- フリーター就職支援「ハタラクティブ」TOP
- お役立ち記事TOP
- 大学中退から企画職に就くには?仕事内容や正社員の目指し方を解説
大学中退から企画職に就くには?仕事内容や正社員の目指し方を解説
更新日
この記事のまとめ
- 企画の仕事内容は営業やイベントなど、扱う商品やサービスによってさまざま
- 大学中退後に企画職で活躍するには、リサーチスキルや発想力などが必要
- 販売や営業で培ったコミュニケーション能力は、企画の仕事に活かせる
- 大学中退から正社員として入社後、すぐに企画職に就くのは難しい場合もある
- 大学中退から企画職に挑戦するなら、営業や販売の仕事を経験してみるのがおすすめ
大学中退後、「企画の仕事に関心があるものの、向いているのか分からない」「大学中退から企画の仕事は目指せるの?」とお悩みの方もいるでしょう。企画職の仕事内容は幅広く、求められる能力も異なります。このコラムでは、企画職の種類や仕事内容、働くうえで問われるスキルなどをご紹介。また、企画職の向き不向きの特徴や正社員として活躍する方法も解説するので、ぜひ参考にしてください。
自分に向いている仕事を
簡単に診断してみましょう
性格でわかる
私の適職診断
大学中退からの挑戦!企画の仕事って何をするの?
企画職は、大学中退後からも挑戦できる仕事です。一口に「企画」と言っても、担当領域や扱う商品、サービスによって仕事内容は異なります。たとえば、商品企画・商品開発に携わる企画職では、市場調査や消費者ニーズの分析を行ったうえで自社製品を開発し、売上アップを目指すのが一般的です。
ほかにも、営業企画・イベント企画・プロモーション企画・販促企画など、企画職は多岐に渡ります。大学中退後から企画職に挑戦したい方は、自分のやりたい仕事内容を明確にしておくと、就職先を探しやすくなるでしょう。大学中退後のキャリア形成については、「大学中退したらキャリアはどうなる?就活の方法などを詳しく解説!」のコラムでも詳しく解説しています。ぜひご一読ください。
大学中退から目指せる企画職と仕事内容
企画職は、携わる分野や職種によって仕事内容が異なります。以下では、企画職の仕事内容を詳しく解説するので、職種を決める際の参考にしてください。
商品企画
商品企画とは主に商品開発を行う仕事で、新商品の企画や既存商品のリニューアル、販売戦略などを考えます。さらに、商品企画においては、消費者に受け入れられるものを生み出すアイデアや戦略が必要です。そのため、新商品を企画する際は市場調査や消費者のニーズ調査、価格設定なども仕事内容に含まれます。
営業企画
営業企画の仕事は、商品やサービスを売るための企画づくりや分析を行い、営業活動をサポートすることです。営業戦略として見込み顧客リストの作成や営業ツールの作成なども行います。営業実績や結果が数値で現れるためやりがいが感じられる一方で、責任感も求められる仕事です。営業企画について詳しく知りたい方は、「営業企画とは?仕事内容や向いている人について解説」のコラムをご一読ください。
イベント企画
イベント企画は「イベントプランナー」とも呼ばれ、セミナーやコンサートなどのイベントを企画し、運営する仕事です。企業によっては集客や開催準備を行うことも。イベントには、スポーツ・文化・フェスティバル・展示会などのほか、社内イベントも含まれます。土日開催のイベントも少なくないため、就職活動を行う際は勤務日も確認しておきましょう。
広報・宣伝・プロモーション企画
プロモーション企画は、商品やサービスを売るための宣伝活動を行う仕事です。SNSを利用した宣伝活動や映像の制作なども行います。また、テレビ・新聞、・雑誌、・ラジオなどのマスメディアやWebメディアを通して多くの消費者に自社商品をアピールするため、影響力が大きい仕事です。
販促企画
販促企画は、自社商品やサービスの販売を促進し、利益を最大化するための戦略を企てる仕事です。
商品サンプルの配布や体験会、販促目的のイベントを実施し消費者に直接自社商品をアピールします。
ほかにも、SNSやWebメディアを利用したマーケティングに似た販促業務もあり仕事内容が幅広いため、応募する際は自分の希望を明確にしておきましょう。
