスコミ業界
マスコミ業界や広告業界では、特にアナウンサーや営業職などのポジションにおいて顔採用が行われることがあるようです。アナウンサーはメディアを通じて情報を提供するため、明るくさわやかで上品な印象が求められることも。広告業界の営業職は顧客との交渉が主な仕事であり、相手に好印象をもたせることが成功につながることも考えられます。具体的には、話しやすく明るい印象や、信頼感のある姿勢が重視されるでしょう。
顔採用が行われることがある職種
顔採用が行われる傾向がある職種には、「接客業」「営業職」「受付・秘書」が挙げられます。下記で詳しく紹介するので、参考にしてみてください。
接客業
接客業では顧客との直接的なやり取りが頻繁に行われるため、外見や印象が重視されることが考えられます。たとえば、販売員やレストランのホールスタッフ、ホテルのフロントスタッフなどの職種では、親しみやすさや清潔感、企業のイメージに合った外見や雰囲気が求められるでしょう。
営業職
営業職では、顧客との信頼関係を築き、契約獲得や売上向上に貢献することが重要です。明るく元気な印象や、信頼感を与える雰囲気をもつ人材が、顧客との良好な関係構築に有利となるでしょう。
顔採用を行うことで、企業は営業パーソンの印象をブランドイメージや企業の価値観に合わせられるメリットも。顧客との信頼関係を強化やビジネスの成功につなげられる可能性があるといえます。
受付・秘書
受付や秘書などの職種では、企業や組織の顔として接客やコミュニケーションを担当することも。顔採用が行われることがある理由として、受付や秘書の仕事は直接顧客や訪問者と対話する機会があることが挙げられます。受付・秘書の印象が、企業や組織のイメージや信頼度に影響を与える可能性もあるでしょう。そのため、受付や秘書を目指す場合には明るく親しみやすい印象や、礼儀正しい態度などを心掛けるのがおすすめです。
顔採用をする企業や業界の面接対策
ここでは、顔採用を突破するための面接対策を紹介します。「少しでも印象を良くしたい」「顔採用の可能性がある企業の選考を突破したい」という方は、参考にしてみてください。
明るい表情や清潔感を心掛ける
顔採用を行う企業や業界を目指す場合は、明るい表情や清潔感を意識するようにしましょう。明るい表情は、相手とのコミュニケーションを円滑にしたり、良い印象を与えたりする効果が期待できます。また、髪型や服装の清潔感が信頼性につながることもあるでしょう。
姿勢を正す
正しい姿勢は、自信を示すために不可欠です。背筋を伸ばし、肩を引き、自信と自己管理能力をアピールしましょう。また、良い姿勢を保つことで、面接中の集中力や注意力を保つ助けになることもあるようです。
接客を想定して明るくはきはき話す
顔採用を行う企業や業界の面接では、接客を想定して明るくはきはき話すことが重要です。まず、笑顔を忘れず、面接官の目を見て話すことで、自信と誠実さをアピールしましょう。声のトーンとボリュームにも気を配り、適度な大きさで明るくはっきりと話すことが大切です。
相手の話に対しては、相づちを入れることで積極的なコミュニケーション姿勢を示しましょう。ポジティブな言葉を選び、前向きな印象を与えることも重要です。
応募先の社員や同業界の先輩を参考にする
応募先の企業や業界で働く先輩社員の外見や所作、雰囲気を観察することで、面接で求められる印象や態度を把握できることも。応募先の社員がどのような服装や身だしなみをしているのか、どのような話し方や表情をしているのかを観察し、それを自分に取り入れることで、面接官に好印象を与えられる可能性があるでしょう。
Web面接の場合は写り方を意識する
顔採用を行う可能性がある企業や業界のWeb面接では、写り方を意識することが重要です。まず、明るく清潔な背景を選びましょう。自然光や明るい照明を使って、顔がはっきりと見えるようにするのがおすすめ。暗い場所や逆光は避け、適度な明るさを保つことが大切です。
次に、カメラの位置にも注意しましょう。カメラは目線に合わせ、顔が中央に映るように設定します。これにより、面接官と自然な目線を合わせられるでしょう。
さらに、服装や身だしなみにも気を配る必要があります。Web面接の場合も、対面の面接と同じように、清潔感のある服装を心掛けることが重要です。
最後に、周囲の環境にも注意を払いましょう。静かな場所を選び、面接中に邪魔が入らないように配慮します。必要に応じて、家族や同居人に事前に面接の時間を伝えておくのがおすすめです。
証明写真の撮影をプロに頼む
プロの写真家に証明写真の撮影を依頼することで、照明や背景、構図の調整をしてもらえるでしょう。また、自然で自信に満ちた表情を引き出すためのポージングやアドバイスも提供してくれることもあるようです。
企業で推奨される身だしなみを調べる
顔採用を行う企業や業界の面接対策として、企業で推奨される身だしなみを調べるのがおすすめ。具体的には、その企業の社員がどのような服装やスタイルをしているのか、Webサイトや会社案内、企業のSNSなどを通じて確認しましょう。企業の公式イベントや社員紹介ページなども参考にすると良いでしょう。
面接に行く際は身だしなみを整える物を用意しよう
面接前に鏡で髪やメイクを確認し、崩れていないか確認するようにしましょう。また、汗をかいたときやお手洗いに行くときのためにハンカチやティッシュをもっていると安心です。
衣類用のブラシがあれば、服のホコリを取り除いておきましょう。これらを用意すれば、面接前に整った状態で臨めるので、準備しておくのがおすすめです。
面接対策のやり方に悩む方は、「面接対策はどうやれば良い?気をつけるポイントや回答のコツを紹介」のコラムも参考にしてみてください。正しい敬語の使い方や自己PRの仕方、短所を聞かれた際の回答方法などの面接対策を紹介しています。
顔採用が選考のすべてではない
「顔採用」はあくまでも加点要素のうちの一つに過ぎず、容姿だけを重要視している企業はほぼないといえるでしょう。もし、接客業や受付、CA、営業など人と関わる仕事を希望しているなら、顔を気にするのではなく、自分がお客さまの立場に立った場合にどのような人が相手ならサービスを利用したくなるかを考えるのが重要です。
接客業に求められるスキルについては、「接客業とは?どんな職種がある?必要なスキルや志望動機の書き方も解説」のコラムもあわせてご覧ください。
顔採用が不安な場合は就活エージェントを利用しよう
就活で「顔採用があるかもしれない…」とお悩みの方は、就職・転職エージェントを利用してみるのが良いでしょう。就職・転職エージェントでは、経験豊富なアドバイザーがカウンセリングを行ったうえで、あなたの強みを見出すサポートをしてくれます。応募先企業の傾向や採用ニーズに沿った選考対策のアドバイスももらえるため、就活の進め方や未経験職種への就職に悩む方におすすめのサービスです。
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その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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