その転職は「逃げ」か「攻め」か？転職理由の答え方

世の中には転職に対して、「仕事を変えるのは甘え」とする意見がありますが、果たして転職は「逃げ」なのでしょうか？
今回のコラムでは逃げの姿勢がいけない理由とともに、転職を成功させる考え方を紹介します。

転職すべきかどうか迷っているなら、ぜひご参考にしてください。

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「逃げの転職」は駄目なのか？

転職が「逃げ」といわれるのは、転職の動機が後ろ向きであることが理由のようです。
転職にはキャリアアップやスキルアップの目的もありますが、実際には人間関係の問題や残業の多さ、仕事内容への不満から職場を去る人が多いでしょう。
仕事は何もかもが自分の思い通りにいくものではないので、不満があったからといってすぐに転職する姿勢を「逃げ」と捉える意見があるのかもしれません。

ただ、問題に対して自分なりに対処しできる限りの努力をしたのであれば、そこから先の転職は逃げにはならないでしょう。自分の力を今より発揮できる職場を探すというのは、決して後ろ向きな姿勢ではありません。
転職を逃げにしないためには、現在の職場で出来る限りの手を尽くすことが大前提。それから、勢いで職場を辞めるのではなく、転職先にどんな条件を求めるのか、次にどんなスタイルで仕事をしたいのか、自分なりの軸を決めることが大切です。
自分のキャリアプランや働くスタイル、職場に求める条件を明確にした上で転職すれば、入社後に「やりたい仕事ではなかった！」というミスマッチが起こるリスクを減らせるでしょう。

転職を成功させる考え方とは

「逃げの転職が駄目」というのは、「転職に対して後ろ向きな姿勢が企業に評価されない」という意味でもあります。
同じ職場で働く仲間として、仕事に対して消極的で愚痴の多い人材と意欲的で何でもやろうという人材だったら、企業は後者を選ぶはずです。

転職を考えたきっかけは、残業の多さや人間関係の問題であるかもしれませんが、面接で転職理由を問われた時には回答の仕方を工夫しましょう。
例えば、人間関係に不満があった人は、「風通しの良い環境でチームで連携をとりながら働きたかったから」と言い換えることができますし、残業に関しては「効率的に業務ができる環境に身をおき、スキルアップに時間を使いたかったから」などと説明できます。
回答の仕方を工夫するというのは、何も嘘をつくのを勧めているわけではありません。転職を考えたきっかけが不満だったとしても、そこには「今後はこうなりたい」という何かしらの思いがあるはずです。
面接では前職への愚痴や不満ではなく、自分の展望や意欲の部分を伝えると良いでしょう。

理想の転職はハタラクティブへ！

「逃げかもしれない」と転職に悩んでいる方は、5年、10年後の未来について考えてみてはいかがですか？
今の職場にいて将来的に成長できるのかいう視点を持つと、転職すべきどうかの判断がしやすくなります。このまま5年経っても何も変わらず自己成長もないという予感があるなら、積極的に転職を考える時期なのかもしれません。

今が転職のタイミングなのかわからない場合、第三者のアドバイスを受けるのも有効です。
転職支援のハタラクティブでは、経験豊富なアドバイザーがカウンセリングを実施し、プロ目線での意見をお伝えいたします。
転職を決めた方にはご希望や適性に合った求人提案、面接対策、企業への条件交渉のサービスを提供し、転職活動を全面的にバックアップしていきますので、ぜひお気軽にご相談ください！

監修者：後藤祐介キャリアコンサルタント

一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています！

京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。

資格

• 国家資格キャリアコンサルタント
• 国家資格中小企業診断士

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