経営企画
経営企画は、主に会社の経営方針を考える仕事です。自社の経営状態を把握して経営プランを立てるほか、競合他社を調査しビジネスモデルの立案も行います。さらに、自社のデータ分析を行い、組織体制やマーケティング戦略を考えるなど、予算面だけでなく多角的な分析を行うのも経営企画の仕事です。
経営企画は企業の方向性を決める重要な役割を担っています。そのため、経営企画の職に就くには、高いマネジメント能力や経営に関する専門的知識が求められるでしょう。
大学中退者に企画職がおすすめな理由
企画職はルーティンワークとは異なり、毎回新たなことに挑戦できます。そのため、発想力を活かせるクリエイティブな仕事といえるでしょう。
以下では、大学中退した方に企画職をおすすめする理由について解説します。企画職の魅力ややりがいを知って、就活に活かしましょう。
仕事の自由度が高い
企画職はアイデアを形にする仕事であるため、制約が少なく自由度の高い職種といえます。予算の都合はあるものの、仕事内容は一任される場合が多いため自由に進められるでしょう。
自分のアイデアで人の心を動かせる
自分の考えた企画やアイデアを活かした商品で、人の心を動かせるのも企画職の魅力です。また、開発した商品が広く消費者に受け入れられたり、企画したイベントが大盛況だったりした際は、仕事に対するモチベーションアップにもつながるでしょう。
影響力が大きくやりがいがある
企画職はメディアを利用することも多いため、仕事を通して社会や人に大きな影響を与える仕事です。そのため、評価や反響により「次も頑張ろう」と、やりがいが感じられる場合も。また、企画を実現し成し遂げた際には、大きな達成感も得られるでしょう。
大学中退から目指せる!企画職に向いている人の3つの特徴
「企画職に興味はあるけど、自分は向いているのか分からない」とお悩みの方もいるでしょう。以下では、企画職に向いている人の特徴について解説します。自分に合っているかチェックしてみてください。
1.発想力がありアイデアを提案するのが好きな人
企画職に求められる能力として、発想力は欠かせません。なぜなら、商品開発を行う際は、数多くのアイデアを生み出す発想力が必要だからです。そのため、発想力が豊かな人や多角的な視点で物事を考え提案できる人は、企画職に向いているといえるでしょう。
2.分析力やリサーチスキルがある人
分析力やリサーチスキルがある人も、企画職に向いています。直感で根拠なくアイデアを出すのではなく、世の中のニーズや消費者の動向を調査し何が求められているのかを分析することも企画の仕事の一つです。そのため、企画職では競合他社の分析や売上分析なども行い、戦略的に仕事を進められる人が活躍できるでしょう。
3.コミュニケーション能力がある人
企画職では、社内や社外のクライアントとコミュニケーションを取り合い、企画や開発を行います。そのため、社内のアイデアをまとめたりクライアントのニーズを聞いたりするなど、高いコミュニケーション能力が必要です。人前で話すことも多いため、プレゼンテーション能力も活かせます。
企画職に向いている人については、「未経験から企画の仕事をするには?向いている人や身につけたいスキルを紹介」のコラムでも解説しているので、参考にしてください。
大学中退後は難しい?企画職に向いていない人の4つの特徴
企画職は仕事の自由度が高い反面、「マニュアルがなく進め方が分からない」「アイデアが浮かばない」と困惑する人もいます。以下では、企画職に向いていない人の特徴を解説。入社後のギャップを防ぐためにも、向き・不向きを確認しておきましょう。
1.プレッシャーを感じやすい人
企画職は多方面での影響力が大きい仕事のため、プレッシャーを感じやすい人には不向きな仕事といえます。企業によっては、一つの企画に莫大な予算を掛ける場合もあることから、担当者には強い責任感が求められるでしょう。また、常に新しいことに挑戦し、斬新なアイデアを出し続けなければならないというプレッシャーのもと仕事を行うため、変化を楽しめなければ精神的に辛くなる可能性もあります。
2.意見をまとめるのが苦手な人
