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インターンシップの志望動機の書き方やポイントを例文とあわせてご紹介!
更新日
この記事のまとめ
- インターンシップの志望動機を書く前には、企業情報を把握することが大切
- インターンシップで志望動機が問われる理由は、企業について調べているか知りたいから
- インターンシップの志望動機は、まずは簡潔に結論から伝える
- インターンシップの志望動機を書くときには、他社でも使い回せる表現は避ける
「インターンシップの志望動機はどう書いたら良い?」と悩む人もいるでしょう。「なぜインターンに参加しようと思ったか」という志望動機を明確に企業側に伝えることが大切です。
このコラムでは、インターンシップの志望動機の書き方やポイントを例文と一緒に解説。志望動機を書くときの注意点も紹介しているので、インターンシップの準備を行う際の参考にしてみてください。
インターンシップの志望動機を書く前にやる6つのこと
志望動機を書く前に、まずは企業情報を把握したり、業界内での位置づけを探ったりしましょう。ここでは、インターンシップの志望動機を書く前にやることを解説します。
1.企業情報を把握する
インターンシップに参加したい企業の事業内容や商品、サービスの種類、顧客層を把握しておくと志望動機に説得力が出やすくなります。
また、企業について詳しく調べておくと、「意欲が高い」という印象を与えられる可能性も。企業情報の収集は、インターンシップの志望動機を作る前に必ずやっておきたい作業です。
企業情報の集め方
企業情報を得る手段は、コーポレートサイトを閲覧することです。特に、新卒向けの採用ページでは事業内容が分かりやすくまとめられていることが多いので、目を通しておきましょう。
企業研究のやり方については、「企業研究ってどうやるの?基本的なやり方と目的を解説」のコラムでもまとめているので参考にしてみてください。
2.業界内での位置づけを探る
インターンシップに参加したい企業の業界内での位置づけや他社と比べた強みを調べておくと、志望動機の幅を広げられるでしょう。企業にとっては「どこでも良いからインターンシップに参加したい」という志望動機より、「この企業だから参加したい」という方が好印象といえます。
インターンシップへの熱意をアピールするためにも、競合他社を含む業界の動向についてリサーチしておきましょう。
業界研究の方法については、「業界研究のやり方から情報収集の仕方・ノートのまとめ方まで徹底解説!」のコラムで解説しているのでチェックしてみてください。
3.自分がやりたいことを考える
インターンシップを通して、自分がやりたいことを考えましょう。「インターンシップを通して、さまざまな人と関わりコミュニケーション能力を向上させたい」「自分の意見を積極的に伝え課題を解決したい」など、挑戦したいことや達成したいことをアピールしてください。
企業が求める人物像に合うことをアピールすることで、企業側はインターンシップ採用後の活躍をイメージできる可能性があります。
4.自分の強みに共通していることを見つける
自分が得意なことや強みに共通していることを見つけましょう。自分がやりたいことだけではなく、強みを活かしてどのように活躍して、企業に貢献していくかというのが働くうえでは大切です。
「どのような仕事だと自分の強みが発揮できるのか」「どのような環境なら自分の能力を発揮できるのか」を考えましょう。
これまでどのような場面で自分の能力を発揮してきたのかを振り返ることで、強みを発揮できる環境の共通点を見つけられる可能性があります。
5.インターンシップに参加する目的を明確にする
インターンシップに参加する目的を明確にしておきましょう。「会社の雰囲気を知りたい」「コミュニケーション能力を向上させたい」など目的を明確にすることで、インターンシップに採用後、やるべきことが見えてきます。
インターンシップに参加したい目的を明確にして、自分に合った企業を見極めることにつなげましょう。
インターンシップの志望動機は熱意だけではダメ?
「インターンシップで成長したい」という思いを伝えることは大切ですが、熱意だけでは合格にはつながりません。
志望動機を問いながら、価値観やマッチ度などを確認しているようです。自身の力をどのような場面で発揮したのか、どのような課題を乗り越えてきたのか、具体的なエピソードを伝えましょう。
6.企業が求める志望動機を把握する
企業が求める人物像を把握して、志望動機に盛り込むことが大切です。
事前に企業ホームページを確認して、求められる人物像にあったエピソードがアピールできるように準備しましょう。
インターンシップで志望動機が問われる6つの理由は?
