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自己PRで忍耐力を効果的に伝えよう!職業別の例文とポイントを解説
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この記事のまとめ
- 自己PRの忍耐力は重要な資質であり、職種を問わず多くの仕事で求められる
- 企業が求めているのは困難を乗り越え、目標達成に向けて努力し続ける力を持つ人材
- 自己PRではその忍耐力がなぜ発揮できたのかを具体的に説明することが重要
- 自己PRでは強みが忍耐力であることを主張してから、具体的なエピソードを述べる
- 魅力的な自己PRの作成に悩む方は転職エージェントの利用もひとつの方法
自己PRで忍耐力を効果的に伝え、面接官に好印象を与えるにはどうしたら良いか悩む方も多いでしょう。忍耐力をどう仕事に活かすかをイメージしてもらうためにも、自身の経験を振り返りながら具体的に説明する必要があります。このコラムでは、エピソードの探し方から、効果的な文章構成の仕方、職業別の例文なども解説。注意するべきポイントも解説しているので、ぜひ参考にしてください。
自己PRに使える「忍耐力」とは?
忍耐力は仕事をするうえで重要な資質であり、多くの企業で求められる要素です。そのため、忍耐力をアピールすることは企業からの評価を高めるポイントとなります。忍耐力を発揮したエピソードだけでなく、その忍耐力が再現性を持ち、仕事でどのように活かせるかを具体的に示しましょう。
忍耐力とは辛いことや苦しみを耐え忍ぶ力を指しますが、自己PRでは「困難を乗り越える力」や「物事をポジティブに捉える力」といった能動的な意味でアピールすることが効果的です。能動的なアピールは、自発的に行動し、成長意欲が高い社員を求めている多くの企業にとって、好印象を与えられます。これらを踏まえ、自身の経験をどのように伝えるか考えてみましょう。
企業が求める忍耐力の要素
自己PRでは、企業が求める忍耐力を効果的にアピールすることが重要です。単に「痛みに耐えられる」といった仕事に無関係な忍耐力を伝えても、面接官には響きません。まずは企業が求める忍耐力を理解しましょう。以下では、企業が期待する忍耐力の具体例を解説します。
地道な作業を真剣に取り組めるか
仕事は地道な作業の積み重ねです。華やかに見える業務でも、準備にはリサーチや資料作成などの地道な取り組みが不可欠。退屈に感じるかもしれませんが、大きな成果はこうした地道な作業から生まれます。企業は、地道な仕事にも真剣に取り組む忍耐力を社員に求めています。
地道にコツコツ業務を進めることが得意な方は「コツコツできる仕事とは?タイプ別の職種や正社員を目指すポイントを紹介!」も参考にしてみてください。
困難を乗り越える力があるか
仕事を進める中で困難に直面することもあるでしょう。企業が求めているのはそのような困難を乗り越え、目標達成に向けて努力し続ける力を持つ人材です。
たとえば、提案資料の作成中に急な変更要求が出て、一から作り直さなければならない場合。このときに投げ出してしまうと契約を逃すだけでなく、会社の信頼も損なわれ、任される仕事量も減少しかねません。困難な状況が起こる度に、企業は逃げずに対応し、目標に向かって進む忍耐力を重視しています。
失敗を前向きに捉えて改善に活かせるか
失敗は成長の貴重な機会です。企業は失敗そのものよりも、その後の改善プロセスや学び方に注目します。失敗をただの過ちとして終わらせるのではなく、その原因や背景を深く理解し、次回に活かすための行動計画を立てる姿勢が重要です。
たとえば、上司への進捗報告が遅れて注意された場合でも、ただ萎縮するのではなく、なぜ報告が遅れたのかを分析し、次回から改善していく姿勢が求められます。このような反省と改善意欲が、個人の成長と組織全体の発展につながるのです。企業は、このような失敗からの学びを大切にし、成長の機会だと前向きに捉えて改善できる人材を求めています。
自己PRで使える忍耐力のエピソードを探す方法
