「あなたにとって仕事とは」と面接で聞く意図とは?回答方法や例文を紹介

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この記事のまとめ

  • 「あなたにとって仕事とは?」と面接で質問するのは、応募者の価値観や意欲を知るため
  • 企業は質問から、応募者が在籍する社員と同じ方向で仕事を進められるかを見極めている
  • 「あなたにとって仕事とは」に対する回答を考える際は、企業の経営方針などを調べよう
  • 回答を作成する際のポイントは、「簡潔にまとめる」「入社意欲をアピールする」など
  • 「お金のため」「暇つぶし」などの即物的な回答は避ける

「あなたにとって仕事とは?」という質問を面接でされたときの回答方法に悩む方も多いでしょう。「仕事に対する考え方」については、就職・転職活動でよく聞かれる質問の1つです。企業はどのような意図があって、この質問をするのでしょうか。このコラムでは、「あなたにとって仕事とは?」と面接で企業側が聞く意図を紹介。また、質問された際の回答方法や例文などもまとめています。

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「あなたにとって仕事とは?」と面接で企業が質問する意図

このような質問がされることを予測していなかった場合、突然の質問にあたふたしてしまうでしょう。特に新卒や既卒の方の場合、社会人経験がないため余計に戸惑ってしまうもの。まずは、「あなたにとって仕事とは?」という質問を面接で取り入れている企業側の考えを把握することが大切です。

企業は質問でどのようなことが知りたいのか

「あなたにとって仕事とは?」と質問することで、企業側は以下のようなことを掴む意図があるようです。

・仕事に対する考え方
・仕事に対する意欲
・仕事への価値観

上記のことを知ることで、在籍している会社の社員と同じ方向を目指して働くことができるかを掴もうとしていると考えられます。同じ価値観の人間がいる中で、1人だけ価値観の違う人が入ってくると、円滑なコミュニケーションを築くことが難しいと考えている面接官もいます。また、社員同士が価値観を共有し合うことで、企業の目標や課題に向かって常に前進できるメリットもあるようです。

近年では、新卒入社後3年以内で退職する人が増加傾向にあります。その理由として多く挙げられるのが、企業の考えや価値観のミスマッチです。長いスパンで仕事に従事してもらうためにも、企業の理念や方針と同じ方向で進める人材の確保を目的としているといえます。

「あなたにとって仕事とは?」と似ている質問

「あなたにとって仕事とは?」という質問と混同されがちなものとして、「仕事をする上で大切にしていることは?」「大切にしている価値観は?」などの質問があります。これらの質問は、それぞれ企業側の意図や回答のポイントが異なるため、事前に準備しておくと良いでしょう。「仕事をする上で大切なことはどう答えれば良い?面接で使える例文もご紹介」では、「仕事をする上で大切にしていること」の質問に対する回答例や例文を紹介。「あなたにとって仕事とは?」「大切にしている価値観は?」の質問との違いをまとめているので、あわせて参考にしてみてください。
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「あなたにとって仕事とは?」と面接で聞かれた際の回答方法

企業側は、「あなたにとって仕事とは?」という質問に対する回答により、応募者それぞれの意識を把握したいと考えています。回答するときは、以下のポイントを押さえておくと良いでしょう。

・企業の経営方針を参考にしてみる
・企業の目標や課題は何なのか、事前に調べる
・過去の経験を踏まえて(あるいは交えて)答えを考える
・仕事に対する目標や理想的な働き方など、まず自分の中で確立しておく

この質問の答えを考える前に、まずは応募先企業の経営方針や目標、課題、社風などを把握しておくことが大切です。だからといって自分が本当に持っている価値観を、すべて企業側に合わせる必要もないでしょう。なぜなら、自分が仕事をする上で「会社とうまくやっていけるか?」という観点は、今後会社で働いていく上でも重要なものだからです。もし、企業の考えと全く別方向であるなら、入社後のミスマッチにつながる可能性もあるため、同じ方向に向かっていける企業を探すことも視野に入れた方が良いでしょう。

質問の回答を組み立てる流れ

応募先企業の経営方針などをしっかりと飲み込んだ上で、以下のような方法で回答を組み立ててみましょう。

・自分にとっての仕事とは何かを簡潔にまとめる
・結論を裏付ける具体的な理由やエピソードを盛り込む
・自身の入社意欲をアピールする

上記のような流れで、質問に対する回答を考えるとスムーズに受け答えができるでしょう。

「あなたにとって仕事とは?」と聞かれた際の注意点

質問に回答する際は、「お金」や「生活費を稼ぐため」といった即物的な回答は避けるようにしましょう。もちろん生きていく上で経済的な力を蓄えていくことは重要ですが、「仕事への意識が低い」と捉えられる恐れがあります。また、「生きていくために仕方なく」「暇つぶし」などのネガティブな回答や、「考えたことがないから分からない」などの回答も、同様の理由から避けたほうが無難です。「「あなたにとって仕事とは」と面接で聞かれたら?回答の例文と注意点」では、「あなたにとって仕事とは?」と聞かれた際の注意点や回答するときのコツなどを紹介しているので、あわせて参考にしてみてください。

「あなたにとって仕事とは?」と面接で聞かれたときの回答例

社会貢献や自身のスキル向上など、仕事に対する考えは人それぞれです。以下で、分かりやすく例にしてまとめているので、回答の参考にしてみてください。

例文1:社会貢献

私は、仕事とは「社会貢献」だと考えています。仕事を通じて人の役に立つことで、住み良い社会づくりにつながるのではと考えています。自身の果たすべき役割を全うするのが仕事へのポリシーです。

例文2:成長

私にとって、仕事は自分を大きく成長させてくれる大切な存在であると考えています。業務の中で、人との関わり方はもちろん、あらゆる知識を吸収できる場所だと思います。これまでに経験したサービス業では、自分の人見知りを克服することができました。仕事に対して常に向上心を持つことを忘れず、業務を遂行していきたいと思っています。

例文3:社会とのつながり

私にとっての仕事は、社会と自分をつなげてくれる欠かせない存在であると考えています。社会とつながることで、さまざまな人と出会い、助け合うことができます。これまで介護の仕事に携わってきましたが、仕事を通して地域住民との繋がり、人の温もりや出会える喜びを実体験を通して感じることができました。これからも人との関わり合いを大切に、周囲との協調性を持って仕事に励みたいと思います。

上記の例文を参考に、自分の考えをまとめてみるとスムーズに答えが出てくるはずです。回答例をさらに詳しく知りたい方は「働くとは何か?意味や面接で使える例文・満足度を上げる仕事の探し方を解説」でも紹介しているので、参考にしてみてください。

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