目的意識があるか、どのような価値観をもっているかなどを知るために志望動機が問われるようです。ここでは、インターンシップで志望動機が問われる理由を解説します。
1.目的意識があるか知りたい
「なぜインターンシップに参加したいのか」「インターンシップに参加して何をしたいのか」目的意識を確認しているようです。
インターンシップで何を経験し、どのように成長したいと考えているのか伝えることが大切になります。
2.どのような価値観をもっているか知りたい
志望動機を通して、どのような価値観があるか確認しているようです。「リーダーシップを発揮して周囲を引っ張っていく」「計画を立てて物事に取り組む」など、企業は何を大切にしている人なのかを知りたい傾向にあります。
志望動機では、自身が大切にしている価値観をアピールしましょう。
3.企業について調べているか知りたい
企業ホームページやSNSを利用して、企業について入念に調べているか確認しているようです。
業務内容に興味を示し、目的意識をもってインターンシップに参加しようとしていることをアピールすることが大切です。
4.インターンシップに対する熱意が知りたい
インターンシップへの熱意を確認しています。選考のグループワークで議論が活発に進むようにリードしたり、積極的に質問をしたりする姿から熱意を感じるようです。
企業側は志望動機を通して、どのようにインターンシップで活躍できるのかイメージするため、主体的に行動しましょう。
5.コミュニケーション能力を知りたい
インターンシップで活躍するために、コミュニケーション能力が必要なため、志望動機を通して確認しているようです。
「一番伝えたいことは何か」を意識しながら志望動機を考えることで、相手が分かりやすくまとめられるでしょう。誰が読んでも分かりやすい志望動機で、コミュニケーション能力の高さをアピールしてください。
「コミュニケーション能力とは?スキルを鍛える具体的な方法をご紹介!」のコラムでは、コミュニケーション能力を高める方法を解説しているので、参考にしてみてください。
6.企業と学生のマッチ度を知りたい
志望動機を通して、企業と学生がマッチしているか確認しています。インターンシップの内容とインターンシップに参加したい目的が一致していることが大切です。
マッチ度が低いと、「思っていたのと違った」と成長につながらない恐れもあります。事前に企業ホームページやSNSを通して、インターンシップの内容を確認しましょう。
インターンシップの志望動機の書き方
第三者に伝わりやすい文章にするには、話の流れを意識することが大切です。インターンシップの志望動機は「結論」「理由」「応募した目的」の3つで構成すると良いでしょう。
以下で、それぞれの項目に盛り込むと良い具体的な内容を紹介しているので、志望動機を作成する際の参考にしてみてください。
結論
冒頭に結論を述べることで、回答がブレにくく、相手に伝わりやすい文章になります。志望動機の結論として挙げられるのは、「企業のどのような点に興味をもったのか」「インターンを通じてどのように成長したいか」などです。
インターンシップの志望動機を面接で回答する場合は、質問にあわせて内容を考えるようにしましょう。
理由
結論がはっきりしたら、「なぜ興味をもったのか」「なぜ成長したいと思ったのか」など、理由を答えていきます。
理由がうまく書けない場合は、インターンシップに興味をもったきっかけを改めて振り返ってみてください。「アルバイトをしている業界と同じだったから」「大学の専攻分野に関わる仕事だったから」など、理由が明確になる可能性があります。
応募した目的
「インターンシップに参加することで何を学びたいと思っているのか」についても志望動機に盛り込むと良いでしょう。明確な目的が思い浮かばない場合は、インターンシップの案内やプログラムを読み、どの体験を通してどのような知識や経験を身につけるかを考えてみるのがおすすめです。
応募の目的は「△△という仕事の●●の部分を学びたい」というように、なるべく具体的に示すのがポイントになります。
志望動機は上記の3つを意識して書くと第三者に伝わりやすく、まとまりのある内容になります。
「志望理由・動機の例文を解説!書き方の流れや作成時のポイントも紹介」のコラムでも志望動機の書き方を詳しく解説しているので、あわせてご一読ください。
インターンシップ向け!業界別の志望動機の例文