自己PRで忍耐力をアピールするためには、自分の経験から具体的なエピソードを挙げ、その中でどのように忍耐力を発揮したかを示すのが鍵となります。以下では、自己PRで使える忍耐力を探す方法を解説します。
自身の経験を振り返る
自己PRで忍耐力をアピールするためには、まず自分の経験を整理するのが重要です。過去の出来事を振り返り、年表を作成してどのような経験をしたのかを具体的に記述しましょう。その際、各エピソードでどのような困難や課題に直面し、それにどう対処したかを振り返ることで、忍耐力を発揮したエピソードを明確に選ぶことができます。
次に、選んだエピソードが「仕事に活かせるか」を基準に評価しましょう。エピソードが面白いだけでなく、その経験から得た忍耐力がどのように仕事で役立つかを明確に示すことが求められます。
自己PRを構築する際には、第三者に自分の経験を話して客観的なフィードバックを得るのも良いでしょう。これにより、自分の経験の捉え方と他人の捉え方の違いに気づき、文脈を整理して自己PRをより魅力的に構築することができます。
忍耐力を発揮できた背景を分析する
自己PRで忍耐力をアピールするには、その忍耐力がなぜ発揮できたのかを具体的に説明することが重要です。以下は部活動での経験の例です。
「強豪相手に勝利した際の忍耐力の源泉は、目標である全国大会出場への熱意やチームのために全力を尽くすという決意にありました。
対戦相手の実力が高かったからこそ、一人ひとりが自分の役割を果たし、団結して逆境を乗り越えることができたと感じています。
この経験から、目標やモチベーションが強いほど忍耐力が発揮されるということを学びました」
仕事でも同様に、困難な状況や挑戦があっても、自らの目標やチームの成果に対する強い意欲があれば、持続的に努力し続けることができます。このように、忍耐力を発揮できた理由を具体的に分析し、その再現性を示すことが、自己PRでの説得力を高めるポイントです。
仕事において忍耐力をどう活かすかを検討する
最も重要なポイントになるのが「忍耐力を仕事でどう活かすか」です。しかし、忍耐力を仕事でどう活かすか理解するには、実際にその仕事を体験したことがなければ難しいでしょう。そのため、志望する業界や職種の具体的な仕事内容について徹底的にリサーチすることが重要になります。
OB・OG訪問やインターンシップなどを通じて、現場の実態を直接体験し、社員に質問するのも有効です。忍耐力のほか、自己PRで何を強みにすれば良いか悩んでいる方は「自己PRの見つけ方は?効果的なアピール方法と作成する際の注意点」も参考にしてください。
忍耐力は「継続力」や「協調性」などに言い換えられる
忍耐力はほかの言葉で表現することが可能です。たとえば、困難な状況において、地道に努力を重ねて成果を上げた経験は「継続力」と言い換えることができます。「忍耐力」だけではどのような忍耐力を示したのかが分かりにくい場合があるため、同様に「柔軟性」「協調性」「最後までやりきる力」と言い換えるのも良いでしょう。
転職の自己PRで「忍耐力がある」とアピールする場合の例文
転職の自己PRで使える「忍耐力」をアピールする例文をいくつか紹介します。志望する職種がはっきりしていて、忍耐力をアピールしたい方は参考にしてみてください。
営業職へ転職する場合
「私の強みは忍耐力です。前職での営業経験では、特定のクライアントとの取引において最初の3ヶ月間は成約を得られませんでした。しかし、定期的な電話やメールでのコミュニケーションを強化し、継続的なフォローアップと問題解決の提案を行いました。
その結果、クライアントからの信頼を得ることができ、契約を締結して、年間売上を前年比20%増加させることができました。この経験を通じて、私は困難な状況でも忍耐力を発揮し、努力を惜しまずに課題に取り組む姿勢を身につけました」
事務職へ転職する場合
「私の強みは忍耐力があることです。前職では、月末の請求書発行作業を担当しました。細かく繰り返しの多い作業でしたが、常に注意を怠らず正確性を重視しました。毎月平均1000件以上の請求書を処理する中で、最初の数ヶ月はシステムや業務に慣れるまで苦労し、ひとつひとつに時間がかかっていました。