企画職はプロジェクト達成に向けて、多くのアイデアを集約し新商品を生み出す仕事です。そのため、意見をまとめるのが苦手な人は、取捨選択の判断ができず業務に支障がでるおそれがあります。また、同僚や上司、社外のクライアントと接する機会も多いため、意見がまとまらないければ板挟みに合う可能性も。多くの人と関り意見を聞いたりまとめたりするのが苦手な人は、企画職には向いていない場合があります。
3.マニュアルのある仕事を好む人
企画職は常に新しいことに挑戦し、前例のない商品や企画を考えなければなりません。そのため、ルーチンワークを好む人やマニュアルに沿って業務を進めたい人は、困惑する可能性があります。安定的に決められた業務を繰り返しこなしていく仕事とは対象に、変化が多く自由度の高い仕事です。企画職を選ぶ際は、自分がどのような働き方を求めているのか確認してみましょう。
4.流行に興味・関心がない人
企画職は、消費者ニーズに応えた商品開発を行う必要があります。そのため、世の中の動きに敏感で「次は何がトレンドになるのか」など、アンテナを張って考えられる人が求められるでしょう。流行に興味・関心がなければ、新たな情報を収集したり斬新なアイディアを生み出すのは難しくなります。
企画職に応募する際は、仕事内容を理解し自己分析をしてみるのもおすすめです。なお、企画職については、「企画職の仕事内容とは?やりがいや向いている人の特徴、必要なスキルを解説」のコラムでも詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
大学中退者が企画職へ就く方法
以下では、大学中退後に企画職に就く方法を解説します。大学中退後、どのようなステップを経て就職活動を始めるのかを確認しましょう。
企業のWebサイトから応募する
応募したい企業がすでに決まっている場合や気になる企業を見つけた際は、企業のWebサイトから直接応募することも可能です。企業のWebサイトの「採用情報」を確認し、企画職での募集の有無を確認してみましょう。
求人サイトから探す
求人サイトは、自分の条件やキーワードを絞って求人検索が行えるため便利です。求人サイトに登録すれば、マッチした求人の紹介や企業からスカウトをもらえる可能性もあります。大学を中退した方は、転職者向けや中途採用向けの求人サイトを利用しましょう。
就職エージェントを利用する
応募から内定獲得まで一人で進めるのは不安な方は、就職エージェントを利用しましょう。就職エージェントを利用することで、履歴書のチェックや面接練習など、多方面でサポートが受けられるため初めての転職や就職でも安心です。
大学中退から正社員で企画職に挑戦し活躍するには?
「若者しごと白書2024(職種別フリーターと正社員の就業割合)」によると、企画職の正社員とフリーターの割合は以下のとおりです。企画職では、91.7%が正社員となっています。大学中退後に企画職を目指す場合は、正社員採用を目指しましょう。
引用:若者しごと白書2024「【職種別】フリーターと正社員の割合」
企業に正社員として入社後、すぐに企画職に就ける場合もあります。しかし、職種によっては難しく、入社後にキャリアアップやキャリアチェンジで目指す場合も。以下では、正社員で企画職に就く方法を解説します。
参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2024
異動によるキャリアアップで企画職を目指す
企画職は、職種によっては新卒者がキャリアアップ先として選択できる場合が多くあります。そのため、入社後は企画以外の職種を経験し、異動によるキャリアアップを視野に入れて就職活動を行うのもおすすめです。企画を目指す過程で、ほかの仕事を経験するとさまざまな選択肢が増えていくためスキルアップにもつながります。
ほかの職種からキャリアチェンジで企画職を目指す
多くの企業ではキャリアチェンジという形で、ほかの職種(営業や販売など)を経験してから企画職に就くのが一般的です。比較的正社員として採用されやすい営業職や販売職で経験を積むことで、現場で培った営業力やコミュニケーションスキルをアピールできます。
入社後すぐに企画職に就くのが難しい場合はキャリアチェンジを目指そう!