ここでは、業界別にインターンシップ向けの志望動機の例文をご紹介します。例文を参考に、オリジナルの志望動機を考えてみましょう。
不動産業界
以下は、不動産業界の志望動機の例です。
「営業力を高めたいと思い、御社のインターンシップへの参加を希望します。現在バスケットボール部で部長をしており、これまであらゆる年代の人と関わってきました。明るい雰囲気を保つために、周囲の人の様子の変化を気に掛け、前向きな声掛けを行うことを意識してきました。今後もこのコミュニケーション能力を活かして、さらに自分の能力を高めていきたいと考えています。御社のインターンシップでは、お客さまへの賃貸紹介の模擬体験ができます。その経験をいただくフィードバックを活かして、営業力を鍛えていきたいと思います」
金融業界
以下は、金融業界の志望動機の例です。
「直接お客さまと接する窓口業務の体験をしたいと思い、インターンシップを志望しました。現在アルバイトで接客業をしています。多くのお客さまと関わるなかで、お客さまと接する職種に就きたいと考えるようになりました。御社のインターンシップでは、実際に窓口業務の体験ができたり、窓口で働く社員と話をしたりできることに魅力を感じました。インターンシップを通して、窓口業務について知り、業界研究を深めたいと考えています」
食品業界
以下は、食品業界の志望動機の例です。
「食品のマーケティングについて学びたいと考え、御社のインターンシップを志望しました。現在販売業でアルバイトをしています。そこで、お客さまの目線に立って、商品陳列をしたり、商品の仕入れ数を検討したりすることが大切であることを学びました。御社のインターンシップでは、マーケティングの職務を実際に体験できることに魅力を感じました。学生ならではの視点で、お客さまに寄り添った商品企画をして成長したいと考えています」
インターンシップの志望動機を書く際の10のポイント
インターンシップに参加するための選考で企業に響く志望動機を書くためには、以下のポイントを押さえておくと良いでしょう。
1.他社で使い回せる内容は避ける
志望動機には応募先企業だからこそ選んだ理由を盛り込みましょう。「社会経験を積みたい」「業界トップクラスの貴社でインターンシップを体験したい」などは社名を書き換えれば他社でも使い回せるため避けてください。
志望動機がうまく書けない場合は、もう一度インターンシップのプログラムを確認してみましょう。そのなかで「自分がどの部分に関心があるのか」「何を期待しているのか」を洗い出していくと、応募先の企業を選んだ理由が見えてくる可能性があります。
2.具体的な表現で伝える
「やる気があるから応募します」「この業界が好きだから参加したいです」といった漠然とした動機の伝え方だと企業に響きにくいといえます。
志望動機を考える際は「なぜやる気をもって挑戦できるのか」「その業界が好きな理由は何か」など、自分の考えを掘り下げ、具体的な言葉で説明するようにしましょう。
3.論理的に組み立てる
インターンシップの応募書類では、「分かりやすい文章表現ができるか」「自分の意見を人に伝える能力があるか」といった点がチェックされやすいようです。
志望動機を書く際は、「△△という経験をしてきたなかで●●に興味が湧いた。そのために□□を学ぶ必要があり、御社ではそれを体験できると思った」というように、結論と理由をセットにして説得力をもたせましょう。
志望動機のポイントは就職・転職活動でも必要
志望動機の書き方のポイントは、インターンシップだけでなく就職・転職活動の応募書類でも必要になります。応募理由や目的がどうしても思いつかない場合は、まず自己分析をして自分の価値観を明確にすることから始めてみましょう。
志望動機の作り方については、「志望動機の作り方を解説!好印象な回答をするポイントとは」のコラムでも詳しくまとめているので、あわせてご覧ください。
4.短時間で理解できる内容を心掛ける
採用担当者は多くの応募書類を確認しているため、簡潔に分かりやすくまとめることが重要になります。
悩んだ場合は周囲の人に相談し、アドバイスをもらうのも手です。客観的なアドバイスをもらうことで、誰が読んでも分かりやすくまとめられるでしょう。
5.指定された文字数に収める
一般的には文字数が指定されているため、その文字数に収めるようにしましょう。指定された文字数を超えてしまう場合は、不要な部分がないか検討してください。