しかし、自己の作業方法を見直し、チームとのコミュニケーションを強化することで業務フローを改善することができました。これにより、月末締めの締切を守りつつ、業務効率を向上させ、大幅に時間を短縮することができるようになりました」
販売職へ転職する場合
「私の強みは忍耐力です。雑貨屋でのアルバイトでは、日々さまざまなお客さまとの接客を経験しました。人気商品の入荷日には長蛇の列ができることがありましたが、その中でも笑顔でお客さまに対応し続け、焦ることなく一人一人に丁寧に対応し、すべてのお客さまが満足してお店を後にしていただけるよう心がけました。
お客さまから不満のクレームがあった際には、まずお客さまの話をじっくりと聞き、その問題点を正確に把握するように努めました。商品の特性や使い方に関する詳細な説明を行い、お客さまのニーズに合った代替品を提案し迅速に対応することで、お客さまの不安や不満を解消しました。結果として、お客さまは代替品に満足していただけ、また次回もお店にご来店いただけることとなりました」
マーケティング職へ転職する場合
「私の強みは、忍耐力です。前職では顧客のニーズに合わせたマーケティング戦略を構築するために、長期的な視点でデータを分析し、継続的に改善を試みました。
たとえば、市場調査の中で得たデータをもとにしたキャンペーンにおいて、初期段階での反応が鈍かった際、ただキャンペーンを変更するのではなく、データの再分析やターゲティングの見直しを行いました。その結果、初回の反応率が低かったキャンペーンも、改善を重ねることで最終的には目標のCTR(クリックスルー率)を10%改善し、売上を3ヶ月連続で前年比20%増加させることができました。
このように、マーケティングの世界では短期的な成果だけでなく、長期的な視点での忍耐力が求められます。私はこの忍耐力を活かして、御社のマーケティング戦略の改善と成果に貢献したいと考えています」
エンジニア職へ転職する場合
「私の強みは忍耐力です。前職では、プロジェクトでバグの修正に取り組んだ経験があります。特定の機能が期待どおりに動作せず、顧客からのクレームも相次いでいました。
最初の修正で問題が解決しなかったときは落ち込みましたが、すぐに諦めることなく、ログを徹底的に解析し、コードを一行ずつ確認しました。それでも問題が見つからないときは、同僚と協力してデバッグ作業を行いました。
その結果、原因を突き止めることができ、修正したことで顧客の満足度を回復し、プロジェクトの進行を助けることができました。この経験から、複雑な問題に対しても冷静に対応し、粘り強く解決策を探ることの重要性を学びました」
アルバイトの経験をもとに自己PRを書く場合
「私の強みは忍耐力で、コツコツと努力を積み重ねて成果を出すことができます。私は本屋でアルバイトをした経験があります。当初は売上が低迷しており、特に平日は来店客が少ない状況でした。そこで、私は売上を伸ばすために、いくつかの改善策を実施しました。
まず、店内のレイアウトを見直し、人気の本や新刊書を目立つ場所に配置しました。また、店内のポップやディスプレイを工夫し、お客さまが興味を持ちやすいようにしました。さらに、スタッフ全員でおすすめの本を紹介するコーナーを設け、個々の知識やおすすめポイントを共有することで、お客さまに親しみを持ってもらえるよう努めました。
これらの取り組みの結果、徐々に売上が向上し、特に私が企画したフェアでは売上が20%増加しました。また、お客さまからのリピーターも増え、店舗全体の雰囲気も良くなりました。
この経験を通じて、忍耐力を持ってコツコツと改善策を実行し続けることで、確実に成果を出せることを実感しました」
アルバイト経験の自己PRについて詳しく知りたい方は「就職にバイト経験は活かせる?志望動機や面接でのアピール方法を解説!」も参考にしてください。
ゼミ・サークルの経験をもとに自己PRを書く場合
