面接質問、新卒と第二新卒でどう違う?

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この記事のまとめ

  • 企業は新卒にポテンシャルを求め、ビジネスマナーは求めない
  • 社会人経験のある第二新卒はビジネスマナーを求められることが多い
  • 新卒は面接で志望理由を質問されることが多い
  • 第二新卒は志望理由に加えて退職理由を質問されることがある
  • 新卒は面接の質問を通して社風との相性を、第二新卒はビジネスマナーを細かく見られる"

第二新卒として転職活動をする人に向けて、新卒の就活と比べた面接の質問内容の違いをお教えします。社会人経験のない新卒と、すでに会社勤めを経験している第二新卒では、企業が評価するポイントが異なります。
第二新卒はビジネスマナーが身についていて当たり前と見なされるので、言葉遣いや振る舞いに一層の注意が必要です。新卒との質問内容の違いを知って、選考対策を考えるヒントにしてください。

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新卒と第二新卒に企業が求めるもの

新卒だけに限定せずに、第二新卒も積極的に採用する企業が増えています。しかし企業が新卒と第二新卒に求める能力や役割は異なります。面接で質問されるポイントも異なるので注意しなければなりません。面接で適切な受け答えをするには、求められるものをしっかり理解しておく必要があります。

企業が新卒に求めるのは、コミュニケーション力や主体性といった働くための素養です。仕事に必要な知識やビジネスマナーについては、入社後の研修で教えることを想定している場合が多いようです。

一方で第二新卒には、ビジネスマナーを身につけていることを求める企業が多い傾向にあります。
第二新卒はすでに社会人として働いており、新人として教育を受けた経験があると考えられています。第二新卒を採用すれば、新卒を採用する場合より教育にかかるコストを抑えられると想定しているのです。

特に同業種からの転職であれば、仕事の基礎知識も習得していることを期待されます。転職者は、新卒より早く戦力になると考えられているのです。

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質問内容の違い

新卒も第二新卒も、面接では最初に志望理由を聞かれることが多いです。それに加えて第二新卒の場合は、前職の退職理由も質問されると考えておきましょう。
退職理由は「グローバルな仕事をしたいので退職した」、志望理由は「グローバルな活動をしている御社で働きたいと思った」というように、ふたつを関連付けて答えると一貫性が感じられます。

第二新卒は前職を数ヶ月~数年で退職しているので、採用担当者はすぐに辞めてしまうことを警戒しています。退職理由と志望理由が納得できるものであれば、短い期間での転職でも採用担当者に安心感を与えることができるでしょう。

新卒を採用する場合、面接の時点では配属先が決まっていないことがよくあります。新人教育を行いながら適性を確認して、力を発揮できる部署に配属するのです。そのため面接は仕事に関する内容より、人間性や学生時代の経験に関する内容が中心となります。
しかし第二新卒を採用する場合は、面接の段階ですでに配属先が決まっていることも少なくありません。転職後、すぐに仕事に取り組んでもらうのが一般的だからです。そのため面接での質問も、人間性などより仕事に関する内容が中心となります。転職前に身に付けた知識やスキルについて詳しく聞かれるケースも多いでしょう。

チェックされるポイントの違い

面接では答え方や振舞いなどもチェックされますが、新卒と第二新卒ではポイントが異なります。
新卒の場合は、元気の良さや社風との相性などを重点的に見られます。
第二新卒でもそれらは見られますが、それ以上に社会人としての基本を身に付けているのかをチェックされます。

面接は、挨拶や受け答えなどを通して、接客に必要なビジネスマナーをチェックされる場です。
第二新卒の場合、いい加減な挨拶や稚拙な受け答えしかできなければ、採用してもらうのは困難であるといえます。逆にビジネスマナーに沿った挨拶と受け答えができれば、転職後にすぐに仕事を任せられるという好印象を与えられます。
もちろん熱意を伝えることも重要ですが、やる気だけではなく、態度や言葉の端々をチェックされていると心得ておきましょう。

新卒と第二新卒では面接で質問されるポイントが異なります。第二新卒の面接で大切になるポイントを把握しておかないと、適切な受け答えをするのは難しいでしょう。ハタラクティブは、第二新卒の転職をサポートするノウハウを揃えています。面接で重視されるポイントももちろん熟知しているので、初めての転職にも安心して望むことができますよ。

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