企画職で活躍している人のほとんどが、正社員です。しかし、正社員として入社してもすぐに企画職に就けるとは限りません。希望する会社の別の職種に正社員として入社し、その後異動によるキャリアアップで目指す方法もあります。また、ほかの職種で経験を積み、キャリアチェンジで企画職に挑戦することも可能です。「大学中退からの就職活動が不安」「大手企業の企画職も視野に入れて就職活動したい」などの不安や希望がある方は、就職・転職エージェントのハタラクティブへ相談してみませんか?
若年層向けの求人情報が充実している、就職・転職エージェントのハタラクティブでは、大学中退の方をはじめ、高卒・既卒・フリーターの方などの就職活動をサポート。プロのキャリアアドバイザーが、あなたに合った就職先や就職活動の方法をご提案いたします。
マンツーマンによる丁寧なカウンセリングから適職をご紹介するので、大学中退で学歴に不安がある方も安心です。ほかにも、書類添削や面接対策、1分程度でできる適職診断などサポート体制も充実。サービスの登録・利用料はすべて無料です。ぜひお気軽にお問い合わせください。
大学中退から目指す企画の仕事に関するFAQ
ここでは、大学中退から目指す企画の仕事に関する質問に答えていきます。
大学中退から資格なしで企画の正社員に就職するのは無理?
企画職の正社員は学歴や資格を問わないことも多いので、就職は決して無理なことではありません。実務経験やスキルを重視する企業も増えており、特にクリエイティブな職種ではアイデアや企画力が評価される傾向にあります。
企画職に就くためには、販売や営業など、関連する実務経験を積むことや、ポートフォリオの作成が重要です。資格の習得も考えている人は、「就職に役立つ汎用性の高い資格とは?企業が求めるスキルを解説」もご覧ください。
大学を中退したことを企業側に調べられることはある?
企業側が大学中退の経歴を勝手に調べられる可能性は低いでしょう。個人情報の観点から大学側も解答するのは困難です。
ただし、中退の経歴は履歴書に書かないと学歴詐称になる可能性も。「中退歴は履歴書に書く?書かない?学歴詐称による影響と書き方の工夫」のコラムでは、大学中退などの中退歴を履歴書に書く際の注意点も記載していますので、ぜひ参考にしてください。
大学中退から企画職に就職する方法は?
大学中退から企画職への就職を希望するなら、自分の興味や強みを活かせる企画職の種類を明確にしましょう。次に、関連する実務経験を積むために、営業や販売などの職種で働き、コミュニケーションスキルやマーケティング力を磨くことが重要です。
就職活動では、大学中退の経験をどのように自己成長につなげたか、また今後のキャリアにどう活かすかを明確に伝えましょう。
大学中退をポジティブな転機と捉えるためにできることは?
大学中退をポジティブな転機と捉えるためには、自己成長に焦点を当てることが重要です。中退を決断した理由を確認し、中退から就職活動までの時間で得られた新たな学びや、身につけたスキルを振り返りましょう。
振り返りのために、自分のポートフォリオを作成するのもおすすめです。中退を機に、新たな職業経験や企画力の向上につながる努力をアピールできれば、ポジティブな転機と捉えられるでしょう。
一人での就職活動に不安を感じる方は、就職・転職エージェントを利用してみましょう。ハタラクティブでは、大学中退の方など、若年層向けの就職活動をサポート。経験豊富なキャリアアドバイザーが、あなたの希望や思いに寄り添って就職活動を支援いたします。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。
※2023年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。