「私の強みは忍耐力で、地道に努力を重ねることで成果を出すことができます。私は大学3年生から、環境問題に関するゼミに所属し、特に水質汚染に関する研究に取り組んでいました。研究の一環として、地元の河川の水質データを集める必要がありました。しかし、最初のうちはうまくデータが取れず苦労しました。そのため、毎週決まった日に河川を訪れ、天候にかかわらずデータを集め続けました。また、データの精度を向上させるために、サンプリング方法や測定機器の使用方法を見直し、ゼミの教授や先輩にアドバイスを求めました。
このような地道な努力を続けることで、次第にデータの精度が向上し、信頼性の高いデータを収集することができました。その結果、私たちの研究は学内の発表会で高い評価を受けることができました。この経験を通じて、忍耐力を持って地道に努力を続けることで、どのような困難な課題でも克服できることを学びました」
部活・勉強の経験をもとに自己PRを書く場合
「私の強みは忍耐力で、地道に努力を重ねることで成果を出すことができます。私は大学で陸上部に所属し、中距離走を専門としていました。入部当初は、練習についていくのが精一杯で、試合でも思うような結果を残せずに悔しい思いをしました。しかし、チームの一員として貢献したいという強い思いがありました。
そこで、毎日の練習に加えて、朝早く起きてランニングを行い、夕方の部活動の後にも筋力トレーニングやストレッチを欠かさず行いました。また、自分のフォームをビデオで撮影して分析し、コーチや先輩にアドバイスを求めて改善を続けました。
その結果、入部から1年後の大会で自己ベストを更新し、チーム内でのランキングも上昇しました。さらに、最後の年には県大会で入賞を果たし、チームの総合成績向上にも貢献することができました。この経験から、忍耐力を持って地道に努力を続けることで、どのような困難な課題でも克服できることを学びました」
このほか、学生時代に頑張ったエピソードをもとに自己PRを考えたい方は「面接時で聞かれるガクチカの話し方を紹介!どこまで話す?長さの目安は?」も参考にしてください。
自己PRで忍耐力をアピールする際の流れ
忍耐力を自己PRで効果的にアピールするためには、面接官を引き込む文章作りが重要です。思いついた順に話すのではなく、伝えたいポイントを構造的に整理する必要があります。以下では、忍耐力を示す自己PRの組み立て方を解説。この構成をしっかり押さえ、強みを効果的に伝えましょう。
1.「私の強みは忍耐力です」と結論から述べる
自己PRをする際には、最初に結論を述べることがポイントです。そうすることで、面接官は「何が言いたいのか」を理解しやすくなり、話をスムーズに聞けます。
忍耐力を強みとしてアピールする場合、「私の強みは忍耐力です。なぜなら……」と結論を先に述べることで、面接官はテーマを把握しながら話を聞けます。逆に、「私は合唱祭でピアノ伴奏を担当しました。どうしてもクラス優勝したくて……」と始めると、面接官は話の主旨が分かりにくくなります。仕事でも同様、結論を先に述べることで、面接官のストレスを軽減し、話の内容をより効果的に伝えることができます。
2.具体的なエピソードを簡潔に伝える
自己PRでは、まず強みが忍耐力であることを主張し、次に具体的なエピソードの概要を紹介しましょう。この概要がないと、その後に続く詳細な説明が理解しにくくなります。
たとえば、「私の強みは忍耐力です」と述べた後、「あるプロジェクトで、データ分析に取り組んだ際、予期せぬ問題に直面しました」とエピソードの概要を簡潔に紹介します。
次に、忍耐力が必要となった理由や取った行動を説明しますが、エピソードの概要を最初に簡潔に示すことで、聞き手は話の流れをスムーズに把握できます。
忍耐力が必要だった理由
忍耐力をアピールする際にはエピソードを語った後に、その忍耐力が発揮できた理由や必要だったわけを解説することが重要です。
たとえば、売上が伸び悩んでいる商品に対して、ほかの商品を取り入れることも考えられますが、「商品の良さを知ってほしい」や「もっと価値があるはずだ」という強い想いがあれば、工夫を凝らして試行錯誤するはずです。