複数のエピソードを書いている場合は、より伝えたいことを優先して書きましょう。
記入欄の8割以上は埋めよう
記入欄は8割以上は埋めることを心掛けましょう。指定の文字数に対して少ないと、「意欲が低い」とネガティブな印象を与える恐れがあります。
志望動機以外も、自己PRや頑張ったことなども8割以上埋めましょう。
6.専門用語は使わないようにする
専門用語を多用すると、伝わりにくい文章になる恐れがあるため、注意してください。
誰が読んでも分かりやすい文章にすることを常に意識し、分かりやすい言葉を選びましょう。
7.自分の言葉で表現する
インターネット上で見つけた文章を真似するのではなく、自分の言葉で書きましょう。ほかの応募者との違いをアピールするためにも、これまで経験してきたことを自分の言葉で表現することが大切です。
また、書類選考を通過後の面接では、応募書類で書いたことを深掘りされるため、自分の言葉で書いていることで質問に対しても自信をもって答えられるでしょう。
8.誤字・脱字がないか確認する
志望度が低いと思われる恐れがあるため、誤字・脱字には気をつけましょう。
また、誤字・脱字を確認すると、文章表現がおかしい部分はないかも同時に見直せるので、文章をより良くできます。
手書きの場合は丁寧に書こう
手書きの場合は丁寧に書きましょう。時間を掛けてじっくりと丁寧に書いた字は相手にも伝わり、好印象を与えます。また、雑に書くと誤字・脱字も増えるため、悪い印象を与える恐れがあるようです。
失敗が怖い場合には、まず鉛筆で下書きをすると良いでしょう。
9.面接では「御社」履歴書では「貴社」と使い分ける
「御社」は話し言葉で、「貴社」は書き言葉のため、場面に応じて使い分けることを心掛けましょう。また、銀行では「御行」「貴行」を用いる場合があります。
事前に応募する企業に合わせて、正しい言葉を使い分けましょう。
10.福利厚生や給与は志望動機にしない
インターンシップに参加する目的を、福利厚生や給与にするのは避けましょう。福利厚生や給与を目的にしていることをアピールすると、インターンシップに対する意欲が伝わらず、ネガティブな印象を与えてしまう恐れがあります。
企業ホームページでインターンシップの内容を確認し、「なぜインターンシップに参加したいと思ったのか」を明確にして志望動機を考えましょう。
インターンシップの志望動機を伝える4つのポイント
志望動機で好印象を与えるために、「何を学びたいか伝える」「成長したい姿を宣言する」などのポイントがあります。
ここでは、インターンシップの志望動機を伝えるポイントをまとめました。
1.志望理由を言い切る
最初に、インターンシップに参加したい理由を言い切りましょう。結論を最初に伝えると、相手はこれから続く文章が想像でき、理解しやすい文章になります。
最初の一文は簡潔に言い切り、具体的なエピソードを続けていきましょう。
2.志望理由の根拠となるエピソードを伝える
次に、参加したい理由の根拠となる具体的なエピソードを伝えましょう。志望理由を言い切った後に、「なぜそのように参加したいと思ったのか」の疑問に明確に答えることが大切です。
エピソードには応募者の個性が現れる傾向があります。「何を大切にしているのか」「何を頑張りたいと思っているのか」など、自身の価値観をアピールできるため、具体的に書きましょう。
3.インターンシップで何を学びたいか伝える
次に、インターンシップに参加して何を学びたいか伝えましょう。インターンシップの内容と学びたいことが一致していることが大切です。
事前に企業ホームページでインターンシップの内容を確認しましょう。インターンシップの内容を踏まえたうえで、参加したいと感じていることをアピールできます。
4.インターンシップを通して成長したい姿を宣言する
最後に、インターンシップを通してどのように成長したいと考えているかアピールしましょう。インターンシップ後にどのような姿になっていたいか伝えることで、「主体的にインターンシップに参加してくれるだろう」と好印象を与えられます。
意欲的にインターンシップに取り組みたいと考えていることをアピールすることが大切です。
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京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。