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第二新卒の自己PRの効果的な書き方とは?例文や注意点をご紹介!
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この記事のまとめ
- 企業が第二新卒を採用するメリットは研修コストが抑えられ、長期的に雇用できること
- 第二新卒の自己PRの書き方は、自分のエピソードを基にすると説得力が増す
- 第二新卒の自己PRは、応募する企業が同業種か異業種かによっても書き方が異なる
第二新卒の方の中には「転職する際の自己PRの書き方が分からない」と悩んでいる人もいるでしょう。第二新卒の転職活動で自己PRを考える際には、過去の業務や経験を書き出してみましょう。第二新卒は、企業の印象や評価される部分が新卒時とは異なる可能性があります。このコラムでは、第二新卒の方に向けて、自己PRを考える際のポイントや注意点をご紹介。例文もまとめているので参考にしてください。
企業が第二新卒者に感じる魅力
早期退職は、採用担当者から「根気がない」「就職できてもまたすぐ辞めそう」などネガティブに受け取られるのでは、という印象を持つ人が少なくないでしょう。しかし、実際には第二新卒のメリットである部分を企業が高く評価することもあります。ここでは、企業が考える第二新卒の魅力についてご紹介します。
コスト面
第二新卒は前職での研修や指導、経験を通して、社会人としての基礎が身についています。そのため、企業にとっては、ビジネスに関わる基礎的な研修コストがかからず、費用を抑えられるというメリットがあるようです。
長期的な雇用が見込める
就職後すぐに退職してしまったとしても、人によっては一度社会人としての経験を通したからこそ、やりたい仕事への意欲や志望動機が明確になっている可能性もあります。「長期的に勤めてもらえる可能性が高い」と捉える採用担当者も多いでしょう。
柔軟な発想を取り入れられる
第二新卒の年齢は、4年制大学卒業だと22~25歳くらいであると考えられます。大学院卒ということを考えても、27歳前後が目安といえるでしょう。20代の転職活動では、若さを活かした吸収力や柔軟性のある発想力・対応力が期待される傾向があります。
第二新卒の強みや企業が採用するメリットについて、より詳しく知りたい方は「第二新卒を採用するメリットとは?転職を成功させるポイントも解説」にて解説しているので、ぜひ参考にしてください。
第二新卒が自己PRを考えるときの注意点
第二新卒にはメリットが多いものの、採用担当者によっては「退職するまでの期間が早い」と感じられることもあります。第二新卒の転職活動で自己PRを考える際には、新卒での就活時との違いを理解することが大切。以下で詳しくご紹介するので、確認してみましょう。
同業種・同職種へ転職する場合
同業種・同職種へ転職する場合は、転職を希望する理由を明確に伝えることがポイント。面接官に「すぐ辞めるのでは」という不安を与えないよう、具体的に内容を盛り込みましょう。
たとえば、「やりたいことが前職ではできない理由(応募先企業のどういった点が自分の希望とマッチしているのか)」「どのような経験から、転職に至るほどのやりたいことが見つかったのか」などが明確にできると良いでしょう。
異業種・異職種への転職する場合
異業種・異職種でも活かせそうなスキルや経験を盛り込みつつ、意欲や熱意をベースに組み立てましょう。社会経験のない新卒やキャリアのある中途採用ではなく、第二新卒の強みをアピールできるような内容を心掛けることが大切です。
なお、第二新卒は入社してそれほど年数が経っていないため、実績があるという人は少ないでしょう。実績がない場合は、前職でどのような姿勢で仕事に取り組んでいたのか、具体例とともに明示するのが効果的です。
第二新卒であることをアピールするコツについては、「第二新卒とは?転職の場で採用ニーズが高い理由やいつまでが対象かを解説!」のコラムでも紹介しているので、あわせてご覧ください。
第二新卒の自己PRの書き方が分からない際のポイント
「第二新卒の自己PRの書き方が分からない」と悩んでいる場合は、以下のポイントを実践してみてください。
- ・過去の業務や経験を書き出す
・評価されたことや実績を残せたことを考える
・応募先が求めている人物像と自分を比較する
この3つのポイントを実践して考えてみると、効果的な自己PRが思いつくでしょう。
自己PRの書き方が分からないという第二新卒の方は「第二新卒向け自己PRの例文をご紹介!詳しい書き方やポイントも解説」のコラムも参考にしてみてください。
第二新卒の自己PRでアピールすべき内容
第二新卒の自己PRでアピールすべき点を内容別にご紹介します。自己PRを考えづらいと思っている方は、以下を参考にして考えてみましょう。
ビジネスマナーの基礎が身についていること
ビジネスマナーや基礎が身についていることを自己PRでアピールする際の例文は以下のとおりです。
例文1
「前職では○○をメインとした入社時研修で、○○や○○などの社会人としての基本的なマナーを身につけることができました。」
例文2
「○○の仕事に携わった際、その業務を通してパワーポイントを使った資料の作成ができるようになりました。」
例文3
「○○といったトラブルが発生した際、上司への迅速な報連相や周りとの連携を意識し、早期解決することができました。」
成長意欲とメンタル面の強さやバイタリティ
成長意欲とメンタル面の強さやバイタリティを自己PRで伝える際の例文は以下のとおりです。
例文1
「上司や先輩に積極的に質問し、すぐに疑問点や不安点を解消できるように努めました。また、今後の業務や将来に役立てられるよう、質問したことや心に残った言葉、やりとりなどを資料としてまとめていつでも見直せるようにしています。」
例文2
「チームでの達成目標とは別に自分でも1ヶ月単位での目標を掲げ、達成できるよう上司や先輩にロールプレイングやフィードバックを頼みました。また、顧客の情報についても細かくメモを取るなどの対応をすることで、入社後○ヶ月で目標を達成できるようになりました。」
どのような形で企業に貢献していきたいかのビジョン
どのような形で企業に貢献していきたいかといったビジョンを自己PRで伝える際の例文は以下のとおりです。
例文1
「私は前職で営業職に携わってきました。この業務を通して得た私の強みは、「人との信頼関係を築くこと」と「ニーズを汲み取る力」です。まずは顧客との信頼関係を築くため、積極的にコミュニケーションを取ったり相手の情報をメモをしたりと、自分から歩み寄る姿勢を心掛けてきました。その結果、達成目標である○件以上の契約を継続して取ることができるようになりました。
これは、顧客と向き合うことでニーズを理解し、それぞれの要求に沿った提案ができたからだと思っています。この経験を活かして、貴社の営業力や顧客の満足度に貢献していきたいと考えています。」
「第二新卒で転職活動を成功させられる自信がない」という人もいるでしょう。しかし、前述のとおり、第二新卒を採用したいと考える企業も多く存在します。また、未経験の職種・業界であってもチャレンジしやすい点も第二新卒のメリットです。これまでと違うことに挑戦したいものの、自分一人での転職活動が不安な場合は、エージェントを活用するのも1つの方法です。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。