このように、忍耐力が必要だった理由を解説することで、特別な想いや諦めない気持ちをより深くアピールできます。面接官にエピソードを鮮明にイメージしてもらい、あなたの強い意志と忍耐力をしっかりと伝えることができるのです。
忍耐力をもとにどのような対応をしたのか
次に困難な状況に直面し、忍耐力を示すためにどのような行動を取ったかについて説明します。具体的な行動が伴わなければ説得力がないため、実際に行った具体的な行動を明確に紹介して、説得力を高めましょう。
売上に伸び悩んだ場合、「商品の魅力を引き立てるディスプレイを作成して目立つ場所に配置した」「商品の利点や使い方を説明するポスターを作成した」など、忍耐力ゆえに取った行動を示しましょう。実際に取った行動説得力が増し、面接官は忍耐力の強さを判断します。
忍耐力を発揮した結果どうなったのか
次に取った行動の結果を紹介します。感情の表現ではなく、客観的な事実を伝えるようにしましょう。
たとえば、「大変だったけど頑張ることができてよかった」と述べても、面接官には響きません。「売上が20%伸びた」や「店舗賞を獲得した」という事実を述べることで、面接官はあなたの忍耐力を判断する材料を得られます。
3.応募企業の業務で忍耐力をどう活かせるか説明する
忍耐力を応募企業の業務にどう活かせるかを詳しく説明します。面接官にとって最も注目すべき点はこの部分です。面接は単に体験を聞くだけではなく、応募者が企業で成果を出せるかどうかを評価する場でもあります。忍耐力をどう仕事に活かすかをイメージしてもらうためにも、具体的に説明できるようにしましょう。
たとえば、「困難な状況でも諦めずにやりとげます」というより、「プロジェクトの進行が思うとおりに進まないこともあるかもしれません。しかし、そのような状況では仲間と綿密に連携し、課題を解決するための戦略を練り直したり、新たなアプローチをしたり工夫を凝らして、必ず最後まで諦めすに乗り越えます」と述べることで、自身の忍耐力と問題解決能力を具体的に示すことができます。
忍耐力をアピールする際のポイント
自己PRで忍耐力をアピールする際に注意するべきポイントを解説します。忍耐力に自信があっても伝え方によっては「本当に忍耐力があるのか?」と疑われてしまうため、良く確認しましょう。
「持続性」と「忍耐力」の違いを理解する
「忍耐力」は困難な状況や苦難を乗り越える力を指し、耐え忍ぶ力や辛抱強さを示します。一方で、「持続力」はある状態を一定期間保つための力を表します。持続力も非常に重要な資質であり、持続力があれば、獲得した知識やスキルを低下させることなく、一定の水準で維持することが可能です。
重要なのは、これらの意味を正確に理解し、区別することです。自己アピールの際には、この違いを明確に認識し、適切に表現するよう注意しましょう。
「我慢した」は忍耐力のアピールとして不十分
忍耐力の本質は、「苦難や困難な状況に直面しても、逃げずに最善を尽くすこと」です。自己PRで「我慢した」というだけでは、忍耐力とは異なる場合があります。
たとえば、スポーツでケガを負いながら試合に出場したことをアピールする場合、「ケガを我慢して試合に出場した」という表現では、単に苦痛を耐え忍んだという意味にとどまります。一方で、「ケガにもかかわらず試合に出場し、不利な状況でも目標達成に向けて努力した」という具体的な行動が、忍耐力を示すことになります。
面接官が求めるのは、単なる我慢や体力自慢ではなく、忍耐力のある求職者です。自己PRでは、「我慢」と「忍耐力」の違いを理解し、具体的な行動や結果を通じて、自身の忍耐力を示しましょう。
転職では忍耐力があることを自己PRして内定獲得を目指そう!
忍耐力は立派な強みであり、業界や職種に関係なくどのような仕事でも必要な要素です。自信を持ってアピールしましょう。また、ほかの求職者と差別化するには、ほかの言葉に言い換えるのもポイントです。忍耐力をアピールする構成を活用して魅力的な自己PRを作成しましょう。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。